横綱になる宿命？

　今日は完全休養日。実は高校時代のクラス会に呼ばれていたんやけれど、体が休め休めと言うてくるので、泣く泣く断念。恩師のお墓参りだけでも参加したかったけれど、京都まで行く気力体力に自信なし、で欠席。
　というわけで、一日だらだらと何もせず、テレビを友として過ごす。
　大相撲を見ていたら、白鵬が勝って稀勢の里が負けてあっさりと優勝決定。ありゃりゃりゃん。昨日私は稀勢の里を「品格力量抜群」のところで横綱に、なんて書いたけれど、力量抜群とはいえんなあ。横綱の意地を日馬富士と鶴竜には見せてほしいと書いたけれど、意地を見せたのは稀勢の里に勝った鶴竜。
　今朝のスポーツ紙を読んでいたら白鵬が「大関には強ければなれても、横綱になるためには宿命が必要」なんて豪語していた。これ、「宿命」という言葉の意味を取り違えているんやないかなあ。横綱には、そうなるために産まれてきた人しかなれんということになってしまうぞ。おそらく「運」ということを言いたかったんやと好意的に解釈しておきたい。そやないと、白鵬自身が「俺は横綱になるために産まれてきた」という傲岸不遜なことを言うてるということになるからね。いくらなんでもそこまで驕っているとは思いたくないもんね。

品格と力量

　午前中は職場、午後からは会議のため天王寺方面の学校に出張。なんで大阪市の南の方ばかり会場になるかね。天王寺まで車中でうとうと。それでも帰路は地下鉄で一気に帰れたので、通常営業時よりも早く帰宅できた。録画した相撲を見て、野球を追っかけ再生で見る。
　稀勢の里、負けたけれど、白鵬とほぼ互角の相撲。この負けだけで「横綱絶望」とはしてほしくないなあ。とはいえ、優勝せんと横綱はとうてい無理やろうから、この黒星は大きかったなあ。ここからは日馬富士と鶴竜が横綱の意地を見せるかどうかにかかってくるというわけか。白鵬と稀勢の里の優勝決定戦が見たいので、両横綱はなにとぞ意地を見せてほしい。白鵬も先場所みたいに立ち合いの変化で勝負を決めるわけにはいかんやろうと思うからね。
　でもなあ、先場所も今場所も相撲内容よりもとにかく勝つことしか白鵬の頭にはないみたい。なんか昔は「木鶏」がどうとか言うていたけれど、強欲に勝ちにいく相撲ばかり。横綱らしい相撲内容を見せているのは稀勢の里の方やからなあ。
　優勝がどうとか言わんと、「品格力量抜群につき」というところで稀勢の里を横綱にでけへんもんか。あかんか。

サヨナラ勝ちの味

　ああやっと木曜日終わったなあ。まだあと１日あんねんなあ。てな感じで帰宅。
　夜はテレビとラジオでプロ野球観戦。タイガースが原口文仁選手のサヨナラヒットで勝つ。
　私、一度あの一打サヨナラという場面でダグアウトにいてみたいのですよ。打て打てうずうずと片足をグラウンドに出しつつ決定的瞬間にいの一番にダグアウトから飛び出してやるぞわくわくわくという、あの気持ちを一度でいいから味わってみたい。そして、サヨナラ打が出たらヒーローに飛びついたりぼこぼこ頭を叩いたり水をかけたりと喜びを爆発させたい。
　大人になると、そういうふうに感情を一気に爆発させる場面がなくなり、しかも喜びの感情が爆発するなんてことはまずない。
　ああいう喜びを味わえるのはスポーツ選手の特権なのかもなあ。ちょっと羨ましいね。

