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「怪盗ルパン全集」完結? [読書全般]

 ちょっと気になることがありまして。
 ポプラ社文庫クラシックスというレーベルから出ている「怪盗ルパン全集」であります。
 今月で14巻目が刊行され、今日、その14巻の「魔女とルパン(創元推理文庫版では「カリオストロ伯爵夫人」)」を読み終わったところなんやけどね。投げ込みの「新刊案内」に「完結!」と書いてあるわけよ。
 ちょっとまってえな。親本の「怪盗ルパン全集」は少なくとも30冊はあったぞ。これまで出たものの解説で触れられているもので未刊行のものもあるし。ネットで調べたら、昭和30年代に刊行された第1期分がここまでなんで、一応完結ということなんでしょう。
 未刊行の分はどうなるのか知りたくて、ポプラ社のホームページを見たけれど、完結とも以下続々刊行とも書かれてへん。えらい不親切やなあ。できたら南洋一郎の書いたオリジナルのルパンやとか、ボワロー&ナルスジャックによる続編も含めて全部復刊してほしいぞ。
 なにしろこっちが片付いてくれんと、私が待望している「山中峯太郎版ホームズ」の復刊なんてまだまだ先ということになるやんか、なあ。
 というわけで、ポプラ社さんには態度をはっきりさせていただきたいと要望する次第であります。

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