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茶髪の和装 [季節ネタ]

 今日はハッピーマンデーで成人の日。昭和育ちの人間としては、やはり1月15日でないとピンときませんな。
 昼過ぎ、ちょっと煙草を買いに外に出る。晴れ着を着た若者たちをあちこちで見かける。前にも書いたけれど、私は成人式とやらに出てへんのでピンとこんのですが、成人式に出るというのはそんなに嬉しいものなんかのう。
 普通に晴れ着を着ている女性はええんやろうけれど、色彩感覚が私とは完全にずれている者もちょくちょくいる。たいていは茶髪であります。茶髪に振りそでは似合わんと思うんやけれど、気にならんのやろうね。メイクもなんか和装には似合わんマスカラごてごて。
 和の文化を破壊する意図でもあるのかしらん。
 抹茶色の羽織に銀の袴の男性を見かける。銀の袴というところがなんとも。そんなのが二人いる横に、黒のスーツで決めた人が一人。こちらの方が好感が持てます。
 まあ、和の文化の破壊者たちにとっては成人式は式典ではなく祭りなんやろうねえ。ヤンキーは祭り好きやからね。で、何してもええような気分になってはめをはずす、ということか。やれやれ。

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「真田丸」開始 [テレビ全般]

 今日も一日休養。高層マンションというのは、下界に下りるのが非常にめんどうに感じられるものなんで、ほんまに用事がないと家を出るのが億劫になるのです。
 朝からテレビを見る。「トッキュウジャーVSキョウリュウジャー」なんて1時間ものの劇場版映画を朝から子どものように見たりする。キョウリュウジャーのメンバーなんてかなり記憶からすっとんでいたりすることがわかった。
 午後は午睡と読書。「アナスタシア――消えた皇女」を読了。第一次大戦後のロマノフ王朝の末裔たちのことなんか全く知らなんだので、非常に興味深く読んだ。革命によって失われた側の残酷さみたいなものがよく伝わってくる。
 夜は大河ドラマ「真田丸」の第一話を見る。大河ドラマでよくやる子役を使うて子ども時代から始めるという手法を三谷幸喜さんはとらんのですね。たぶんまだ主役の真田信繁は十代なんやろうけれど、堺雅人さんにそのままやらせている。そして、いきなり武田家滅亡というドラマチックな場面から物語を始める。
 つかみがうまい。第一話を見たら、次も見たくなるように作っている。まだ「おーめちゃめちゃおもろいやん」というほどではないけれど、まずは期待通りのスタートですね。
 そういえば「新選組!」でも近藤勇や土方歳三の幼少時、なんてのはやらなんだなあ。あれ、子役に主役が食われるということもあるので、三谷さんは嫌いなんかもしれんね。

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暗闇三太 [テレビアニメ]

 大相撲小言場所「平成二十八年初場所展望~本命なき優勝争い~」を更新しました。

 今日は完全休養日。午前中はたっぷり深夜アニメの録画を見る。新番組が多く、今クールはけっこうちゃんとしたものばかり。途中で見るのをやめるというようなものはあまりなさそう。
 特に気に入ったのは「暗闇三太」という5分アニメ。モノクロにして、動きも口パクやパンのみにするなど、昭和40年代の「テレビまんが」を現代に再現したようにしてある。声優も主役の三太を杉山佳寿子さんに、閻魔大王を柴田秀勝さんにと、大ベテランを起用。ストーリーは、閻魔大王の指令で、地獄にくる人間をなるべく少なくさせるために地上に現れた三太が危険な人物をトンカチで殺すという単純やけれどいろいろとアイデアで勝負できそうなもの。
 モノクロ画面はおそらく一度カラーで作ったものを色を落としてモノクロにしているんやろう。かなり工夫して「それらしく」見せているところに好感が持てた。キー局が九州のKBCというところも気に入った。地方からこういう試みが発信されるのが嬉しいですね。
 番組ホームページでは「1967年制作、幻の白黒アニメ作品が、発掘された!?というコンセプのもと、キャラクターデザイン、ストーリー構成、楽曲など細部にこだわって制作された、 新作アニメーション作品」とある。挿入されている昭和40年代の実写映像も効果的。同じような企画(特にラノベ原作)のアニメが多い中、なかなか野心的な試みで、応援したいですね。

