「鉄腕バーディー」と「テレパシー少女・蘭」 [テレビアニメ]
7月に入りまして、TVアニメも新番組が次々と始まっております。
昨夜、金曜深夜枠で始まったのがゆうきまさみ原作赤根和樹監督の「鉄腕バーディーDECODE」。ゆうきさんは「究極超人あーる」「機動警察パトレイバー」などでそのSFセンスのよさを発揮している漫画家やし、赤根監督はアニメで量子SFをやってしもうた「ノエイン」の監督。第1話はバーディーが地球にやってくるようになった発端からテンポよく始まって今後に大いに期待できる。
ところで、6月後半からNHK教育で「電脳コイル」の後番組として始まったのがあさのあつこ原作の「テレパシー少女・蘭」。こちらは少女がテレパシー能力を持っていることに気がつき、敵らしい女の子とクラス全員のいる教室でESP合戦をするというどひゃーな展開で始まったわりには、まわりの友だちがそのESP合戦を特に疑いもせずに雷かなんかが起こしたものと納得してしまうなど、つっこみどころ満載の展開。
あさのさんのものをちゃんと読んでへんから断言はでけんけれど、あさのさんにはSFのセンスというものがあまりないように見受けられる。というか、サイコキネシスやとか使うているのに、「テレパシー」で片付けてしまうあたり、SFそのものをちゃんと読んだことがあるのかどうか疑問です。
「テレパシー少女・蘭」の場合、そのSF部分のええかげんさがお話そのものの矛盾にもなったりしていて、「わかってへん人がSFみたいな話を書くとこうなる」というのの見本になってるように思う。
SFは、その面白さを感じるセンスが、やっぱり必要不可欠なんやなあと思うた次第。この2作を比較してはいかんということはわかってますけどね。そやけど「テレパシー少女」と「電脳コイル」を比較したらもっともっと「テレパシー少女」のうーむなところが強調されてまうもんな。
昨夜、金曜深夜枠で始まったのがゆうきまさみ原作赤根和樹監督の「鉄腕バーディーDECODE」。ゆうきさんは「究極超人あーる」「機動警察パトレイバー」などでそのSFセンスのよさを発揮している漫画家やし、赤根監督はアニメで量子SFをやってしもうた「ノエイン」の監督。第1話はバーディーが地球にやってくるようになった発端からテンポよく始まって今後に大いに期待できる。
ところで、6月後半からNHK教育で「電脳コイル」の後番組として始まったのがあさのあつこ原作の「テレパシー少女・蘭」。こちらは少女がテレパシー能力を持っていることに気がつき、敵らしい女の子とクラス全員のいる教室でESP合戦をするというどひゃーな展開で始まったわりには、まわりの友だちがそのESP合戦を特に疑いもせずに雷かなんかが起こしたものと納得してしまうなど、つっこみどころ満載の展開。
あさのさんのものをちゃんと読んでへんから断言はでけんけれど、あさのさんにはSFのセンスというものがあまりないように見受けられる。というか、サイコキネシスやとか使うているのに、「テレパシー」で片付けてしまうあたり、SFそのものをちゃんと読んだことがあるのかどうか疑問です。
「テレパシー少女・蘭」の場合、そのSF部分のええかげんさがお話そのものの矛盾にもなったりしていて、「わかってへん人がSFみたいな話を書くとこうなる」というのの見本になってるように思う。
SFは、その面白さを感じるセンスが、やっぱり必要不可欠なんやなあと思うた次第。この2作を比較してはいかんということはわかってますけどね。そやけど「テレパシー少女」と「電脳コイル」を比較したらもっともっと「テレパシー少女」のうーむなところが強調されてまうもんな。