次元の違う話じゃんよ

　本日は出勤日。土曜日は深夜にアニメがたくさんあるんやから、日中にハードディスクにたまっている番組をたっぷり見たいのになあ、とダメ人間は思うのであります。そやけど、お仕事はお仕事、やむを得ないのであります。
　アニメの話ですが、一昨日の深夜に放送された「スペース☆ダンディ」はもう最高でありました。脚本は円城塔さんで、むろんＳＦなのですが、ストーリーそのものがＳＦ以外では描けず、しかも次元ＳＦのアイデアをスタッフがみごとに絵にしているのですね。０次元から４次元まですべてをアニメで表現するという、これはもうボンズすごいとしか言いようがない。
　これ以上書くと見てへん人に失礼なので、書きませんけどね。ＤＶＤがレンタルで出たら即借りて見てください。サブタイトルは「次元の違う話じゃんよ」。別にどこからも一銭ももろうてへんけれど、見なさい買いなさいとお勧めするのであります。
　ただし、ＳＦファン以外の人には、かなり予備知識がいるので、どうしても見ろとは言わんけどね。
　私は何年かして全作を収めたボックスが出たら買うぞう。それまでは手元のＤＶＤに保存してある分を何度もねちねち見ることにしよう。

　明日９月２１日（日）は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

タブレットを買えってか

　８月末の１２連勤の時に日曜の午後から茨木市まで出張って学校説明会に行った。その時の振り替えで午後から半日休を取れた。で、午睡。そうなんです、あの時もう私は午睡したくてしたくてたまらなんだのです。その分ちゃんと寝んとあかんと思うたわけやないですが、まあ、体調が不安定なんで、ここは休養優先ということで。明日は休日出勤やからね。
　夕刻起きて、相撲を見、ラジオで野球を聞き、試合終了後は相撲を見て……とまあいつものパターン。
　贅沢を言います。毎日放送が地上波の放送権を持っていて、おそらくタイガースが優勝しそうやったら生中継するつもりやったんやろうけれど、残念ながらそうならなんだので、深夜１時からハイライトを録画放送という形をとっている。「虎テレ」というwebチャンネルではタブレットかスマートフォンをもっていたら、有料やけれど生中継で見られるんやけれど、パソコンやったらweb配信は試合終了後１時間たたんと見られん。つまりそれはタブレットを買えということでっか。
　スポンサーの関係とかややこしいかもしれんやろうけれど、毎日放送はサブチャンネルで生中継するとかしてもらえんかなあ。サンテレビとの提携は無理としても、せっかく取った放送権なんやから、なんとかならんのか。
　これと同じことを前にも書いたことがあるんでしつこいと思われるかもしれんけれど、ほんまになんとかならんかなあ。明日は出勤。デーゲーム中継はあるけれど、また毎日放送なんでお尻が切れることは十分考えられる。まあそれやったら帰ってからパソコンで有料配信の放送を見てもええかな。
　それにしても、生中継でも視聴率が取れんと判断したものを、深夜の録画ハイライトでどれだけ数字が取れるのかねえ。それやったらサンテレビかＫＢＳ京都に放送権を丸ごと売りつけては如何。