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東田正義の死 [追悼]

 今日は生徒も始業日。勤務校は前任校と同様前後期制なので、いきなり授業があった。生徒も気持ちが乗らないし、こちらもいきなりトップギアに入れんとあかんし、けっこうきつかった。明日から3連休。来週の火曜日、もう6時間授業です。どこまで通常と同様の空気を作りだせるか、工夫のしどころですね。
 プロ野球、西鉄ライオンズ、ファイターズ、タイガースで活躍した東田正義さんの訃報に接する。死因は膀胱癌。享年70。
 私はタイガースの2年間の印象しか残ってへんのやけれど、西鉄時代はオールスターにも出場した中心選手やった。江夏の9連続奪三振の相手の一人として必ず名前が出る。生前、東田さんはこれを屈辱ではなく栄誉と思うていたという。
 吉田義男監督の一度目の監督時代に、後藤和昭内野手、村上雅則投手とのトレードでタイガースに移籍してきた。1年目は勝負強いバッティングで活躍し、レフトの定位置を確保した。しかし2年目は佐野仙好選手に定位置を奪われ、まだ活躍できるだけの力があったのに引退。一説には吉田監督との確執があったからというけれど、吉田監督は同じ年に退団して後藤次男監督にバトンタッチしているから、この説は疑わしい。他に理由があったんやないかと思う。
 印象に残るのは、移籍1年目のジャイアンツ戦。2死満塁で末次利光外野手がライトフライを落球した時に、一塁走者やった東田選手がそれほど俊足やなかったにもかかわらず、全力疾走でホームまで一気に帰ってきた場面。ファイターやった。
 東田選手のつけていた背番号2は、そのあとライオンズから移籍の竹之内雅史選手がつけた。ライオンズ時代は「トンタケ・コンビ」としてファンに親しまれていた仲やっただけに、ここでも不思議な縁でつながっていたということか。
 引退後は球界にかかわらず、奈良で保険業を営んでいたという。
 不思議なことに、この訃報はスポーツニッポンだけが報じていて、他のスポーツ紙は報じてへん。一軍で一度も投げることのなかった安達智次郎さんの訃報はスター選手並みに報道されているというのに。
 ライオンズ時代は中軸を打った強打者やっただけに、この扱いの悪さの理由は気になるなあ。
 謹んで哀悼の意を表します。

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歴史の脇役 [読書全般]

 冬季休業を活用して、年休を消化していたため、今日が私の仕事始め。教材作成、そして会議などで、まずは落ち着いた仕事始めとなった。
 日本史のプリントを作るために幕末に関する本を読み返したり、ネットで検索したり。坂本龍馬なんか調べてたら、まあなんというかいっぱいヒットするねえ。龍馬マニアのサイトもあれば、龍馬は単なる武器密輸を生業とした「死の商人」だと主張するサイトもある。司馬遼太郎がいなければ龍馬は英雄にはなってなかった、というのはまあその通りやろう。司馬遼太郎という人は歴史の主役級の人々よりも脇役をクローズアップするのが好きやったと思うから、龍馬について書こうと思うたのも、脇役をクローズアップするつもりやったんやないかなあ。
 大村益次郎やら江藤新平やら松本良順やら土方歳三やら高田屋嘉兵衛やら、それまでの歴史作家は主役にはせなんだと思われる人物が主役というケースは多いからね。龍馬をとりあげたのは、そういう趣味の初期のケースやなかったか。
 とはいえ、坂本龍馬が全く歴史上に何の功績も残してへんというわけでもあるまい。勝海舟の証言を無視することはでけんと思うしね。
 というわけで、プリント一枚作るにもあれこれ調べるのでかなり時間がかかる。これ、来年以降も活用することができるのかなあ。でないと、せっかくの労力も今年度限りというのはもったいないしね。

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水爆実験と予約録画 [テレビ全般]

