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通勤客と書店 [日常生活]

 新聞の文庫新刊の広告などを見ていると、すぐにでも買いたいものが何冊か見つかる。先月までは、通勤途上の乗り換え駅前に中規模の書店があって、新刊文庫などはそこで入手していた。ところがですね、その書店が先月末日で閉店してしもうたのですよ。
 最寄駅前にもじっちゃんが店番する家庭経営の小さな書店があるだけ。ここでは雑誌くらいしか新しいものが手に入らん。
 転勤してちょっとばかしよかったなあと思うていたのが、その乗り換え駅前の書店やっただけに、これは困る。乗り換え駅前にはイオンがあって、その中にも書店があるみたいなんやけれど、ぷらっと寄って本を手にするというのが、閉店した書店のええところやったのですね。モール内やとわざわざ行かんならん。
 むろん、即刻手に入れたければそうすればええんやけれど、どうしても帰宅時間が遅くなる。地元の人たちにはモール内の書店があればええんやろうけれど、通勤客としては、やはり駅前の通り道にあってほしいのですよねえ。
 まあ、「たちよみの会」のおりに京都の丸善でまとめ買いしたらええんやけれど。
 大阪市内の便利なところに住んでいるのに、ぷらっと寄れる中規模の駅前書店がないのだけは不便やなあと思うねえ。

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追われる日々の終わり [教育]

 3年生の授業が次々と終了していく。残るは日本史と「歴史と文化」なる選択授業のみ。教材作成に追われる日々がやっと終わって、あとはテスト作成と成績つけが残っている。あら、忙しいのは変わらんですね。
 とはいえ、現任校向けの教材のストックが少しはできたわけで、攻めて来年度は現代社会か日本史かどちらかを受けもたんと、またまた新たな教材作成に追われる日々が続くことになる。
 それにしても、まあようけプリントを新たに作ったものです。特に日本史はまったく蓄積のないところから始めなならなんだので、きつかったなあ。
 というわけで、3年生相手の授業も残すところ2日間のみ。テストもひとつはめどがついたので、もうひと踏ん張りですね。

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王道あり変則あり [テレビ全般]

 今日も完全休養日。午前中は例によってテレビ三昧。
 「手裏剣戦隊ニンニンジャー」は最終回。ラスボスを倒し、ニンニンジャーがそれぞれの道を歩んでいくという大団円。奇をてらうことなく、王道を進む、という感じですね。これでええんです。
 「魔法つかいプリキュア」は第1回。主人公二人の出会いと、敵の出現というこれも王道の始まり方。主人公と敵が同じものを探しているという設定は面白い。侵略しに来たんでもなく、滅ぼされた別の世界から救いを求めて妖精が来るのでもない。「またか」と思わせないように工夫しております。まあまだ第1回なんで、面白くなるかどうかは来週以降を見てからかな。
 午睡のあと、夜は大河ドラマ「真田丸」を見る。先週の終わりに、「本能寺の変」を「信長が死んだ」とさらっとナレーションと炎の中で崩れる鎧だけで流していたけれど、今週その場面をもう少しちゃんとやるのかなと思うていたら、同じ映像を流しておしまい。
 これは大河ドラマとしては画期的なんやないか。見どころの一つやのにね。それよりも、信長の死で真田家が混乱に陥る様をあの手この手で描く。やるねえ。大河ドラマのファンという三谷幸喜さんやからこそ、あえて王道の「本能寺の変」をさらりと流したんやろうね。「見どころはここじゃないですよ」と。
 王道あり変則あり、そやからシリーズ物を見続けるのはおもしろい。
 北朝鮮がミサイルを発射。これで午前中のいくつかの番組がぶっとんでいた。いつも見ているシリーズと時間がかぶらなんでよかった。

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ジカ熱 [時事ネタ]

