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内紛選挙 [時事ネタ]

  愛すれどTigers「鷹のエース攝津をノックアウト」を更新しました。

 えーと、今の堺市長って、当時のゼロサム府知事の刺客として現職の市長を落選させるべく立候補した人と違うんかいね。で、大阪都構想で堺市もなくなるとなったらとたんに叛旗を翻したはいいけど、決起大会見たいな集まりで「維新の勢力から堺を守る」みたいなことを言うてはる。
 まあ、反乱をした現職市長に対してゼロサム市長が新たに自分の配下を立候補させることを決めたから、そういう流れになったということなんで、こんなことになったんやというのは理屈としてはわかるけれど、なんとなくしっくりこないという感じがするのは私だけかなあ。
 それやったら「最高の市長」と持ち上げられながら刺客を送られ市政を食い物にする毒虫みたいにののしられて落選した前市長の立場はどうなるの。私がそういう立場やったら、ぶち切れるか脱力して動けなくなるかどっちかやな。
 堺市長選挙というのは、つまりは維新さんの内紛の場でしかなくなっているんやないですか。私が堺市民やったら、あほらしくて棄権するかもなあ。
 どうせなら、前市長は意地でも立候補して、内紛に対する批判票を集めはったらどないやろう。当選するかどうかはわからんけれど、けっこう票は入るような気がする。
 ま、ゼロサム市長の妄言があるとはいえ、大阪での維新人気がどこまで落ちてるのかなんて、私にはわからんのやけれど。維新さんの名前で当選した市長が「維新排除」をスローガンにしてる段階で、もう無茶苦茶でござりまするがな、ですからね。

生き続ける「おどりじいさん」 [童話書き]

 今年もまた日能研のテキストに拙作「おどりじいさん」を使用したいという「使用許諾書」への署名を求める文書が届いた。もう何年も使うてもらうている。むろん今年も許諾のサインをして返送。
 何年もこうやってテキストとして使うていただいているということは、作品にそうさせる力があると認めていただいているということなんやと、ありがたく思う。1年で使い捨てられても、こういうテキストの場合文句は言われんわけです。
 そして、こうして何年も使い続けていただくことによって、10年以上も前に書いたものが、まだまだ多くの子どもたちに(塾の勉強用のものであったとしても)読んでもらえている。1冊の絵本として出版されなんだこのお話が、それでも生き続けている。幸せなことやないか。
 稼業が忙しく、なかなかものかきのお仕事に復帰することがでけん(その前にお座敷がかからん)だけに、「おどりじいさん」が日能研という全国規模の学習塾のテキストの中で生き続けていることが、ちょっとした心の支えになっている。
 全国の塾通いをしている子どもたちよ。願わくば、お勉強のために読むだけでなく、お話としても楽しんで読んでほしい。

店長よりオーナー [日常生活]

 今日は「たちよみの会」。常連のMさんが参加してくれて、文庫のブックカバーの話などで盛り上がる。楽しい時間を過ごしたあと、雨の中を阪急河原町駅に向かって歩く。一服つけるために木屋町の喫煙コーナーに寄り、紫煙をくゆらせたあと、木屋町の駅出入り口に向かう。
 中学生くらいの男の子たちが数名出入り口のところに立っていた。
「人妻マッサージ」
「巨乳ヘルス」
 口々に何か卑猥なことを言うておる。振り向けば、彼らの視線の先には風俗営業店の看板が。おうおう、そういうのに興味のあるお年ごろなんやねえ。
「俺はやっぱり店長かなあ」
「店長よりオーナーの方がいいと思う」
 わ、彼らは客として性的サービスを受けたいと若い性欲のはけ口を求めているのではなかったのね。そういう男たちから金を手に入れることを考えていたのか! いやいや末恐ろしい。
 ゼロサム市長さんは若者は性欲を常に持てあましていると思うているかもしれんけれど、そうではない中学生たちもいてるんやぞ。それどころかあなた、実に冷静に風俗営業店の看板を眺めているのですぞ。
 いやはや、ちょっと背筋に寒いものが走ったのでありました。

二度寝でがっかり [日常生活]

 明日は「たちよみの会」があるから、今日はしっかり寝ておきたいところ。それでも野球中継は今日のデーゲームは完全中継と違うから、最初の1時間はラジオで聞こうと午睡前に目覚ましをセットしておいた。試合開始時間には一応目が覚めたけれど、結局ラジオの音を子守唄みたいにして1時間半近く二度寝してしまう。あー、西岡の先頭打者ホームランも良太の満塁ホームランもリアルタイムで喜びを味うことがでけなんだよ。目が覚めて、ラジオ解説の矢野さんが「6点取ってもらってるのに4点取られてたんではあかん」というのを聞いてぱっちり目が覚めた。
 6点!
 あーあーあーあー、何のために私は無理から目覚ましを試合開始時間にセットしたのやら。妻が気づかいを見せて枕もとにラジオを置いてくれたのが、裏目に出たか。
 明日は「たちよみの会」があり、プロ野球はBSやのに完全中継やないみたいやから、録画はしても試合を全部楽しむことがでけんのがきついなあ。民放のBSで試合終了まで放送してくれるのは日テレだけかあ。1-0くらいでその1点はソロホームラン、それ以外は無四球でノーヒットくらいの試合やったら放送時間に収まるやろうけれど。そんなうまいこといくわけないよねえ。

