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目抜き通りにコンビニ [日常生活]

 今日はお昼に京都に用事があり、そのまま数時間本屋のはしごをしたりしてから夕食会。時間つぶしのために京都の中心部、河原町通から四条通、烏丸通などを歩く。
 店の入れ替わりが激しいのは承知の上やから、それについてはとやかく言うまい。
 ただ、古い店がつぶれてその代わりにできるのがコンビニというのは、幼い頃から学生時代までを過ごした場所だけに、それでええんかという気になってくる。
 コンビニがあると確かに便利。そやけど、数多くあった書店などが軒並みなくなり代わりにできるのがカラオケボックスやコンビニやったりするというのはどんなものか。時代の趨勢というてしもたらそれでおしまいよ。景観、そして町の空気が明らかに私の知っていた京都の目抜き通りやなくなっている。
 こういうところに並ぶ店はいずれも一定水準以上の格がないとあかんように思うていた。そのハードルがみるみる低くなっている。となると、街そのものの風格も感じられなくなってくる。
 京都の中心部が、そこらへんの駅前みたいなものとほとんど変わらんようになっていくのが、そこで育った者としてはなんか寂しく、そして許せんような気持ちになるのでありますね。

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