それぞれの新年度

　愛すれどTigers「西岡と福留、激突で負傷」を更新しました。

　本日で年度末終了。明日から新年度ということで、本日は準備に時間を割く。仕事の合間に卒業生たちがやってきてくれて、近況の報告をしてくれたりする。就職ができたというような嬉しい報告もある。明日からは新社会人。きっと希望と不安でいっぱいなんやろうなあ。私はもうくたびれてますからね。とにかく大きなミスのないように、関係の同僚数名と打ち合わせをしたりする。
　転勤していく同僚たちと恒例のお別れのセレモニーをしたりもする。私は明日から現任校で１３年目。それでも新しい気分で臨んでいかんとね。
　自宅前の中学校も、勤務校も、桜が咲き誇っている。うーむ、現時点でこんなに開花していたら、入学式の頃にはかなり散ってしもうているんやないか。満開の桜に迎えられての入学式というのは定番とはいえ、やはり絵になる。それが葉桜ではねえ。なんとか持ちこたえてね。
　し残したこともなくはないけれど、とにもかくにも明日からまた新しい一年が始まる。他校の人事を見ていたら、同期採用の人が教頭になっていたり、かつての同僚が校長になっていたりしている。私は現場一筋で終わりたい方やけれど、それぞれの場所でみなさん実績を積み重ねているんやなあ。長いこと会うてへん人ばかりやけれど、昇任して迎える新年度というのはどんなもんなのかねえ。だらだらと毎年新年度を迎える私にはわからん部分であります。

トッキュウジャーVS鎧武

　今日は完全休養日。朝はいつものようにテレビ三昧。春休みの特別企画として放送された「烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武」はちょっと楽しみにしていた。別の世界をどうやってひとつに合わせるのかというところとか、脚本家の腕の見せ所やからね。
　そこはトッキュウジャー一行が鎧武の世界である沢芽シティに停車するということですませていたけれど、なんでそんなところに着いてしもうたかという説明は一切なし。お遊び的な企画とはいえ、もし小林靖子さんが書いていたらそこらあたりなにか理屈をつけていたろうに。で、戦う敵もいつも彼らが戦う敵ではなく、しかも最後には映画版の仮面ライダーフィフティーンや昭和ライダー３名が何の脈絡もなく登場するという、いうたら映画版の宣伝。小さなお友だちにはそれでええんやろうけれど、おっさんは大いに不満でしたぞ。
　遊ぶなら徹底的に遊ぶ。もっともっとはっちゃけた展開にする。映画版のついでに作りましたみたいな姿勢では、小さなお友だちもその意図を見透かしますぞ。子どもというても侮ってはいかん。毎回かなり高度な内容のものを見せているわけやから、目が肥えた子どももかなりの数いてるはず。特別企画ならさらに強力なものを投入せんと。私には子どもがいてへんけれど、同僚の話を聞くと、子どもたちはかなりシビアな感想を親に言うたりしてるみたいやぞ。せっかくの特別企画、もっと気合の入ったものを見たかったなあ。
　午睡のあと、プロ野球中継を追っかけ録画で見る。タイガースの西岡内野手と福留外野手が守備でボールを追って激突。西岡選手は救急車で搬送されていった。なんか開幕早々暗雲が垂れこめてきた感じ。来週は地元関西での主催試合。気持ちを切り替えて試合に臨んでほしいものです。

