ワッハ死蔵館 [演芸]
膝の調子は昨日とほぼ変わらず。もっとも、今日は授業時間内テストやビデオ視聴などであまり動きがなかったので、それほど負担はかからず。ただ、微熱がまだあったりと、体調は万全とはいえません。明日で前期の授業が終わり一息つくのと、休日出勤の振り替えなどで土曜日から4連休となるので、そこまではなんとかもたせたい。
ところで、新聞によると「ワッハ上方」はますます資料収蔵と図書室的機能を強める形で存続とか。展示室の復活はもう無理なのかなあ。こうなったら知事と府会の会派が維新でなくなったとしても、旧に復することはないんやろうなあ。
貴重な資料が人目に触れることなく死蔵されていると思うと、もったいない限り。ほんまに。
ところで、新聞によると「ワッハ上方」はますます資料収蔵と図書室的機能を強める形で存続とか。展示室の復活はもう無理なのかなあ。こうなったら知事と府会の会派が維新でなくなったとしても、旧に復することはないんやろうなあ。
貴重な資料が人目に触れることなく死蔵されていると思うと、もったいない限り。ほんまに。
ジャイアンツはなぜ勝てる [プロ野球]
試験問題作成、芸術鑑賞について楽団の担当者と打ち合わせなど、一日落ち着く暇なし。おまけに右膝が痛み、階段の上り下りがきつい。12連勤の後半あたりからちょっとその兆候はあったんやけれど、今日は一気にきた。
帰宅してナイター中継を見ていたら、一番頼りになる投手であるメッセンジャーがめった打ちを食らう。とはいえ、ほんまにええ当たりやったのは初回の坂本の2ランくらいで、ノックアウトされた4回のヒットはほとんど打ち取ったような打球。ジャイアンツの選手はとにかくしぶとい。今年のジャイアンツはそう強いと感じたことはないんやけれど、ここぞというところでの集中力で負けているなあ。相手はチャンスをチャンスととらえている感じなのに、タイガースの打者はチャンスなのに「打たんならん打たんならん打たんならん打たんならん打たんならん」と自分に重圧をかけてピンチにしてしもうてるように見える。
やっぱり2連覇しているチームは「勝つ」ということになれているのです。2008年、ジャイアンツに13.5ゲーム差をひっくり返されて優勝を逃して以来、タイガースの選手はここ一番で勝てないチームに戻った。
そう、私がファンになった頃みたいに。弱くないけれど、ここというところで勝たれへん。
これはもう、一回ぶっちぎりで優勝して「勝つ」ことに慣れないといかん。まず「俺たちは強いんや」と自己暗示をかけるとか。今年に関して言うたら、ジャイアンツは優勝できるチーム力やないように見える。でも首位にいるのは「俺たちは強い」という自信がそうさせているからなんやろうなあ。
明日はタイガースの選手はふっきってスワローズの選手たちみたいに何でもかんでも思い切り打っていったらどうかなあ。ここまできたらもう優勝は難しいからねえ。見てるこちらも呪縛で動かれん選手を見てるより、よっぽど精神衛生上よろしいよ。
帰宅してナイター中継を見ていたら、一番頼りになる投手であるメッセンジャーがめった打ちを食らう。とはいえ、ほんまにええ当たりやったのは初回の坂本の2ランくらいで、ノックアウトされた4回のヒットはほとんど打ち取ったような打球。ジャイアンツの選手はとにかくしぶとい。今年のジャイアンツはそう強いと感じたことはないんやけれど、ここぞというところでの集中力で負けているなあ。相手はチャンスをチャンスととらえている感じなのに、タイガースの打者はチャンスなのに「打たんならん打たんならん打たんならん打たんならん打たんならん」と自分に重圧をかけてピンチにしてしもうてるように見える。
やっぱり2連覇しているチームは「勝つ」ということになれているのです。2008年、ジャイアンツに13.5ゲーム差をひっくり返されて優勝を逃して以来、タイガースの選手はここ一番で勝てないチームに戻った。
そう、私がファンになった頃みたいに。弱くないけれど、ここというところで勝たれへん。
これはもう、一回ぶっちぎりで優勝して「勝つ」ことに慣れないといかん。まず「俺たちは強いんや」と自己暗示をかけるとか。今年に関して言うたら、ジャイアンツは優勝できるチーム力やないように見える。でも首位にいるのは「俺たちは強い」という自信がそうさせているからなんやろうなあ。
