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進学に舵を切って [教育]

 忙しい一日。やるべきことは粛々とこなす。明日は入試の準備でこれまた忙しい。とはいえ、今日は昨年担任をしていたクラスの浪人生が大学合格の報告に来てくれて、気分はよろしい。特にその生徒は卒業時はフリーターでいくというて特に進路については何もしてやれなんだ生徒で、それがバイト先の人から「若いうちに勉強しとかなあかんで」と諭されて一念発起で大学入試に舵を切り、年度途中から宅浪で勉強し、進学先についていろいろと相談に乗ったりしたという経緯もあり、嬉しさもひとしお。
 在学中にはあれこれと事情がありフリーターでいくという本人の言を覆すことがでけなんだけれど、高校という庇護を離れて初めて自分で気がついて一から進学を決めた。こういう生徒は大化けして大学で一気に開花するかもしれん。いや、ぜひしてもらいたい。
 昨年度の担任クラスの生徒で、浪人していた3人のうちまだ決まってへんのはあと一人。その生徒の朗報が届くのを心待ちにしております。

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レジェンド葛西 [スポーツ]

 今日の主な仕事は受付業務。ただし、私の出番はそう多くなく、時間に余裕があったので、試験作成を中心に事務作業を黙々と行う。
 各スポーツ紙の一面はスキージャンプ競技の葛西選手がついにメダルを獲得したこと一色。大阪版では常にタイガースを優先するサンスポとデイリーまでが葛西選手を一面に。それだけの偉業やということなんやね。41歳でついに宿願のメダル獲得というドラマでもできすぎというようなことをやってのけたんやからたいしたものです。
 で、テレビのテロップでは「レジェンド葛西」なんて出ている。
 うーむ、なんとリングネームまでついてしもうたか。ファイティング原田、ガッツ石松、ストロング小林、ラッシャー木村、マイティ井上、アニマル浜口……昔の国際プロレスの選手の名前ばかり思い浮かべてしまうのは、30年ほど前には私はプロレスというと国際プロレスの中継ばかり見ていたからであります。悪しからず。しかし思い浮かべる名前が古すぎるなあ。
 しかしスキー選手でリングネームをマスコミがつけてしまうというのは異例でありますね。この分やとレジェンド葛西の方が通りがよくなって、本人の望むと望まざるとにかかわらず、「レジェンドさん」なんて呼ばれたりするかもよ。
 レスラーやボクサーにリングネームがあり、力士にしこ名があり、最近はプロ野球選手もイチローを頂点として大和、鉄平、銀次などとモデルさんのようにセカンドネームだけで選手登録をしたりするし、外国人選手やとブーマーとかアニマルとかブレイザーとか王天上とか本名とは違う登録名もありなんやから、それ以外の競技でも登録名が使用できたら面白いかもしれんね。スケートの場合やとさしずめ「リンクネーム」といったところかな。
 それはともかく「レジェンド葛西」とはなかなかかっこいいやないですか。生ける伝説、やもんなあ。私もボヤッキー喜多みたいなリングネームを作ろうかしらん。もっとも最近の日記を読み返したら「タイヤード喜多」なんてのがしっくりきたりするから困ったことです。

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残るはフタバヤ書店だけ [日常生活]

