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生徒からのニックネーム [教育]


 生徒は教師にあだ名をつけたがるものやと思うけれど、そのあだ名で面と向かって呼ばれるとなると、心中複雑なものがあるのですね。
 最近隣のクラスの女子生徒の何人かが私のことを「りぼんちゃん」と呼ぶのです。私の前髪は年々くせが強くなって、ウェーブを描いたり跳ねたりする。その形が「とっとこハム太郎」のレギュラーキャラクターの「りぼんちゃん」(上図)の髪型に似てるらしいのですね。
 まあ鼻下にひげをたくわえているというだけで「マリオ」(下図)と呼ばれるよりは、独自の感性があるだけよしとせねばならんのかのう。

 4年前に担任をしていたクラスの生徒たちは、喜多をひっくりかえして「たっきー」と呼んだり、「喜多っち」と呼んだりしていた。「たっきー」なんてジャニーズのファンが聞いたら怒り狂うんやないかと心配したけど、まあそういうことはなかった。「喜多っち」は親しみがこもってるというたら聞こえはええけど、友達感覚なんかなあ。
 ちなみに私の現在の担任クラスの生徒たちは「喜多さん」と呼ぶ。私ゃ隣のおっちゃんか。まあ、「りぼんちゃん」や「マリオ」に比べたらちゃんと名前を呼んでもらえるだけましなのかもなあ。でもホームルームの時間に生徒からいきなり「喜多さん」と呼ばれるのもなんやしらんけったいな具合ですわ。
 あと「野口英世先生」なんて呼ぶ生徒に対しては、なんと反応していいのやら。確かにくせっ毛で鼻下にひげで彼らが一番思い浮かべやすいのは千円札の人物かもしれんけどね。

 10月18日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

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