 北朝鮮が水爆実験のニュース。おかげで妻が録画予約を入れていたNHKBSの番組がすっとんでしまう。私が録画予約していた「歴史秘話ヒストリア」は予定通り放送されたけれど。こちらは大河ドラマ「真田丸」との連動企画やったんで、おそらくすっとばすわけにはいかなんだんやろうね。年末年始、「真田丸」がらみの宣伝番組をやたらしてますからね。「ブラタモリ」と「家族に乾杯」のコラボ番組もネタは「真田丸」がらみで信州上田を歩くというものやったからなあ。ニュースよりも「真田丸」をとったに違いない。
 いやこれほんま、大相撲初場所が始まる前でよかったですよ。もし相撲中継とかぶってたら、地上波では関連のニュースを長々とやり、相撲の中継はBSかEテレでの放送に変更されてたんやないかな。そしたら、帰宅して録画したものを見たら延々スタジオでアナウンサーと解説員がしゃべっていた、てなことになっていたかも。
 むろん大きなニュースに臨機応変に対応できるのがNHKの利点なんで、文句は言われんのやけれど。ただ、私なんかもうテレビの見方が変わってるのですね。見たい番組を録画しておいて、好きな時間に見る。リアルタイムで見るということはほとんどない。もしリアルタイムで見られるとしても、録画しておいて、やるべきことをしてから追っかけ再生で見る。
 こういう見方をしている者にとっては、NHKの臨機応変は非常に困るのでありますよ。
 来週はきっと国会中継も入ってくることやろうから、そこらあたりの対応に苦慮しそうやなあ。

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公民教育 [教育]

 年頭の各紙の社説を読み比べる。18歳選挙権について触れたものが多く、若者の政治無関心について否定的な論説がほとんどであります。
 新聞記者というのは、学生時代から時事問題に関心があったり、政治経済に興味があったりした人がなるもんやから、こういうことが書けるんやろうなあと思う。
 実際に高校生に接していると、必ずしも若者が政治に無関心であることがいかんことやとは思われんのですね。教員が何を言うていると思う方もいてはるやろうけれど。
 要は自分たちにとって何を最重要事項と思うか、ですよ。それは試験勉強やったり、部活やったり、バイトやったり、恋愛やったり、いろいろありますわな。どっちにしても、まだまだ狭い世界に生きている。
 政治にまで手がまわらん、という高校生の方が多いのですよ。そやからとりあえず知識だけでも一度は入れておこうということで、「現代社会」なんていう科目があるわけです。それは現時点で定着しなくても、社会に出てから「そういえば、昔授業でそんなん聞いたことがあるなあ」でええんやないか。
 逆にいうと、若者の政治意識が高すぎるのは、それだけ政治的危機が若者にまで迫っているということで、かえって怖いことやないかという気もするのですね。
 故事成語に「鼓腹撃壌」というのがある。平和で何の問題もない世の中では、為政者が誰かということを知らなくてもすむ、というような故事による。
 高校生が政治のことなど気にせず、勉学や部活に打ち込むことができる。その方がよほどええことやないかと思うのです。どうせ社会に出たら、否応もなく関心をもたずにいられんようになるんやから。今は授業で社会の仕組みについて基本的なことを学ぶ、それで十分やないか。
 いやほんま、今、18歳になった生徒に文科省の配布したテキストを使うて授業しているんやけれど、そんなもんで公民意識が一気に身に着くなんて、それはないですよ、ほんま。

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始末の初詣 [日常生活]

