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宰相延命 [時事ネタ]

 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、てなとこでしょうか、菅丞相。
「いずれことを果たしたら自ら腹かっさばこうぞ。それまではしばし待ってくれやい」みたいなくさーい芝居をしたわけでありますね。で、なんとか徳俵で踏みとどまった、みたいな。
 そんでもって谷垣はんは伝家の宝刀を抜いたつもりが切る相手がどっか行ってた、というようなことになったわけですね。伝家の宝刀というのは抜くぞ抜くぞと見せかけておいて相手にプレッシャーをかけるためにあるもので、抜いてしもうたらもうあとがないのですが、抜くタイミングを間違えはったということになるなあ。これでしばらくは菅丞相の首をとることは難しくなったわけですね。それどころかご自分の首があやしくなってきた。
 朝の大阪ローカルのテレビ番組「おはようコールABC」でコメンテイターの方が「総理の場合、どんなにちゃんとした判断をしても、現状ではすべて延命のためにやっているようにしか見えない」と言うてはったけど、ほんまにそんな感じがするね。
 とにかく震災と原発事故のカタがつくまでは菅丞相は生き延びることができる……のかな。まあ社民連の時代から叩かれても叩かれてもへこたれずに頭をもたげてついには総理の座をつかんだ方やからなあ。かなりしぶとく生き延びそうな気がする。それがこの国にとってええことか悪いことかはわからんのですけどね。

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