新成人への「社説」 [季節ネタ]
ピンとこないけれど、ハッピーマンデー成人の日であります。むりやり月曜日に祝日を作ったのに景気は一向に上向かんというのなら、ぼちぼち元に戻したらどないだ。
それはともかく連休最終日も完全休養。これで明日からの授業再開に万全の態勢で臨める……かどうかはわからん。まあ生徒も休み明けですから、ぼちぼちと。
それはそうと、昨日と今日の各新聞の社説は新成人へのメッセージがずらりと並び、おっさん連中(私よりも少し上の世代、かな)がわかった風なことを書いていて、読み比べると非常に面白かった。
曰く「世のため人のために生きなさい」。曰く「今はくらいが明るい未来は君たちの力で作りなさい」。曰く「尾崎豊の歌を理解でけんとはなにごとか」。
私の場合は仕事がら若者たちと毎日接するというのを20年以上続けているから、その時々によって気質がそれぞれ違うことがわかるし、それに一律同じような訓示を垂れることの無意味さも知っている。
さてさて各新聞社の論説委員さんたちはどれだけ若者に接した上で書いているのか。朝日新聞の「尾崎豊」うんぬんはまだ接した上で書いているだけましというもの。産経新聞の「世のため人のため」のうさんくささは耐えがたいものがあるなあ。
そして一番わかってへんなあと思うのは、新成人のほとんどが「社説」なんて欄をちゃんと読んでいるかどうかということですわ。「時事問題」の授業をここ2年担当している経験からいうと、「社説」をちゃんと読んでいる人は(大人でも)それほどいてへんのやないかと。そんなところで新成人たちに説教しても届いているかどうか。
あ、読まれてないことを前提に好き勝手書いているのかな。それなら理解でけんこともないな。
それはともかく連休最終日も完全休養。これで明日からの授業再開に万全の態勢で臨める……かどうかはわからん。まあ生徒も休み明けですから、ぼちぼちと。
それはそうと、昨日と今日の各新聞の社説は新成人へのメッセージがずらりと並び、おっさん連中(私よりも少し上の世代、かな)がわかった風なことを書いていて、読み比べると非常に面白かった。
曰く「世のため人のために生きなさい」。曰く「今はくらいが明るい未来は君たちの力で作りなさい」。曰く「尾崎豊の歌を理解でけんとはなにごとか」。
私の場合は仕事がら若者たちと毎日接するというのを20年以上続けているから、その時々によって気質がそれぞれ違うことがわかるし、それに一律同じような訓示を垂れることの無意味さも知っている。
さてさて各新聞社の論説委員さんたちはどれだけ若者に接した上で書いているのか。朝日新聞の「尾崎豊」うんぬんはまだ接した上で書いているだけましというもの。産経新聞の「世のため人のため」のうさんくささは耐えがたいものがあるなあ。
そして一番わかってへんなあと思うのは、新成人のほとんどが「社説」なんて欄をちゃんと読んでいるかどうかということですわ。「時事問題」の授業をここ2年担当している経験からいうと、「社説」をちゃんと読んでいる人は(大人でも)それほどいてへんのやないかと。そんなところで新成人たちに説教しても届いているかどうか。
あ、読まれてないことを前提に好き勝手書いているのかな。それなら理解でけんこともないな。