何度も話し中

　今日は完全休養日、といきたいけれど、京都の医者に。非常に暖かく、上着は不要やったな。
　最寄駅まで帰ってきたら、いつものように「帰るコール」をする。自宅の固定電話に賭けたんやけれど、何度かけても話し中ですぐに切れる。うちのはキャッチホンの契約をしているから、こんなことはまずあり得へん。そこで携帯にかければ留守電に切り替え。これは妻になにかあったかと、もう一度だけ固定電話にかけたら、やっとつながった。
　帰宅してから事情を聞くと、ちょうど帰省している妻のお兄さんに電話をかけたところに私が電話してきて、妻も何度も話し中になってしまうのでかけ直しをたびたびしていたということ。やっとお兄さんにつながったところで携帯が鳴ったけれど、手が離せず留守電に切り替わったんやそうです。
　電話をかけるタイミングとはかように難しい。妻は別件でかけなければならない電話があるらしいんやけれど、どの時間帯にかけるか思案していた。
　以前この日記にも書いたけれど、私は電話が苦手で、やはりかけるタイミング、かかってくるタイミングが難しいのがその原因。妻もやはり電話は苦手。妙なところまで気が合う夫婦やこと。
　帰宅してプロ野球のデーゲーム中継を追っかけ再生で見る。同点のところで中継時間切れ。試合の決着がつくまでラジオで聴く。映像は夜のスポーツニュースで見よう。まあ、録画して見るんやけれどね。とりあえず、タイガースは今季初勝利。やれやれよかった。

負けるならボロ負け

　病休、代休、年休でおよそ２週間ぶりに出勤。なんと私以外にもインフルエンザで休んだ人たちが数人いてて、しかも中核メンバーが２人も含まれている。というわけで、私が休んでいる間に行われるはずやった会議が今日に延期されていた。うーむ、マイペースで職場復帰どころか、１日中会議に追いまくられてしもうたぞ。ああしんどかった。
　帰宅して、プロ野球の開幕戦、ジャイアンツとタイガースの試合をテレビで見る。
　エースの能見投手がぼこぼこに打たれて完敗。打線が４点も取ったので、能見なら楽勝楽勝と左うちわ……のはずやったのになあ。なんか開幕戦の異様な雰囲気に呑まれてしもうたみたい。そのかわり、新人の梅野捕手、若手の金田投手や二神投手に出番がまわってきた。ボロ負けをしたおかげで和田監督も腹を決めて若手を起用できたということやね。開幕戦の緊張する場面を体験できたことで、各選手とも得るものは大きかったに違いない。
　そう、どうせ負けるならボロ負けの方がよろしい。明日は慢心してぶりぶり振り回すジャイアンツ打線をメッセンジャー投手が変幻自在の投球でキリキリ舞いさせてくれること間違いなしやぞ。
　そない思わんと、長年タイガースファンなんかやってられまへんわ。

解説者は気の毒

　本日は今年度最後の年休。先週のインフルエンザの病休と合わせてほぼ２週間の休暇となったわけやけれど、こんなに休むのは本意やなかった。
　というわけで、明日からの職場復帰に向けて、夕刻は駅前の書店まで歩く。ちょっと歩くとしんどいけれど、明日は休んでいた間にしておきたかった整理事項と新年度に向けての事務作業が主なので、ほとんど座っての仕事となる。まあ、ぼちぼちとマイペースでやるしかない。
　明日からプロ野球開幕ということで、土曜深夜の「虎バン」や、本日放送された「熱血！　タイガース党」などでは新しいシーズンへの展望をやっているけれど、どうにもこうにも盛り上がらん。昨シーズン終盤の失速が記憶に新しい上に、オープン戦での成績も振るわなんだということで、出演者一同あまり前向きな話がでけんのですね。
　そやけど、ペナントレースは生き物。例えばカープの昨シーズン終盤の快進撃を誰が予想したか。あのイメージがあるから、カープの２位を予想する解説者（矢野燿大さんなど）もいてる。
　どの解説者も「ジャイアンツで優勝は決まり」という。そやけど、阿部捕手一人が故障で長期離脱したら、精神的支柱を失いがたがたといくかもしれん。実際、阿部捕手は近年故障がちで一塁を守ることもある。こればかりは誰も予想でけんことですわ。
　毎年気の毒やなあと思うけれど、解説者に順位予想をさせるのはもうやめにしたらどうかな。どの解説者も完全に全チームの練習をチェックしているわけやないし、各チーム専属みたいな感じの解説者もいてるわけやし、視聴者サービスで地元チームの順位を甘くつけたりもせんならんやろうし。
　まあ、順位予想が外れても解説者の恥には決してならんと思う。こればかりはやってみないとわからん。昨シーズン、イーグルスの日本シリーズ優勝を予想した解説者がどれだけいたやろうか。それどころかリーグ優勝候補にあげた解説者もそんなに多くなかったと思う。
　まあ私もあまりわくわくはせんけれど、仕事再開の日がプロ野球開幕日、ということで、気分的にはよしやるぞ、という感じにはなってきているのですけどね。

