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長門裕之の死 [追悼]

 先週もそうやったけれど、土曜の夜に「ニコニコ生放送」のサイトから相撲のタイムシフト視聴をやろうとすると、とにかくパソコンが動画を読みこんでくれない。この時間帯はアニメの放送をやってるから、そっちに人が殺到するんでおそろしくつながりにくくなってるんやろうなあ。序ノ口からの相撲をずっと流しっぱなしにして9時間だらだらと見ることは可能。そんな時間あらへんて。
 というわけで本日の視聴はあきらめた。幕内の取組のみ、先週と同様携帯の小さな画面で見る。物足りないけど仕方ない。
 で、ネットをうろついていたら俳優の長門裕之さんの訃報 に接する。享年77。
 最近やと特撮ドラマの「大魔神カノン」に長老の役で出演してはったのが記憶に新しい。特にうまいという演技ではないですけど、そこにいてるだけで重みのある存在感があった。
 ええなあと思うたのは映画「寝ずの番」で死体の役を演じたはった時かな。落語の大師匠の役で、中井貴一さんたちがどう見ても落語家には見えへんのに対し、ちゃんと落語家らしさを出していて、ほんまにええ感じやった。
 昔、「洋子へ」という本を出した時、自分の知り合いや友人についてまで思い切り本音でしゃべったのをそのままライターの方が書いてしまい、それが問題になった時の記者会見で「こんな本はダメです!」と言いきってはったのが妙に記憶に残っている。すぐに内容をソフトにした改訂版を出してはったけど、私は改訂される前のおもろい方を持っております。
 奔放な個性のある役者さんやった。これでまた一人「昭和」が消えた。
 謹んで哀悼の意を表します。

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