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琴奨菊と相撲の神様 [大相撲]

 昨日ほど寒くはないけれど、気温の低さに体がついていかん感じ。仕事を終えて帰宅したらへとへとであります。
 今はもう相撲が楽しみ。琴奨菊が日馬富士を突き落として12連勝。どっちが横綱か、という相撲を取っている。長年相撲を見てきて、「これは琴奨菊、初優勝かな」という感じがする。
 相撲の神様が降りてきて、その力士にのりうつったというのか。白鵬は勝ってはいるけれど、相手の圧力をまともに受けるのを怖がっている感じで、今日は気持ちばかり先に行って体が動かない豪栄道が相手やったから勝てたけれど。優勝争いのプレッシャーのない稀勢の里やとか、白鵬よりもまともに勝負に行っている日馬富士あたりが相手やとあかんのと違うか。
 平幕力士が優勝する時、もともとその力士の持っていた力以上のものが出る。貴闘力、琴錦、水戸泉……こんなに強かったかというくらいの相撲を取った。これやったら楽々大関違うのんと思うたら、次の場所はまた元通り。相撲の神様が降りてきてるんやなあ、きっと。
 残り3日間、格下の相手とばかり対戦する琴奨菊が有利と思われそうやけれど、逆に気が抜けて相撲の神様に逃げられてしまうということもあり得る。さて、琴奨菊関、このチャンスをいかにつかむか。今場所を逃したらもう優勝のチャンスはないという気がするだけに、千秋楽まで目が離せんなあ。

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お山の雪と座布団の雨 [日常生活]

 朝、自宅を出た時は、粉雪が空中にかすかに舞う程度やった。電車を乗り継ぎ終点で降りると雪は地べたにうっすらと積っていたけれど、もうすでにやんでいた。バスに乗る。本を読んでいて、ふと窓の外に目をやると横なぐりでかなりの量の粉雪が吹きつけているのが見えた。
 私の勤務先はお山を切り開いて作った住宅地の中にある。開発されなんだら、山の中の森やったところであります。野生のニホンザルがいてたりしそうな感じ。バス停を降りると、足跡がつく程度にしっかりと積っておりました。同僚にきくと、年に1~2度はこの程度は積もるそうな。
 大阪市内やと何年かに一度、くらいの積り方かな。
 思えば遠くに来たもんだ、なんて歌がありましたなあ。
 そやけど、体感温度では雪の降り注いでいない大阪市内の方が肌を刺すような寒さで、お山の勤務地の方はそれほど寒さを感じなんだ。雪のおかげで逆に冷えこまなんだのか。面白いものです。
 帰宅時にはすっかり雪もとけていた。そのころ国技館では琴奨菊が白鵬との全勝対決を制して一歩リードし、雪ならぬ座布団の雨が降り注いでいましたとさ。
 インフルエンザ休場は今日は新たにはなし。千代丸が休場したけれど、これは半月板損傷。昨日書いた行司の式守錦太夫さんの休場の理由はやはりインフルエンザ。木村元希さんもインフルエンザで休場。終盤、ばたばたとドミノ倒しみたいにインフルエンザ休場が出んとええんやけれど。

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SMAPとクレイジーキャッツ [時事ネタ]

 いきなり寒くなり、雪がちらつく。昨日までは暖冬やったのに。突如として冬らしくなるんやもんなあ。体がびっくりして昨日まで汗として出していた水分をみんな膀胱に集めるもんやから、すぐに御不浄に行きたくなる。私のデスクの真後ろの同僚は昨日は休み、今日は出勤したが鼻声。手洗いうがいを励行する。
 相撲のインフルエンザ休場、今日は十両の鏡桜。テレビではアナウンスしてなんだけれど、行司の式守錦太夫さんも休場していた。インフルエンザやろうか。
 スポーツ紙の一面はSMAP解散回避。まあよかったんやないですか。名前だけ残しておいて、5人がそれぞれ単独で活動するという道もある。クレイジーキャッツみたいに。クレイジーはメンバーがほとんど鬼籍に入り、残っているのは犬塚弘さんだけなんやけれど、よう考えたらクレイジーキャッツというグループはまだ解散してへんのですよね。犬塚さん一人だけでもクレイジーは残っているといえるのです。
 SMAPもクレイジー同様、メンバーそれぞれが単独で活動していることが多いから、そういう先達もいるということで、ええんと違うかなあ。
 とはいえ、スポーツ紙だけやなく一般紙の一面で解散騒動が扱われるというのはすごいことではあるね。ただ、しんぞう総理が国会答弁でする話とは違うと思うぞ。そんな話は国会やなく議員会館かどっかで個人的にしたらええんと違うか。相変わらず言葉の軽い総理であることよ。