明日はタイガースの選手はふっきってスワローズの選手たちみたいに何でもかんでも思い切り打っていったらどうかなあ。ここまできたらもう優勝は難しいからねえ。見てるこちらも呪縛で動かれん選手を見てるより、よっぽど精神衛生上よろしいよ。
坐禅と唱題 [教育]
愛すれどTigers「山本昌に最高齢勝利を献上」を更新しました。
うーむ、気力が一度切れると、建て直すのに苦労するなあ。今日は倫理の前期授業最終日。とにかくテンションをあげていかないと。鎌倉仏教について説明するのに、毎年しているように坐禅を組んで見せたり(これはいつも生徒が驚く。私の股関節が柔らかいからであります)、どんつくつくつくどんつくとリズムをとりながら題目を唱えてみたり。あとは時宗の「踊念仏」を実演できたらいうことなしなんやけれど、これは見たことがないので踊れません。
坐禅は中学時代に大徳寺に参拝した時に、若い僧からやり方を教えてもろうた。題目は、昔住んでいた家の裏に法華の信者がいて、夕方になったらどんつくつくつくを毎日やっていたので、自然に覚えた。これで隣家が真言でマントラを唱えたりしてたらすごいんやけれど、残念ながら隣家は長らく空き地でありました。いや、残念って、何が。
うちは門徒なんで、題目を唱える習慣はなかったんやけれど、大きな声を出してどんつくつくつくなんみょうほうれんげっきょとやると、なんか元気が出てくるなあ。そやからというて宗旨替えはしませんが。
うーむ、気力が一度切れると、建て直すのに苦労するなあ。今日は倫理の前期授業最終日。とにかくテンションをあげていかないと。鎌倉仏教について説明するのに、毎年しているように坐禅を組んで見せたり(これはいつも生徒が驚く。私の股関節が柔らかいからであります)、どんつくつくつくどんつくとリズムをとりながら題目を唱えてみたり。あとは時宗の「踊念仏」を実演できたらいうことなしなんやけれど、これは見たことがないので踊れません。
坐禅は中学時代に大徳寺に参拝した時に、若い僧からやり方を教えてもろうた。題目は、昔住んでいた家の裏に法華の信者がいて、夕方になったらどんつくつくつくを毎日やっていたので、自然に覚えた。これで隣家が真言でマントラを唱えたりしてたらすごいんやけれど、残念ながら隣家は長らく空き地でありました。いや、残念って、何が。
うちは門徒なんで、題目を唱える習慣はなかったんやけれど、大きな声を出してどんつくつくつくなんみょうほうれんげっきょとやると、なんか元気が出てくるなあ。そやからというて宗旨替えはしませんが。
無料視聴日なのに [日常生活]
今日も完全休養日。朝食後、昨晩録画した深夜アニメや日曜朝の「トッキュウジャー」「鎧武」などを見る。昼食前に少し寝る。昼食後、プロ野球中継が録画できているか確認。
今日はスカパーのBSチャンネルが無料視聴できるサービスデーで、地上波での中継のないドラゴンズとタイガースの試合もJsportsチャンネルで見られるのであります。と、思うたら、「電波を受信できないので録画できませんでした」との表示が。あらららら。せっかく見られると思うていたのに。同じスカパーのスターチャンネルはちゃんと無料視聴できているのにね。
これはマンションごと契約しているケーブルテレビ会社の都合なのかもなあ。せっかくの無料視聴サービスも電波を受信でけんというならしゃあない。がっくり。
というわけで、昨日に続いてラジオで実況を聞く。
なすところなく完封負け。去年と同じ轍を踏むかタイガース。嗚呼!
今日はスカパーのBSチャンネルが無料視聴できるサービスデーで、地上波での中継のないドラゴンズとタイガースの試合もJsportsチャンネルで見られるのであります。と、思うたら、「電波を受信できないので録画できませんでした」との表示が。あらららら。せっかく見られると思うていたのに。同じスカパーのスターチャンネルはちゃんと無料視聴できているのにね。
これはマンションごと契約しているケーブルテレビ会社の都合なのかもなあ。せっかくの無料視聴サービスも電波を受信でけんというならしゃあない。がっくり。
というわけで、昨日に続いてラジオで実況を聞く。
なすところなく完封負け。去年と同じ轍を踏むかタイガース。嗚呼!
