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鶴竜と魁聖は当たらない? [大相撲]

 朝から吹き降り。高層マンションのベランダは特に風がきつくなる。昼過ぎ、雨が上がり晴れ間も出ていたけれど、風だけは台風並み。一服つけにベランダへ出ようとガラス戸を開けると、風が吹きこんできて玄関のドアが開かんばかりになる。壁の陰に隠れるようにすれば少し風よけになるので一服つけられる。風の通り道に立つと体温を一気に持っていかれるように感じてしまう。
 朝食前後にテレビを友とし、食後少し寝る。昼食時に起きてきて、そのまま読書。ベッドに横になって読んでいたら、ちょうど胃が消化を始めたためか睡魔に襲われ、午睡。
 夕刻起きてきて、録画した相撲を見る。十両の炎鵬はかなり苦戦しているなあ。頭をつけてもぐりこみ、低く低く体勢を取るんやけれど、あまりに低すぎて上から覆いかぶさられるようにはたきこまれてしまう。今場所はそういう負けが多い。番付運がよく初土俵から6場所で関取になれたけれど、ちょっと家賃が高かったかな。
 私は昔から小兵力士がひいきで、相撲を見始めたころは貴ノ花、旭国、鷲羽山などが好きやった。舞の海や智ノ花などが活躍した時期もあったけれど、だんだん力士が大型化してきて小兵力士が上位に来ることがなくなった。里山には期待したけれど、残念ながら今は幕下。早く石浦が幕内上位に上がってきてほしいなあ。十両では照強、翔猿ががんばっている。ここらあたり入幕してきたら楽しみやねんけどね。
 魁聖が貴景勝休場のため不戦勝で1敗を守る。ここらあたり、運も味方してますね。鶴竜は、吉田賢アナウンサー言うところの「11日目の壁」を破って勝ちっ放し。取組編成では明日は鶴竜は栃ノ心と当たる。となると、残るは御嶽海、豪栄道、高安の順になることが予想されるんで、魁聖とは当たらんやないですか。魁聖には自力で鶴竜と並ぶチャンスがないということか。取組編成は審判部の仕事。失敗したねえ。御嶽海戦は飛ばして鶴竜と魁聖が直接当たるようにはでけんのかな。まさか高安を飛ばして千秋楽結びの一番にもっていくとか考えては……ないやろなあ。
 土俵の外ばかり注目されてるんやから、せめて土俵上にも目を向けさせるようにしてほしいものです。

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目の前に振袖 [日常生活]

 今日は久しぶりに出勤。合格者登校日で、教科書などの物品販売がある。私は仕事部屋に待機して、奨学金相談の応対。大阪府育英会の奨学金を借りるほとんどの生徒は中学3年生の時点で予約申し込みをしているんやけれど、諸般の事情で予約申し込みをできなんだ家庭の保護者が来て、入学後に確実に申込書類を渡せるように記録しておく。午前中はほとんど休む間もなく保護者の応対をしていたので、かなり疲れた。
 午後からは教育委員会に提出する報告書類の作成や、二次募集の会場準備など。
 朝から降っていた雨は昼ごろ小やみになったけれど、退出時にはまた少し小雨。日照がなかったせいか、けっこう寒かった。ほんまに寒暖差が激しいなあ。しかも帰路の電車が人身事故の影響でダイヤが乱れ、帰宅するのにちょっと時間がかかった。大学前の駅からは晴れ着を着た若い女性がようけ乗ってきた。卒業式やったんかな。ただでさえダイヤが乱れて乗客が多いというのに、この時間にしてはかなり混んでいた。私は座席に座って本を読んでいたんやけれど、私の前に立っている女性の振袖が、その人が動くたびに眼前に迫ってきて困る。乗り換え駅についてほっとしましたよ。
 池波正太郎「梅安乱れ雲 仕掛人・藤枝梅安 五」(講談社文庫)読了。東西の元締めと仕掛人が互いに殺しをしかけるという表題作が面白い。仕掛人たちが東海道をいったりきたりするのにすれ違うたり、梅安殺しを依頼された若い仕掛人が病気を梅安に治療してもらい情がわいたりと登場人物の行動や感情が錯綜する様子になんともいえぬおかしみがある。殺し合いの凄惨な話のはずやのに、そう感じさせんところが作者のうまさですねえ。
 相撲は魁聖が逸ノ城に敗れ、勝ちっ放しは鶴竜のみ。先場所はここから連敗して優勝を逃しているだけに、明日以降の鶴竜の相撲に注目ですねえ。

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蝶のいた庭 [読書全般]

