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「船中八策」の意味 [時事ネタ]

 完全休養日。ほんまは妹の狂言の発表会に行きたいところやったんやけれど、疲れが取れず断念。3月半ばまでこの状態は続くのかねえ。
 午前中は先週録画してためていた「カーネーション」「鈴子の恋」などの連ドラ数日分や深夜アニメ「男子高校生の日常」やらあれこれと見る。午後からは爆睡。とにかく寝る。
 明日もこんな調子かのう。
 以下、どうでもええことですが。
 大阪市長も東京都知事もしきりに「維新の会」や「新党」の政策の骨子について「船中八策」という言葉を使うたはるけれど、元祖「船中八策」の坂本さんは志半ばで暗殺されたということを踏まえてのことなんやろうなあ。殺されてもかまわんという気概で「船中八策」という言葉を使用したはるんやったらその意気やよしと言いたいところですが、単に龍馬気取りでええかっこしいで「船中八策」を乱発してるんやったら、やめとかはった方がええと思うがなあ。
 何しろ坂本さんという方は、「船中八策」を書いたはええけれど、新政府ができた暁には中枢には入らず、商社を起こして貿易に専念するつもりでいたらしいしねえ。ご自分を坂本さんになぞらえるということは、「船中八策」を書いても、それを実行する時は自分は責任はとらずに逃げて金儲けをしますよ、という意味にもとれまっせ。
 市長は基本的には小説は読まんらしいし(府知事就任直後の産経新聞の取材でそない言うたはります)、文化的なことについては無関心な方なんでそういう言葉づかいをしても「ああ、知らはらへんのやな、やっぱり」と鼻で嗤うてあげたらすむんやけれど、都知事は一応もと文学者ですからね。確信犯的に「船中八策」と言うてはるのかもしれんな。それやったらやらしいことでおますなあ。

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