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愉快な8月 [日常生活]

 7月末、私は「愉快な8月」にしようと思うた。長期休暇をとり、3分の2はたっぷり休んだ。面白いかどうかはともかく映画のDVDをたっぷりと見、仕事がらみとはいえ四半世紀前に勤めていた塾の跡地を訪ねたりした。それなりに愉快な8月やった。
 残り3分の1、仕事を再開したらへろへろになった。猛暑のせいもあるやろうけれど、あまりにも愉快な8月を満喫しすぎた反動が一気にきた。
 人間というものは怠惰に慣れてしまうと、なかなか勤勉には戻れんもんなんやなあ。
 それやったら、愉快な仕事を探せばよいのです。
 というわけで、今日は「総合学習の時間」で生徒たちに「漫才コンテスト」をやると宣言し、事前指導としていとこいのDVDを見せた。反応は割とよく、手ごたえを感じた。次週からクラスを何班科に分けて、その中からひと組ずつコンビを組ませ、班全体でネタ作りをやらせるぞう。うまくいくかどうかはわからんけれど、想像力、構成力、コミュニケーション力、プレゼンテーション力を少しでもつけてくれることを期待しているぞよ。
 というわけで、仕事の上でも「愉快な8月」をなんとか作りだして月末を締めた。よかったよかった。

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河合奈保子再ブーム [日常生活]

 今日発売の「週刊朝日」を読んでいたら、なぜか今、河合奈保子人気が急上昇なんやそうです。マガジンハウスがかつての「平凡」(懐かしいなあ!)に掲載したグラビアを編集した写真集を出すそうなんやけれど、これが予約殺到。CDも再発売したら売上好調とか。
 なーにを今さら。私は1980年ごろ、世間が松田聖子ばかりもてはやすのに背を向け、河合奈保子ちゃんの大ファンやったのです。
 笑顔が好きやったなあ。作りもの臭くない、見ているだけでこちらの心も晴れ晴れするような笑顔。伸びのある歌声も大好きやった。「スマイル・フォー・ミー」みたいな元気な歌が似合うてた。京都会館のコンサートになけなしのお小遣いをはたいて行きましたよ。元気はつらつのステージやった。
 直筆サインも探せばどこかにあるはず。「高三コース」の懸賞で当たったのでした。
 以前、中川右介さんの書いた「松田聖子と中森明菜」という新書を読んでたら、80年代アイドルのライバルとして聖子と明菜がいたような書き方をしてあって、なんたる了見違いと思うた事があった。聖子と対比するなら奈保子ちゃんで、明菜と対比するならキョンキョンなのですよ。リアルタイムで当時のアイドルを追いかけ、アイドル愛好家を名乗っていた私が言うんやから間違いない。
 なんか話がそれた。河合奈保子さんは現在結婚してオーストラリア在住。むろん今回の企画に乗ってテレビに出るということもないやろう。あの頃のままファンの胸に焼きついている、永遠のアイドルなのです。
 なーにを今さら。

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時天空の引退 [大相撲]

