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夢の中の詐欺 [日常生活]

 今日は勤務校の創立記念日。学校は休業で、私も休暇を取った。とにかくここのところの低気圧と湿気にやられて体が重く、限界を感じていたもので。
 で、今日は録画した番組をいくつか見たほかはほとんど寝て暮らす。寝ても寝ても眠い。相当疲労がたまっているらしい。
 午睡中に夢を見た。私の携帯に父らしき人物から電話がかかってきて、明日の夜に「天神さんのところの警察署の前」で待ち合わせるようにとのこと。金をくれるらしい。そんな電話をかけてくる人やないので、おかしいと思い、リダイヤルしようとしたけれど、携帯が思うように操作でけん。なぜか私の家にきている職場の同僚に相談していたら、従兄が突如現れて、「それは、キャバクラのサクラやで。天神さんのところの警察署の横にあるんや」と教えてくれた。それでもおかしいと携帯をいじくりまわしていたら、アラームが鳴って目が覚めた。
 老父から中年息子へのの「オレオレ詐欺」というのは聞いたことがないけれど、こういうパターンで独居老人からの救援依頼の電話という詐欺はあるかもしれん。「母さん助けて詐欺」とかいうふざけた名前に最近変わったらしいけれど、子どもが親に助けを求めることだけしか意味しないこんな名前のどこに意味があるのかな。
 夢の中の詐欺とはいえ、これは今後あり得るかもしれんので、警戒はしておきたいもんです。

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強気のふり [時事ネタ]

 入梅してからここ数日、当然のように雨模様。一定量が降り続くんやなくて、降ったりやんだり。空はどんよりと雲に覆われ、地面は時折降る雨に打たれてあたたまることはない。
 というわけで、朝夕は昼間の蒸し暑さに比べてぐっと涼しくなる。生徒も授業中に青い顔をして「保健室に行きます」なんて言うてきたりする。
 いくら高校生がおっさんよりも若くて元気やとはいえ、この湿気には参っているみたいやね。若者がこうなんやから、おっさん先生も参ってます。そやけど、参ってますというような顔を見せ、力のない授業をしたんではいけません。嘘でも元気よく見せんならん。ここらあたりは芸人さんに通じるものがあると、以前にも書いたことがあるな。
 帰宅して夕刊を見たら、大阪市議会の野党会派がゼロサム市長に問責決議案をつきつけ、それに対して偽たかじんみたいな知事が「可決したらやり直し選挙だ」と答えております。今ここで市長が辞任して民意を問うた場合、かなり不利であることは覚悟してのことやろう。それでもこうやって強気な姿勢を見せんならんというのは、どんなに参っていても生徒の前では元気に授業をせんならんというのとなんか似ているような気がする。
 結局野党会派の第一党が問責決議案を否決して市長辞任はとりあえずはなくなった。まあブラフに屈したようにも見えるねえ。なんでもええけど、人には強権で「やめろ」と迫り、いざ自分の番になったらてこでも動かんというのは、いつもながら人の欲というものを露骨に示していて、いかにも市長らしいことであると思うが、如何。

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なじみのコンビニの閉店 [日常生活]

 私は毎朝コンビニに寄って昼食などを買い込んで出勤しているんやけれど、月曜の朝、いつもよく寄るファミマに入ろうとしたら、なんと今月いっぱいで閉店という張り紙がしてあるやないか。中に入ったらもう商品棚はすかすか。
 ここは私が現任校に転勤してからずっと毎週2~3日は寄る店で、店長さんにもすっかり顔を覚えられている。10年くらいは利用している勘定になる。つまり、10年以上経営が成り立っていたはずの店なんですな。それが閉店とは。つくづくコンビニ業界の競争の激しさを感じた。
 曜日によって(売っている雑誌の種類が微妙に違うたりするので)私は寄るコンビニを決めていたんやけれど、一番品揃えが好みにあい、しかも立地もよいコンビニに閉店されるのは、ちょっと困るなあ。
 明日はそのコンビニに寄ることにしている木曜日。おそらく商品もほんまにからっぽに近いことやろう。それでも、これが最後となると、やっぱり長い間利用させてもろうたお礼の意味もこめて寄ることにしたい。品物が足りなかったら、その近くにあるローソンにも寄って補充したらええことやしね。
 たとえコンビニとはいえ、なじみの店がなくなり、必ず顔を合わせていた店長さんと会うこともなくなるんやと思うと、さみしいものです。
 マンションの1Fに入っているコンビニやから、別なコンビニのチェーンが後に入ることなるんやないかと予想しているけれど、品ぞろえが私の好みに合うかどうかはわからんしなあ。