 今日も休暇を取って疲れをいやす。昨日の墓参はけっこうこたえたみたい。朝食後、すこし録画した番組を見てから二度寝。昼食後は相撲を見たり読書をしたりして過ごす。
 新十両貴公俊が付け人をどついて休場。兄弟子の貴ノ岩がどつかれて大怪我したのは他人事ですか。若くして関取になり、年上の付け人をどつくとは。貴乃花親方の顔もつぶしたことになる。まあ引退勧告とはならんやろうけれど、謹慎処分くらいにはなるやろうな。もう一度双子の弟貴源治のふんどしをかついでやりなおすんですな。
 ドット・ハチソン・辻早苗訳「蝶のいた庭」(創元推理文庫)を読了。翻訳ミステリの新刊にはあまり手を出さんのですが、先々週の「週刊朝日」の書評欄で千街晶之さんが紹介していたのを読んで、おもしろそうやと買うてみた。
 〈庭師〉と呼ばれる男が16歳以上の若い女性たちをさらい、〈ガーデン〉と呼ばれる温室に軟禁していた。娘たちを〈蝶〉に見立て、背中に蝶の入れ墨を入れて。物語はそこから救い出された娘の一人であるマヤと〈庭師〉に名付けられた少女への尋問が中心となって進められる。この娘がなかなか一筋縄ではいかんのですね。かなり悲惨な生い立ちで、その話をしたかと思うと〈ガーデン〉の暮らしについて話したり。それがほんまかウソか、尋問への答やからわからんし、なにやら隠していることもあるし。話しているうちにだんだん真相が見えてくるんやけれど、そこらあたりのFBI特別調査官との駆け引きとか、読ませ方がうまい。猟奇的な事件で、かなり悲惨な場面も出てくるんやけれど、マヤの語り口があまりにあっけらかんとしているので、読み手もついついひきずられてしまう。
 表紙裏のあおりには「一気読み必至」と書かれていたけれど、まあそこまでとはいわんでも、読みだしたら最後まで読まんことには落ち着かんというような小説でありました。しばらくこの手の海外ミステリにはまってしまいそうです。

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京都はテーマパーク? [日常生活]

 今日は彼岸の入り。朝は録画した深夜アニメを見たりしてから少し早めに出発。朝はひんやりしていたけれど、昼ごろからは暖かくなり、汗を拭き拭き京都東山の霊園へ。墓参をする。阪急河原町駅から祇園に向かうて歩くんやけれど、とにかく観光客が多い。特に中国語をしゃべる観光客は道いっぱいに広がった上に立ち止まったままで通行の流れをせき止めている。早いとこお墓に行きたいのにもうほんまに立ち止まりなやいらいらいらいら。ということを帰宅してから妻に言うと、「あなたも大阪に染まってきたんやねえ」と変な感心のされ方をする。京都人はそこらへんは辛抱する、のかな。私はもともとイラチやから関係ないと思うけれどなあ。
 妻によると「観光客は京都をテーマパークみたいに思うている」んやないか、とのこと。そやから普通に用事で歩いている者がいてるというようには考えんと行動するんやろうという説であります。そう言われたらそうかもしれんなあ。
 墓参のあと、少し遅れて「たちよみの会」例会に。古参Y氏が早々と来てくれていたけれど、所用でしばらくしたら帰ってしまう。ここからが針のむしろ。とにかくお客が多く、列をなして席が空くのを待ってはる。午後4時まで粘り切れず、少し早目に店を出る。「丸善」で文庫をたっぷりと買う。今月は書評などで気になった翻訳ミステリなどが中心。帰路、森達也「ニュースの深き欲望」(朝日新書)を読了。自分がちゃんと人の意見に流されずにいてるかどうか、森さんの本を読んでは襟を正すようにしている。現在の日本の危機は何かが、本書を読むとよくわかる。刊行のタイミングと森友文書改竄などがぴったりと合ったのは偶然かもしれんけれど、森さんの警鐘を時代が要請しているという証左やなかろうかと感じた次第。

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舛乃山、豊ノ島、千代鳳に肩入れ [大相撲]