 明日5月19日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

搾りかすに潤い [日常生活]

 朝起きたら、まるでプールから上がってきた時みたいに体が重い。うーむ、50歳にもなると、一晩寝たくらいでは疲れが取れんのであるなあ。と思うたら、授業での高校生たちも疲労困憊のご様子。若者たちの場合、燃え尽きて脱力してるのかもしれんけれど。
 まあ、体育祭の翌日に授業をせねばならんというのは(去年もそうやったけれど)さすがに教える方も教えられる方もきついのことよ。なんでそんな日程になっているかというと、雨天順延になった時のことを配慮して、なのですね。そやから順調に日程通りに開催されたらこういうことになる。それでも丹田から体全体にエネルギーを絞りあげるようにしてテンションを高め、なんとか乗り切った。仕事が終わったら搾りかすみたいになっていたけれどね。
 で、帰宅して相撲と野球の中継を追っかけ再生でもたりなんかしたんやけれど、タイガースは交流戦となるととたんにあかんなあ。もともと「初物」に弱いから、毎試合「初物」相手に試合するとこうなるのか。ああもう、かさかさになった搾りかすに潤いを与えてくれるのはタイガースの勝利以外にないと思うのでありますが、かさかさのままこうやって日記を書いているのであります。唯一の潤いはゼロサム市長さんがついにアメリカにケンカを吹っ掛けたことくらいか。これまでは勝てる相手に「あんたも知事になってやったらよい」とか無茶を言うて権力を誇示するか、落とし所を用意しておいて暴言を吐くとかしていたけれど、今回の相手は歴代の首相が逆らえなんだ強者ですぞ。
 いけいけゼロサム市長。今回は落とし所はきっとあらへんぞ。これで負けてつぶされても別に私はかまわんから、徹底的にケンカしていただきたい。実際の話、アメリカの「俺が正義だ」的な姿勢にはむかむかすることが多いので、市長の「あんたらかて沖縄占領時に同じことをやっとったんと違うんか」というような内容の発言は、搾りかすには十分な潤いになったのでありました。

 5月19日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

一喜一憂のない体育祭 [教育]

 本日は体育祭。雨も降らず、テントの下にいてたら風も適度に吹いて肌寒さを感じる時もあったくらい。ただ、それでも慣れない放送機材の設置や撤去、後片付けなど裏方的な仕事が多く、昨日も書いたけれど一日中外にいてるということもめったにないから、かなり疲れております。
 昨年までは担任クラスがあったから、そちらに感情移入して一喜一憂できたけれど、今年は役付きで担任がないからそういう気分にもなれず。実はこれが一番こたえたのかもしれんねえ。
 帰宅後は、相撲を見たりしたくらいで(野球の試合はなし)体を動かすのもおっくうになり、ゴロゴロしておりました。
 まあ、予定通り行事が実施され、大きな事故もなく終了して一安心。
 問題は、体育祭が終わった翌日に通常授業があるということ。私はそれでええんやけれど、生徒たちが抜けがらみたいになってる恐れがあるなあ。
 今日は早く寝て少しでも疲れを取り、明日は無理からテンションをあげて生徒たちの気持ちをびしっと切り返させよう。こっちもだれだれやと、生徒たちも敏感にそれを察してだれだれになるからねえ。
 こういう時に、「授業はなまもの」と感じるのでありますよ。

 5月19日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

甲子園で張り切る理由 [プロ野球]

 今日は体育祭の予行と準備。気温は真夏やったけれど、テントの影に入っていると風が適度に吹いてきて、なんとかしのげた。とはいえ、いつもはほとんどを屋内で過ごしているから、1日中グラウンドで仕事というのはけっこうこたえた。幸い明日は曇りで雨は降らんというような予報なので、体育祭としては好都合。生徒たちに熱中症で倒れられてほしくないし、一昨日みたいに光化学スモッグが発生してもいかん。
 帰宅してから、録画しておいた大相撲と追っかけ再生でプロ野球交流戦を見る。わがタイガースはいきなり連敗。昨シーズンも連敗スタートで、ここで最初のつまづきを見せたけれど、例年思うことは、交流戦では甲子園ではあまり勝たれへんということ。
 なんでやろう。本拠地の方が有利のはずやのに。
 ひとつ考えられるのは、パ・リーグの各チームは普段は甲子園で試合をしないからやないか、ということ。高校時代に甲子園で試合に出た選手はそのころを思い出し、出られなんだ選手は憧れの聖地でプレーできると張り切る。そやから通常以上の力が出るんやなかろうか。
 なんですか? 昨日は外国人投手のディクソンにやられ、今日は3人の外国人打者にホームランを浴びたけれど、彼らには甲子園に対する思い入れがないんやないか、ですと? しかもそのうち一人は元タイガースのバルディリス。
 あー、バルちゃんは、来日したころのひたむきな気持ちに戻れるからなんですなあ。ディクソンとロッティーノは……あ、メジャーリーグの球場に雰囲気が似ていると張り切るのでしょう。韓国人のイ・デホは……観客が多いので、韓国プロ野球時代に応援を一身に受けていた時のことを思い出して張り切るんやな、よしよし。
 まあ外国人選手にしろ日本人選手にしろ、無形の力を与えるからこそ「聖地」なのでしょう。と、無理に結論付けてみましたが、如何。