　９月２１日（日）は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

星野監督の退任

　本日はテスト監督や会議などでほとんど採点できず。後期開講の授業のプランを練ったりする。
　夜、ネットでニュースをチェック。プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの星野仙一監督の退任を知る。
　お疲れ様、の一言のみ。今季は途中で難病にかかり復帰したのが奇跡的なくらいやと思うていたから、今はもうゆっくり療養してもらいたい。
　星野監督は名将か。野村克也さんの著書ではあまりええことは書いてへん。自分がこしらえた土台のもとに花をひらかせただけ、とか、そんな調子。たぶんやっかみが入っているんやろうなあと思う。野村監督が土台をこしらえても、南海ホークスの廣瀬監督はそこに花を咲かすことはでけなんだやないですか。イーグルスでは間にブラウン監督が入って、最下位になって退団し、その後を受けて星野監督が一からチームを作り直したんやないかなあ。
　ドラゴンズで２回、タイガースで１回、イーグルスで１回と、３チームを優勝させたんやから、やはり名将というてええんやないかと思う。例えばライオンズ黄金時代を築いた森監督はベイスターズではその手腕を発揮しきれず退いたし、カープの全盛期を築いた古葉監督もホエールズではさっぱりやった。１チームだけやったら何度も優勝させられても、２チーム以上で優勝をさせた監督となるとぐんと数が少なくなる。ましてや３チームですよ。三原脩さん、西本幸雄さん、他に誰かいたかいな。
　星野さんは、我らがタイガースを１８年ぶりの優勝に導いてくれた。もうそれだけで感謝ですわ。
　年齢期にももう次のユニフォームを着ることはないやろうけれど、これからはまた解説であの名調子を聞かせてほしいものです。

　９月２１日（日）は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

鑑賞会練り直し

　連休明けはやはりしんどいけれど、授業やなく試験期間なんで、自習室の当番、採点業務などでそれほどきつくはない。はずなんやけれど、朝晩と日中の気温差の激しさもあって、ちょっと体調管理が難しい。
　もっとも、今日の時点で採点すべきテストはすべて終了したので、明日からはひたすら採点の続きに徹することができる。
　他、芸術鑑賞会関係で電話連絡など。これからしばらくはそちらの対応で忙しくなるかも。ただし、来年度の鑑賞会とは全く関係ない某劇団からの電話もあったりしてややこしい。ずいぶん前の日記で書いたことがあるけれど、演劇について「教えてやる」という上からものを言う嫌なおっさんが担当。このおっさんはアポをとらずにいきなり押しかけてきたり、非常に忙しい時に電話ほかけてきたりする困った人物。今日は今日で「今日の午後はいかかですか」などと言うてくる。こうなると嫌がらせとしか思われん。演劇関係の方はどなたさんと限らず来春からしか受け付けておりませんと言うて断る。これはほんまのことですからね。
　今年の芸術鑑賞会はオーケストラ。本校の吹奏楽部、ダンス部と共演するというプランがあって、昨年度の担当者がその線で話をまとめていたんやけれど、その先生は転勤。さらにオーケストラの渉外担当の方も退職して担当者が変わってしもうた。細かいところの引継ぎがでけてなんだので、そのため一からプランを練り直すことになり、先日音楽の先生にも入ってもろうて打ち合わせをした。今日の電話でなんとか新プランがまとまるところまでこぎつけたというわけ。
　プログラムと本校の吹奏楽部とのスケジュール調整がきまれば、あとはスムーズに動く。とにかく出勤すればあれやこれやで忙しい。
　まあ、なんとか自分のペースで仕事ができたらと願うばかり。
　夜はタイガースが快勝。よかったよかった。

　９月２１日（日）は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

新大関の珍記録

　今日は１２連勤の時の代休。半月たってやっと休みが取れた。というわけで、４連休目。もっとも、風邪でもひいたか腹具合はまだ今ひとつ、さらに朝は軽く頭痛。風邪薬を飲んで半日寝る。あまりだらだらするのも何なんで、朝のうちに近くのコンビニに行ったりはした。今日は新聞休刊日なので、スポーツ紙は売店かコンビニでないと買われへんのです。ちょっと歩いただけでなんかしんどい。風邪のせいか、ダメ人間になり切ってしもうてるんだか。
　夕刻は相撲、そして野球といつものようにテレビ観戦。
　それにしても新大関豪栄道、大関初白星が不戦勝という珍記録。それはええとして、初日、そして今日三日目と実質上の連敗を喫してしもうた。いずれも土俵際まで押し込むけれど、あと一歩が出ずに逆転負けという展開。まだ緊張感がとられへんのかなあ。出足は悪くないのに詰めが甘い。
　とはいえ、悪い癖のひっかけやひきがないのは評価できる。一つ勝つと、その調子で最後まで足がついていく相撲になるんやないかと期待している。地元大阪出身の大関だけに、なんとか好成績を残してほしいと応援してますぞ。そのためにもちゃんと相撲をとって勝つこと。不戦勝の１勝だけというのは本人も落ち着かんやろうからねえ。
　ところで、間に不戦勝とはいえ白星をはさんでいるわけやから、記録上はこれは連敗にはならんのやろうね。これもまた珍記録やないかなあ。