 愛すれどTigers「長期ロード勝ち越しも甲子園で3連敗」を更新しました。

 台風の影響で朝から雨。体が重く自らに鞭打つように出勤。奨学金関係のお仕事があるので、気圧が低いからだるいですなんてことでは休まれんのです。なにしろ私の替りがいないという、4月から続く重い責任を背負うているものでねえ。
 粛々と仕事をこなし、なんとか最低限やらねばならん仕事はできました。やれやれ。帰路がまた強い雨で、帰宅したらズボンがべしょべしょ。すぐに着替える。
 大相撲元小結の時天空関が引退会見。悪性リンパ腫で1年間休場を続けた後、ついに引退を決意したという。スポーツ報知のサイトに会見の写真が載っていた。放射線治療の影響などで坊主頭。抗がん治療をする前に断髪式を密かにし、髷はちゃんと残しているそうです。
 モンゴル出身力士としては異色の経歴。東京農大を出てからの入門やから、モンゴル力士というだけやなく大学出の力士でもあったのです。取り口も個性派。蹴手繰り、蹴返し、二枚蹴りとその足癖は現役力士では他の追随を許さず。立ち合い一瞬で足を飛ばしたかと思うと、十分に組んで相手がほっとしたところで足を飛ばす。いつ足が出るかと期待していたら、相手の警戒するのを利用して正攻法で勝つ。
 時天空というしこ名がかっこいいですよ。こんな雄大なしこ名はないね。「時」は時津風部屋からとったものとしても、そこに天、空とつなげたんやから、先代師匠のセンスに感服。新弟子をしごいて死なせた人やから、あまりほめたくないけれど……。
 また大銀杏が結えるようになるまで髪をのばしてから正式に断髪式をする予定やそうで、病はなんとか癒えたらしく、それだけでもよかったですよ。
 海乃山以来の蹴手繰り名人。次にこういう足癖力士が出てくるのはいつのことか。そういう意味でも貴重な存在で、土俵復帰を願うていたけれど、体力的にもう難しいというのやからこれは仕方ない。日本国籍を取得し(日本名の本名も時天空!)間垣親方として後進の育成につとめるという。
 ようがんばらはった。お疲れ様でした。

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午睡してもさらり [日常生活]

 今日は完全休養日。台風接近の影響か風がよく入り過ごしやすい一日になった。汗をだらだらかくということがないからね。先週やったら午睡して起きたら寝汗で服がじっとりしてたのに、今日なんかさらりとしてたもんなあ。
 それはええんやけれど、台風が近づくということは気圧も下がる。高層マンションではその影響が体調にもろに出るのです。血圧が下がっているのか一日だるい。寝ても寝ても体が重い。
 今日は私も妻も書きこみ不能となった外付けハードに録画した番組を見るのを最優先にしている。とにかく早く見たいものは見てしまい、初期化して使えるようにせんとあかん。
 夜は例によって追っかけ再生でナイター観戦。タイガースは3連敗。若い選手が多いため、相手投手に緩急をつけた老獪な投球をされたらたちまち打てんようになる。経験を積んでいる最中やから、これも来季に向けてええ勉強させてもろうてると思いながら見てんとあかん。とはいえ3連敗はやっぱりテンションが下がるなあ。
 台風とタイガースで下がったテンションを、なんとか明日は無理から上げて仕事に向かわなならんのね。今日は早く寝よう。
 というわけで、こんな日記ですみません。明日は読みごたえのある素晴らしい日記を……かけるんかいな。

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書き込み不可 [日常生活]

 今日は月例の京都の医者行き。さすがに真夏のもわっとした暑さはなくなったものの、少し歩くと汗はけっこうかくなあ。幸い阪急の特急には往復とも座れた。復路、へたってしまい、熟睡。梅田の駅で駅員さんに起こされる。乗り換え駅まで引き戻し、今度は寝てしまわんように読書など。村上元三「真田十勇士」を読み始める。柴錬十勇士を読んだら、他の作家のものも読んでみたくなってきたのです。大河ドラマのおかげでこんな昔の作家の小説も文庫で復刊されたりするのはありがたい。いやあ、同じ「十勇士」でもキャラクター設定が全く違うんで、まるで別の題材の小説を読んでいるみたい。この調子やと司馬遼太郎「風神の門」や、池波正太郎「真田太平記」にまで手を出してしまいそうです。「風神の門」は上下巻やからまだしも、「真田太平記」は文庫で12巻。前々から読みたかったけれど、巻数が多いので手出しを控えていたのです。ま、まずは村上十勇士を読んでからか。
 帰宅して、すぐに午睡。夕刻に起きたら妻に「外付けハードが大変になってる」と言われた。なんと読み取りしかでけんようになっている。1ヶ月半くらい前に買うたやっでっせ。幸いクラッシュしたわけではないのと、ハードディスクをつけていたBDレコーダーの本体の容量には余裕があるんで、今晩の録画などはすべて本体のハードに録画できる。外付けハードのまだ見てへんものを最優先で見てしもうてから、初期化したらよろし。クラッシュしたわけやないし、保証期間内やから初期化でけへんだらヨドバシカメラに持っていったらええねん。というわけで、野球中継が早く終わったんで妻といっしょに見るものはとにかく見る。
 それにしても、今日の午前中はちゃんと録画できてたのになあ。いったい何が起こったんやら。こういう外部機器は当たり外れがあったりするしね。前に使うていた外付けなんか5年ほど書いて消してを繰り返して、ついに寿命がくるまで長持ちしたんやけれどね。箱を開けて見比べてええもんかどうか見分ける……てなこともでけんしなあ。