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相撲取り裸でインフルエンザ [大相撲]

 朝から雨。関東は雪やそうな。関西も明日から一気に気温が下がるらしい。暖冬のままいくのかと思うていたけれど、そうもいかんらしい。夜、ベランダで一服つけに行くと、北からの風が強く体温を持っていかれる。リビングの床暖房にへばりつきながら録画した相撲を見る。
 今場所は安美錦と御嶽海がインフルエンザで途中休場。安美錦は再出場しているけれど、昨日の相撲なんか全く力が入ってへん感じ。「相撲取り裸で風邪ひかん」というけれど、インフルエンザは法定伝染病で、風邪ではありませんでしたね。と、これは妻の指摘。
 そやけど、インフルエンザに罹患していて相撲なんか取ってええんやろうか。体を密着させるのですぞ。飛沫感染とかしないのかな。安美錦と御嶽海は部屋も違うし一門も違う。別ルートで感染したのか。それとも、感染しているのに気がつかんと「なんかふらふらするなあ、調子悪いなあ」とか言いながら体温も測らんと発症したまま相撲を取り続けたりしている力士が意外に多いのか。
 お相撲さんは体力があるから、高熱を発していても動けたりするので自覚症状がなかったりするのかもしれん。
 数年前に2年連続でインフルエンザにかかった私は、あの高熱で体に力が入らずふらふらする感覚をまだ覚えているけれど、あれでかなり体力がさらに落ちたような気がする。
 長年相撲を見続けているけれど、インフルエンザで本場所を休場する関取というのはこれまで記憶がない。もしかしてやはり発症していても気がつかんと土俵にあがったりしていたのかもしれんなあ。

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あの日に産まれた力士 [1月17日の記憶]

 朝は5時20分ごろ起き、45分に、少し黙祷。21年目か。この日に産まれた淡路島出身の幕下力士、照強(てるつよし)は思い切り強い出足で勝った。むろん、思うところがあったはず。あの日に産まれた赤ん坊が小兵とはいえ力士として関取を目指しているんやからなあ。
 大阪の学校に勤務しているからというて、同僚すべてが21年前の揺れを体験しているとは限らんしねえ。若い先生もいてれば、他府県出身の方もいてる。記憶の共有ができる人が周囲に少なくなっているのですよねえ。
 現在私が勤務している職場は活断層が近くにあるはずなので、もし21年前と同様の地震が起きたらかなり揺れるに違いない。
 東日本大震災の方は、昨年修学旅行でいったときに「復興はまだまだ」と実感させられた。ほんなら、阪神淡路大震災の場合は復興したといえるんやろうか。風化は確実にしているとは思うけれど。
 風化することは当たり前。そやけど、やっぱりあの日の記憶は、そしてその後団地の自治会長として被害の後始末に忙殺された記憶は、かなり鮮明に残る。
 忘れたいことも、覚えているんですよ、悲しいことに、ね。
 考えがまとまらんので、思いついたことを思いついた順に書いておく。とにかく書き残しておくことが大切やと思うから。
 「たちよみの会」は私一人しか例会に出てなんだので、新年会はなし。来月に延期、ということにしとこうかな。

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幕下力士にニックネーム [大相撲]

 今日は完全休養日といきたいところやったけれど、月例の医者行きで京都へ。往路も復路も阪急の車中で眠る。行きは寝過ごすことなく起きられた。いやいや、目を覚ましたら降車駅やったんで急いで降りた、というのが正しい。帰りは寝過ごし。途中で降りて引き返したので、よけいに時間がかかった。帰宅後、午睡。夕刻に起きる。
 正月が明け、仕事モードに入り切る前に三連休。そこから一気にテンションをあげてフル回転したから、かなり疲労がたまってたんでしょう。
 こういう時の楽しみは相撲なんやけれど、照ノ富士、安美錦、遠藤と続々途中休場。上位陣の取りこぼしも目立ち、勝ちっ放しは白鵬と琴奨菊のみ。白鵬がスタミナ切れする前にまわりが脱落していくような展開になるとしたら、断然白鵬が有利になる。それでは展開が面白くないので、ここは琴奨菊にがんばり続けてほしいところですね。
 楽しみは幕内よりも十両以下かな。特に十両の石浦、幕下の宇良。小兵ながらしぶとく食い下がり、技で勝つ。その相撲内容が面白い。どちらにも「平成のピラニア」とか「高性能サブマリン」なんてニックネームをつけたくなる。
 今、NHKが幕下以下の有望力士にニックネームをいろいろ作って紹介している。「岩手の白熊」とか「筑豊のブルドーザー」とか、的確かどうかはともかくよう考えたなあなんて感心している。以前にもそういう紹介の仕方をしていたんやけれど、なぜかその力士が十両に上がったら、放送では言わんようになるのですね。せっかく工夫してつけたんやからもったいない。ここは放送でどんどん使用して定着させ、盛り上がってきている相撲人気に彩りを添えてほしいもの。
 そう、「彩り」というたら、幕下にずばり「彩」というしこ名の力士がいてる。あまり強そうな名前やないけれど、こういうしこ名は嫌いやないですね。今一番やめてほしいしこ名は「天空海」。これで「あくあ」と読むのです。「てんくうかい」でええやん。せっかくのスケールの大きいしこ名が、読み方で単なるキラキラネームしこ名になってしまい、しかもスケールダウン。しかしこれで「あくあ」と読めるのかな。なんとも。

