SSブログ

民間人校長の驚き [教育]

 1週間の折り返しが水曜日。ここが実は一番きつい。今日は午後から“お使い”仕事で梅田まで行って帰ってきたりして、よけい疲れた。
 新聞によると大阪市内の民間人登用校長たちが「先生たちは思ったよりもいろいろな仕事をこなしていて大変だ」などとコメントしている。そんなもんもわからんで現場に飛び込んできたのかと暗澹たる思いになる。なるほど、心得違いな人物が中に紛れ込んでいてもこれではおかしくないねえ。教師はただ勉強を教えているだけとでも思うていたか。
 私は数字が苦手な人間なんやけれど、前任校では教材費の会計担当の仕事を割り当てられた。理由は、当時数少ないエクセルを扱える人間やったから。計算が苦手やからエクセルを少しは使えるようになろうと思うただけなのにねえ。
 ここ数年は毎年芸術鑑賞会の担当をしているけれど、これなんかかなり大きなお金が動く仕事で、さらに細々とした事務作業もある。毎年うんうん苦しみながら金勘定をしているのです。営業をかけてくる劇団や事務所都の渉外という仕事も、それほど得意やない。特に電話。ほんまに私は電話が好きやないのです。相手の都合も何も関係なしに、こっちの都合だけでいきなり呼びつけるようなもんですからね。
 他にも放送機材のセッティングなんて門外漢の仕事もあたるし、それでもやらねばならんものはやらねばならん。授業だけしていたらええんやったらどんなに楽か。
 民間人から校長を登用するのはええけれど、校長になって初めて教員が多岐にわたる仕事をしていることを知ってびっくりなんて人に「民間の発想で独自の学校づくり」なんてできるのかしらんと思うたのでありました。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

横綱の強さとは [大相撲]

 今日は一日かなり根をつめて仕事をしなければならず、一息つく間もなかったので、帰宅したらもうへろへろ。
 こういう時は相撲を見ていても集中して見てられん。十両以下の相撲は流し見という感じになる。幕内では両横綱の一騎打ちという様相になってきた。他の力士には悪いけれど、このまま千秋楽まで両者とも勝ち進んで全勝同士の楽日決戦というのを久しぶりに見たいものです。
 もっとも、日馬富士は今日は立ち合いの変化で楽に勝ったりしてるからなあ。千秋楽に向けて無駄な力を使わんということやったら了見違い。横綱は勝つから横綱なのと違う。相手力士が歯がたたないと思わせる強さが求められるのであります。とはいえそんな横綱は長年私が見てきた中では千代の富士、貴乃花、朝青龍、白鵬くらいかなあ。輪島には高見山という天敵がいてたし、北の湖はポカをする悪い癖があった。武蔵丸は優勝が決まると別人のように気力が抜けてしもうた。他の横綱は絶対的な強さを感じさせることはなかった。そやから日馬富士にそれを求めるのは酷かもなあ。
 稀勢の里が両横綱を撃破し、2敗で優勝決定巴戦なんて展開になったらむちゃむちゃ面白いんやけれど、まあ、それはちょっと難しそう。とにかく楽日まで見離せない展開になってほしいものです。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

掛布の笑顔 [プロ野球]

 スポーツ紙もプロ野球のオフシーズンを迎えて紙面づくりに苦労しているみたいでありますが、タイガースの秋季キャンプではもうなんというても掛布雅之さんが主役でありますね。ネタがなかったら掛布さんを一面に持ってきておいたらOKという感じでありましょうか。
 それだけファンは掛布さんの現場復帰を待望していたのやろうねえ。かくいう私は別にそれほど待望してはなかったんやけどね。それにしても掛布さんのアドバイスで選手たちが見違えるようによくなった、という記事を読んでいると、なんかこれまでの指導者たちが気の毒になってくる。退団した片岡、水谷、河村各コーチはそれぞれ打撃理論に一家言をもち、特に水谷、河村両コーチは指導者としての実績も十分にあった。そうした人たちが粘り強く指導してもなかなか打てなんだものが、掛布さんのわずか数週間の指導でそんなに劇的にようなるもんやろうか。
 これまで指導していたコーチによって、若手選手たちの打撃は少しずつ良くなってきていて、そこに掛布さんのアドバイスというきっかけがあって、ようやく結果か出はじめたんやないかなあなんて思う。むろん、そういうきっかけを作った掛布さんの手腕はなかなかのもんやと思うけれどね。
 それにしてもスポーツ紙上で見る掛布さんの生き生きとした笑顔は、ファンとしては嬉しい限り。現場に戻りたくてよほどうずうずしてはったんやろうねえ。若い選手たちといっしょに野球を楽しんでいるという感じやね。
 将来掛布さんが監督になったりした時(今回のアドバイザーとしての復帰はその布石やないかと思うています)、常にこれくらい楽しそうにしていてくれたら、なんとなくおとなしいタイガースベンチの雰囲気もずいぶん変わると思うなあ。
 いやいや、和田監督がいかんとかそういうつもりではないよ。自分と同い年の和田さんにはなんとか優勝監督になってほしいと願っているんやから。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