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グランドスラムの張り合い [プロ野球]

 いやあ、今年のタイガース投手陣、満塁ホームラン打たれすぎちゃいますのん。すでに岩貞投手が3本打たれてて、今日は岩崎投手が打たれた。この二人、入団も同期。ドラフト一位の岩貞に六位の岩崎。左腕同士ということもあり、互いに競い合うている。昨オフの「熱血! タイガース党」という番組にそろってゲスト出演した時など、仲はよさそうやけれど、やはりお互いの成績を意識しているなというのが見てとれた。
 そやからというてなにも満塁ホームランを打たれるのまで競わんでもよろしいがな。
 先日タイガースもやっと高山が満塁ホームランを打って、打たれた本数の収支を少し寄り戻したと思うたら、すぐに元に戻ったもんなあ。
 野球では満塁ホームランのことをグランドスラムという。テニスでは4大大会すべてに優勝することをグランドスラムという。テニスでグランドスラムはめったに出ませんが、野球でこんなにぽんぽん出たらグランドスラムの値打ちが下がるやないですか。
 というわけで、岩貞投手と岩崎投手は変なところで張り合わんと、勝利数で張り合うてほしいものです。ま、なにも打たれたくて満塁ホームランを打たれているわけではないとは思うけれど。

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十勝花子の死 [追悼]

 女優でエッセイストとしても活躍した十勝花子さんの訃報 に接する。享年70。死因は大腸癌。
 十勝さんとは少しばかりご縁があった。まだホームページを開設してすぐのころやからもう20年近く前になるか。日記に「ミッチー、サッチー騒動」について書き、十勝さんについても触れたら、なんとご本人からメールが来たのであります。ものかきのはしくれとはいえ、世間的には無名の書評家の日記に対して、ていねいなメールをくださった。まだまだインターネットに接続している人口が少なかった頃ならではのことやったと思う。
 その後、京劇を見に行ったことについて書いたら、その主演女優さんのサインをわざわざ書いてもらって送って下さったり、それがきっかけで何年かは年賀状のやり取りもしていた。
 直接お会いしたりすることはかなわなんだけれど、日記にはあまりええようには書かなんだのに、私のようなものにお気遣いいただいたことを、今でも懐かしく思う。日本エッセイストクラブ選の「年間ベストエッセイ」に掲載されたと嬉しそうに年賀状に書いたはったことなどを思い出す。
 わずかなご縁ではあったけれど、ささやかながら交流があった者としては、訃報は寂しい限り。
 謹んで哀悼の意を表します。

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柴錬「真田十勇士」 [読書全般]