馬齢52歳 [季節ネタ]
今日は完全休養日。朝からHDDレコーダにたまっている録画をひたすら見たりしてたし、午後からは午睡は少しだけでリアルタイムでラジオの野球中継を聞いたりしていたから、疲れが完全に取れたという感じではないけれど、とにかく一日休めるということが嬉しい。吉川英治「三国志」もなんとか全巻読了できたしね。
というわけで、今日は52回目の誕生日。
昨年もここ で「馬齢」と書いたけれど、1年間何をしてきたかというくらいたいしたことはしてへんなあ。というよりも、新しいことをやらねばならんというのが4月からずっと続いていて、その対応に苦慮したというのがこの1年間についての感想かな。
以前なら柔軟に新しいことに対応できていたと思うんやけれど、この歳になると新しいことをするということがかなりきつくなってしまうということがよくわかった。
それに対する精神的なスタミナがないのね、もう。馬齢を重ねた上に老化が始まっているということか。
今後も新しいことをやっていかねばならんということになるんやろうけれど、この1年の経験は必ず生きてくると思う。なにしろ、それまでの何年かは授業にしてもそれ以外の仕事にしても何度もやったことを繰り返していたから、それに慣れ切っていたんやな。
この歳になって新しいことに対応するとはどういうことかを体験できたのは大きいなあ。
さあ、明日も完全休養日や! ああ進歩なし……。
というわけで、今日は52回目の誕生日。
昨年もここ で「馬齢」と書いたけれど、1年間何をしてきたかというくらいたいしたことはしてへんなあ。というよりも、新しいことをやらねばならんというのが4月からずっと続いていて、その対応に苦慮したというのがこの1年間についての感想かな。
以前なら柔軟に新しいことに対応できていたと思うんやけれど、この歳になると新しいことをするということがかなりきつくなってしまうということがよくわかった。
それに対する精神的なスタミナがないのね、もう。馬齢を重ねた上に老化が始まっているということか。
今後も新しいことをやっていかねばならんということになるんやろうけれど、この1年の経験は必ず生きてくると思う。なにしろ、それまでの何年かは授業にしてもそれ以外の仕事にしても何度もやったことを繰り返していたから、それに慣れ切っていたんやな。
この歳になって新しいことに対応するとはどういうことかを体験できたのは大きいなあ。
さあ、明日も完全休養日や! ああ進歩なし……。
山本昌の最高齢勝利 [プロ野球]
12連勤最終日。よたよたとしながらもなんとか完投。明日は休めるぞう。休むぞう。
帰宅後、追っかけ再生でドラゴンズとタイガースの試合を見る。ドラゴンズの先発は山本昌。なんと49歳での先発。プロ球史上最高齢の先発投手であります。これがまたみごとにタイミングをずらせる投球術を駆使して、タイガース打線は術中にはまる。若い投手がリリーフし、今度は速い球につまらされて完封負け。山本昌は史上最高齢の先発勝利投手として球史にまたもや名を残した。
つまり私はのちのち伝説として語り継がれるやろう試合をテレビ中継ながら目撃してしもうたのであります。これって喜ぶべきことなんやろうか。タイガースが負けたんで悔しがるところなんやけれど、超ベテランがなかなか機会を与えらなんでも二軍で辛抱しついに「伝説」になった。一野球ファンとしてはひいきチームの勝敗をこえてその見事な投球にただ脱帽しほめたたえるのみでありますね。
もともと山本昌をずっと苦手にしていたんやけれど、最高齢でノーヒットノーランを記録した時もタイガースが相手やったなあ。
どんだけ山本昌を好きやねん、タイガースの選手たち。
というわけで、仕事で燃え殻みたいになり、野球を見てぐったりしてしもうた。やれやれ。
帰宅後、追っかけ再生でドラゴンズとタイガースの試合を見る。ドラゴンズの先発は山本昌。なんと49歳での先発。プロ球史上最高齢の先発投手であります。これがまたみごとにタイミングをずらせる投球術を駆使して、タイガース打線は術中にはまる。若い投手がリリーフし、今度は速い球につまらされて完封負け。山本昌は史上最高齢の先発勝利投手として球史にまたもや名を残した。