処方薬より売薬？

　愛すれどTigers「2014年度の開幕に向けて」を更新しました。

　今日は一日雨。もともと年休を取っていたので、全日療養。体力回復のための散歩も雨のため中止。
　先週の土曜から医者に処方してもろうた薬を呑んでいるんやけれど、咳が出るから咳止め、くしゃみが出るから鼻炎薬、のどの炎症を抑えるために痰が切れる薬、胃を荒らさないための胃薬、雑菌を殺すための抗生物質……。説明していただくのはええけれど、なんか対症療法ばかりで根本的に治療する薬というのはないんやなあ。
　風邪と水虫の完全な治療法を考案したらノーベル賞ものという話は聞いたことがある。もしかしたら手塚先生が「ブラックジャック」で書いてたのかな。そんな記憶もある。
　そやから勢い対症療法的に投薬することになるんやろうけれど、個人的にはいつも飲む「改源」のほうがよほど体が楽になるような気がするんですけれどね。「改源」ってそんなにきつい薬でもないし、総合感冒薬というても鼻炎薬は配合されてへん。そやけど、風邪からくる鼻水やくしゃみは不思議と治まるのね。むろん完治はしないけれど、症状がはっきりと緩和されるように感じられる。
　プラシーボ効果ということもある。「改源」を呑んだから安心、という精神的なものがあるのかもしれん。そやけど、医者の処方した薬よりも売薬のほうがどんな風邪でも聴くような感じがするというのはいかがなものかなあ。

泡沫さん奮戦記

　昨日の病み上がり墓参はけっこうオーバーワークやったらしく、朝食後にすこし録画した深夜アニメなどを見たら、無性に眠くなり、昼食前にひと寝入り。昼食後、またテレビなどを見てから、軽い運動をと駅前の書店まで歩く。「もやしもん」の最終巻限定版ボックスや「阪神タイガースイヤーブック」などを購入。帰宅して、「もやしもん」など購入した本をむさぼり読む。
　妻が夕方見たニュースを録画してくれていて、市長選の泡沫さんの特集を見る。二野宮というひきこもりをしていたという候補の奮戦ぶりや、意外に本気で立候補していたマック赤坂候補の悔しがる様子など、なかなか貴重なものが見られた。羽交い絞めされてタウンミーティングから追い出される赤坂候補の姿を見て、ゼロサム市長に対する怒りがふつふつとわいてきた。「ただの支持者がやったこと」と市長側はコメントしていたけれど、体格や物腰から明らかに素人やない。
　選挙カーから赤坂候補を揶揄する様子も、ゼロサム市長の品性を疑うようなもの。泡沫さんたち３候補は公開討論会を申し入れたのに、「議論がかみ合わない」と拒否したくせに、低投票率を「メディアがほかの候補の主張をちゃんと取り上げなかったせい」とぬけぬけと言う。ほかの候補の主張をとりあげなかったのは市長ご本人やなかったか。
　それが証拠に、ちゃんとニュース番組は泡沫さんたちに密着取材をしているのです。毎日放送、なかなかやるやないか。社会復帰に向けて自信がついたと語る二野宮候補。供託金はすべて借金で支払ったそうで、没収された分、なんとかして返済しなければならんそうやけれど、がんばって完済してほしい。

