醤油感 [コンビニ]
今日通勤時によったコンビニに貼ってあった手書きポスターであります。うなぎ弁当の宣伝ですね。
“5つのこだわり”があるそうで、国産うなぎ使用、4回タレつけ焼き蒲焼き仕上げ、コシヒカリ使用、和歌山有田産山椒使用、はよろしい。引っかかったのは“醤油感とコクのある甘み”というところですね。
あのお、“醤油感”て、なんですねやろ。醤油みたいな感じの醤油やないタレ、ということなのか。醤油の味が濃いので「おお私は猛烈に醤油の味を感じるぞ!」ということなのか。
まったくわからん。“~感”と使う時は例えば「不快感」やとか「爽快感」やとか、「~を感じる」というようなときやから、「醤油感」というたら「この香り、味わい、塩加減、まさに醤油の味が強烈に感じられる!」ということなんかなあ。
うなぎ弁当にはこだわりが5つもあるのに、日本語の用例にはこだわりがないんですね。
6/21(日)は「たちよみの会」の例会です。多数のご参加お待ちしています。