 5月19日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

米兵には風俗嬢を? [時事ネタ]

 われらがゼロサム市長が慰安婦問題で持論を展開し、問題になっている。こういうことが起こったら、私が鬼の首でも取ったように市長のことを書きたてると思う人もいてるやろうけれど、今回のことに関しては「まあ、彼ならそれくらいのことは言うやろうな」という程度の関心しか持たれへん。弁護士タレント時代に「中国への買春はODAみたいなもん」と言うてた人やもん。売春婦が喜んで春をひさいでいるとでも思うているんでしょ。その程度の認識しかない人物やということは先刻ご承知。これまでよう辛抱していたなあと逆に感心しておりますよ。今回は米軍兵士の女性暴行を防ぐのに風俗産業を利用するように米軍の司令官に進言したとまでいうてます。さすがに司令官が「それは禁止している」と言うたそうな。この言葉が非難されたらツィッターで「風俗産業で働く女性への差別」と反論しているらしいけれど、風俗産業で働く女性を差別するような反論を述べた人は誰もいてへんのになあ。それどころか風俗産業で働く女性を米兵に暴行される女性のかわりにしたらよいというように言うてると解釈したら、市長の方がよほど女性差別的発言をしているように思うけどなあ。
 まあ、起こるべくして起こった舌禍ではあるけれど、これまで彼を支持していた信者の女性がこれをどのように受け止めるのか。ポイントはそこでしょうね。
 ところで、ゲイの米兵に対してはどうすべきか。市長にはそこまで踏み込んだ発言をしていただきたいところでありますね。

 5月19日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

体はまだ春仕様 [日常生活]

 愛すれどTigers「東京ドームでGを、松山でSを3タテで6連勝」を更新しました。

 月曜日であります。日中、直射日光にあたっている場所では30度を超えていた。保健室から放送が入り、「屋外で活動している生徒は30分ごとに休憩を取り、水分を補給しましょう」と注意を呼び掛けていた。
 そうやなあ、高校生はついついとばしてしまうもんなあ。特に木曜日が体育祭で、応援合戦の集団ダンスを練習するのに夢中になったりしているからね。
 かくいう私も今日は仕事の合間にこまめに水分補給。緑茶というのはまたこれ利尿効果があるんやなあ。手洗いに頻繁にいってましたとも。感染がまだ夏仕様になってへんせいか、汗かきの私なのにぼたぼた額から汗を滴らせることがなかった。で、手洗いにしょっちゅう行くことになる。
 今週は週の半ばはかなり暑くなるらしい。汗を滴らせるのも嫌やけれど、手洗いにひっきりなしに駆け込むというのはもっと嫌です。早く体が夏仕様になってくれんかな。

北の富士さん15年 [大相撲]

 プロ野球と大相撲とアニメでへとへとという日々がいよいよ始まったのだなあ。ここから3ヶ月は大相撲が始まると、こんな調子になるのだなあ。毎年のことやけれど、この時期は極力早めに帰宅するようにしているのであります。さて、今年はどうか。先週なんか一息つく間がない日程でなあ。今週は体育祭があるけれど、クラス担任を持ってへん分ちょっと楽かもしれんなあ。
 てなわけで、大相撲夏場所初日は上位陣安泰のスタート。それにしても、勝ち方を見たらやっぱり両横綱が頭一つ抜けている感じ。
 ところで、今日の放送でNHK解説の北の富士さんが解説専属になって15年という話題をしていた。いやあ、びっくり。北の富士さんの場合、定年前に比較的早く協会を辞めたので、解説者として長く続けてはるわけですね。私が相撲を見始めたころは神風さんと玉の海さんが専属でそれぞれに味のある解説をしてはった。それから若瀬川さん、緒方さん、出羽錦さんといった定年後に解説専任なった方たちが続いたけれど、比較的短かったのは年齢的にも仕方ないところやったかな。そういう意味では舞の海さんはまだまだ若いから、神風さんに匹敵する長さで解説をしはると思う。
 北の富士さんの歯切れの良い解説、舞の海さんの理路整然とした解説。現在の解説陣は非常に色が出ていて面白い。北の富士さんもまだまだお元気そうなんで、これからもずっとズバリ直言解説で楽しませていただきたいものです。