鮮やかな首投げ [大相撲]

 本日は「たちよみの会」。常連Mさんが久々に顔を出してくれた。「残念本格ミステリ」の話など。なに、私かてもはや古典になっている本格ミステリの名作にはひととおり目を通しているのですよ。
 ところで、今日は往復の阪急の特急、両方ともほとんど立ちっ放し。やっと秋深き行楽シーズンになってきたので、京都に足をのばす方が多かったんやろうなあ。例会の会場にしている「フランソワ喫茶室」も常にほぼ満員。Mさんが来てくれはってほんまによかった。入り口で席が開くのを待っている人がいてたりしたら、一人で座っているとなんか悪い気がするからね。
 帰宅後、録画しておいた相撲をテレビで見る。稀勢の里が豪栄道の首投げで逆転負け。この首投げという技は決まると非常に鮮やかに見える。かの「栃錦-大内山」戦は史上最も鮮やかな首投げとして知られていて、私もその映像は見たことがある。今日の豪栄道の首投げはそこまでやないけれど、それでもきれいに決まった。
 大関を狙う力士としては不本意な相撲やったかもしれんけれど、力がないとここまで鮮やかには決まらない。かつての栃錦にあやかって、大きく出世をしてもらいたいものです。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

カリオストロみたいなもの [テレビアニメ]

 今日は完全休養日。午前中は昨日の夜に録画した「ルパン三世」の最新作を見る。以前の新作もそうやったけれど、なんかみんな「カリオストロの城」みたいなのを作りたがるんやなあ。気持ちはわからんでもないけれど、ヨーロッパ山間部の小国、隠された財宝、謎の刺客、それにお姫様ときたもんだ。「カリオストロの城」みたいなものを作ろうとしたら“「カリオストロの城」みたいなもの”しかでけへんのでありまして、特に今回はBGMやエンディング曲に、「カリオストロの城」のテーマ曲「炎のたからもの」を使用しているから、よけいに“「カリオストロの城」みたいなもの”というような印象が強くなってしまう。
 あれだけの傑作に挑戦してやろうというスタッフの心意気は感じる。でも、申し訳ないけどあれは別格なのですよ。あれだけ緻密に計算されつくしたストーリーはそうそうできるものやない。今回の作品では催眠術師みたいなのが出てきて次元や不二子をあやつったりするけれど、ここらあたりかえって興をそぐ。
 放送後、「ルパン三世対名探偵コナン」の宣伝をしていたけれど、逆にそれくらい方向性の違う者の方がすっきりしてていいと思うた次第。
 午後からは午睡。とにかく疲れがたまっていて爆睡した。でも疲れはそう簡単には取れんのですよねえ。

 明日、11月17日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

やっぱり厄場所か [大相撲]

 わっ、今度は琴勇輝が土俵の上であおむけになったまま動かんようになったぞ。ほんまに佐渡ヶ嶽部屋にとっては厄場所になってしもうた。車椅子に乗せられて花道を去る姿を見るともう何とも。私は別に佐渡ヶ嶽部屋の力士を特にひいきにしているわけやないけれど、残りの力士たちが無事に場所をつとめあげられるように祈るばかり。
 両横綱が快調に連勝を続け、稀勢の里が1敗で追うという、これからが楽しみな展開なだけに、休場力士が増えたりするとそれに水を差してしまうことにもなりかねないし、ほんまに怪我にだけは気をつけて相撲をとってもらいたいものであります。
 初日に白鵬が「九州場所の土俵は柔らかすぎて怪我人が出やすいのではないか」と言うていたそうやけれど、今思うとなんと的確な指摘をしていたことか。さすがは大横綱の域に達した力士の言であるなあ。

 11月17日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

鑑賞会後に脱力感 [教育]