李香蘭の死

　愛すれどTigers「失速！　ジャイアンツに３連敗！」を更新しました。

　腹具合が悪く、頭痛もする。よって、今日も寝て暮らす。こんなことではいかんのだけれど。明日は新聞休刊日なんで、スポーツ紙の即売版を買いに出かけるとするか。
　元女優李香蘭こと山口淑子さんの訃報に接する。享年９４。死因は心不全。
　藤原作弥さんとの共著、「李香蘭・私の生涯」を読んで、なんと数奇な運命をたどってきた人なんやろうと驚いた記憶が大きい。満州映画で中国人女優として売り出され、五族協和のシンボルに仕立て上げられた戦前、漢奸として糾弾されかけた戦後、そして帰国して「山口淑子」として再生し、参議院議員として国政にたずさわる。こんな生き方をした人はまずいないやろう。
　私は「山口淑子」としては議員になってからの印象しかない。「李香蘭」としても映画「エノケンの孫悟空」で森の中で歌う妖精というような役どころで出演していて、なんとも妖艶な空気を醸し出していたことくらいしか印象がない。
　そやけど、戦前戦後を通じてその時代を象徴する存在として生きてきたという、そういう人物がいたことは、例えば若い世代に日本史を教えたりする際に、欠かしてはならんのやないかと思うている。特に満洲国という特異な存在を説明する時には、「李香蘭」の果たした役割というものを知っておくだけで理解の深さも変わるんやないかと思う。
　まさに稀有な人生としか言いようがない。時代がこういう存在を要請したんやろうか。
　謹んで哀悼の意を表します。

やっぱりダメ人間

　朝からたっぷりテレビを見たらさすがにしんどくなり、昼食前に軽く寝ようと布団にもぐりこんだ。今日のプロ野球中継はテレビは短時間で延長なしなので、試合開始に間に合えばリアルタイムで見てもええくらいと思うていた。
　目が覚めたら、テレビ中継の時間が終わったところくらい。
　寝過ぎた！
　遅い昼食をとりながら、試合終了までラジオの中継を聞き、それから録画してあった試合前半の部分を見直す。無得点のまま中継が終わっているので、ええところは夜のスポーツニュースで見ることにする。
　そのあと大相撲秋場所の初日を見てから、先々週の「軍師官兵衛」などを見ながら夕食。
　予想通り、寝るかテレビかというダメ人間をしておりました。それだけ疲労がたまっているということなのかもしれん。今もまた眠いもんなあ。
　明日もお休み。少しは家の用事もせんならんなあと思いつつ、やはりダメ人間のまま一日を終えるのかもなあ。

連休はダメ人間に

　大相撲小言場所「平成二十六年秋場所展望～新大関豪栄道誕生によせて～」を更新しました。

　今日から待望の連休。朝、少しテレビを見たあと無性に眠くなり、少し二度寝。今日は医者に行く日なので、昼前に起きて出かける。髪を切りに行ったりもしたかったけれど、診療後、書店に寄っただけですぐに帰宅。実は夜のお誘いなどもあっんやけれど、体調を考えて断念したのです。断念して正解やったかも。
　地下鉄に乗る時に、やはり膝痛は残っていたし、帰宅したらもうだるくてたまらず即午睡。しっかり寝ると、少しは楽になった。プロ野球のデーゲーム中継は、今日は完全中継やったので、ナイター中継の時間帯に録画しておいたものを見た。大敗でありました。午睡せず無理して見てたら、よけいしんどくなってたやろうなあ。
　明日からの連休はひきこもって休息と録画番組視聴に徹することにしよう。大相撲秋場所も始まる事やし。なんかダメ人間っぽいけど、ふだんの仕事は自分なりにちゃんとしているつもりなんで、せめて休みくらいダメ人間になってもいいよねえ。

