ふたつの「民意」 [時事ネタ]
大阪で原発稼働の是非を問う署名が一定数集まったので住民投票ができるようになったんやそうです。普段から「民意」を強調する市長さんは「我が意を得たり」と言うかと思うたら、「原発反対は自分でやる。住民投票をしたら約5億円の金がかかるからやらないほうがよい」てなことをおっしゃっております。
彼の言う「民意」は、自分と自分の一派への投票のことだけをいうのでしょうか。署名は立派な民意です。住民投票こそ代表を選ぶ選挙よりもはっきりと民意を反映するものです。デマゴギーにより作られたポピュリズムではなく、大衆の中から発生したポピュリズムです。そして、一部の利権に対抗できる大衆の要求は、後者のポピュリズムによって実現されるのです。
彼は何を恐れているのでしょう。大衆の中から自然発生する「民意」が、彼の権力をおびやかすという恐れなのでしょうか。そこらあたり、私にはわかりません。
ただ、住民投票によって原発停止の要求が通った場合、彼の手柄が一つ減るということだけは確かです。「脱原発を達成した地方首長」という勲章を彼がもし求めているのならば、住民投票など邪魔な存在となるだけですから。
果たして彼の真意は何処にありや。
1月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月は新年会を予定しています。ご参加をお待ちしています。新年会のみの参加も大歓迎です。
彼の言う「民意」は、自分と自分の一派への投票のことだけをいうのでしょうか。署名は立派な民意です。住民投票こそ代表を選ぶ選挙よりもはっきりと民意を反映するものです。デマゴギーにより作られたポピュリズムではなく、大衆の中から発生したポピュリズムです。そして、一部の利権に対抗できる大衆の要求は、後者のポピュリズムによって実現されるのです。
彼は何を恐れているのでしょう。大衆の中から自然発生する「民意」が、彼の権力をおびやかすという恐れなのでしょうか。そこらあたり、私にはわかりません。
ただ、住民投票によって原発停止の要求が通った場合、彼の手柄が一つ減るということだけは確かです。「脱原発を達成した地方首長」という勲章を彼がもし求めているのならば、住民投票など邪魔な存在となるだけですから。
果たして彼の真意は何処にありや。
1月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月は新年会を予定しています。ご参加をお待ちしています。新年会のみの参加も大歓迎です。