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久保投手に激励! [プロ野球]

 9回を迎えて1点差で勝ってたら……クローザーと決めた選手を使い続けるのが長期的戦略として正しい。戦略としては、ですよ。そやけど、戦術として正しいかは別問題なのよねえ。前回は2点差を追いつかれ、今回は1点差をひっくり返され。我らがタイガースのクローザー、久保投手はもう迷いの森に足を踏みこんでいる。
 ここでさ、「おまえ抑えクビね、明日から筒井に変えるね」とは言いにくい。それでは久保はますます泥沼に陥って、今度先発に戻ったとしても同じように打たれるやろう。去年のオフシーズンから「クローザーは任せた」と告げ、自主トレからキャンプにいたるまで、初めて体験するクローザーというポジションに向けての調整を久保にやらせてきたのは和田監督と中西コーチやからね。久保が「球児のかわりは僕がやります!」と志願したわけやないもんね。
 人を使うというのは難しいことやなあ。私は子どものころからタイガースから人生の苦悩についていろいろと学んできたけれど、この歳になって、また新たな苦悩を学んだと思う。
 ここは、クローザー失格として久保と筒井の配置転換を行うよりも、一度再調整ということで二軍でリフレッシュさせてやったらどないやろう。平田二軍監督のゴーサインが出たら、次に一軍に戻ってきた時にはまたちゃんとクローザーを任せるか、先発に戻すかしたら、久保も納得するんやなかろうか。
 とにもかくにも勝ったと思うたらひっくり返され、それでも追い付き追い抜き、あと2人アウトにしたらみんなニコニコハイタッチという状況から一転して顔におどろ線をたらしながら生き霊のごとくベンチから消えていく選手たちの姿を見なければならんとは。
 こういうときやから言うぞ。久保さん、ここは耐えるところやで、私はあんたが手塚治虫「火の鳥 黎明編」で、鉄の矢で体を貫かれながらも火山の中からよみがえった時のような復活シーンを見せてもらえると信じてますぞ。
 いやでもまあ、一度リードして逆転されて再逆転してまたひっくり返されるというような試合のあとというのはもうほんまに河童に尻小玉でも抜かれたみたいに腑抜けになってしまうのでありますよ。ああしんどかった。

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教科書「おたく」記述調査 [教育]

 愛すれどTigers「藤浪対大谷、物語の始まり」を更新しました。

 今日、授業の合間を縫って、来年度以降の各社の「倫理」教科書を読み比べてみる。特に「青年期」のところであります。金曜日の日記に書いた「しらけ世代」「新人類」「おたく」の記述が、他社の教科書にあるかどうかを確認したわけです。
 あらへんがな。同じ出版社が発行しているもう一種類の教科書見本にも目を通したけれど、そんなことは一切書かれてません。おそらく金曜日に目を通した教科書だけに書かれているものとみてよさそうですな。
 となると、執筆者がわざわざそんなことをなんで記述したのかが気になる。
 実は、その教科書は、現在私が使用しているものの改訂版。いろいろな教科書を読み比べ、内容を吟味して、教えやすく読みやすくわかりやすいから使用している、いわばごひいきの教科書であります。
 この「おたく」云々さえなければ、引き続き使うていきたいんやけれどなあ。この点だけで引っかかりを感じてしまい、使用するのに気がひける。なにしろ、特定の世代をピックアップして(つまり私らの世代であります)強調するということに、どれだけの意味があるのかがわからんのです。
 もしかしたら、この単元を書いた人は私らと同世代で、若い頃さんざん「しらけ」「新人類」「おたく」とレッテルを貼られたことがどこかにたまっていたのかもしれん。それやったらなおのこと使用したくないなあ。普遍的でも一般的でもないもん。
 私は「倫理」の担当者ではあるけれど、時間割の都合で受け持つことができなくなるかもしれん。その時に、「しらけ世代」も「新人類」も知らん若い先生がどない教えるか、ちょっと不安やねんな。
 さて、そしたら来年度以降はどれを使うか。うーむ、悩むところでありますね。

