SSブログ

ケーキと女心 [日常生活]

 今日も完全休養日。朝食後、何本か録画した番組を見てから昼過ぎまで寝る。昼食後、風薬を飲んでからしばらく休んで、外出。今日は妻の誕生日なんで、駅前に昨年開店したおいしいケーキ屋にケーキを買いに行くことにしたのです。
 駅前の交差点では維新さんの市会議員が、府の職員の給料を下げたことをさも自分の手柄話のように演説していて、むかっとくる。この議員はもともと府の職員やった人やねん。そんなに給料下がったことが嬉しかったんか。自分の仕事に対する評価を切り下げられたのは当たり前と思うてたんか。こっちは給料以上の仕事をしているという自負があったから、下げられた時にどんなに悔しかったか。そんなプライドもない奴が議員になったからというて虎の威を借るキツネ然と好き放題並べてるのが嫌でも耳に入ってくる。
 そんなところで「では、WTCの購入費は誰が払うたん? 耐震補強費は誰の金で払うん? それでも府の財政は黒字でございと威張ってられるん? また職員の給料を下げたらええとかいう安直な方法をとるん?」と相手の胸倉をつかんで啖呵を切りたい気分になったけれど、ここはこらえる。だいたいそんな論争を挑む体力はもうかけらも残ってません。だいたいそこで論争して何が変わるか。私のもつ武器は選挙での1票だけ。その1票の重みを今回ほど感じることはないですよ。
 いや、今日の本題はそんなことやなかった。
 ケーキ屋さんでケーキを選んでたら、私の前に若いカップルが選んでいた。2つ選び終えたあと、女性が「あとね、プリンも食べたい。もうひとつプリン買うし」と言うた。男性は「そんなに買うて食えるんか」と偉そうに言う。見てたら、財布を出して支払いをしているのは女性の方。「1060円です」と言われて小銭がないとみえ、男性に「100円玉でいいから持ってへん?」ときく。しかし男性はもうケーキ屋を出ようとしている。
女性は仕方なく10000円札を出して支払いをしていた。
 どうも様子を見ていると新婚さんではないみたい(財布が別、というあたりからの類推)。これは、あれやね。男性は「この女はもう俺のもん」くらいに思うていて、偉そうにしているんと違うかね。そやけどケーキ代の1060円くらい嘘でもええからその場は出したれや、あとで割り勘にするにしてもやなあ。
 これは私の勝手な憶測ですが、十中八九、男が振られるね。クリスマスまではもつかもしれんけど、そこまでこんな調子で偉そうにしてたら、クリスマスがすんだ時点でポイ、かな。
 ケーキは別腹、くらいはわからんか。やってしもうたら征服したと単純に考えてませんか。まともにつきおうた女性は妻くらいの私でも、女性がそう一筋縄ではいかんもんやということくらいわかりますがな。
 というわけで、維新議員さんの手前勝手な演説に体が震えるほど感じた怒りも、この若いカップルを見てたらずいぶんと和らいだのでありました。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感