総理は鉄面皮

　朝日新聞の社長が「吉田調書」報道などで謝罪の会見を開く。ことの是非はともかく、遅きに失したとはいえ謝罪したことに対しては「あのタカビー朝日の社長がようもまあ」と評価しておきたい。
　鉄面皮はしんぞう総理。ラジオ番組で「例えば慰安婦問題の誤報によって多くの人が苦しみ、国際社会で日本の名誉が傷つけられたことは事実と言っていいと思う」「一般論として申し上げれば、報道は国内外に大きな影響を与え、時としてわが国の名誉を傷つけることがある。そういうことも十分に認識しながら、責任ある態度で正確で信用性の高い報道が求められているのではないかと思う」てなことをのたもうておりますが、１年前に世界中に向けて福島原発について「私が安全を保証します。状況はコントロールされています」と大嘘をついたことについて、いっさい弁明も釈明も謝罪も何もしておらんぞ、しんぞうさん。朝日の社長もこの総理にこんなことを言われたくはなかったやろうなあ。
　他の政治家もかさにかかって朝日攻撃をしている中、ゼロサム市長だけが「言論の自由が認められている日本社会っていいんじゃないですかね。公権力が強制的に報道機関の主張を変えるのではなく、（産経新聞と朝日新聞が）言論機関同士でやり合い、間違っていたら謝罪する。それでいいんじゃないでしょうか」と一番まともなことを言うていた。おお、弁護士の看板は伊達やないねえ。他の面でもこういう冷静な発言ができればええのに。
　これでまた「週刊文春」や「週刊新潮」などが朝日叩きをエスカレートさせるんやろうけれど、その前にしてほしいことがある。元タイガースの金本知憲さんを「恐喝犯」扱いしてでかでかと報じた件、ちゃんと本人に謝罪したのかな。私はまだ忘れてへんぞ。朝日新聞が吉田某の「慰安婦証言」を裏をとらずに報道したこととは社会的な影響という意味では大きく違うかもしれんけれど、ジャーナリズムの姿勢としては同じことやと思う。両誌が金本さんに正式謝罪をしたとは、私は寡聞にして知らない。ここぞとばかり朝日を叩く前に、自分らも裏をとらんとタレこみネタを垂れ流していることについて謝罪せえよ、と思うが、如何。

死せる阪神生ける巨人を走らす

　せっかく二軍戦でホームランを打つなどして一軍に西岡剛が帰ってきたんやから、雰囲気を変えるためにも先発出場させるのかと思うていたら、さすが慎重な和田監督、まずは代打で復帰させてきた。ここが和田監督らしいのですよね。勝負師になれない。現役時代と同様堅実なタイプなのです。
　とはいえ、代打でも西岡が打席に立つと甲子園の空気が一変するんやから、さすがやね。そしていきなり二塁打。逆転優勝はまあ奇跡が起こるのを待つとして（もっともめったに起こらないから奇跡というのです）、西岡がいてたら、Ｂクラス落ちはないんやないかなあと思わせてくれる。
　かくしてタイガースの目標は現状維持に。あとはセ・リーグではカープの、パ・リーグではバファローズの逆転優勝を期待しましょう。
　秋風五丈原ならぬ、秋風甲子園。ならば「死せる孔明、生ける仲達を走らす」ならぬ「死せる阪神、生ける巨人を走らす」くらいのことはしてほしかったんやけどなあ。同じ「走る」でも「逃げる」の意味やなく「首位を走る」になってしもうているところがなんとも。