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はてなの茶碗 [日常生活]

 昨日の朝、結婚以来使うている萩焼の湯呑をぽろりと床に落としてしもうた。もともとひびは入っていたけどなんとか使えていた。それでもさすがに床に落とすとひび割れが深くなったのか、お茶を注ぐとぽたぽたと漏りますのや。
 というわけで、ついに湯呑リタイア。そのかわりに、学生時代に「米朝十八番」という落語のカセットのセットについていた特別付録の湯呑を使うことにした。米朝師匠の円熟期の高座を録音したセットで、湯呑も大切に保管していたものなんやけれど、実は使いたくて仕方なかったのです。
 鮨屋の湯呑のように大きなもので、カセットのセットに収録された落語の演目が表面に書かれている。妻は100円ショップで代わりの湯呑を買うて用意していてくれたみたいなんやけど、落語の「はてなの茶碗」よろしくぽたぽた漏る湯呑の代わりに使うんなら、やっぱり落語にかかわるものを使いたいという、そんな気持ちなのですね。
 そんなん使うんもったいない!
 そう言う方もいてはるかもしれんけれど、せっかくの湯呑を死蔵するのもまたもったいない。というわけで、今度のは大事に大事に一生もんとして使い切りますぞ。
 さすがに鮨屋の湯呑。重くてしっかりしてて持ちやすく使いやすい。これなら大丈夫やな。

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