 今日は私が担当する「芸術鑑賞会」。今年は劇団「ミクルミュージカルカンパニー」の「ネバーランド年代記」というお芝居を生徒たちに見てもらう。
 昨年の4月から複数の劇団の方からお話を聞き、DVDで内容を確認し、担当者間で決定したあと、理由書だのなんだのを何度も何度も書き直し、なんとか年度内に契約にこぎつけ、今年は10月に入ってから劇団やホールとの打ち合わせを何度も重ね、学校からホールへ移動する団体数取り券の手配など様々な手順を踏んで、とうとう本番の日が来たのであります。
 むろん、職員の大多数はどれだけの手順を踏まんとあかんかというのはご存知ない。担当部署が違うと、仕事の内容というものは意外とわからんものなんですわ。私も担当したことのない部署の仕事に関してはほとんどわかってへんと思うしね。
 そやからというてそれを声高に言うのは大人げない。他の職員の方たちはその人の仕事でいろいろとご苦労なさっているんやから、お互いさまなんであります。
 生徒たちの反応はすこぶる良し。入院中のミステリ作家が畑違いのファンタジーを書いていると、自殺願望の少女が病室に忍び込み、主人公の女の子についてのアドバイスをするかわりに睡眠薬を作家からもらうという約束をする。舞台は、劇中劇となるファンタジー世界と、作家と少女の交流の二重構造を取りながら、歌や踊りをふんだんに入れて進む。生徒たちは一喜一憂して舞台を楽しんでくれた。
 もうそれだけで満足であります。
 しかも、偶然この劇団に私も教えたことのある卒業生が入団しており、今日の舞台にも出ていた。カーテンコールで紹介され、在学中の担任の先生は舞台にひっぱりあげられ、場内がまた大いに盛り上がった。
 まだ、支払いの手続きやのなんやの仕事は残ってはいるけれど、今日はもうこの行事が無事に終わったということで一気に緊張感が解けた。帰宅途上から脱力感に襲われ、帰宅したらしばらくダウン。それもまた心地よし。明日は一日休みたいくらいやけれど、そういうわけにはいかんのでありますよ。やれやれ。

 11月17日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

佐渡ヶ嶽部屋の厄場所? [大相撲]

 今日は、明日に控えた芸術鑑賞会の準備に追われる。むろんそればかりやっているわけにはいかんので、並行してあれこれと。とにかく1年以上前から準備してきた鑑賞会が無事終了するまで落ち着かんのであります。
 帰宅して録画した相撲を見る。帰宅したらスイッチを切り替えるのです。そうしないともたない。あらら、昨日の琴奨菊に続いて琴欧洲までもが休場やて。うーむ、佐渡ヶ嶽部屋の大関は今場所はそろって仏滅と三隣亡と暗剣殺がいっぺんに来たみたいになってしもうたなあ。琴奨菊は筋断裂で琴欧洲は脱臼か。琴欧洲なんか今場所はカド番やから、このまま千秋楽まで休んだら大関の座から滑り落ちてしまう。本人はなんとか再出場して勝ち越したいみたいやけれど、ここは無理をしないで来場所10勝以上あげて大関への再昇進に賭けた方がええんやないかなあ。他人事ではないのです。私も軽傷とはいえ左膝を痛めて5ヶ月になるけれど、無理して仕事を続けているせいかまだ少し違和感が残っている。休める時に一気に休んで治さんと尾を引くと思うぞ。
 あと、夫婦そろってひいきにしているチェコ出身の隆の山が幕下に落ちたので、出場する日としない日ができてしまったのが寂しいなあ。今日は隆の山の取組はなし。今場所勝ち越せば来場所は再十両が確実なだけに、がんばってほしいものです。現在1勝1敗。残り全部勝ってほしいよう。
 仕事疲れに、相撲観戦はなかなか効くなあ。

 11月17日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

19回目の結婚記念日 [日常生活]

 今日はスケジュールが詰まっていてかなりハード。授業も多かったし、明後日に迫った芸術鑑賞会の準備などもあり、退出する頃にはへとへと。外はかなりひんやりしていた。帰宅途上、ケーキを買う。
 結婚記念日ですねん。
 今年で19回目。今では二人でいることが当たり前になったけれど、結婚当初は自分の横に妻が寝ているのがなんか不思議に感じたものです。結婚前の交際期間が比較的長かったということもあったしかなあ。
 夕食後、ケーキとコーヒーでお祝い。交際中に二人で見に行った思い出の映画の中から「紅の豚」のBDを買うて贈る。ジブリの作品やから、BDで見たらきっと美しいやろうなあ。
 というわけで、結婚生活も20年目に突入であります。もうそんなになるのかと、やはり不思議に感じている。

 11月17日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

財布を忘れて愉快か? [日常生活]

 買い物しようと出勤途上にコンビニに寄ったら、財布を忘れて家まで引き返した私。サザエさんは財布を忘れて愉快かもしれんけれど、財布を忘れたらちっとも愉快やないぞ。
 みんなが笑ってる。笑われとるんや! 財布を忘れた主婦をみんなで笑いものにしておるんや。お日様まで笑うか。なんていうこと、世界のすべてに笑われて、なんと哀れなサザエさん。
 というわけで、私は笑われてはいないと思うけれど、近くのコンビニで引き返しても遅刻はせずにすんだのでよかったよかった。
 とはいえ、朝っぱらからとんだ失敗をして、非常にリズムが悪い一日。それでも予定していた仕事を粛々とこなし、なんとか無事に一日を終えようかという感じやったけれど、仕事を任せていた人のミスが発覚して、これは私にいわゆる監督責任があり、どうフォローするかでばたばた。
 週の初めからきつかったぜい。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感