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タイガースファンの株主総会 [時事ネタ]

 阪急阪神ホールディングスの株主総会で「去年は新外国人は駄目。ことしはもっとひどくて、慌ててブラゼルを入れた。新人を含めてどういうポイントでスカウトしているのかまったく分からない」というような発言をした株主がいて、タイガースの球団社長が「「現状はふがいない成績でご心配をおかけして申し訳なく思っている。(編成については)ご意見を真摯に受け止めて来季以降に生かしていきたい」と答えたそうな。
 これは株主が会社の経営方針について意見をしたり管理したりするガバナンスのつもりで言うたんやろうか。でもなあ、外国人選手は当たり外れや見極めが難しい。長年プロ野球を見てきているけれど、例えばフィルダーなんてオープン戦のころはダメ外人呼ばわりされてたし、クルーンは当初はメジャー帰りの佐々木投手にひっついて離れないということだけしか話題にならなかった、なんてのを覚えている。シーツはカープ入団当時は打撃はあてにならないが守備だけは一流という評価をされていた。
 どういうポイントでスカウトしているかはなんとなく想像がつく。日本の生活になじめるかどうかをポイントにしてるんやないかな。それとメジャーでの実績と。去年のフォードにしても今年のメンチにしてもメジャーでの実績は申し分ない。問題はそんなええ選手がなんで日本球界からのオファーにこたえたか、というところでしょう。
 文句をつけるんやったら、結果だけを示して注文するんやなくて、もっと細かくデータを分析し、過去5年間の選手補強の実態を提示してどういう傾向があるかなどを示しつつ建設的な意見を出してもらいたいもんです。そうやなかったら、いかに株主とはいえただのファンが球場でヤジをとばしてるのと変わらんやないか。そのうち株主総会で「監督を辞めさせろ」やとか「わしを監督にせえ」とかいうどうしようもないファンが出てくるんやないかと心配になってくるね。

 6/21(日)は「たちよみの会」の例会です。多数のご参加お待ちしています。

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