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教科書検定とアクティヴラーニング [教育]

 午前中は先週の深夜に録画した「平成紅梅亭」や「扇町寄席」などを見て、DVDにダビング。午後からはしっかり午睡して昨日の疲れを取る。夕刻からは相撲を見たりして過ごす。稀勢の里が立ち合い軽く当たって琴奨菊を一瞬の間に突き落とす。白鵬は必死になって勝ちにいっている感じなんで、ひょっとしたらひょっと……いやいや期待しないぞしませんぞ。
 新聞の社説では高校社会科の検定に対するものが多い。現在の政府の見解にあわない記述はことごとく意見を付されて書き直しをしているらしい。それに憤慨する論調がほとんど。ただし産経だけは誤った認識がただされたと評価している。
 正直なところ、私は教科書は参考程度に使うだけで、自分で工夫した教材を使う方が多いので、どんな風に書き変えられようと動じません。教え方にもよるよね。「教科書にはこう書いてあるけれど、別な意見もあるよ」と紹介すればすむことで、教科書の記述に頼り切って授業をする教師というのはよほど若くて経験がなく、教材研究も教科書と指導書だけしかしない、そんな人だけやないかなあ。
 文部科学省は、自分で考える「アクティヴ・ラーニング」を推奨しておきながら、こと教科書に関しては逆行している。こんなに振れ幅が大きいと現場の混乱を招くだけやないか。各紙の論説委員はそこらあたりを問題にすべきやないかと思うんやけど、如何。

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和装の中国人 [日常生活]

 今日は春分の日。「たちよみの会」例会の前に墓参に行くことにして、いつもより早めに家を出る。3連休の真ん中ということもあってか、京都行きの特急は満員。河原町終点まで立ちっ放し。そこから祇園を越えて東山の墓地まで歩くと、さすがに疲れた。祇園へ行くまでの四条通も人また人。円山公園では和装で記念写真をとっている一群がいたけれど、どうも着こなしがだらしないなあと思うたら、中国の人たちやった。和装というのは着慣れてんとだらんとした感じになってしまうのです。私もふだん和服など着ないから、きっと着こなせへんのやないかなあ。
 墓参をすませて「たちよみの会」例会に。フランソア喫茶室もいつになくお客が多い。幸い古参会員のY氏が来てくれたんで肩身の狭い思いをすることはなかった。
 例会後、丸善へ移動。そこに帰郷して長らく顔を見ることのなかったもと常連のM氏が登場。友人の結婚式で大阪まできたので、顔を出してくれたのでした。ありがたいことです。
 Y氏もいっしょに夕食をとる。M氏は梅田で一泊するとのことなので、帰りの特急も途中までいっしょに乗る。「刑事コロンボ」話で盛り上がる。
 帰宅して録画しておいた相撲を見る。稀勢の里が勢を下して単独で8連勝。そやけど、大きな期待はまだかけない。Y氏ともその点では意見が一致していた。期待したらすこーんとこけるのがこれまでの稀勢の里。ただ、今場所は土俵際に焦って逆転されるというようなことがなく、非常に安定した取り口なので、ひょっとしたら……いやいや期待は最後までしないでおきましょう。

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子どもは二人産め [時事ネタ]

 今日は完全休養日。しっかり午睡して、夜は録画した相撲を見たりして過ごす。
 大阪の市立中学校の校長が全校集会で「女の子は子どもを二人産め」と言うたとか。なんというか、感性の鈍い人なんやなあ。そういう発言が人にどう響くかなんて考えてみたことはないんやろうなあ。
 世の中には、子どもがほしくてもできない女性もいてる。不妊治療や体外受精でなんとか授かってもせいぜい一人。うまくいかんケースもあろう。
 この校長は「子どものいない人は養子をとるか里親になるかして子どもを育てろ」とも言うたという。そうしたくても経済的に難しい夫婦もいてるやろうとは思わなんだんか。
 この人、中学校の教員やからこんなとぼけたことを言えるのかもな。私の教え子の中にはまだ親になるだけの力もないのに避妊もしないで子どもを作り、まだ20歳そこそこでシングルマザーとなり、夜の仕事をしながら子育てをしているものもいてる。
 彼女に対しては、がんばって子育てをしてほしいと陰ながら応援する気持ちもあるんやけれど、なんで避妊せなんだんやという気持ちもある。産んで育てての大変さは、子どものいない私にもわかる。無責任に「産め産め」というのは勝手やけれどねえ。「校長先生ののおはなし」としては無責任に過ぎやせんかと思うのですね。
 「保育所落ちた。日本死ね」の女性の叫びは切実に伝わってくるけれど、この校長の言葉にはそれがない。なんというか言葉として空疎なのですよ。

