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DAICON7私的レポートその1 [SF大会]


 というわけで、SF大会「DAICON7」に妻とともに行ってまいりました。会場から逐一レポートをお送りする予定やったけれど、面倒なんでやめ。写真は会場の岸和田市「波切ホール」であります。
 難波から南海特急ラピートに乗って岸和田に到着。会場まではメインの商店街を直進するだけというわかりやすいルート。古い店(結納屋なんてちゃんと営業してるんや)がそのまま残り、だんじり祭りの提灯がいたるところに吊ってある。その雰囲気は昭和の香りがしてなんや懐かしい。
 それはともかく、今回の大会で印象に残ったことを簡単に書き連ねておくことにしよう。
 まず、手際があまりよくない。私はゲスト受付に行ったんやけれど、名札が見つかるまでかなり時間がかかった。スタッフの人たちの顔には寝不足の色がありあり。準備を十分にしている余裕がなかったのかな。
 企画の一覧を見ていても、この大会で何をしたいかがはっきりしない感じがする。開会式でオープニングムービー「ナナちゃん」を見て、私なりに合点がいった。このムービーを作るのでいっぱいいっぱいやったんと違うやろうか。大会実行委員会独自の芯となる企画がないのはつらかった。自主企画や持ちこみ企画にばかり頼りすぎると、その大会ならではという色が出にくいのですね。
 今日見た企画では3DCGアニメ「FREEDOM」上映会が印象に残った。カップヌードルのCMでおなじみのアニメーションを大画面で見るというのはなかなかのアイデアでしょう。池田憲章さんや森田修平監督らの話も興味深いものやったし。
 ぎゃくに、「SF落語を書く」という企画では、せっかく田中啓文、浅暮三文、北野勇作、小林泰三、田中哲弥、牧野修という面子をそろえて落語会「噺をノベル!」の話題をしていて面白い掛け合いやらネタもあったのに、司会の牧紀子さんが落語をまったくというてええほど知らんので、出演者のおもろいおしゃべりを十分引き出しきってへん。私、司会者も出演者も全員知り合いなんですよね。そやから「もっと持って行きようがあるやろう!」と歯ぎしりしてしもうたのですよ。僭越ながら、私に司会進行をさせてほしい企画でした。一応私もゲストで呼んでもろうてるんですし、司会役は何度も経験してますからね。
 見たい企画はそれくらい。あとは古くからの知人と同窓会みたいな雰囲気でおしゃべりしたり(これが楽しかった!)。19時頃には帰途に着く。夕食は難波の大阪府立体育会館前にあるトルコ料理のお店。ここはお薦めです。おいしくて割安で分量もちょうどいい。
 もっと帰りが遅くなるかと思うていたけれど、早く自宅に帰れてよかったですね。こういう自宅に帰れる大会は初めてなんでちょっと新鮮かもね。

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