 明日、1月17日(日)は、「たちよみの会」例会です。人数が集まれば新年会をしたいと思いますので、多数のご参加をお待ちしています。

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伝統行事雑感 [季節ネタ]

 今日は小正月。夕食後、餅入りのぜんざいをいただく。別に鏡餅を飾ってたわけやないんですけどね。正月の餅の残りやと思うんですけど。
 恵方巻きなんて風習が商業ベースで全国に広まったりなんかしているけれど、鏡餅を割って食べるなんてコンビニの儲からん風習は残っているんやろうか、などと愚考。
 仕事上はとっくに正月気分ではなくなっているんやけれど、これで一応正月はしまいですね。玄関に飾ってあった締め飾りも外さんとなあ。これもあまり飾っている家は見かけんようになったねえ。マンションの扉の脇に小さいのを毎年飾っていたけれど、同じフロアの各ご家庭でそんなことをしているところもないし、来年からはやめとこか、という話を昨年末に妻からされた。個人的には締め飾りがないのはさみしいけれど、やむを得ないか。
 幼い頃はあたり前に各家庭でやっていたことが、気がついたらなくなっていたり、一部だけで行われていた風習がコンビニの戦略で当たり前のように全国で広がっていたり。
 伝統とかなんとか思われているものも、はやりすたりで変化していくもんなんやろうねえ。そういう意味では「伝統」という言葉を軽々に使うもんやないように思いますが、如何。

 1月17日(日)は、「たちよみの会」例会です。人数が集まれば新年会をしたいと思いますので、多数のご参加をお待ちしています。

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三代目桂春團治の死 [追悼]

 上方落語四天王最後の一人、三代目桂春團治師匠の訃報に接する。享年85。死因は心不全。
 豪快な六代目松鶴、知の人桂米朝、はんなりの小文枝、そして「粋」(“すい”と読んでください。江戸前の“いき”とは別物です)な三代目。「上方落語四天王」の絶妙なバランスが、滅びる寸前とさえ言われた上方落語を復活させた。
 そんなもん、私が書かんでもみんな知ってますな。
 初めて生で三代目の高座を見た時は「いかけや」。大学の学園祭やったかな。京都の市民寄席で二度目に見た時も「いかけや」。次に見た時も「いかけや」。私は生涯「いかけや」以外に三代目の生の落語は聞かれんのかと思うたくらい。
 でもね、その三度とも同じように面白かった。最初、「いっぱいのお運び、御礼申し上げます」と静かに入り、まくらに小話「桃太郎」を振ってから、おもむろに鋳掛屋の親父に悪態をつく悪ガキどもを演じ分け……。うなぎ屋に仕掛けるいたずらは気にいらなかったんやろう、鋳掛屋の起こした火を小便をかけて消すところで切るやり方もよかった。
 あ、この調子で「祝いのし」も「野崎詣り」も「皿屋敷」も「親子茶屋」も「高尾」も「お玉牛」も全部書いてしまいそうやなあ。
 品があった。ガラの悪い言葉も、三代目の落語では下品に聞こえなんだ。高座にかけるネタはほんまに少なかった。そやから何度も同じネタを聴くはめにもなったわけやけれど、その度に笑わせられるのは、まさしく芸の力やったと思う。聞くたびに演出が違う、というわけでもなかったのにね。
 最後に生で聞いたのは、前任校の芸術鑑賞会に出演していただいた時、ネタは「道具屋」。前座ネタも名人の手にかかると爆笑落語になる。
 吹田メイシアターが会場やったけれど、鑑賞会が終わり、阪急吹田駅のホームに入ったら、奥様といっしょにベンチにちょこんと座ってはった姿を今も思い出す。
 落語以外の仕事はほとんどしてはらへんけれど、唯一の主演映画「そうかもしれない」では認知症の妻(雪村いずみが好演!)を介護し、自らの癌に気づかず弱っていく頑固な作家を見事に演じ切った。泣きながら立ったまま小便を漏らす妻と、その小便を顔で受ける三代目。そんなすさまじいシーンを淡々と演じ切ってはった。
 羽織の脱ぎ方、所作の美しさ、書きだしたらきりがない。
 これで四天王すべてが鬼籍に入った。冥土筋の演芸場で、ぜひ四人会を開いて亡者たちを楽しませてください。
 謹んで哀悼の意を表します。