 明日、3月20日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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ひょっとしたらの稀勢の里 [大相撲]

 今日は合格者登校日。午前中は今年度の役割の最後の仕事として、支援教育コーディネーターとして配慮を要する生徒の聞き取りを行う。午後は来年度に着く役割の前任者からの引き継ぎを行う。1日で今年度の仕事と来年度の仕事を並行してやらんならん、切り抱えの必要な日でありました。
 帰宅して相撲を見る。勝ちっ放しは稀勢の里と勢の2人のみ。ただし白鵬、鶴竜、琴奨菊、豪栄道ら横綱大関陣が1敗で持ちこたえているので、まだまだ先が読まれん。ただ、稀勢の里の相撲が一番安定しているので、この調子が続いたらひょっとしたら優勝? と期待してしまうのですけれど、この大関の場合は、大横綱みたいな相撲の翌日に幕尻のような相撲をとるという極端なところがあるので、文句なしに優勝候補一番手というわけにはいかんのですね。
 白鵬も優勝候補のトップということはないように思う。ここ2場所のタイガース並みの終盤失速が頭にあるからなあ。鶴竜も勝ってはいるけれど不安定な相撲が多い。
 となると、琴奨菊は昨日負けはしたけれど、まだまだ多いにチャンスありという感じになってきた。先場所の優勝はものすごく自信になったみたいに見える。
 というわけで、序盤終了時点での優勝予想は……琴奨菊やや有利、てなところかな。先が読めない面白さがある。明日からが楽しみやねえ。

 3月20日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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声出しで現金 [プロ野球]

 野球賭博とは別に、円陣を組む時に「声出し」をする選手に対して選手たちが勝てば一人頭1000円とかいうて「賞金」を渡していたという。最初は賭博がらみでジャイアンツでそういうことが行われていてけしからんとなったけれど、次いでタイガース、ライオンズ、ホークス、イーグルスと同じようなことをしているチームが次々と「発覚」した。
 新聞には「ファンの声」として「けしからん」という人もいてると掲載されていたけれど、私はそれやったら活躍した選手に監督が「監督賞」というて何万円か金を渡しているということに対しても怒るべきやと思うね。
 星野仙一監督なんか「ニンジン作戦」とかいうてかなりの額の「監督賞」を出していたらしいけれど、それを非難する記事はなかったなあ。「声出し」の選手は勝てば「選手賞」がもらえて、かつゲンをかつぐ意味で次の試合も続けて「声出し」をしたりするというようなことらしい。
 野球賭博がいかんのは、暴力団がかかわってきたり八百長につながるからいかんのであって、金額の多寡は関係ない。チームによってはそうした「選手賞」をプールして施設への寄付金にしていたところもあるそうやないか。それやったら美談ですがな。
 プロ野球選手と我々の金銭感覚はかなり違うかもしれんけれど、モチベーションを賞金に求めるのはそれで食うているんやから当たり前のことやないかなあ。
 そのうち「野球をして、その結果がよかったら多額の年俸を手に入れる、けしからん」なんて言い出す人が出てこんとも限らんで。
「ホームランを打ったらスポンサーから商品と賞金をもらう、けしからん」
 相撲でも「買ったら懸賞金を受け取るのはけしからん」なんて言うのかな。この件は野球賭博とは切り離して考えるべきで、ごっちゃにしたらあかんと思うぞ。

 3月20日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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またも電車停止 [日常生活]

 今日は終業式。週の半ばやけれど、職員室の部会で打ち上げ兼退職・転勤者の慰労会を就業後に行う。
 楽しい飲み会のあと、阪急宝塚線石橋駅で急行に乗ったけれど、動く様子がない。構内アナウンスで、踏切事故のために電車が停止していると知らされる。
 2週連続でこういう目にあうとはなあ。結局小一時間待ってやっと出発。めちゃめちゃ帰りが遅くなったやないですか。
 というわけで、帰宅して今この日記を書いております。今から録画した相撲を見てから寝る予定。夜更かしはしたくないんやけれど、明日2日分見るのも大変やし、早回しで一気に見てしまおう。
 というわけで、今日の日記はここまでです。すんません。

