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枝雀と春蝶 [演芸]

 今日はNHKBS2の「蔵出し劇場」で、「この人・桂枝雀ショー」(1986年3月放送)をやっていたので、むろん録画し、そして見た。
 枝雀師匠が「死ぬのがこわい病」になった時に話し相手となってくれたという恩師や、奥様の桂枝代さん、入門の時期の近い桂春蝶師匠など、異色のゲストが次々と登場してきた。
 なんともいえん気分になったのが、春蝶師匠と枝雀師匠の組み合わせやったね。2人とも故人やというだけやなく、見かけも芸風も正反対(春蝶師いわく「性格も裏表」やとか)の2人が、とても親しく話をしている。春蝶師匠が言いにくいこともぽんぽんというと、枝雀師匠がオーバーに笑うて受け流しているのが印象に残った。この2人がもう10年長く生きていたら、というか、今でも健在やったら、どんな落語をきかせてくれてるんやろう。そんなん言うてもせんないことですが。
 それにしてもNHKはほんまに貴重な映像をようけ持っているんやなあ。ただテレビで見せるだけやなしに、DVDなど商品化した方がええのもかなりあると思うんやけどね。まあ、今日はとにかく放送してくれただけでもよろしいわ。DVDにダビングして保存したしね。
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