動画盗撮生中継

　デジタルディバイドというけれど、そういうことを感じさせる話を聞いた。
　某私立高校では授業風景をスマホで動画撮影し、生中継をネットで公開した生徒がいてるそうな。某公立高校では学校に問い合わせの電話をかけて、それを生中継して教員の対応をネットに流したそうな。
　こうなると、盗撮というようなレベルやないね。例えば教員の住所を調べて、プライベートの様子を撮影して生中継するということも可能やろう。そういうものが流出することで不利益をこうむることもあるはずです。
　私は実名でこの日記を公開しているけれど、勤務校の名前や住所が特定できるようなことは書かんようにしている。発言に責任はもつけれど、それによって周囲に迷惑をかけてはいかんと思うからね。
　でも、そんなことを無視して個人情報を映像つきで流されたりしたらたまったもんやない。
　例えば親が子どもにスマホを買い与えた時に、そういう行為について禁止するように指導しているか。している親もいてるやろうけれど、多くはそこまで気がまわらんのやないかと推測される。
　どんな便利な機能も使い方次第。あっという間に驚くような使い方が広まったりするのやろうね。

愚直に前に

　野球シーズンが終わっても、今度は私が相撲、妻がフィギュアスケートとＨＤＤレコーダは動きっぱなし。ハードディスクの残容量とにらめっこしながらテレビを見る。
　今日は完全休養日。それでも残容量の関係で一日寝ているというわけにもいかず。まあ、昼食後、しっかり午睡したけれどね。
　妻がスケートを見ている間に読書。内田樹「街場の戦争論」を読了。いろいろと考えさせられる。職場に持っていって、昼食時などに気になるところを読み返してみよう。
　大相撲初日は、日馬富士と逸ノ城の対戦が目玉。逸ノ城の引きに乗じて日馬富士が一気に出て圧勝。遠藤にしても逸ノ城にしても、ここからが試練。負けて覚える相撲かな、であります。別にこれは相撲に限ったことやないけれど。
　何事にも完璧はない。誰からも文句の出ないことというのはない。
　で、すべての人の批判を次回に反映させようとして改善を図るわけやけれども、なんでもかんでも反映させようとすると、破綻するのね。破綻しないように、穴のないものを穴のないものをと工夫すればするほど原点が忘れ去られていく。「ここが大事なんです」というところさえおさえておけばええのですよ。
　何事にも完璧はない。どんなに苦労して改良しても、新たに文句は出るものなのです。
　そやから遠藤も逸ノ城も、原点を忘れず、とにかく愚直に前に出る相撲を取り続けていってほしいものです。今、遠藤はその「愚直」を続けているように見える。逸ノ城にもその「愚直」さがほしいなあ。日馬富士相手に引いて勝てるものですか。

行楽客と車中読書

　大相撲小言場所「平成二十六年九州場所展望～白鵬は大鵬に並ぶか～」を更新しました。

　今日は月例の医者通い。往路復路とも阪急は混んでいてほとんど座れず。特に復路は阪急だけやなく、地下鉄でも座れず、けっこうきつかった。
　行楽シーズンやねんなあ。
　阪急嵐山線から桂駅で特急に乗るという乗客がかなりいたように思われる。むろん、行楽地は嵐山だけやないです。往路では桂駅で一斉に乗客が減るということもなかったから、おそらく市内の名だたる観光地を多くの観光客が訪れたに違いない。
　残念ながら、私、そういう余裕があらへんのですわ。今日は久々に心身とも安定していたので、実家にまで足をのばしたんやけれど、ゆっくり過ごせたとはいえ、午睡など一切でけなんだからなあ。
　電車の中で寝たろうと思うてたのにすっかり当てが外れたな。まあ、その分読書もでけたけれど。往路では夏目漱石「永日小品」、復路では内田樹「街場の戦争論」を読む。どういう取り合わせやねん。
　さあ、明日は寝るぞう。そして九州場所も始まる。野球が終わっても相撲がある。嬉しいことであります。

濱中と藤本の現場復帰

　昨日、自分の担当する仕事のうちではかなり重要なものを終えたということもあり、今日はなんか気力がいま一つ上がらん。そこをなんとかテンションをあげて、雑事等いろいろこなす。
　夕食時に、テレビ「熱血！　タイガース党」を見る。レギュラーメンバーの濱中治さんが打撃コーチに就任したということで、番組内でもみっちりインタビュー。
　新コーチには濱中さん以外に藤本敦士さん、近鉄バファローズＯＢの香田勲さん（スポーツ紙ではジャイアンツＯＢである事が強調されているし、それはそうやけれども、選手としてのキャリアは近鉄で終えているんやから、元近鉄でええやないの）が就任。
　濱中、藤本といったＯＢが再びタイガースのユニフォームを着てくれるのは嬉しいけれど、まだ足らんように思うのですね。
　そう、今岡誠、矢野燿大、赤星憲広、下柳剛、桧山進次郎、金本知憲！　ここらあたりはまだ来季も解説者を続けるのであります。２００３年、２００５年の優勝メンバーでも、特に主力として活躍したメンバーがまだタイガースのユニフォームを着てくれへんのですよ。まあ赤星さんは健康上の理由でまだ現場復帰は難しいのかもしれんけれど。
　今のコーチに不満があるわけやないけれど、ファンとしては一年でも早く優勝メンバーに指導者として戻ってきてほしいのですよねえ。おそらく打診はしたんやろうけれど、本人たちが断ったのかなあ。そのあたりの裏事情は一ファンにはわからんのですけどね。

