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呪われた妻 [日常生活]

 今日は粛々と事務作業と対外交渉を続け、そこそこ仕事が進む。疲れは相変わらずたまっているけれど、気温が高かったせいか、エンジンのかかりはそれほど遅くなかった。
 で、帰宅途上、書店の前で妻に「帰るコール」。
 いきなり「呪われたぁ」と言われてぎょっとする。何者かが妻の泥人形でも作って心臓に針をひと刺しでもしたか、はたまた玄関に真言密教の札でも貼ってあったか。
 で、一拍置いてはたと思いだした。妻は一昨日実家に帰っている。義母が牡蠣に中って強烈に下したというので、様子を見に行ったのです。「呪われた」のではなく「ノロわれた」ということか。ノロウイルスに感染したらしい。
 朝から吐き気と発熱、そして壮烈な下痢に襲われたらしい。そんな状態で夕食の支度なんぞした日には私も一発で感染してしまう。帰りにスーパーに寄って惣菜を買うてきてと弱々しく言われる。むろん、妻はとても食事どころではないので、私の分だけちょろりと唐揚げやきんぴらなどを買うて帰る。炊飯器のセットも私が。
 弱り切った妻と、それでも何本か録画してあったアニメを見たりする。どこまでもオタクな夫婦であった。とはいえ、力尽きた妻は早々と就寝。私は録画してあったソ連映画「カラマーゾフの兄弟」などを見てから、パソコンに向かう。
 妻の容体は徐々に快方に向かうているみたいなので、明日もゆっくり休んでくれたらなんとか回復するでしょう。あとは私が感染してへんかどうか。今のところ快食快眠快便。潜伏期間は48時間くらいなので、発症するとしたら明日か。食後、腸にビフィズス菌を仕込んでおく。がんばれビフィズス菌、ノロウイルスなんぞに負けたらあかんでえ。

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最低限度の生活 [時事ネタ]

 H庫県O野市では、生活保護を受けている人がパチンコ屋で楽しんでいたら、通報されるそうです。
 はて、「生活保護」というのは憲法第25条第1項「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」第2項「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」という条文を根拠に保障されるものではありませんでしたか。
 つまりやね、生活保護を受けているからというて、その使い道に関しては衣食住のみに限定されるとはならんわけです。パチンコが「文化的」かどうかは人によって判断が分かれるところやろうけれど、「ささやかな楽しみ」くらい大目に見てやったらどないだ、と私なんか思うわけですね。
 どうも世の中から「寛容」の精神がなくなりつつあるように思う。規則を守らんやつはけしからん、監視して余裕ぶっこいてたらお上にちくったる。そんな空気が醸成されているように思う。
 公務員が休憩時間以外に煙草をすうておる。けしからん、通報や。
 そんなことばかりやってたら、お互いにそれぞれが監視しあい通報しあい、支配者に取り締まられる、あくびもできねば屁もこかれへん社会になるんと違いますか。

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にせもの侍ジャパン [プロ野球]

 今日から期末考査。担当している授業の試験が初日にさっそくあり、すぐ採点。その他、あれこれと雑事をこなす。夕刻から雨天という予報やったから、降る前に退出し、少し小雨が降りかかるところを帰宅。
 夜はテレビでタイガースの試合を見る。なぜか相手チームに鳥谷みたいな選手がいてたけど、あれは多分よく似た別な人なんでしょう。あれだけ選球眼のいい打者がタイガースの二軍半の投手相手にあっけなく空振り三振するなんておかしいものね。
 侍ジャパンとかいうたぶん「さわやかおやじ」がオーナーのディスカウントショップのチームが相手(関西人以外にはわからんネタですまん)。日本球界を代表する巧打者たちのそっくりさんが次々と打席に立ち、昨年一軍で一度も投げなんだ左腕の中継ぎ投手川崎、ドラフト1位で入団しながら6年目を迎えて崖っぷちの白仁田、大卒2年目の新人伊藤和にきりきり舞いさせられていた。やはりそっくりさんではあかんのう。先発のメッセンジャーなんか余裕の投球でしたぞ。
 ああ、あれ、ほんまもんでしたん。実績のあるメッセや川崎にやられるのはともかく、白仁田やら伊藤和に抑えられているようでは世界一なんて、ねえ。投手陣はさすがによかったけどね。それでもここというところで伸び悩む伊藤隼にタイムリーを浴びた湧井、勝負弱いぞ。0-1の完封負けというのは実は一番きつい負け方で、投手陣が踏ん張っても打線の援護がないチームというのは、だんだん疲労がつもり重なってしまうものなのです。昨年のタイガースがそうやったでしょう。
 心配なのは守備で隼太と交錯して顔面に裂傷を受けて担架で運ばれていった上本。テレビ朝日のアナウンサーは口では心配そうなことを言いながら、退場したあとの上本の様子のレポートなんかまるで入れよらへんの。あ、これはアナウンサーのせいでなくディレクターがいかんのか。東京のテレビ局というのは怪我人の容体などどうでもよいのか。冷たいもんですな。
 というわけで、侍ジャパンはとっとと予選リーグで敗退し、鳥谷と能見を早くタイガースに返してほしいものです。いやほんま。