 本日は「たちよみの会」例会。参加者は私と古参会員Y氏。本の話よりも相撲の話がほとんど。あとタイガースの話も少々。趣味が合うから四半世紀も付き合い続けていられるのでしょうね。ありがたいことです。
 お互い京都生まれの京都育ちなんで、河原町通りを歩いていたら、「あそこらへんにオーム社書店、京都書房はあそこにあったなあ。あそこにはミレー書房。駸々堂があそことあそこに2軒、こっちには丸善。あそこに文祥堂。三条にはそろばん屋と萬字堂」と、店じまいした書店の名がつらつらと出てくる。河原町通りで昔から店を出している書店は御池を下がったところにある「フタバヤ書店」だけになってしもうた。
 京都では「大垣書店」がどんどん店を出しているらしい。阪急京都線沿線には「田村書店」が店を増やしている。「ジュンク堂」だけやなく書店もチェーン店でないと新規に店はなかなか出されへんのが現状。
 小さい店でも生き残っているところは、教科書を扱うているとか、大口の上得意があるとか、そんな感じなんかなあ。
 といいつつ、例会後は私たちも三条の朝日会館に仮店舗を出している「ジュンク堂」に行ってるんやけれどね。そこしかないんやもんなあ。「今月はどこに行こう」なんて迷っていた昔を懐かしんだりしていたのでありました。

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結果は自分の目で [スポーツ]

 今日は昨日の疲れがどっと出たか、朝食後しばらくテレビを見ていたけれども、たまらず寝る。昼食のために起きるけれど、すぐに布団にもぐりこみ、読書。気がついたら午睡。明日は「たちよみの会」で外に出るから、その分も休んでおかんと。来週は入試で忙しくなるしね。
 妻は午後からずっと、昨日の深夜に録画したフィギュアスケートの中継を見ていた。羽生結弦選手、金メダルおめでとうございます。私は朝のニュースで見ていて結果は知っていたけれど、妻には言わず。録画を見ていても、気持ちは生中継でいたいという気持ちは、よくわかる。私も相撲や野球の中継を録画しておいて、あとから生中継感覚で見てるもんなあ。妻はそのために新聞にも手を触れず、天気予報を知りたくてもがまんしたりするのであります。
 結果がわかっていても楽しめないことはないけれど、どういう結果になるか手に汗握りながら見るから楽しいのは当然ですわな。そのあと何度も巻きもどしては一番いいところを繰り返して楽しんだりもできる。ええ時代になったもんです。
 まだ家庭用ビデオデッキが普及する前はそんなわけにはいかなんだから、プロ野球の日本シリーズなんかこっそりラジオを持ちこんで授業中にイヤホンで聞いてる奴とかいてた。そんな時代もあったというても今の高校生には実感がわかんやろうねえ。

 明日2月16日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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ホワイト・バレンタインズ・デイ [季節ネタ]

 朝早く起きた時は氷雨やった。そやけど、出勤する頃にはぼたん雪。午後2時ごろまで降り続け、地面にもかなり降り積もった。大阪市内でこういう大雪になるのはずいぶん久しぶり。
 問題は、今日が公立高校出願受付日やということ。私は廊下で生徒の列を整理したりする係に当たっていたんで、背中にカイロ、上はダウンジャケットと防寒に万全を期した。おかげで受付業務中はがたがた震えるようなことはなく、それはそれでよかった。
 午前中は並行して在校生の授業もあったりして、そちらも担当していたりするので、気持ちの切り替えが必要やった。週末にこれはきつかったなあ。
 帰宅したら緊張感がとけて床暖房の上でへたっていた。
 今日は聖バレンタインズ・デイ。「ホワイト・クリスマス」という言葉はあるけれど、「ホワイト・バレンタインズ・デイ」なんて言葉はあるのかな。
 むろん、私は妻からおいしいチョコレートをいただきました。数は要らない。妻からもらえるだけで満足であります。

 2月16日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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国民に謝る姿 [スポーツ]