芸術鑑賞と妻の誕生日

　今日は芸術鑑賞日当日。朝からザ・シンフォニーホールに行き、生徒受付の準備などをする。４月に担当者転勤のため引き継ぎ、オーケストラの担当者の退職などでもう一度プランの練り直しなどをしたりといろいろとあっただけに、ぶじ当日を迎えられてなにより。
　クラシックファンとしては、コンサートの様子をホール内で聞きたかったりしたかったんやけれど、遅刻生徒対応という役割を受け持っていたので、外に流されているスピーカーの音声で中の様子をうかがうことしかでけなんだのが残念。
　あとは支払いなどの事務作業が残っているので、これで終わったわけやないけれど、毎年鑑賞会の担当をしていて、当日が終わると、いつもほっとする。脱力はしてられません。終了後は勤務校に戻って事務作業をしたり、明日の授業の準備をしたり。
　帰路にケーキ屋に寄り、妻に誕生祝いのケーキを買う。
　もうこの歳になるとお互いおめでとうという気分にはなられへんけれど、毎年なんとか息災で誕生日を迎えられることは喜ばんとね。今年はお祝いに輸入物のＢＤ「ブラック・ラグーン」を贈る。ＨＤＤレコーダに録画したものを見てしまわんと、なかなかＢＤにまで手がまわらんというのが実情やけれど、いずれ二人でゆっくりと見られる日が来るでしょう。そうなるように今後も息災で毎年誕生日を迎えたいものです。

新井兄退団

　明日の芸術鑑賞会を控え、準備に関わる作業を少しばかり。ただ、私は授業があるのでもう一人の担当者にかなり動いていただいた。あとは明日、円滑に実施されることと、その後の支払いに関わる仕事（実はこれが一番面倒）がスムーズに行われることを祈るのみ。
　これが終わると、来年度の鑑賞会の業者選定の作業に本格的にかかる事になる。授業準備も含め、忙しいのは変わらないのでありますね。
　話題を変えよう。タイガースの新井貴浩内野手が自ら自由契約を申し出た。ＦＡでタイガースのユニフォームを着、一時は四番打者として打線を背負ってくれた。長兄らしくいろいろと責任を自分で抱え込むたちやったから、いろいろと大変やったやろう。前任者の金本外野手が弟らしい（ニックネームは「兄貴」やったけど）奔放さでここというところで打っていただけに、結果が出せない時に背負った自責の念は相当なものがあったと思う。
　古巣のカープが獲得するんやないかとスポーツ紙は書いている。心機一転、のびのびとプレーしてもらえたらと願う。タイガース戦で打ったとしても、きっと拍手を贈ってしまうんやないかなあ。
　引退後はＯＢ戦でまたタイガースのユニフォームを着てほしいなあ。
　ところで、弟の新井良太内野手の表記は来シーズンどうなるのかな。「新井」だけになるのか。できれば「新井良太」とフルネームで引き続き登録してほしいなあなんて思うのですが、如何。

話題の女優との接点

　連休明けのお仕事。粛々と業務をこなす。明後日は私の担当している鑑賞会。連絡事項や最終調整など、やっておかねばならんことはだいたいできたか。明日は最終調整。本番が終わると、来年度の鑑賞会の業者決め。なかなか日常業務を淡々とこなすなんてことはでけんようになっているのであります。
　帰宅して「ウルトラマンギンガＳ」などを見る。ヒヨリ役の春川芽生が出ていないかと期待していたんやけれど、今日の放送では出演なし。次回に期待。
　なんでそんな新人女優のことが気になるかという理由は……教え子なのです。しかも漫研の部員やったりもしましてね。
　最近話題になっている「マッサン」でワインのポスターのモデル役を演じた柳ゆり菜はやはり私の勤務校の卒業生。ただし、私は直接教えてないはず。そやから教え子とはいえんわなあ。話題になったもんやから、教えてもいないのに便乗して「教え子です」なんて白々しいことはよう書かれへんのです。
　やはり授業で教えた生徒の中には吉本の養成所に入る者、芸人目指して修行中の者もいてますが、笑芸の世界は売れるまで時間がかかる。それまでにやめてしまうこともあり得る。最後まであきらめずに売れてほしいものです。
　声優目指して東京に行った教え子は今はどうしているのやら。もしプロになったとしてもアニメの仕事はしてへんのかな。その名をエンディングのテロップで見たことはまだない。年齢的にはまだまだこれから。なんとか名前をどこかで見たいものです。