つまり私はのちのち伝説として語り継がれるやろう試合をテレビ中継ながら目撃してしもうたのであります。これって喜ぶべきことなんやろうか。タイガースが負けたんで悔しがるところなんやけれど、超ベテランがなかなか機会を与えらなんでも二軍で辛抱しついに「伝説」になった。一野球ファンとしてはひいきチームの勝敗をこえてその見事な投球にただ脱帽しほめたたえるのみでありますね。
もともと山本昌をずっと苦手にしていたんやけれど、最高齢でノーヒットノーランを記録した時もタイガースが相手やったなあ。
どんだけ山本昌を好きやねん、タイガースの選手たち。
というわけで、仕事で燃え殻みたいになり、野球を見てぐったりしてしもうた。やれやれ。
掲載拒否という失策 [新聞]
さあ、明日を踏ん張ったら完投や。勝利か敗戦かは知らんけれど。
今朝の朝日新聞朝刊に「池上彰の新聞ななめ読み」を掲載するとわざわざ一面の内容紹介欄に書いてあった。これは池上氏が新聞各紙を読み比べ、新聞の読み方をレクチャーしてくれるという月イチの連載で、「メディア・リテラシー」の授業などでも活用できるありがたいもの。
ところがですね、なんと朝日新聞は池上氏の今月分の寄稿に対して掲載拒否をしていたのですねえ。理由は朝日新聞に対する批判を書いてあったから。しかも慰安婦問題に対する訂正について、「遅きに失したのではないか」と苦言を呈しているから、なのですね。
なんですねん、これ。よく読んだら、単なる批判やなく、まさに公正な立場から書かれた、しかも朝日新聞に対して建設的に提言をしているのですよ。それを掲載拒否ですか。
あかんよ、朝日。誰が拒否するように指示したかわからんけれど、自分らに都合の悪いことにふたをしてしまおうという姿勢がいかん。しかも、それを池上氏が明らかにした上で連載中止を申し入れたら、掌を返したように掲載してまんねん。
表現の自由を守らねばならん新聞が、「あれも秘密これも秘密法」を社説で批判した新聞が、自らの首を絞めてるんやもんなあ。
それで購読をやめるということはないし、失望したというほど最初から期待もしてへんけど、こんなん繰り返していたら、なお一層叩かれるのは目に見えてるやん。
これに関しては擁護の余地なし。人を批判するという自由の権利を行使するからには、人から批判される責任も負わねばならんのですよ。それがサルトルの言う「自由という名の刑罰」やないですか。
今朝の朝日新聞朝刊に「池上彰の新聞ななめ読み」を掲載するとわざわざ一面の内容紹介欄に書いてあった。これは池上氏が新聞各紙を読み比べ、新聞の読み方をレクチャーしてくれるという月イチの連載で、「メディア・リテラシー」の授業などでも活用できるありがたいもの。
ところがですね、なんと朝日新聞は池上氏の今月分の寄稿に対して掲載拒否をしていたのですねえ。理由は朝日新聞に対する批判を書いてあったから。しかも慰安婦問題に対する訂正について、「遅きに失したのではないか」と苦言を呈しているから、なのですね。
なんですねん、これ。よく読んだら、単なる批判やなく、まさに公正な立場から書かれた、しかも朝日新聞に対して建設的に提言をしているのですよ。それを掲載拒否ですか。
あかんよ、朝日。誰が拒否するように指示したかわからんけれど、自分らに都合の悪いことにふたをしてしまおうという姿勢がいかん。しかも、それを池上氏が明らかにした上で連載中止を申し入れたら、掌を返したように掲載してまんねん。
表現の自由を守らねばならん新聞が、「あれも秘密これも秘密法」を社説で批判した新聞が、自らの首を絞めてるんやもんなあ。
それで購読をやめるということはないし、失望したというほど最初から期待もしてへんけど、こんなん繰り返していたら、なお一層叩かれるのは目に見えてるやん。
これに関しては擁護の余地なし。人を批判するという自由の権利を行使するからには、人から批判される責任も負わねばならんのですよ。それがサルトルの言う「自由という名の刑罰」やないですか。