 3月20日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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相撲場風景2016 [大相撲]


 というわけで、休暇を使い、今年もなんとか春場所観戦ができた。今年度は、春季休業に入ってからの方が仕事が多いのと、後半戦は早々とチケットが売り切れてしもうたので、3日目の観戦となったのは以前この日記にも書いた。
 11時ごろには大阪府立体育会館に入り、三段目の相撲の途中から見る。
 木村一馬という三段目格の行司さん。かけ声がなんか変です。
「はっけよーい、おっとどうすんだ、おっとどうすんだ、おっとどうすんだ」
 ご本人は「のこったのこった」というてるのやろうけれど、「おっとどうすんだ」にしか聞こえん。幕下格の木村秀朗という行司さんの場合は「はっけよい、ふんたふんたふんたふんた」に聞こえる。幕内格の式守錦太夫さんは「ばっちこーい! のこった」です。三役格の木村玉治郎さんは「はっけよーい、らがっとらがっとらがっとたらららっと」と聞こえる。テレビ中継では「ふんたふんた」「ばっちこーい」「らがっとたららっと」をもって「行司三大空耳」と勝手に名付けていたけれど、会場に行って初めてわかることもあるのですねえ。木村一馬さんの今後に注目だ。
 入ってすぐ、私の目の前の席に座っている男性はずっと文庫本を読んでいる。料金を払い、早い時間にやってきて相撲も見ずに読書とは……と不審に思うたら、くだんの男性は途中で席を立って私の席の真後ろにあった、下の写真の部屋に入っていった。

 会場の関係者やったんですね。紛らわしいことこの上ない。
 そのうち会場にはどんどん観客が増えていき、土俵入りの段階ではぎっしり。次の写真のように「満員御礼」の札が。

 私は今年は東方の一番上の椅子席にいてたんやけれど、西方の力士の顔がよく見えるところ。周囲には例によって外国人のお客さんと、旦那が文句ばかり言い奥さんがいなす老夫婦が。相撲女子とかいう若い女性ファンもところどころに見かけたけれど、割合としては不入りの時の方が高かったような。つまり、相撲女子が増えたからブームが来たわけやなく、不祥事があろうと相撲女子は一定数いたんやないかというのを実感。これも会場に行かんとわからんことでありました。
 というわけで、1年に一度のお楽しみ、満喫してまいりました。

 3月20日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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お返しの名目 [季節ネタ]

 今日は「ホワイトデー」。仕事帰りに最寄駅前の洋菓子店で「ホワイトデー・ボックス」という詰め合わせを買い、妻に贈る。無条件にセットものを買うたんやない。ちゃんと中身を確認してから買いましたよ。おいしそうやなあと思えるものやなかったら、食べてもらわれへんものね。
 妻には喜んでもらえたようでなにより。去年は京都の八ツ橋のお店で変わったお菓子を買うたけれど、今年はオーソドックスにいったわけやけれど、こうやって毎年いろいろと考えながらものを贈るというのは楽しいものやね。
 しかしまあ「ホワイトデー」なんてよう考えたもんやなあと毎年思う。贈り物にはお返しをという、非常に日本的な発想ではあるけれど、本命チョコやろうと義理チョコやろうとなんやろうともらいっ放しというのはなんとなく心苦しい。「ホワイトデー」なるものをお菓子業界で考案してくれたおかげで、気持ちよくお礼の気持ちをあらわすことができる。いや別に名目がなかったらプレゼントをしたらいかんということはないやろうけれど。
 職場ではこの土日に旅行に行かはった方たちがお土産を職場にもってきてくれたはって、私も奥伊勢の柚子入りのカステラなんぞをおいしくいただいた。明日は春場所を見に行くから、お相撲さんのお煎餅か軍配型のクッキーかなんかをお土産に買うて帰ることにしましょう。いつもいただいてばかりでは申し訳ないですもんね。

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コロシアムでもアリーナでもなく [大相撲]