少し寂しい漫研交流会

　愛すれどTigers「接戦を落とし日本一ならず」を更新しました。

　今日は「高校生マンガ・イラスト展示交流会」というイベントで天王寺の区民ホールへ。
　私自身が多忙で生徒たちに周知徹底し切れなかったため、部員は３名だけの参加となり、例年よりも少し寂しい交流会となった。

　というても、写真を見ていただいたらわかるように他校の生徒たちは多数参加していて、回を追うごとに盛況になっていく。今回で５年目になるけれど、第１回の時はまだ専門学校の宣伝に使われることを恐れていたか、予想よりも参加校が少なかったけれど、少しずつ輪が広がっていて、顧問としては喜ばしい限り。
　もっとも、生徒だけやなく顧問同士の交流の場もあればなあという気もしないではないけれど、漫研の顧問やから漫画やアニメにが大好き……とは限らんので、そこらあたりは顧問同士の交流、あるいは漫研顧問連絡会なんてものをつくってもなあという思いもある。
　実際、このイベントは進路説明会などを企画する広告代理店の、しかもＭという熱心な方の働きで毎年数回行われているわけで、そこに顧問連絡会なんてものができてそこがからむとなるといろいろと風評が立つ可能性もある。代理店と専門学校の共催という今の形がまだましやないかなあと愚考する次第。
　今回は日程の都合もあり参加者が少なかったけれど、次回は周知徹底して特に１年生を多く参加させたいところですね。

耄碌秀吉

　今朝は駅伝中継のため、「戦隊」など日曜のいつもの番組は放送なし。いつもの番組がないというのはやはり物足りないものです。もっとも、そのぶん、深夜に録画したアニメをたっぷり見ることはできたんやけれどね。
　昼食後は例によって午睡。夕刻起きてパソコンを立ち上げ、ものかきがらみのお仕事をする。なんとか本日中に完了。先月は忙しかったり疲労困憊したりしていて〆切に間に合うかどうか心配やったけれど、なんとか間に合うてほっとする。
　夜は「軍師官兵衛」などを見る。「軍師官兵衛」では豊臣秀吉を竹中直人さんが演じている。竹中さん主演の「秀吉」以来、二度目の秀吉役なんやけれど、実は前回の「秀吉」では、醍醐の花見あたりで話を終わらせ、晩年の耄碌した姿は見せなんだ。私は大河ドラマの秀吉役の見せ所は、この耄碌したところにあると思うていたので、前回は竹中秀吉がその姿を見せずに終わっていたのを不満に思うていたのです。
　で、今回は主役が黒田如水ということで、秀吉の死後、関ヶ原の戦いまで物語も進むはずなので、やっと竹中秀吉の耄碌演技を見ることができてなにより。さすが怪優竹中直人、虚勢を張っている姿と弱気になってべそべそしている姿を使い分け、歴代の耄碌秀吉に負けない演技を見せてくれている。ちなみに私は「黄金の日々」の緒方拳さんの耄碌秀吉がベストと思うているのであります。それに次ぐのは「功名が辻」の柄本明さんかなあ。さて、来週はいよいよ秀吉の最期。緒方秀吉の鬼気迫る演技にどこまで迫ってくれるか楽しみであります。

捏造宰相

　今日は完全休養日。とにかく寝倒す。仕事での疲れだけやないね、これは。日本シリーズ疲れもあるね。
　今日の社説で朝日新聞の論説委員が憤慨していた。しんぞう総理が「朝日の記事は捏造」発言にかなり頭にきているね。そらくるね。総理が「捏造」と指摘した記事は別に朝日だけに載ったわけやないからね。「安倍政権への批判が社是」と主筆が言うたという発言にも怒ってる。そら怒るね。何も裏をとらんと言うてるみたいやからね。
　時の権力者がひとつの新聞だけをとりあげて攻撃する、これは異常やと思うね。相手が朝日でも毎日でも読売でも産経でも日経でも、とにかくそういうことはしたらあかんね。権力者は何を言うてもええというわけやないからね。
　それにしても言葉の軽さという点においては、しんぞう総理は歴代の総理の中でも一番と違うかな。自分の言葉に対して責任をもたんという意味でね。「国民にていねいに説明する」と、いろいろな問題で発言したけれど、その説明とやらをしたことはないし、朝日謝罪時にもかさにかかって攻撃してたし、そして今回の「捏造」発言でしょ。福島原発が「コントロール下にある」という発言の方が完全に捏造やんなあ。
　大政治家には多くの名言が残っている。しんぞう総理に残るのは「迷言」だけと違うかなあ。