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新たなライバル物語を [プロ野球]

 大相撲小言場所「夏場所をふりかえって~白鵬、稀勢の里を制して全勝~」 を更新しました。

 今日はずっと楽しみにしていたタイガースの藤浪とファイターズの大谷のライバル対決が甲子園を舞台に行われた。1年と2ヶ月前、場所も同じ甲子園で、高校生同士の二人の対戦があり、この時は大谷が藤浪からホームランを放っている。今日は結局藤浪が2本の二塁打を許したけれども、魅力たっぷりの対戦やった。
 かつては、景浦対澤村に始まり、村山対長島、江夏対王、掛布対江川と、絵になるライバル対決があったものです。ところが現代野球ではそういうライバル物語みたいなのは好まれないのか、どの投手とどの打者が対決しようが関係なく、チームプレーが要求されて一騎打ち的なものがあまりないようになったなあ。何年か前に藤川球児がT・ウッズに一騎打ちを挑んで両者がものすごく楽しそうにしていたことがあった。ああいうのは、見ていてものすごく面白い。
 というわけで、大谷君には二刀流を続けていただくか打者に専念してもらうかどちらでもええから、今後もライバル物語を紡いでいっていただきたいものです。

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稀勢の里の惜敗 [大相撲]

 今日は月例になっている京都への医者行き。とにかく暑い。阪急電車は車両に冷房を入れ、桂駅前の書店にも冷房が入っていたので、夏特有の体感温度差を今年初めて体験したというわけ。
 夕刻に帰宅し。もともと疲れていてほんまは外出したくなかったんやけれど、こればかりは仕方ないです。で、すぐに午睡。これはけっこう疲れに効いた。起きてから相撲と野球。
 大相撲は勝ちっぱなしの白鵬と稀勢の里が対戦する。この大一番、まさに技と力と気力をぶつけ合った素晴らしい相撲で、なんとか白鵬がすくい投げで勝ったものの、こと今場所に限っては稀勢の里はもう横綱みたいな感じの相撲をとっている。明日、稀勢の里が勝って白鵬が負けたら優勝決定戦で再戦となる。これは見たい。ぜひ見たい。結びの一番では日馬富士に横綱の意地というものを見せていただきたい。
 稀勢の里、横綱近しと見たが如何。

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教科書に「おたく」が [教育]

 来年度から使われる「倫理」の教科書の見本が各出版社から続々と送られております。指導要領が新しくなったんで、教科書の内容もこれまでのものとはいくぶん違うものになっている。そやから読み比べて新たに選らばなならんのですね。
 読んでいて「うわぁ」と思うたね。ある教科書では「青年期の心理」の単元で、「しらけ世代」から「新人類」そして「おたく」の登場について触れている。どなたが書いたんや知らんけれど、これ、私らの世代のことですやん。
 これって、教科書の内容として必要なのかなあ。特に「新人類」なんて、ほんまに一時的に使われていただけやんか。なんかすごく一面的な記述のような気がして、これまでこの会社の教科書をずっと使うてきたけれど、この点だけで考え直したくなった。
 なかなかまとめて読む時間が取られへんのやけれど、「青年期」の部分だけでも読み比べておかねば。
 それにしても、なにも「しらけ世代」「新人類」「おたく」だけを抽出する必要はないよなあ。それなら、時代ごとに若者を規定して使われた言葉の変遷をたどるとかしてほしかった。「モボ、モガ」「アプレ・ゲール」「昭和ヒトケタ」「ベビーブーム世代」「団塊の世代」「全共闘世代」「三無主義世代」などなど、時代によっていろんな呼び方があったし、最近では「ゆとり世代」やとか「さとり世代」やとかいう呼び方もある。
 それらがどう違うのか、またはどう同じなのか。現在の高校生に考えさせる素材として比較させるというような形は取られなんだものかねえ。

