アニメ「赤毛のアン」との再会 [テレビアニメ]
できのよいのはわかってましたよ。1979年制作のアニメ「赤毛のアン」であります。当時私は高校生。日曜夜7時半の「世界名作劇場」の枠でリアルタイムで見た時、そのすごさに夢中になったものです。
で、今朝からサンテレビで毎日再放送されるということがわかり、録画したものを帰宅してすぐに見た。おっさんの目で見たらどうなるか。現在のコンピュータにより動きが格段に良くなったテレビアニメに慣れた目で見たらどうか。
溜息が出た。
これ、セルでしょう。コンピュータでの原動画製作なんか一切ない時代ですわな。それやのに、そのなめらかできめ細かい動きの凄さ! また宮崎駿さんの画面構成による効果的なカットもみごと。実写映画よりも目配りのきいた高畑勲さんのリアリズムの極致というべき演出。近藤喜文さんの描くキャラクターの表情の生き生きとしていること!
懐かしくて、オープニングを見ているだけで胸がいっぱいになった。こんなすごいのを毎週放送してたんや。そしてそれを感受性豊かな10代の時にリアルタイムで見られた幸せ。
この枠の名作アニメは、「赤毛のアン」をピークにだんだん質が落ちてしまう。そして宮崎さんも高畑さんもテレビを少しずつ離れて映画にシフトしていく。
アニメ「赤毛のアン」については他にも思い出があるんやけれど、それはまた別の機会に。
3月21日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。
で、今朝からサンテレビで毎日再放送されるということがわかり、録画したものを帰宅してすぐに見た。おっさんの目で見たらどうなるか。現在のコンピュータにより動きが格段に良くなったテレビアニメに慣れた目で見たらどうか。
溜息が出た。
これ、セルでしょう。コンピュータでの原動画製作なんか一切ない時代ですわな。それやのに、そのなめらかできめ細かい動きの凄さ! また宮崎駿さんの画面構成による効果的なカットもみごと。実写映画よりも目配りのきいた高畑勲さんのリアリズムの極致というべき演出。近藤喜文さんの描くキャラクターの表情の生き生きとしていること!
懐かしくて、オープニングを見ているだけで胸がいっぱいになった。こんなすごいのを毎週放送してたんや。そしてそれを感受性豊かな10代の時にリアルタイムで見られた幸せ。
この枠の名作アニメは、「赤毛のアン」をピークにだんだん質が落ちてしまう。そして宮崎さんも高畑さんもテレビを少しずつ離れて映画にシフトしていく。
アニメ「赤毛のアン」については他にも思い出があるんやけれど、それはまた別の機会に。
3月21日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。