反射する暗黒と白いブラックホール [SF]
銀河系の中心にあるブラックホールをX線天文衛星「すざく」がとらえた写真です。
青く光っているのが「暗黒星雲」で、白くなっているところが「ブラックホール」なんやそうです。「暗黒星雲」が青いのはブラックホールのX線を反射しているからなんやそうで、それをX線天文衛星が撮ったからこんな色になっている、ということやねんやろう。
「暗黒星雲」が青かったり「ブラックホール」が白かったりするという表現はなんか変な感じがするけれど、X線写真(やろうなと思う)やから光学望遠鏡の捕らえるような色にはならんのであろう。私らかてX線写真やったら骨しか映ってへんでしょ。
SFファンのくせにこういう科学オンチまるだしの書き方をして恥ずかしい限りではあるなあ。堀さん、小林さん、林さんごめんなさい。
それはともかく、この写真のざらつき具合がええなあ。CGなんか使うて再現したり図解にしたりすると、こういう味わいはでませんよね。きれいになりすぎる。それに、きっとついうっかり「暗黒星雲」も「ブラックホール」も黒くしてしまうかもしれんぞ。言葉というものはそれ自体人を縛ってしまうものやからなあ。