 今日から大相撲春場所。今年から会場の名前が変わって「エディオンアリーナ」に。去年までは確か「ボディメイカーコロシアム」やったはず。
 なに、会場そのものは変わっておりません。昔から使用されている大阪府立体育会館であります。橋下知事の時代に一度つぶされかけたけれど、ネーミングライツでなんとか生き延びたのでありますね。つぶされかけた理由は、最初は「図書館以外の文化施設はいらん」という理由で、いわゆる「都構想」なるものが出てきた時には「大阪市にも市立体育館はある。同じようなものが府と市でふたつもあるのは無駄」という理由やったかと思う。
 コロシアムでもアリーナでもなんでもええからこうやって生き延びてくれているのはええことです。難波の体育館でやるからええのです。ちなみに当時の橋下知事は「なみはやドームで相撲はできないか」と、実情にそぐわないことを平気で言うております。あそこは構造上、土俵なんてものは作れんようになっているのです。調べてからものを言うということをしない人でしたねえ、あの人は。
 そやけどNHKの大相撲中継ではコロシアム時代もアリーナになっても「大阪府立体育会館」で通してるんやね。これはこれでひとつの見識といえるかもしれん。相撲場が「コロシアム」は物騒ですわな。「アリーナ」もまたなんとなく相撲にはそぐわない。スポンサーとしてはNHKに「エディオン」と連呼してほしいところなんやろうけれど、そこらあたりの線引きの基準があるんやろうね。
 野球では「ヤフードーム」なんてスポンサー名の入った名前で呼んでいる。相撲とは基準が違うんやろうか。内規か不文律かわからんけれど、そこらあたりの違いを知りたいものです。
 初日は白鵬が宝富士にあっけなく敗れ、解説の北の富士さんに「白鵬は言われたくないだろうけれど、弱ったね」と力の衰えを指摘された。協会は早いとこ国籍に関係なく一代年寄を出しておかんと、白鵬が協会に残れんまま引退なんてことになってしまうかもしれんぞ。

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改札を出たり入ったり [日常生活]

大相撲小言場所「平成二十八年春場所展望~琴奨菊の連覇はあるか~」 を更新しました。

 今日は月例の京都への医者行き。阪急京都線の特急に乗り、目的の駅のひとつ前の停車駅までついた時に、車内アナウンスがあった。摂津と南茨城の間で人身事故があり、しばらく運航停止とのこと。JRに振り替え輸送をしているというけれど、私の目的駅は次の停車駅。JRに乗り換えるとよけいに大回りをすることになる。
 復旧まで待つことにして本など読んでいたら、20分ほど待ったところで、運転復旧は40分後と車内アナウンスがあった。
 それは困る。医院の予約時間を大幅に過ぎた上に、受付終了後となる恐れもある。タクシーで行くかと電車を降りて改札を出る。そやけど、タクシーを拾おうにも、早目にあきらめて降車した人たちが乗っていったんやろう、タクシー乗り場には一台もない。とりあえず一服して対応策を考えることにしたら、いきなり目の前の踏切がかんかんかんと音を鳴らしながら遮断機をおろしにかかった。
 待てよ、電車が止まってるのに遮断機ってどういうこと。駅のホーム方面に目をやると、私がさっきまで乗っていた特急が動き始めている。先ほどの車内アナウンスからわずか5分後。何が40分待ちやねん。
 私の目の前を電車が通り過ぎるのを見て、腹が立ってきた。すぐに駅に戻って抗議しようとしたら、同様に改札を一度出た女性が駅員に抗議をしている。その人が再入場の許可証をもらっていたので、私も同じように抗議したら、すんなりと再入場証を渡された。幸い、前の駅で発車待ちをしていた電車が来たので、それに乗り昼食を後回しにして医院に直行。予約時間を5分ほど過ぎたくらいで入れたのでよかったけれど、あのアナウンスはなんやったんや。
 おそらく梅田駅あたりからの指示と、事故現場からの情報に食い違いがあったんやろう。それにしても、あの「40分遅れ」のアナウンスがなかったら改札を出たり入ったり焦ったりのドタバタもなかったと思うと、ほんまに腹が立ちましたよ。
 てなわけで、いつもよりもなんかよけいに疲れ果てて、帰宅後はすぐに午睡爆睡。いやはやなんとも。

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