完投目前の先発投手 [日常生活]
野球で先発投手が完投しようとする時、7回くらいが一番しんどいんやそうです。テレビで解説している元投手の人たちが口をそろえていうんやから間違いないやろう。
で、今日は12連勤の10日目。いやあ、休みまであと少しというところではあるけれど、まだ余力を残しておきたいという、終わりが見えてきたところのしんどさを実感いたしました。
てなことを書いては見たものの、今日のタイガース打線はベイスターズの山口投手に完投負けしたんやけれど、7回もすんなりと打ち取られてあっさりと完投負けを喫してしまいました。楽々抑えられたように見えたけれど、山口投手はしんどいそぶりをあえて見せてなんだのかな。
というわけで、完投目前の先発投手の気分を味わうているというような一日でありました。
で、今日は12連勤の10日目。いやあ、休みまであと少しというところではあるけれど、まだ余力を残しておきたいという、終わりが見えてきたところのしんどさを実感いたしました。
てなことを書いては見たものの、今日のタイガース打線はベイスターズの山口投手に完投負けしたんやけれど、7回もすんなりと打ち取られてあっさりと完投負けを喫してしまいました。楽々抑えられたように見えたけれど、山口投手はしんどいそぶりをあえて見せてなんだのかな。
というわけで、完投目前の先発投手の気分を味わうているというような一日でありました。
デング熱 [時事ネタ]
代々木公園で発症者が出たデング熱。大阪にも発症者が出た。代々木公園で蚊にかまれて感染した模様。願わくば、発症者が大阪で蚊にかまれたりしてへんことを。人から人への感染はないけれど、蚊を媒介に広がるそうやからね。
昨日あたりは涼しくてかなんぞ出そうにない気候やったけれど、今日はまた30度を超す気温で、そうなるとボーフラが成長して蚊になるやろう。どの蚊が誰の血を吸うたとか、そんなん特定でけへんもんなあ。
大阪の発症者は十代やそうで、多少高熱を発しても体力があるからなんとかもつやろうけれど、今の私は9連勤中で体力がかなり落ちているからねえ。そんなんに感染したらどないなるか。
とにかく蚊にかまれんように気をつけましょう。
それにしてもデング熱が流行したりするとはねえ。この夏は台風に土砂災害と、予想を超えることが多かったけれど、これはまた予想外とかいうレベルやないなあ。何が起こるかほんまにわからん。
昨日あたりは涼しくてかなんぞ出そうにない気候やったけれど、今日はまた30度を超す気温で、そうなるとボーフラが成長して蚊になるやろう。どの蚊が誰の血を吸うたとか、そんなん特定でけへんもんなあ。
大阪の発症者は十代やそうで、多少高熱を発しても体力があるからなんとかもつやろうけれど、今の私は9連勤中で体力がかなり落ちているからねえ。そんなんに感染したらどないなるか。
とにかく蚊にかまれんように気をつけましょう。
それにしてもデング熱が流行したりするとはねえ。この夏は台風に土砂災害と、予想を超えることが多かったけれど、これはまた予想外とかいうレベルやないなあ。何が起こるかほんまにわからん。
龍虎の死 [追悼]
愛すれどTigers「ジャイアンツと逆転合戦」を更新しました。
今日は昨日までの疲れが午前中はもろに出て、かなりきつかった。休め、と体が訴えかけてきた。昼食をとり、仕事のペースを取り戻すと、午後からはなんとか予定通りに事務作業を進めることができてやれやれ。明日はどうやろうなあ。さあ、残り4連勤。なんとか踏ん張れるか。
2日前のことやけれど、タレントで大相撲の元小結龍虎さんの訃報に接する。享年73。死因は循環器疾患。
私はタレントとしての龍虎さんにはあまり興味がなかったけれど、芝居のポスターを見たりした時に、髷のかつらをかぶって着物姿で写っている様子に「さすがは元力士」と感心するくらいたたずまいがほかの役者と違うていたのを思い出したりする。
力士としての龍虎さんは、晩年の記憶しかない。柏鵬時代、北玉時代の名脇役やったわけやけれど、その時代はまだ小さくてちゃんと相撲を見てなんだのです。