 本日も完全休養日。午前中は例によってテレビを友とする。深夜アニメはいよいよ最終話近くなってきたものも多く、盛り上がっている分だけ見ていると疲れる。そうそう続けてこちらのテンションを上げてはいられんのですよ。間に「ハクメイとミコチ」みたいな森の小人の日常生活を淡々と描いたというようなものをはさまんと、ラスボスに対峙して死闘をくりひろげるようなものばかりではこちらの身がもたん。
 昼食後、午睡。夕刻起きてきて録画した相撲を見る。幕内は鶴竜と魁聖が7連勝。それはまあそれとして、私は幕下で舛乃山が3勝目をあげたのが嬉しかったなあ。膝の怪我で序ノ口まで下がって、三段目と序二段の間をいったりきたりしていたのが、今場所ついに幕下まで番付を上げてきた。ここから一気に、というわけにはいかんやろうけれど、じっくりじわじわと関取の座を取り戻せるところまで上がってきてほしいなあ。幕下にはアキレス腱断裂で陥落し、幕内復帰を目指す豊ノ島や、やはり膝の怪我で一気に番付を落としてしもうた千代鳳などががんばっている。幕下以下の有望な若手を追うのも楽しいんやけれど、こういう再起を期するもと幕内力士に肩入れしてしまうのでありますね。

 明日、3月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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獣の奏者 [読書全般]

 今日は休暇を取って一日完全休養。風邪ひきの影響やら寒暖差の大きさやらいろいろあったんやろう、朝食後に寝、昼食後に寝る。どちらも熟睡。アラームに叩き起こされんでええ朝というのはよろしいなあ。
 起きている間はテレビを友としたり、読書したり。夕刻は録画しておいた相撲を見る。横綱鶴竜と平幕魁聖が6連勝。このまま鶴竜が突っ走るかというと、先場所の例もあるので失速するかもしれん。まだまだここからの展開は予測でけんねえ。
 上橋菜穂子「獣の奏者 II 王獣編」(講談社文庫)読了。主人公の少女エリンの成長物語、かと思わせておいて、人と獣の関わり合い方を問うことが最大のテーマになっているように思われた。テレビアニメ化の際に、子どもにもわかりやすくするためにエリンの物語にしたりオリジナルの凸凹コンビを登場させたりしたんやね。そのせいで「そういう話」と思いこんでしもうた。「守り人」シリーズの解説で児玉清さんがベタほめし、本書の解説で北上次郎さんがベタほめしているので、どうもアニメ版のイメージは捨てた方がええぞと思い、読んでみることにしたのです。本来はこの2巻目で終わるはずやったけれど、アニメ版に原作者も関わり、そこで続きが浮かんできたそうなのですね。
 今さら私が薦めんでも多くの人に読まれて評価されているシリーズなんですが、私のようにアニメのせいで原作を手に取ってへんような方には、ぜひ読んでイメージを変えてほしいと思います。

 3月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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残念な阿比留さん [新聞]

 朝食前に昨夜録画した「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を見て不覚にも朝から涙してしまいました。元兵士で現在は手紙の代筆業をしているヴァイオレットが、死病にかかった若い母親から代筆を依頼され、幼い娘と交流していくという話で、だれ宛のどんな手紙かは話の途中でうすうすわかるように描かれ、その通りになるんやけれど、そのもっていきようがたまらんうまいのです。朝からおっさんを泣かすなよ。
 産経新聞のサイトを開いたら、ついに阿比留瑠比さんが「放言御免」を書いている。さあ、どんなふうに朝日新聞を叩いているかと思うたら、しんぞう総理に苦言を呈した小泉純一郎元総理を叩いている。あらあらあら、そんな人を叩いてどうなるの。朝日のスクープから文書捏造の実態が明らかになったもんやから、叩きようがなかったのか。ここは無理にでもいつものように朝日を叩かなあかんでしょう。
 なんとか“野党やメディアの一部が、何でもかんでも無理やり安倍首相夫妻に結びつけようとする姿は、魔女狩りか集団リンチのようにすら映る”と総理擁護をしているけれど、“メディアの一部”てな書きようをしているところが弱気やなあ。実際は“メディアの一部”やなくほとんど全部なんですけどね。総理夫妻に結びつけようとしてへんのは逆に産経などごく一部でしかないのを自覚してるからこういう書き方になるんやろうなあ。朝日新聞だけやないもんな。で、“北朝鮮情勢の推移次第で国民の生命・財産が脅かされかねないこの時期に、政界は政局という名の「コップの中の権力闘争」ばかりに目を向けている”と論点のすり替えをして締めている。そんな時期やからこそなにか隠したりしようとしている人が総理やと不安やから真相解明をメディアも世論も求めているわけでしょう。決してコップの中の権力闘争なんて小さいものやないと私には見えるのですが。だいたい北朝鮮情勢は今小休止していて米国大統領と孫金委員長のトップ会談待ちやから、そんなに切迫してへんやないですか。
 阿比留さんがどんなふうに朝日を叩くか楽しみにしてたのに、ちょっと残念。

 3月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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横綱より新弟子 [新聞]

