繁昌亭DEハナシをノベル [演芸]
今日は夕方から妻と外出。天満天神繁昌亭で「繁昌亭DEハナシをノベル」という落語会。中之島公会堂で隔月でやっている方はこれまで諸般の事情で日程的に会わず行かれなんだので、今回は夏のSF大会で田中啓文さんが告知した時から行きたいと思うていたのです。
プログラムは以下の通り。
・桂雀五郎「初天神」
・月亭八天「わぁわぁ言うております(作・田中哲弥)」
・桂文華「八五郎坊主」
・月亭八天「残月の譜(作・田中啓文)」
・月亭八天、田中啓文、牧野修、北野勇作、我孫子武丸、田中哲弥「トークをノベル」
雀五郎さんはきっちりと語っているけれど、メリハリが少し足らず、笑いをとれるところで爆笑にまでつながらなんだけれど、表現の端々に枝雀、雀三郎両師匠を思わせる可愛らしさがのぞいて今後に期待。
文華さんはその点テンポもメリハリもよくしっかりと笑わせてくれた。八五郎の無邪気さがよく出ていた。サゲは本来のもので、枝雀のやり方とはまた違う。それがすこしわかりにくかったかも。
さて本命の八天さんやけれど、「わぁわぁ」は哲弥さんらしい意表をついた吉本コメディ的なドタバタが楽しめた。下座さんを試すようにはめものの入るネタの名場面を次々と繰り出していくあたりの即興性に八天さんの遊び心が見られて面白かった。
「残月」は少し小説的な構成が残る落語。高座で笛を吹かせるというアイデアが面白い。主人公の大塚という武士の意地の張り方がもっと理不尽に意固地であればさらに面白かったように思う。
トークはSFファンならおなじみのぐだぐだしたどこへ行くかわからん面白さ。もっとも、八天さんが手綱を握ってるから暴走することはなったけどね。
帰りに天神橋筋商店街をぶらぶら歩く。こんな風に妻と歩くのは久しぶり。それもまた楽し。
というわけで、「ハナシをノベル」初体験はとても楽しい気分にさせてくれました。田中さんたちは浴衣姿で寒そうやったけれど。
プログラムは以下の通り。
・桂雀五郎「初天神」
・月亭八天「わぁわぁ言うております(作・田中哲弥)」
・桂文華「八五郎坊主」
・月亭八天「残月の譜(作・田中啓文)」
・月亭八天、田中啓文、牧野修、北野勇作、我孫子武丸、田中哲弥「トークをノベル」
雀五郎さんはきっちりと語っているけれど、メリハリが少し足らず、笑いをとれるところで爆笑にまでつながらなんだけれど、表現の端々に枝雀、雀三郎両師匠を思わせる可愛らしさがのぞいて今後に期待。
文華さんはその点テンポもメリハリもよくしっかりと笑わせてくれた。八五郎の無邪気さがよく出ていた。サゲは本来のもので、枝雀のやり方とはまた違う。それがすこしわかりにくかったかも。
さて本命の八天さんやけれど、「わぁわぁ」は哲弥さんらしい意表をついた吉本コメディ的なドタバタが楽しめた。下座さんを試すようにはめものの入るネタの名場面を次々と繰り出していくあたりの即興性に八天さんの遊び心が見られて面白かった。
「残月」は少し小説的な構成が残る落語。高座で笛を吹かせるというアイデアが面白い。主人公の大塚という武士の意地の張り方がもっと理不尽に意固地であればさらに面白かったように思う。
トークはSFファンならおなじみのぐだぐだしたどこへ行くかわからん面白さ。もっとも、八天さんが手綱を握ってるから暴走することはなったけどね。
帰りに天神橋筋商店街をぶらぶら歩く。こんな風に妻と歩くのは久しぶり。それもまた楽し。
というわけで、「ハナシをノベル」初体験はとても楽しい気分にさせてくれました。田中さんたちは浴衣姿で寒そうやったけれど。