ラフマニノフで眠るか

　奨学金の書類を持って、女子生徒が仕事部屋に来る。以前この日記にも書いたように、ＢＧＭでクラシックのＣＤをかけている。それを聞いたくだんの生徒、「クラシックなんか聞いてて先生眠うならへんの？」てなことを言う。
　この時かけていたのがラフマニノフのピアノ協奏曲第４番の終楽章。演奏はアシュケナージ。力強く盛り上がるところで、眠くなるどころか気合を入れるためにそういう盛り上がる曲をかけていたんやけれど、彼女にとっては「クラシック＝退屈」という固定観念がすりこまれているんやろうなあ。
「どこ聞いてるん。気合の入ってるとこやんか」
　てなことを言うと、きょとんとしている。で、彼女が言うには「関ジャニかけたらええやん」ですと。なんというか、どう切り返したらええかわからなんだですね。５０過ぎてもＡＫＢ４８好きな人かていてるわけやけれど、それは人それぞれ。まあ自分の好きなものをお勧めしてくれているのはええけれど、私の趣味ではないのよ。
　もし私がヘビメタをＢＧＭにしてがんがん鳴らしてたら、彼女はどういう反応を示していたのでしょうねえ。おそらく「こんなん聞いててうるさくないの？」とか言いそうやなあ、たぶん。

妻の大冒険

　暑い！　日中はもう夏。そやけど朝夕は涼しく、気温差が激しい。多忙と気温差に体がついていかんのとで、へろへろになって帰宅。
　こういう日はさっさと相撲と野球を見て早寝するに限ると思いきや、妻が日中大冒険をしたという報告をたっぷり聞いていたため、かなり予定がずれ込んだ。いや、妻の大冒険の話はとても面白かったし、話したくなるようなものやったので、それで心づもりが外れても別にかまわんのですけどね。
　妻の大冒険というのは、買物に出てすぐに帰宅する予定やったのに、小学１年生の女の子につかまって１時間ほどかけて道案内をしたというもの。迷子として交番に連れていくか、近くの小学校に連れていこうとしたんやけれど、交番は警官が留守で、小学校の方に誘導しようとしても、その子はかなり気の強い子で誘導には負けなんだとか。そのままほったらかしにするわけにもいかず、目的地まで連れていかなんだら誘拐犯にされても困る。というわけでその子の目的地の近くまで行ったところで、そこの家の娘さんとばったり出くわし無事に引き渡せたそうな。あとからその子のお母さんからお礼の電話があったらしいけれど、まあ誘拐犯にならんですんでよかったです。ちなみにその子の家はうちのマンションのすぐ近くで、その子につかまったところから５分ばかり歩けば着くところやったそうな。凄い回り道をしたものです。
　いやしかし、よう粘り強く子供に着き合うたもんですな。こんな話、予定がずれるからというてさえぎったりようしませんわ。

早朝の大相撲

　愛すれどTigers「コリジョンルール適用で金本監督抗議」を更新しました。

　早朝に録画したＮＨＫ「大相撲幕内の全取組」を起きてすぐに見る。十両の相撲も見たいけれど、放送の中には入れてへんのですね。今日はちゃんと幕下からの取組は録画できていた。よかったよかった。で、十両取組の前に、佐藤と千代の国の昨日の相撲も見せてくれた。全く見られんと思うていたから、まあよかった。
　それにしても朝っぱらから相撲を見るというのは変な感じやなあ。もう少し早目の時間に放送してくれたら寝る前に見たのに。昔テレビ朝日系で「大相撲ダイジェスト」を放送していたのは確か１１時台やったはず。
　なんで朝の４時なんて時間にやるのか。相撲のダイジェストを見たがるのはお年寄りと決めつけているのかな。お年寄りはリアルタイムで夕方見ますがな。「大相撲ダイジェスト」が１１時台やったのは、まだホームビデオが普及してへん時代に、夕方の時間に相撲を見られん層のためにあの時間にやっていたんやないのかな。
　ＮＨＫも「大相撲ダイジェスト」終了を受けてそのかわりとなる「幕内の全取組」を放送し始めた時は深夜と早朝の２回やっていたように記憶しているけれど。
　なんで早朝だけに放送するようになったのか、事情がわからんだけに「もっと早く放送してよ」と思うのであります。