 私が五輪大会をどうも好きになれないのは、大会を国威発揚の場にしたがる人たちがいてるからかもしれん。むろん、メダルを獲得した人たちには賞賛を惜しみなく送りたい。ただ、それはその人たちの優れた技量に対してであって、たとえメダルに手が届かなかったとしても非難する気にはなれん。
 メダルを獲得でけなんだ選手が「国民の期待にこたえられなくて申し訳ない」なんて謝るのを見てると、そんな謝らんならんような悪いことはしてへんのにと思う。結果を残せなんだ自分に対して悔しがるのは当然としても、国民なるものがどれだけのことを普段の彼ら彼女らにしているのかを考えると、別に謝る必要はないと思うんですね。
 五輪大会の出場が決まって初めて知る名も多い。普段見向きもしない競技や選手に、この2週間あまりの短期間だけ声援を送る「国民」の期待にこたえる義務は、選手たちにはないと思うのですよ。
 私はタイガースと相撲については少しばかりくわしいつもりやけれど、それはタイガースの試合は見たり聞いたりできる限りすべて(テレビやラジオを通してでも)追いかけているし、相撲は幕下以下の取組から録画して見ているからであります。そやからというて負けたから謝れとは思わん。応援しているのは私の勝手で、勝てばうれしいし負ければ悔しいけれど、それだけのこと。負けたくて負けたわけやなかろうし、悔しいのは応援している私よりも選手たち本人の方がよほど強かろう。
 というわけで、五輪大会をたまたま見たりしても、その技量を楽しみこそすれ、結果が悪いからと責める気にはならんのですよ。特にアマチュアの選手はいろいろな制約の多い中で自分を常に鍛えあげているわけで、それでもあかん時はあかんもんなのですよ。それを責めてどないすんねんな。
 結果が出なんだ選手たちが「申し訳ありません」と謝る姿を見て満足している人というのはどれだけいてるんやろうか。そういう人がいてるとしたら、その人の精神構造が私には理解でけんなあ。

 2月16日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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クールダウンは大切 [教育]

 今日も寒い。放課後、生徒会行事で「部活対抗駅伝大会」なるものが行われ、私は別に体育系クラブの顧問でも生徒会の担当でもないけれど、諸般の事情で(音響機器貸し出しの責任者、という理由です)グラウンドに。
 冷えることはわかっていたので、妻のアドバイスもあってカイロを背筋と腰の2ヶ所に貼り、コートを着込んで装備を整えグラウンドに出る。それでも地べたから這い上がってくる冷気と吹きつける風には勝てません。しかも1時間以上そんな場所で立ちっ放しやったから、まだ完全でない膝が笑いはじめた。わはははは。
 終了後、音響機材の処置について生徒会役員の生徒に指示を出し、グラウンドから退散。それでも一度冷え切ったものはそう簡単には温もらん。その点高校生は元気で、駅伝終了後もまるで競走がウォーミングアップやったかのように部活を始めた。私も高校時代はあれくらい元気やったのかのう。
 とはいえ、高校時代、体育の授業の持久走でハイペースで飛ばして自己最高タイムを出したのはいいもののクールダウンもせず座りこんだもんやから、とたんに目に星が飛びあたりが薄暗くなり気絶、起きたら保健室のベッドの上やったという経験があるから、体育系の部活の生徒といっしょにしたらあかんよなあ。

 2月16日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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井伏鱒二の「ドリトル先生」 [読書全般]

 ハッピーマンデーとかいう3連休よりも、飛び石になっても週の半ばに祝日が入る方がよいなあ。一息つく感じで、しかも翌日に出勤してから次の週末まで日数が短いというのがよい。確かハッピーマンデーとかいうて祝日をいじったのは、連休を増やすことによって消費活動を盛んにし、景気を良くするためやったと思うけれど、そろそろちゃんとその効果を検証してこのまま続けるのか本来の姿に戻すのかはっきりさせてみたらどうやろう。
 というわけで、今日も完全休養日。朝寝して、午睡して。とにかく一日寝倒す。今月は入試などで非常に忙しくなるんやから、休める時に休んでおかねばね。
 読書も少々。最近は岩波少年文庫の「ドリトル先生」シリーズを「アフリカゆき」から順に読み返している。数十年ぶりに読むと、井伏鱒二さんの訳文が非常に心地よいことがよくわかった。ウィットに富んでいるというのか、ゆったりした気分になれるのですね。しかも言い回しなど幾分古風なんやけれど、わかりやすくて品がある。私もこういう文章を書けたらよいのになあ。素養の違い、なんてのがあるのかもね。
 久しぶりに読むと、どの巻も非常に内容が盛りだくさんやったんやということをすっかり忘れていた。とにかく旅先でつかまっては脱出し、海賊と戦い、冤罪の容疑者を裁判で助け、アフリカの小国を助けるために戦争に加わり……といったぐあい。
 子どもの頃は単行本しか出てなんだので、シリーズ途中で中断していたけれど、文庫版で買い直して全巻読破しようと思うている。今日は第3巻の「郵便局」を読了。次は「サーカス」。ここからは未読なので、少しわくわくしながら読もうと思うております。
 角川つばさ文庫から新訳も出ているので、余裕があれば読み比べてみてもええけれど、とりあえず井伏訳を満喫しよう。