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茂山千作の死 [追悼]

 昨夜は就寝時間が遅くなり、今日はいささか寝不足気味。それでもなんとか踏ん張って、疲れた体を引きずるように帰宅。
 夕刊で狂言師、茂山千作さんの訃報に接する。享年93。死因は肺癌。
 お歳もお歳やったから、いつ亡くなられてもおかしくはなかったんやろうけれど、なんとなくいつまであのまま生きていかはるような気がしていた。最後に見た演目は「福の神」。その日の日記にも書いたけれど、まさに福の神そのままという感じやった。もう人間の域を超えていると思わせるように感じさせられた。人間国宝の価値というものを目の当たりにした。
 子どものころから、NHkなどで大蔵流の狂言を見たら、あのなんともいえん笑顔に必ずぶつかり、子どもではあったけれど面白くて仕方なかった。他にも狂言は放送していたのに、千作さん(当時は千五郎さんかな)の印象だけが記憶に残っている。「蝸牛」の山伏とか、あのあたり。今でこそ「日本語であそぼ」の野村萬斎さんのおかげで子どもでもおなじみになった「でーんでーんむしむし」というフレーズでありますが、40年くらい前に私はもう千作さんにその言いまわしの面白さとか、教えてもろうていたんやなあ。主人と太郎冠者が「でーんでんむしむし」とやるのを見ながら豪快に「うはははは」と笑う千作さんの山伏の表情は、今でもすぐに脳内のスクリーンに鮮やかにうかんでくる。
 いわゆる茂山一門の「お豆腐狂言」の創始者というてもええんやろうなあ。狂言という室町時代から続いている芸能を、現代の我々にも「喜劇」として提供してくれはった恩人というてもええと思う。存在そのものから発せられる「笑いのオーラ」みたいなものは、ちょっと他の方には出せんものがあったと思う。いわば、舞台に出てきて笑うただけで、こっちまで腹からおかしくなってくるような、そんな感じか。
 能楽堂のロビーでくつろぎながら煙草を吸い、舞台と同じように笑うてはった笑顔が、忘れられない。舞台でも、ロビーでも、「茂山千作」という存在は不変やったんやなかったかと思う。
 たくさんの笑いを、ありがとうございました。
 謹んで哀悼の意を表します。

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なんという一日 [日常生活]

 今日は、授業がすべて終わったあと、イレギュラーな会議があり、これが予定よりも30分ほど遅く終わった。本来ならそこから帰宅するところなんやけれど、そこからまた地域の小中学校と合同で行われている教育研究会の会合があり、これがまた終了予定時間よりも少し遅くなった。帰宅したのはいつも夕食をいただく時間でありました。
 妻が夕食の支度をしてくれている間に、録画した相撲の前半を見て、夕食ができてからはプロ野球中継を追っかけ再生で見る。むろん早回しであります。この野球中継がですね、いつまでたっても録画が終了せん。タイムバーを表示したら、予定の時間よりも延長されている。結局試合終了は23時25分ごろ。
 なんだかあらゆるものが延長延長また延長。
 とりあえずテレビを妻に一度返して、こうやって日記を書いているというわけです。このあと、相撲の残りを見てから寝るつもりやけれど、週の真ん中の日にこんなに遅寝したくないんですけどねえ。
 就寝時間まで延長やなんて、なんという一日!

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