録画失敗

　今日は「たちよみの会」例会。古参会員Ｙ氏が来てくれたけれど、所用で早めに帰る。私も丸善行きなど早めにすませ、予定よりも早く帰宅。さあ、録画した相撲を見ようと思うたら、なんということでしょう、予約していたのにＨＤＤレコーダには録画されてへん。さらに、タイガースのデーゲーム中継も録画されてへん。
　予定では相撲と野球を早回しで見てしまい、野球はテレビ中継が終わったあとの部分をニコニコ動画のタイムシフト録画で見る、というつもりやった。これがまったくおじゃんに。相撲は幕下と十両はあきらめるとして、幕内は明日早朝のＮＨＫの「幕内前取組」を録画予約。明日の朝に見るしかない。野球はニコニコ動画で全部見られるけれど、早回しでは見られない。これはそのまま見ることにしたら、３時間４０分の延長１２回引き分けという長い試合。パソコンの前でじっと座って見るのはきつかったなあ。
　おそらくＨＤＤレコーダが容量の残量などを計算して勝手に録画を中止したんやないかと思われる。家にいてたら気がついたところから録画し直していたんやけれどねえ。外出してたんで仕方ない。
　明日は仕事。想定外の録画失敗のせいで、現時点でもう疲れ切ってます。来週、体力もつのかなあ。

ベッキー謝罪

　スポーツ紙を読んでもテレビのワイドショーを見ても「ベッキー謝罪」をでかでかととりあげていて、ベッキーが仕事を再開すると騒いでいるけど、ベッキーてそんなに人気があったんかいな、と思う。女優として素晴らしい演技力があるというわけでもないし、存在感で他を圧しているというわけでもない。ＣＭなどでは好感度が高かったみたいやけれど、優等生的かというとそういうわけでもないしねえ。
　ここまで大騒ぎになると、逆になんか気持ち悪い。他に隠したいことが何かあって、その隠れ蓑としてベッキーは利用されているんやないか、という気がする。別に巨悪による陰謀とかそういうのやなくて、単にベッキーについてあおっておけば、他のことがかすんでしまう、という程度のことやろうけれど。
　正直、ベッキーの不倫など私にとってはどうでもええことやけれど、どうでもええという程度が高いので、この大騒ぎについていけん、ということでありますね。

　明日、５月１５日（日）は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

タイムシフト予約失敗

　失敗したなあ。
　ニコニコプロ野球中継のタイムシフト予約をしておけば、試合終了後、録画されたものを見ることができるんで、今日から明後日にかけてのベイスターズ対タイガースの試合を３試合とも予約したつもり、やった。
　で、ＢＳ－ＴＢＳの中継を追っかけ再生して見て、中継時間終了後、ラジオで最後まで聞いて、見られなんだ分だけニコニコ中継を見たらええわいと思うていたのです。
　試合は、ラジオに切り替えてから新井良太選手のホームランでタイガースが勝ち。よーし、とパソコンを立ち上げてニコニコ動画のサイトを開いてログインしたら、なんとまあ明日と明後日の試合は予約しているのに、今日の試合だけ予約してへんやないですか。３試合とも予約したはずやのになあ。予約のところをクリックしたつもりやったけれど、予約でけてなんだんかなあ。ちゃんと予約一覧表を見て確認すべきやったかなあ。
　というわけで、深夜のスポーツニュースを録画予約しました。決勝ホームランだけでも見せてくれるやろう。それでもあかんかったら、明日の深夜のＡＢＣテレビ「虎バン」まで待つしかないか。うーむ。

　５月１５日（日）は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

子どもの貧困率

　奨学金担当をしていると、保護者から質問や相談を受けることもある。守秘義務もあるのでくわしいことは書かれへんけれど、これがけっこうきつい。
　とにかく添付書類が多いのです。所得証明だけでいい家庭もあるけれど、児童手当受給の証明書があったと思うたら、介護にかかったお金の詳細を記入せんならん書類もある。それだけ審査を厳しく、ということやろうけれど、それらの書類について質問をされたり相談されたりすると、当然その家庭のプライバシーに触れることになる。奨学金を借りんと進学させられんということは、経済的に苦しいということであり、様々な添付書類はその苦しさを具体的につきつけてくるのですね。
　日本における「子どもの貧困率」の高さがしばしばメディアで報道されるけれど、その重さというものを実感させられる。申し込む生徒の家庭には母子家庭が非常に多いし、しかも非正規雇用であるというケースもある。生活保護家庭もある。とにかくここ数日はそういう重いものを次から次へとつきつけられた。
　ほんまに精神的にきついですよ。
　校内の提出締め切りは本日ということにしてあるので、明日からはこういうこともなくなるわけやけれど、今日で精根尽き果てましたよ。明日は書類整理など。
　というわけで、今日はもう寝ます。ああしんどい。

　５月１５日（日）は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。