芥川賞と直木賞の授賞式で、田中慎弥さんが「どうもありがとうございました」と一言だけの挨拶で終わったとか。
ただ口下手なだけなのか話題づくりを提供するサービス満点の策士なのか。どちらにしてもたいしたものであります。
どんな作品を書いているんやろうという関心を持つ人も多いやろう。おかげで円城塔さんの存在がかすみがちなのが残念ではあるけれど。
まあ、作家たるものコメントやあいさつよりも自分の作品を読んでいただければええという自負はあるやろうからね。そういう気概も感じられる。
やるなあ。
2月19日(日)は
「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。