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土俵の神様 [大相撲]

 愛すれどTigers「次のクローザーは筒井に決定?」を更新しました。

 昨日の大相撲秋場所千秋楽結びの一番で、日馬富士が白鵬に勝った後、しばらく土俵上に倒れ込んだまま動かなかった。精根尽き果てるまで戦った大一番やったんやなあと感じいっていたけれど、他にも理由はあったみたいですね。
 今朝の新聞を読むと、おでこを土俵に刷りつけるようにして、土俵の神様にお礼をしていたそうな。なるほど、さすが広い大地に育まれたモンゴル出身力士らしいわいと思うたけど、よう考えたら白鵬がそんなことをしている姿は見たことがない。ましてや朝青龍にそういう謙虚な姿を求められようはずもなく。
 八百長騒動で多くのモンゴル人力士たちが星のまわし合いをしていたということもあるし、土俵の神様に祈るというのはモンゴル力士やからというのとは関係ないな。これはもう日馬富士独自の行動なんでしょう。
 どの力士にも真似をしろとは言わんけれど、これくらいの気持ちがあるからこそ幕内では2番目の軽量(1番は隆の山。96キロは十両を含めても最軽量でしょう)であるにもかかわらず、横綱昇進を勝ち取るまでに精進を重ねることができたんやろうね。
 屁ェみたいな相撲を取って勝とうとする力士たちに対して、横綱としてこの姿勢が手本になるようにしていってほしいな。横綱こそ腰に「結びの神の緒」を締め、土俵入りという神事を行う存在なんやからね。そこに国籍やの生まれやのは関係ないと思うぞ。

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