 1月17日(日)は、「たちよみの会」例会です。人数が集まれば新年会をしたいと思いますので、多数のご参加をお待ちしています。

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中之島でエコノミー症候群 [日常生活]

 今日は一日、中之島中央公会堂。文部科学省主催の「障害者差別禁止法に係る教育現場での合理的配慮についての説明会」に、支援教育コーディネーターとして出席したのです。これは西日本の都道府県全体が対象の説明会で、東は愛知から西は沖縄まで、各地の教員が参加するというもの。
 この「合理的配慮」という言葉、何を意味するのかよくわからんかったのですが、国連の条約に入っている文言を直訳したからなのですね。わからせようという「配慮」のない訳語であります。
 要は、障碍のある生徒について、学校側に配慮を求められたら、できる限りの範囲でその要望に応えなさい、ということです。むろん、そんなことは教育現場では当たり前のようにやっているわけやけれど、法的拘束力が生じることになったからちゃんとしなさいよ、ということを説明する会でした。
 主旨もわかったし、内容も大阪府では何年もかけてシステム化していることなので、障碍児教育に何年も携わった経験のある私にはよく理解できた。
 場所も、勤務校に行くよりよほど早く行けたので、それに関しては問題はなかったんやけれど、10時半開始、17時15分終了という長さには難儀した。中央公会堂のホールの椅子にずっと同じ姿勢で座ってたわけですからね。休憩は昼食に1時間と、15時過ぎから15分間のみ。
 後ろの席に座ってた先生たちが「エコノミー症候群になるな」なんて言うてはったけれど、ほんまにそのとおり。私は自宅からの往復が楽でよかったけれど、遠くの府県から参加したはる方たちはしんどかったことやろうなあ。
 昼休み、中央公会堂を背景にスマホで自撮りしたはる参加者も見ました。気持ちはわかる。近代モダン建築の傑作ですもんねえ。

 1月17日(日)は、「たちよみの会」例会です。人数が集まれば新年会をしたいと思いますので、多数のご参加をお待ちしています。

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日馬富士みたいな白鵬 [大相撲]

 大相撲は3日目。昨日は日馬富士、今日は鶴竜が敗れて、横綱の全勝は白鵬のみ。大関は琴奨菊のみ3連勝。
 実は白鵬の相撲、ちょっと心配しているのです。昨日も今日も出足よく一気に決着をつける速攻相撲。これは白鵬の相撲やない。まるで白鵬が日馬富士に化けたみたい。
 スタミナ不足を、速攻で補っているんやないかという気がしてならんのです。相撲に余裕がないように思うのですね。本来の白鵬なら、相手をよく見てしっかりつかまえ、急がず慌てず料理するはず。
 場所前に、白鵬の力の衰えについて書いたけれど、おそらく白鵬自身も自覚しているはず。自分の弱みを見せる前に、一気にかたをつける。それが今場所の速攻相撲にあらわれているんやないか、なんて勘繰ってしまう。
 まだ序盤戦やけれど、他の力士たちが取りこぼしている間に差をつけておかないと、優勝は難しい。そういう相撲のように思えて仕方ないのですね。
 これは私の勝手な印象でしかないし、ほんまに調子が良くて相手を圧倒しているのかもしれん。ただ、早くかたをつけると言うても、それを実行するのは難しい。白鵬はそれができるんやから、やっぱり凄い。優勝するかどうかはともかくとして、その力はまだまだ他の力士と大きな差があるんやなあ。
 それを承知の上で予想する。今場所の優勝は終盤にはもつれるんやないか。白鵬がこのままの勢いで15日間突っ走るという可能性は低いと、私は見ているのです。

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