 2月16日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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メダルの数よりも [スポーツ]

 今日は3年生の成績を確定させる締めきり日。なかなか集中して採点でけなんだこともあり、遅れ気味ながら残業してなんとか確定させる。これで卒業できるかどうかが決まる生徒もおり、入念にチェックしながらエクセルの計算式を何度も書きかえる。やっとのことで納得のいく成績を出すことができた。
 帰宅したらもうへろへろ。いろいろと気を使う作業が終わって、ほっとしたのですね。
 パソコンに向かうている横では妻がソチ五輪のフィギュアスケート団体戦の中継を録画したのを見ている。選手の成績が出るたびに、同じチームの選手たちが一喜一憂している様子が面白い。お国柄もあるらしく、意外にドイツのチームが激しい応援をしているとか。
 五輪大会というのは特別なものらしく、ふだんの世界選手権などでは見られんようなミスが出たりもするらしい。普段は注目されへんような競技でも全世界から注目されたりするということもあるやろうし、4年に一度という条件付きで開催されるということもあるやろう。
 その道の第一人者でも独特の雰囲気に呑まれてしまう。そういう人間臭さというものを見られるというのが五輪大会の値打ちかもしれんなあ。どこの国がたくさんメダルをとるかとか、そんなことは私にはどうでもええことやけれど、そこで繰り広げられる人間的な物語には興味がある。例えばフィンランドのスノーボードのコーチが、選手をリラックスさせるために編み物をしたりしているなんて話を聞くと、なんだか微笑ましくなってくるやないですか。

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外添さん [時事ネタ]

 今日も完全休養日。午前中はテレビ漬け。昼食後、午睡。2日間休んだんで、疲れはかなり取れたかな。火曜も休みと思うと、少し気楽。
 都知事選挙は世論調査通り舛添氏が当選。
 舛添氏というと思い出すことがある。20年以上も前、中学校で講師をしていた頃のこと。まだ舛添氏は「朝まで生テレビ」で国際政治学者として舌鋒鋭く政治を語っていた。
 忘年会のあと、同僚と飲み歩き、同僚の行きつけというスナックに入ったら、そこのママさんが私のことをしきりに「外添さん」と呼ぶ。その時私はハンチングをかぶっていた。「朝生」では栗本慎一郎教授が舛添氏とともに番組の顔になっていたけれど、栗本氏のトレードマークがハンチングやった。ハンチングに眼鏡ということで、私のことを栗本氏みたいだといいたかったんやろうけれど、ママさんは栗本氏と舛添氏をごっちゃにしてしまい、なおかつ「舛」を「外」と読み違えていたんやろう。そこらあたりはすぐにわかったけれど、訂正してもどうでもよいので、その店で飲んでいる間は私はずっと「外添さん」でありました。
 どうでもええ思い出ですけど、私は以降栗本氏と舛添氏の顔を見るたびに「外添さん」と呼んでしまいたくなるのでありました。
 あのママさん、今はどうしてはるか知らんけれど、もう「外添さん」というような間違いはせんやろうねえ。

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