 朝、NHKの「週刊ニュース深読み」を見ていると、ブラジルで流行している「ジカ熱」について専門家の方が「デング熱より軽く、妊娠していなければ、蚊に刺されることさえなければ大丈夫です。それよりも妊娠中の方は風疹に気をつけるように」と、言うてはった。つまり、蚊にかまれる心配の少ない冬の季節に日本で大騒ぎすることはない、とのこと。飛沫感染もないし、感染して発症しない場合でも、菌は比較的短い期間で死滅する。
 メディアの過熱しがちな報道に釘をさすというような感じで、これこそ専門家の姿勢やなあと感じ入る。
 そやから、きっと日本で気をつけるべきは夏になってからで、その時分にはメディアはジカ熱なんてなかったことみたいになっているんやろうなあ。
 むろん、中南米から帰国した人が感染してへんか、そこには気をつけるべきなんやろうけれど、その人が蚊にかまれる確率は、今の日本では非常に低いやろうしね。
 専門家の方は「風疹に気をつけるよう」と重ねて強調してはった。これも専門家の姿勢としては非常に正しいですね。今の日本でジカ熱に感染するよりも風疹にかかる危険性の方が高いわけやから。そこを強調するのは当然のこと。
 専門家の役割はこうやないと。

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電車とバスのおなじみさん [日常生活]

 PM2.5のせいか、目がしみるように痛む時があったりして、涙目になる。困ったものです。
 毎朝同じ電車に乗っていると、おなじみさんもできる。というても別に話をするわけではありません。同じ時間の同じ車両で必ず乗り合わせる、ということ。ある駅から乗ってくるお母さんタイプの女性。2駅くらいで降りるんやけれど、必ず寸暇を惜しむように寝るのです。しかもえびぞるようにもたれる。
 駅を降りて同じ時間の同じバスに乗る。大森望さんの若い頃そっくりの人が必ず乗る。初めて見た時はちょっとびっくりした。
 てなことを好きに書いているけれど、私もまた誰かに「あの人、必ずあの車両に乗ってるなあ」なんて思われてるかもしれん。ヒゲと眼鏡というのは結構目立ちますからね。
 というわけで金曜日。ああ疲れた。でも来週には3年生の学年末テストがある。問題づくり、土日に骨格だけでも作っておかねば間に合わん。
 いつもいつも締め切りに苦しんでいる1年やったなあ。テストが終わると、もうそれも気にせんでよくなるかな。そうあれかしと願うばかり。

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球界は甘いか [プロ野球]

 今日から立春。昨日の鰯が効いたのか、今日は平穏に過ごす。持ち帰ったけれどでけなんだ仕事も、なんとか間に合うた。とはいえ、一日だるく、予定していた仕事を持ち帰るけれど、帰宅してもできず。まあ、帰宅したらスイッチが切れてるからねえ。また明日の朝イチから集中してやりますか。
 スポーツ紙は清原の話題でいっぱい。球界を中心として各界のコメントがずらりと並ぶけれど、「まさか、清原さんに限って……」というようなコメントはなし。「なんともいえない」みたいなコメントが多かったのは、おそらく覚醒剤を常用しているという噂は球界全体に流れていたんやないか。
 社説でとりあげている新聞も何紙か。清原にかこつけて「薬物根絶」を訴えるという調子のものが多かった。首をひねったのは産経新聞の社説で、「球界は不祥事に甘かった」というようなことを書いている。
 いやいや、「黒い霧」では何人もの選手が永久追放をはじめとして厳しい処分を受けているし、この前の「野球賭博」でもジャイアンツの3選手は「資格剥奪」という、おそらくプロ野球界には復帰でけん処分を受けている。やはり覚醒剤で有罪となった江夏豊さんはようやく昨年のキャンプで臨時コーチができるようになったけれど、結局きちっと球界復帰はしてへん。
 産経新聞の論説委員の専門は何なのか知らんけれど、あまりにもとんちんかんなんで、読んでいて恥ずかしくなった。芸能界と取り違えているんやないやろうか。
 来週の「週刊ベースボール」では誰がこのことに触れるやろう。連載陣では岡田彰布、野村克也、堀内恒夫といった面々がそろっているので、このうちだれかが触れることになるんやろうな。あるいはベテラン記者の岡江昇三郎さん、または中堅ライターの石田雄太さんか。ここらあたりの信頼できる書き手にビシッとしたことを書いてもらいたいものです。

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鰯で厄払い [日常生活]