 正月休みの続きに休暇をとり、ゆっくりすごす。非常に暖かい一日。3月下旬並みの気候とか。桜のつぼみがふくらみそうなものです。
 原チャリを8月以来走らせてへんので、暖かさもあって、久しぶりに乗って出かけることにした。風が冷たいとかいうこともないしね。
 ツタヤ書店に行き、田中啓文「鍋奉行犯科帳」の最新刊などを買う。そこから淀川神社に行き、初詣。神仏の力にすがるつもりはないけれど、去年はストレス過剰で苦しんだり、肩凝りからくる腰痛に悩まされたりとしんどい一年やったんで、今年はもう少しましな年になりますようにと、けっこう真剣に手を合わせた。5円のお賽銭で果たして神さんの御利益があるかどうかわかりませんけどね。ま、気持ちの問題です。
 おみくじ、破魔矢、絵馬、お守りの類には手を出さず。そんなところで始末してたんではいかんかね。
 セブンイレブンで煙草を買う。レジには見た顔が。私は毎朝別のセブンイレブンに寄って弁当などを買うんやけれど、いつもはそこでレジを打っている店員さんなのでした。
「あ、どーも、こんにちは」
「こちらの店にも来てくれてはるんですね」
 おそらく社員さんで、最寄り駅近辺の複数のセブンイレブンにローテーションで入ってはるんやろうね。セブンイレブンは配送コストを下げるために比較的近くにかためて店を出しているから、こういうこともあり得るやろう。
 なにしろ毎朝判で押したように買い物に来てる客やし、ヒゲと眼鏡という特徴もあるし、向こうも私の顔を覚えてしまうわなあ。
 最初はエンジンのかかりが悪かった原チャリも、帰る頃には機嫌よく走ってくれました。ちょいちょい乗ったらんとあかんね。

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個数限定シェーバー [日常生活]

 昨年、電気カミソリの外刃を交換したということをこの日記で書いたけれども、実はその外刃に交換したとたん、カミソリがヒゲを剃れなくなったのですね。どうも内刃もなまくらになっていたらしい。また、外刃の穴にのびたヒゲがうまく入らんみたい。
 内刃を交換するとしても、また取り寄せになる。どないしたもんかと思案していたら、妻が近くの家電量販店「エディオン」のチラシ広告を見て、ブラウンの電気カミソリが型落ちで安くなってるのを見つけてくれた。
 本日限り、10台限定。今の電気カミソリの内刃を取り寄せたとしても、結局この前の外刃の分と合わせるとそれに近い値段になるから、いっそのこと性能のよい新品に買い替えることにした。
 というわけで、開店時間を少し過ぎたくらいにエディオンに。すぐに売り切れてるかもしれんなあと思うたけれど、まだ5台ほど残っていた。まあ、そんなにばかばか買うわけないよね。
 というわけで、迷いなく購入。不精たらしく生えかけていたあごヒゲを剃ってみる。
 うわっ、つるっつるに剃れた。テレビの宣伝でやってたよね。剃り残しはありませんかとか言うて街頭で使わせたら、まだ剃れたというの。あんな感じ。
 まあ新品ですからね。それでも剃り味が違う。
 初売りのおかげで、安くでええもんが買えました。これで出勤再開となっても、朝から剃り残しが剃られへんでいらいらすることはなくなると思うとスッとした気分。朝、そこで時間をとられて出勤時間が遅れたりするのはほんまにイライラの種やったんですよ。

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3度目のヤンソンス [音楽]

 今日は朝から昨日録画した「ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート」を例年のごとく1日遅れで見る(聴く?)。
 今年の指揮はマリス・ヤンソンス。ニューイヤーの指揮は3度目。過去2回は、非常に生真面目な演奏で、ニューイヤーコンサートとしてはちょっとどうよという感じやったんで、あまり期待はしてなんだ。
 ところが!
 今年はうって変わったように非常におしゃれで気のきいたニューイヤーになってたんでびっくり。第一部のポルカ「観光列車で」ではあのカルロス・クライバーと全く同じ自ら発車のラッパを吹くお遊びを入れてたし、ポルカ「速達郵便」では郵便屋に変装した楽団員から渡された指揮棒を使うという演出。第二部ではそういう遊びは入れてなんだから、そのまま進むのかと思うたら、最後の最後、「ラデツキー行進曲」で、なんと曲の途中でコンサートマスターと握手して舞台から消えてしまい、指揮者なしでしばらく演奏が進み、あれれと思うたら最後に手拍子の指揮をしながら再入場。
 うーむ、こんな小洒落たことのできる指揮者やったとは。3度目ということで、ニューイヤーではどこまで遊んでええかということを体得したということか。演奏そのものも過去2回のようにきっちりと振って面白みのないものではなく、かなり軽妙になっていた。いやー、驚きました。
 来年はベネズエラの指揮者、ドゥダメルが初登場とのこと。どんなラテンなノリノリのニューイヤーになるのか。今から楽しみであります。

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