病み上がりの墓参

　今日は２月の入試採点業務で土曜出勤した分の代休。ここまで離れていると、代休というてもなあな感じやけれど、このおかげで彼岸の墓参に行くことができた。
　ただ、やはりインフルエンザでずっと寝たきり生活をしていたせいで、体力がかなり落ちているのを実感させられた。阪急で京都まで行き、いつもなら祇園まで歩くんやけれど、バスに乗らんと途中で息切れを起こしそうになる。墓地に着いて、事務所前のベンチで一服。墓までは山登り。汗はたらたら。やっとのことでご先祖様に手を合わせ、帰路も事務所前のベンチで「本願寺のお茶」なるペットボトルを購入してのどを潤す。
　祇園まで出たら、またバスに乗る。南座横の「祇園饅頭」でおはぎを買い、帰阪。
　帰宅して妻とおはぎをつつく。ここのおはぎのおいしさは格別。一息つくと無性に眠くなり、午睡。眼が覚めたら外がかなり薄暗くなっていた。
　まだ代休はあるし、事前に年休も何日かとっているのでしばらく連休は続くけれど、このまま毎日ゴロゴロしていたら職場に戻った時に一日もたんやろう。明日からはベランダの片づけで廃棄することにした雑誌を出しに行ったり、散歩ついでに駅前の本屋に行ってみたり、ちょっとでも体を動かして体力回復につとめんとあかんなあ。

閑散とした投票所

　大相撲小言場所「春場所をふりかえって～鶴竜初優勝、横綱昇進へ～」を更新しました。

今日は大阪市長選挙。体調も今一つで外に出るのもおっくうで、しかも選挙となった経緯が経緯だけに棄権しようかなあとも思うたけれど、生徒たちに「選挙に行こう」と教えているものが棄権するのもどうかと思い、昼過ぎに投票所へ。
　みごとに閑散としていたなあ。この前の参議院選挙なんか、受付に並んで投票用紙を受け取ったというのに、今日は受付の方が待ち構え手をのばして整理券を受け取り、投票用紙を渡す方もにこにこして出してくれるし、投票箱の前の立会人の人の表情もこころなしか嬉しそう。
　投票大歓迎という感じやった。これは投票率は低かろうなあと思うていたら、大阪市長選挙としては史上最低の投票率やったそうな。民意は「選挙に行かない」という選択をしたというわけです。
　ま、私は気持ちよく泡沫さんに一票を投じることができたので、ええんですけどね。

やはり鼻風邪併発

　インフルエンザ完治の診断書を書いてもらわなければならないのと、インフルエンザが治ったにしては鼻水や咳が出ることについて診断してもらいたいのとで、今朝はかかりつけの医院に。１時間半待ちということで、診察券を出してから一旦待合室から出て、駅前まで行く。療養のためにひきこもっていたから、買物などなどいろいろと用事があったのです。
　１時間弱で医院に戻ると、私の前に待っていた人たちはほとんど診療が終わって、待合室はすかすか。すぐに呼ばれて診てもらう。
「インフルエンザは完治してますけれど、鼻風邪を併発してますね」。
　一昨日の日記で、鼻風邪もいっしょにひくなんてあるのかなと書いたけれど、ひくんですねえ、これが。まあ、インフルエンザと普通の風邪は症状は似ているけれどもともと別物ですもんね。
　お医者の先生が「鼻風邪の方は長引くかもしれませんよ」なんて言うところを見ると、この風邪もはやっているのかな。
　帰宅して、寝る。鼻風邪も治ってくれんと、体力がもたんわい。昼食後、処方された鼻風邪用の薬を服用する。例によって抗生物質が処方されている。そんなもんよりブドウ糖注射一本で回復しそうなもんやけれど。
　ところで、この鼻風邪は妻にもうつったみたいで、私と同じ咳をしている。不思議なことに、私たちが結婚してから２０年、私は４回もインフルエンザにかかっているのに、妻は（感染しているやろうに）一度も発症したことがない。妻によると、幼い頃にかかった記憶はあるけれど、ものごころついてからはインフルエンザにかかったという記憶がないそうです。妻の実家の家族もインフルエンザには強いらしい。ところが、妻が昨年ノロウイルスのせいで発熱と下痢で苦しんでいた時、私は（おそらく感染していたと思うけど）一切発症してへん。漏らしてしまうほどの下痢というのは、８年ほど前に一度あったけれど、その時も下痢止めでなんとかなったしなあ。感染症でも体質で発症しやすいものとしにくいものがあるのかねえ。
　夫婦がそれぞれ別な病気に強いというのは、共倒れの危険性が少ないということで心強いものであります。