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敗者への拍手 [教育]

 大相撲小言場所「九州場所をふりかえって~安馬、白鵬と優勝決定戦、大関へ~」を新規更新しました。

 確かに教育にも競争は必要やろう。成績で差がつく生徒がいてるのはしかたない。ただ、この場合の競争は、画一的に「テストの点数」だけを物差しにすべきものではなく、運動能力や特別な技能など、さまざまな物差しが用意されてないとあかんと思う。そうやなかったら、テストの点数が悪かったというだけでその子どもは敗者となる。その敗者にもちゃんと拍手が送られる場がないと、敗者は一生傷を負って生きていかんならん。
 教育討論会とかいうのがまた開かれて知事が「教育論」をぶち、新教育委員が何とかの一つ覚えみたいに「早寝早起き反復」を主張していたらしいけれど、自分の考えだけをお互い一方的に言うのを討論会というかどうかはさておき、もし知事の「競争は必要」の中に「敗者への拍手」が含まれていないとしたら、私は首肯しかねる。そうでないことを願うばかりでありますよ。
 というか、「競争」という言葉よりも「切磋琢磨」という言葉のほうがふさわしいんやないかと思うんですけどね。

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