 今日は朝から集中力に欠ける日。出勤途上、最寄駅に行く途中で何もないところでこけてしまう。考え事をしていたとはいえ、ちょっと考えられんこけ方でありまして、それだけ心身ともに衰えているのか。出勤して何気なくポケットを探ったら自宅の鍵がない。妻に連絡をとり、自宅に忘れたことを確認。ああよかった。こけた時に落としたりなんかしてたら、妻にこけた場所まで探しに行ってもらわなあかんところやった。
 昼休みに一服つけようとしたら、業者の方が訪れてきたので、来年度に向けてまずはごあいさつ。一服つけることはできたけれど、なんか慌ただしかった。当番で相談室に行ったら、そこにいてた女子たちがケンカをはじめ、授業が始まるからと教室に行かせるのに必死。ゆっくり弁当も食べさせてもらえんのか。
 明日の授業用の教材もなかなか構想が固まらず、プリントの草案ができたのは帰る間際。持ち帰りの仕事にしようと思うたけれど、なんやかんやで結局完成せず。明日の朝イチで仕上げるしかないか。
 今日は節分。この日記を読んでくださっている方ならおわかりの通り、恵方巻きなんぞは食べず、鰯を食して厄払い。豆もいただき、これで今日のミスなどが払えたらええんですけれどね。
 清原和博、覚醒剤所持で逮捕。FAでジャイアンツに行かず、タイガースに着てたらまた運命も変わっていたろうに。私は清原がジャイアンツを選んだことから彼の持っていた運がなくなったんやないかと思うている。もうこれで球界復帰はますます遠のいたかな。野球ファンとしては残念なことですねえ。

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トランプ氏に平和賞? [時事ネタ]

 米国大統領候補選に出ているトランプ氏がノーベル平和賞候補に推薦されたという新聞の見出しを見て驚いたけれど、記事をよくよく読めば推薦は誰でもできるのですね。推薦した人はそのことを公表できるらしい。ただ、推薦されたからというて候補になるわけではないみたい。候補は非公表。昨年は平和賞に273の個人、団体が推薦されているんやそうです。
 しかしまあこういうレイシストが大統領候補になりそうな米国も、行き詰っているんやなあと思う。過激な言葉でマスコミや有権者をあおるという点では、ゼロサム前市長を思い出す。前市長はここまでむちゃくちゃやなかったけれど。こういう色ものみたいな人物に支持が集まる恐ろしさ。それをノーベル平和賞に推薦する者がいる。推薦理由は“「イデオロギーの強さを通じた積極的な平和」が、イスラム過激派組織(IS)や、イラン、中国などの抑止に有効”やからやそうで、これ、本気でそう思うているということやよねえ。
 第三次世界大戦……SFが描いてきた「未来」がいろいろと実現して入るけれど、これだけは実現してほしくないものです。

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映画の喫煙も成人指定? [時事ネタ]

 読売新聞のサイトによると、WHOが「喫煙シーンのある映画やドラマについて、若者を喫煙に誘導する効果が高いと指摘する報告書を発表し、「成人向け」に指定する措置を各国政府が講じるよう勧告した」とのこと。
 何を非現実的なことを、と思う。
 なんでも「登場人物や役者の行動に影響されやすい若者が、まねして喫煙を始めるケースが多い」からやとか。まあそういうことはあるでしょう。そやからというて、喫煙シーンを見た青少年がすべて喫煙を始めるわけでなし。
 そんなことを言いだしたら、古今東西の名画のほとんどが「成人向け」になってしまう。今年私が授業で生徒に見せた「英国王のスピーチ」、「ヒトラー最期の12日間」も「成人向け」になる。史実を題材に撮った映画で誰も喫煙をしないなんてなると、かえって不自然ですよね。
 むろん「シャーロック・ホームズ」も「刑事コロンボ」もアウトです。「風と共に去りぬ」も「ローマの休日」もアウトです。「ゴッドファーザー」も……ああきりがない。自分が若い頃に見て感銘を受け、今の若者に見せてやりたいと思うても、主人公や登場人物が喫煙するというだけで無条件に見られなくなるということになる。
 かつて嫌煙団体が宮崎駿監督の「風立ちぬ」で主人公が喫煙するのはよくないとクレームをつけた時に、この日記で批判したことがあったけれど、なんというか短絡的というか。これでは殺人犯が登場するミステリ映画は青少年を犯罪に導くからアウト。文楽の心中物は青少年を心中に導くからアウト。落語もあかんな。死人にかんかんのうを踊らせたり、壷を詐欺まがいに値切ったり、ろくなことがない。
 WHOの勧告に対し、映画人が正面切って抗議してくれることを願うばかりであります。

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