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阪急電車~片道35分のドラマ的なナニ [日常生活]

 今日は阪急電車に乗って京都へ。今津線やないから様々な人間ドラマが織り重ねられるというようなことはないのであります。いや、今津線でも有川浩さんの小説みたいなことが立て続けに起こっているはずはないのですけどね。
 自分の乗ってる車両に中谷美紀さんみたいな人がそんなにしょっちゅう乗り込んでくることなんてそうそうないのです。そらまあそやね。
 阪急電車は会社ぐるみでキャンペーンをはっていて、自動販売機でラガールカード(阪急のプリペイドカードです)を買うと映画の写真のデザインのものが出てくる。ポスターには有川さん書きおろしの新作スピンオフ短編が掲載されている。つい読んでしまいます。
 ではなにもドラマ的なナニが何もないかというというとそうでもない。
 私は茨木市駅でなんとか座れて、そこから爆睡。目的の桂駅ではっと目を覚ます。もう少しで出発しそうな雰囲気やったので、あわてて忘れ物がないか確認して席を立つ。私と入れ替わるように子ども連れが乗ってきた。
 で、その子どもが私に向かって頭を下げて一言。
「ありがとう」
 あ、私なにか例を言われるようなことをしたかなあ。その子に席を譲るために立ったわけでもないし。でも、その子にはそう見えたんかな。
 私の後方からお母さんがその子に言うてるのが聞こえてきた。
「お礼は言わんでもええのよ」
 子どものボケにちゃんとつっこんでおります。
 で、そこからその母親と私の間に何か交流があってドラマが生まれたら面白いんやけれど、入れ違いですからね、そんなものが起こるわけがない。せいぜいドラマ的なナニという程度ですわ。

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