 今日は「全校集会」という名の始業式。まだまだ暑いけれど、前後期制なんで「秋休み」の分だけ夏休みが短いのです。生徒の教室には冷房が入っているからええけれど、教員の準備室にはせいぜい扇風機があるくらい。私の仕事部屋には前任者の残していってくれた扇風機があり、フル稼働させております。
 柴田錬三郎「真田十勇士」全三巻を読了。私が子どもの頃、NHKで放送されていた人形劇の原作なのです。当時全五巻で発行されていたものを三巻にまとめてある。
 実は、人形劇の方はちゃんと見てへんのですね。というのも、その前に放送されていた「新八犬伝」が最高に面白くて、そのノリで見始めたら、放送開始当初は非常に地味な展開やったので、早々に見るのをやめたのです。ナレーターが坂本九さんから酒井広アナウンサーに変わったのも大きかったかな。で、しばらく見てなんで、最後の方に見たらナレーターは熊倉一雄さんにかわっているし、展開も派手になっていて、少しばかり見てすぐに終わったのです。
 で、おっさんになった今、原作を読むと、これが実に奇想天外でおもしろい。山田風太郎から色気と疑似科学的要素を抜いたというようなぶっ飛んだストーリー。同時代の歴史上の人物が入り混じり、これがなんで絶版のままやったのか信じられんくらい。
 ただ、これは子どもにはちょっと難しすぎたかもしれん。もう私らの世代になると、物語に出雲阿国や宮本武蔵や佐々木小次郎や岩見重太郎が出てきても、基礎知識がなかったんで今のように楽しめたかどうか。
 おっさんになった今やったら同時代の人物のからませ方や、十勇士のキャラクターの作り方など、読書経験もそれなりに積んでいるんで絶妙な混ぜ合わせ方にため息をついたりなんかしてしまうのですね。柴錬先生、かなり気合を入れて書いているんやけれど、視聴者層をちょっと見誤ったかなと、現在やから思う。
 当時、ちゃんと見ておいたらよかった。ビデオを上書きしたりしているので、現在は放送素材がほとんど残ってへんのですね(これは「新八犬伝」も同じ)。
 時代伝奇小説のお好きな方にはお薦め。「真田丸」放送中で関連書籍の品切れのない今のうちに買うておいて損はしませんぞ。

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元親分の指名 [時事ネタ]

 昨日書いた「マリオ安倍」の件、スポーツ紙のコメントで最も納得できたのは玉木正之さんの「オリンピックの政治利用はよくない」という内容のものやった。今日の朝日新聞夕刊の「素粒子」では「4年後もまだ総理でいるつもりか」という内容のことが書かれていて、こちらも納得。
 なんでもしんぞう総理をマリオにする案は東京五輪会長のしんきろう元総理やったそうな。総理大臣時代から何も考えんと失言ばかりしてる御仁やけれど、彼の人の考えつきそうな、いや考えなしに思いつきそうなことやわい。
 なるほど、しんぞう総理が登場したあとさっさとマリオの衣装を脱いだのは、嫌やったんやね、あの格好が。そやけど派閥の大先輩のご指名だけによう断らなんだというあたりか。
 世間では「安倍一強」なんて言われているけれど、それよりも強いものがあったのですね。しんきろう元総理か。いやあ、かつての親分、もっともっと足を引っ張りそうな気がするなあ。この御仁が会長職についている間は、東京五輪は世界の笑い物になりそうな気がするのは私だけやろうか。

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マリオ安倍 [時事ネタ]

 愛すれどTigers「福留の好守、北條の好打で連敗脱出」を更新しました。

 いや別に、しんぞう総理がスーパーマリオのコスプレで土管から出てくるというアイデアは悪くないと思うよ。ラテンのノリの五輪大会閉会式なんやから、ちょけていたってかまやしません。しんぞう総理ほど言葉も軽けりゃ行動も軽い総理は歴代ずっと見渡してもいてへんのやからね。あ、菅直人という軽い人がいたか。軽さでは双璧かな。
 やるんやったらもっとちゃんとやれよ、と言いたい。マツコ・デラックスも指摘したというけれど、コスプレするなら徹底的にやんなさいよ。つけひげは必須でしょう。すぐに脱がんと頭上のコインをとるポーズでもしてから脱ぎなさいよ。恥ずかしかったんか? それやったら断んなさいよ。
 一国の総理があんなことを、なんて書くと、堅いことをと言われるかもしれんけれど、私は総理たる人がやる仕事やないと思うたね。ただまあ、一国の総理があんな格好でおどけて出てこられるということは、それだけ日本が平和な国なんやというアピールにはなったかもしれん。そこを狙うてマリオに扮したのかどうかはしらんけど。
 というわけで、雨の中びしょぬれになりながらも金色に輝く着物を着て旗を受け取ったゆりこ都知事の方がよほど堂々としていて総理らしく見えたのですが、如何。
 あ、都知事がゆりこさんでよかったですね。ソトゾエ都知事があの旗を受け取っている姿を想像したら、なんか貧相なイメージしか浮かばなんだなあ。

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