引退直前くらいに京都巡業でその姿は見たはずやけれど、これもあまり記憶にない。ただ、二度のアキレス腱断裂で幕下に落ちながらも、ついに三役に復帰した昭和50年の初場所の相撲は記憶にある。それよりも印象に残っているのは、引退した場所、旭国に上手ひねりで負けた時に立ち上がれなんだ姿。三度目のアキレス腱断裂に、ついに引退を決意したわけやけれど、旭国が軽くひねっただけやのにもろくも落ちた、その取り組みはテレビで見ていて今も記憶にしっかりと残っている。
エピソードは北出清五郎さんや初代若乃花の二子山勝治さんの著書でいろいろと知った。二子山親方が花籠部屋から独立する時に、自分も連れて行ってほしいと願い出たが、親方は心を鬼にして「俺は強い奴しか連れて行かないんだ」と断った。龍虎さんはその言葉に発奮して小結まで上がった。突っ張ってはたくパターンの相撲で大鵬に負け続けていたけれど、逆に立ち合い思い切り頭から突っ込んで大鵬を戸惑わせて勝ったこと……。
美男力士として現役時代から手の合った北の富士さんが葬儀委員長を引き受けたそうや。そう、お二人ともほんまに錦絵にしたいくらい男前やった。
引退してタレントに転向した力士の中でも特に成功した方やなかったか。荒勢、蔵間といった後輩たちに道をつけたんやないかな。
それでも、龍虎さんの神髄は、何度も挫折しかけては発奮し、あきらめずに努力したというところにあったと思う。そして、その苦労などなかったように見える華やかさ。江戸っ子力士の美学を貫いたんやと思う。
謹んで哀悼の意を表します。
今日は昨日までの疲れが午前中はもろに出て、かなりきつかった。休め、と体が訴えかけてきた。昼食をとり、仕事のペースを取り戻すと、午後からはなんとか予定通りに事務作業を進めることができてやれやれ。明日はどうやろうなあ。さあ、残り4連勤。なんとか踏ん張れるか。
2日前のことやけれど、タレントで大相撲の元小結龍虎さんの訃報に接する。享年73。死因は循環器疾患。
私はタレントとしての龍虎さんにはあまり興味がなかったけれど、芝居のポスターを見たりした時に、髷のかつらをかぶって着物姿で写っている様子に「さすがは元力士」と感心するくらいたたずまいがほかの役者と違うていたのを思い出したりする。
力士としての龍虎さんは、晩年の記憶しかない。柏鵬時代、北玉時代の名脇役やったわけやけれど、その時代はまだ小さくてちゃんと相撲を見てなんだのです。
引退直前くらいに京都巡業でその姿は見たはずやけれど、これもあまり記憶にない。ただ、二度のアキレス腱断裂で幕下に落ちながらも、ついに三役に復帰した昭和50年の初場所の相撲は記憶にある。それよりも印象に残っているのは、引退した場所、旭国に上手ひねりで負けた時に立ち上がれなんだ姿。三度目のアキレス腱断裂に、ついに引退を決意したわけやけれど、旭国が軽くひねっただけやのにもろくも落ちた、その取り組みはテレビで見ていて今も記憶にしっかりと残っている。
エピソードは北出清五郎さんや初代若乃花の二子山勝治さんの著書でいろいろと知った。二子山親方が花籠部屋から独立する時に、自分も連れて行ってほしいと願い出たが、親方は心を鬼にして「俺は強い奴しか連れて行かないんだ」と断った。龍虎さんはその言葉に発奮して小結まで上がった。突っ張ってはたくパターンの相撲で大鵬に負け続けていたけれど、逆に立ち合い思い切り頭から突っ込んで大鵬を戸惑わせて勝ったこと……。
美男力士として現役時代から手の合った北の富士さんが葬儀委員長を引き受けたそうや。そう、お二人ともほんまに錦絵にしたいくらい男前やった。
引退してタレントに転向した力士の中でも特に成功した方やなかったか。荒勢、蔵間といった後輩たちに道をつけたんやないかな。
それでも、龍虎さんの神髄は、何度も挫折しかけては発奮し、あきらめずに努力したというところにあったと思う。そして、その苦労などなかったように見える華やかさ。江戸っ子力士の美学を貫いたんやと思う。
謹んで哀悼の意を表します。