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サミット課題 [教育]

 明日は合格発表。どんな生徒が入学してくるのかは、来年度にふたを開けてみないとわからんのですけれど、その生徒たちに向けて入学前に出す課題をせっせこせっせこと作成。
 中には安倍晋三日本国首相、バラク・オバマアメリカ合衆国大統領、ウラジミール・プーチンロシア連邦大統領、習近平中国共産党総書記、朴槿恵大韓民国大統領の写真を並べて、名前と肩書を書かせるというのを入れてみた。「できればフルネームで書いてみよう」なんて書いてみたんやけれど、実はプーチン大統領のファーストネームをすらすらと言える同僚が一人もいてませんでした。実は私もそのひとり。「ラス・プーチンやったっけ」「それはない」。ま、調べたらすぐにわかったんですけどね。
 さて、新入生諸君は写真だけ見て誰が誰かすぐにわかるんやろうか。習近平総書記あたりはわかりにくいかもしれんなあ。写真だけ見たらそこら辺にいてるおっさん然としてるもんなあ。
 せめてしんぞう首相とオバマ大統領くらいはぱっと見てわかってほしいものです。

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ジャスミンは子持ち [テレビ全般]

 今日は完全休養日。とにかく疲れきっているので、休まねばならん。午前中は例によって戦隊ものやの仮面ライダーやの前夜の深夜アニメやの宇宙兄弟やのあれこれ見てから、昼食後、本格的に午睡。爆睡した。夜もちゃんと寝てるのにね。
 ところで、先週から始まった「獣電戦隊キョウリュウジャー」やけれど、2回目の今週、キョウリュウブルー(30代という設定! 若者ばかりの戦隊ものには珍しい)の子持ちの妹が登場。これがなんとかつて「特捜戦隊デカレンジャー」でジャスミンことデカイエロー役をし、「怨み屋本舗」などのドラマにも主演した木下あゆ美さんではあーりませんか。
 元戦隊ものの出演者がこういう形で出演するのは実に珍しい。しかも子持ちですよ子持ち。
 まあねえ、「デカレンジャー」の放送からもう10年近く立ってるわけやから、ジャスミンが子持ちの役で現れても何の不思議もないんやけれど、おっちゃんとしてはなんか一気に歳をとったことを目の前に突きつけられてショックでしたぞ。

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半ドン [トリビア]

 本日も入試業務で出勤。月曜に代休があったらええんやけれど、今回の休日出勤の代休は3月の春休みの時期であります。さすがに土曜にフル出勤は疲れた。昔は土曜も出勤やったやないかというお方もいてはるやろうけれど、仕事は午前中で終わり、半ドンで帰宅しておりました。
 と書いて、「半ドン」という言葉が今も通じるんかどうか不安になってきた。4時間勤務日のことをさす言葉ですが、もう死語かなあ。昔読んだ豆知識の本には「休日を意味する“ゾンダック”という外来語に、半日だけ休日という意味で“半ゾンダック”と呼んだのが転訛して“半ドンダック”となり、略して“半ドン”と呼ぶようになった」というような意味のことが書いてあったと記憶するけれど、ほんまかいな。
 完全週休2日というのが定着した今、「半ドン」は完全に死語になっているんやなかろうか。

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内輪もめ選挙 [時事ネタ]

 本日も入試関係業務。ただし、自教科の試験があらへんから、他教科のお手伝いというような形で作業をする。それだけに、採点や点検などで専門の教員にしかでけん作業の間は、職員室で待機。入試業務が終わったらすぐに在校生の期末考査が始まるので、待機の間は問題作成など自分の仕事ができた。
 とにかくほとんど同じ体勢で仕事をし続けていたので、非常に疲れた。血行が悪くなっているんやろうなあ。しばらくはタイトなスケジュールに追われる日々が続きそう。
 それはそうと、堺市長選挙が面白くなってきた。前回の選挙では当時の維新府知事の刺客として立候補し、前市長を落選させた現市長が、今度は現在の維新市長の敵にまわっているのであります。自分が送った刺客が自立してコントロールでけんようになったので、新しい刺客を送りこんで、こんどこそ言うことを忠実に聞く人物を堺市長にすえようということになるのかな。
 これって、外部から見たらただの内輪もめやんか。市長の座というのは手駒でしかないということになるのかな。市民も馬鹿にされたものであるなあ。さらに兵庫県知事はうるさがたの現職を追い落とすために維新のこうほをたてるんやて。兵庫県民はそれほど維新に期待しているとは思われんのやけど、さて、そんなに思い通りにいくものかな。ただし、維新の選挙はふたを開けたらあっと驚く結果になっていたりすることがあるから、思い通りにいくかもしれんけど。その次は京都、奈良に刺客を送りこもうというはらなんやろうね。
 府の新しい教育長は維新市長の友人が任命される予定とか。民意が聞いてあきれる。とにかくいつも私情で動く方なんやなあ。

