R-1ぐらんぷり2011 [演芸]
今日は朝から大阪でも雪。午前中はテレビを見たり床暖房の上でぬくぬく寝たり。
午後からは不祥事のため自宅謹慎した生徒の家庭訪問に。雪はやんでたけど、寒いから家を出るのをぐずぐず遅らせてしまう。外に出てしもうたら、あるいて体もぬくもるし、地下鉄など暖房はきいているからそれほど寒さに震えるというほどのことはなかったけど、それでも寒いもんは寒い。
この時期、雪が振ることは珍しくないんやけどね。30年ほど前、大学入試のために四条大宮から立命館大学まで市バスに乗った時に、窓に雪が吹きつけていたのを今も覚えてるもんなあ。
それなりに寒さは体にこたえていんやろう。家庭訪問から帰宅したらほっとしたのか疲れが出て午睡。爆睡する。
夜は「R-1ぐらんぷり2011」を見る。ピン芸は審査員の評価も難しいんやと思う。優勝した佐久間一行という芸人さんの芸は私には合わなんだとみえて、なんで彼が優勝したのかようわからん。最初の井戸の妖怪のネタで、これは1回戦で消えるかと思うたら、トーナメント制のおかげか勝ち抜く。2回戦はスリムクラブ真栄田のペーソスあふれるネタの方がおもろいと思うたけれど、ネイティヴ・アメリカンみたいな扮装であまりうまくない紙芝居を見せるというネタで突破。決勝戦のAMEMIYAの人生の苦悩を絞り出すようなコミック・ソングの前に今度もあかんかと思うたが、最後だけはわかりやすい「中学生が昆虫の腹に触るのが気持ち悪い」というネタで、これは笑えた。そやけど、これやったらその前に敗れた他の芸人さんの漫談の方がおもろかったなあ。テレビ的に求められているキャラクター。ということか。吉本所属の強みなのか。
決勝で負けたけど、インパクトはAMEMIYAの方が強かった。「冷やし中華はじめました」「Tokyo Walkerに乗りました」「この売り場から1等が出ました」という店頭の張り紙から妄想を広げ、人生の哀歌を切々と訴える笑いには、確かな構成力とドラマ性があり、大人向けの笑いやったね。
つまり、今のテレビに求められているのは大人向けのほろ苦い笑い、ではないということを今年の大会でも教えてくれたということか。
ま、大人の芸はテレビではなくライヴで楽しむべし、ではありますけどね。
午後からは不祥事のため自宅謹慎した生徒の家庭訪問に。雪はやんでたけど、寒いから家を出るのをぐずぐず遅らせてしまう。外に出てしもうたら、あるいて体もぬくもるし、地下鉄など暖房はきいているからそれほど寒さに震えるというほどのことはなかったけど、それでも寒いもんは寒い。
この時期、雪が振ることは珍しくないんやけどね。30年ほど前、大学入試のために四条大宮から立命館大学まで市バスに乗った時に、窓に雪が吹きつけていたのを今も覚えてるもんなあ。
それなりに寒さは体にこたえていんやろう。家庭訪問から帰宅したらほっとしたのか疲れが出て午睡。爆睡する。
夜は「R-1ぐらんぷり2011」を見る。ピン芸は審査員の評価も難しいんやと思う。優勝した佐久間一行という芸人さんの芸は私には合わなんだとみえて、なんで彼が優勝したのかようわからん。最初の井戸の妖怪のネタで、これは1回戦で消えるかと思うたら、トーナメント制のおかげか勝ち抜く。2回戦はスリムクラブ真栄田のペーソスあふれるネタの方がおもろいと思うたけれど、ネイティヴ・アメリカンみたいな扮装であまりうまくない紙芝居を見せるというネタで突破。決勝戦のAMEMIYAの人生の苦悩を絞り出すようなコミック・ソングの前に今度もあかんかと思うたが、最後だけはわかりやすい「中学生が昆虫の腹に触るのが気持ち悪い」というネタで、これは笑えた。そやけど、これやったらその前に敗れた他の芸人さんの漫談の方がおもろかったなあ。テレビ的に求められているキャラクター。ということか。吉本所属の強みなのか。
決勝で負けたけど、インパクトはAMEMIYAの方が強かった。「冷やし中華はじめました」「Tokyo Walkerに乗りました」「この売り場から1等が出ました」という店頭の張り紙から妄想を広げ、人生の哀歌を切々と訴える笑いには、確かな構成力とドラマ性があり、大人向けの笑いやったね。
つまり、今のテレビに求められているのは大人向けのほろ苦い笑い、ではないということを今年の大会でも教えてくれたということか。
ま、大人の芸はテレビではなくライヴで楽しむべし、ではありますけどね。