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書きながら考えたら [教育]

 今日は入試の採点業務。受験生の作文をひたすら読む。
 内容が浅くなるのは仕方ない。人生経験も知識も不足している上に、いきなりタイトルを与えられて400字詰めの原稿用紙1枚分の「小論文」を20分で書かなならんのやからね。この時私も試験監督をしていたんやけれど、題を見せられてすぐにかりかりかりと書き始める生徒もいたもんなあ。
 とりあえず書く。書きながら考える。書きながら考えをまとめる。20分なんてすぐにたつ。とにかく何でもいいから書いたら少しは点になるやろう。
 まあそんな感じですかな。
 例えば、今私にそういう課題が突きつけられたら、20分でどれだけのことが書けるか。頭の中でまとめあげてから書き始めてたら、きっと時間切れになるやろう。生徒たちがやってたみたいに、書きながら考えてそれなりの体裁を整えるのがやっとなんやないかな。
 それはそれでわかってますけどね。そやけどやっぱり文法も一貫した論旨もなにもあったものか、みたいなものを立て続けに100数十枚もひたすら読み続けるのはやはり大変でありましたぞ。

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社会科のない入試 [教育]

 今日は大阪府立高校の前期入試。日程や形式が今年から変更になり、社会科と理科の試験がなくなった(後期入試ではなぜか存続)。英数国の三科目と小論文だけ。私の専門教科の試験がなくなったわけやから、ある意味では楽になったとはいえるけれど、来年度の新入生たちが中学校でどれだけ社会科の内容を理解しているのかということの現時点での目安がなくなり、年度当初に行う実力テストの結果が出るまで待たんならんことになった。
 私の勤務校では1年生には学校設定科目の「基礎社会」というのを今年から実施しているんやけれど、教科書はなく、独自の教材で「社会科アレルギーをなくす」「社会科の基本的な考え方を身につけさせる」というような目標を立てて授業を作ってきた。今年の1年生は入試でどれだけの力があるかわかっていたので、入学前に出す課題も作りやすかったけれど、今年はそういうわけにはいかん。
 一応私が「基礎社会」のチーフとして1年間差配してきたわけやけれど、今度作る課題までやらねばならんのやろうなあ。としたら、実力テストの予習みたいなことをさせるべきやないかと悩んでおります。
 社会科と理科の試験を廃止する必然性が私には感じられんのやけれど、今の大阪市長が府知事になってから、こういう根拠がよくわからん「改革」で現場がばたばたするのはよくあること。「維新」とか「改革」というのは、変える必要のないものでもとにかく変えたら有権者にアピールできてええという意味やったんかいなあ。

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23年ぶりのメール [教育]

 朝から大阪市内でも粉雪が舞う。めったに雪など降らん大阪市内でこれやから。ならから出勤している同僚にきくと、「吹雪いてた」とのこと。そのかわり夜になったら雲が晴れ、月が明るく輝いていた。久しぶりですわ。ここのところ雨模様で曇りがちやったからなあ。明日は高校入試。受験生諸君、好天のもと、待っておりますぞ。
 ところで、昨日の日記をアップしたあと、パソコンのアドレスのメールチェックをしたら、私が初めて学校の講師として赴任した定時制高校の教え子からメールが来ていた。24年前、その高校では1年だけつとめ、翌年からは亀岡市の中学校の講師になった。わずか1年だけやったけれど、塾の勤務を辞めて教員を目指すことにした第一歩目のことやから、あの1年については今でも鮮明に記憶がある。
 運動が苦手な私が野球部の顧問をし、練習試合では審判までつとめた。書きだしたらきりがないくらいいろいろなことがあった。その時の野球部員からのメールです。亀岡に行った翌年に野球部が全国大会に出場し神宮球場まで応援に行ったんやけれど、その時に会うて以来やから23年ぶりか。かれらももう40過ぎのはず。
 たった1年だけのつき合いやったのに、ネット上で私の名前を見つけてメールしてくれたんか。なんか面映ゆい気がするけれど、この仕事を続けてきてよかったと思う。よう私のことなんか覚えててくれたなあ。
 あの1年で、私はちゃんと採用試験に合格したいと心から願うようになった。あそこで失敗していたら、すんなりあきらめていたかもしれん。
 そして、明日は来年度から教えるかもしれん生徒たちが試験を受る。昨日のメールで、ちょっぴり初心を思い返し、また新たな出会いを迎えるのでありますね。

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