 ここのところHDDレコーダの外付けHDの調子が悪く、録画予約をしてても入ってへん時がある。ついにHDがへたったかと思うていたら、実は録画タイトル数が多すぎて登録し切れんようになっているということがわかった。録画はしたけれどまず見ないやろうなあというアニメを2クール分一気に削除。50話以上削除したんで、夜に予約した番組は問題なく録画しはじめている。仕事よりもそちらの方が気になるとはなんたることか。
 スポーツ紙を読んでいたら、大相撲で一番大きくとりあげられているのが序ノ口の力士。大鵬の孫で貴闘力の息子である納谷が連勝したとか。確かに大物新人ではあるけれど、まだざんばら髪にすらなってへん坊主頭の新弟子が、横綱大関よりも大きく扱われているのを見ると、わくわくどころかなんか残念な気持ちになる。
 そこまで幕内力士に魅力がないかなあ。確かに横綱鶴竜は地味やし、高安が早くも2敗という体たらくやから盛り上がらんのやろうけれど、それでもやはり入門したての力士を幕内の誰よりも大きく扱うのには反対ですね。もっとも若貴兄弟の時はこの比ではなかったくらい報道がすごかった。それに比べたらまだ納谷はましなほうかな。いやいや若貴兄弟の時が異常やったと考えるべきでしょう。
 幕内力士よ! 新弟子に負けとったらあかんぞう。

 3月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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阿比留瑠比さんの出番は? [新聞]

 今日は暖かな一日。昨日までのダウンパーカーから一転ブレザーで出勤。朝は少々涼しく感じられたけれど、夕刻は少し汗ばむくらい。ほんまに寒暖差が極端なんやからねえ。
 会議会議で1日を過ごす。今週はまあこんな感じか。
 新聞は森友文書改竄一色。むろん各紙の社説も全国紙から地方紙まで政府の責任を問うものばかり。産経新聞もついにとりあげた。いやあ、さすがに粘り切れなんだなあ。内容は基本的には官僚を責めるものやったけれど、“安倍首相には、重大な失政と認識して対処してもらいたい”と最後に明言している。
 おもろないぞ。産経新聞には「反朝日新聞」という社是があるんやないんですか。朝日ほど総理を批判してへんとはいえ、ここで総理の「失政」なんて書いたら社是に反するやないですか。あくまでここは総理をかばい朝日新聞の記事は捏造という主張を展開してもらわんと。いつも「放言御免」で朝日新聞を叩きまくる阿比留瑠比さんの出番でしょう。
 いや、ついに産経にまでしんぞう総理は見放されるということなんか。もう死に体ですね、そうなると。
 池波正太郎「梅安針供養 仕掛人・藤枝梅安 四」(講談社文庫)を読了。若い記憶喪失の武士とお家騒動という趣向は「闇の狩人」と同じ。記憶喪失の武士が仕掛人になってしまう「闇の狩人」の方が面白かった。本書とどちらが先に書かれたかは知らんけれど、池波先生はなんで同じ趣向の話を書いたのかな。こちらは梅安と元締の確執なんかもあって、そちらの趣向で楽しめたけれど、それはシリーズならではの趣向やからなあ。

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総理の陳謝 [時事ネタ]

 さすがに昨日一日相撲漬けになっていた疲れが取れず、今日の仕事はかなりのスローペース。これなら午前中は休暇を取ってゆっくり過ごすべきやったか。
 今は今年度の総括みたいな仕事ばかり。来年度早々に奨学金の説明会があり、その通知が来ていたりすると、なにか追い立てられているような気がするなあ。できれば私ではなくサブでついてくれる人に行ってもらうべきなんやけれど、そこらへんの細かな校内人事は4月にならんと確定せんからね。
 4月から1年かけて業務マニュアルみたいなものを作った方がええのかもしれん。そやないとお山からいつまでたっても降りられんようになる。
 休憩時間にネットでニュースサイトを見ると、森友学園問題で改竄文書がついに出された。財務官僚も、もうのらりくらりと逃げてはいられんと観念したか。今日まで社説(主張)で知らんぷりを決め込んでいた産経新聞やけれど、さすがに明日の社説(主張)ではとりあげざるを得んやろう。私の予想としては、官僚の堕落と腐敗を攻撃し、内閣には責任がないことにすると思うているんやけれど、果たしてどうか。総理が関与した証拠はないというあたりを強調するのと違うかな。「忖度」にはあえて触れんようにしてさ。
 しんぞう総理も窮地に立たされたと思うけれど、「深く陳謝」して、それですます気でいてるんやろうな。で、総理は誰に謝ってるんでしょう。有権者相手ならこれだけではすまんように思うが。そこで総理にもわかる言葉で言うてあげたい。
「ごめんですんだら警察いらん」。
 帰宅して録画した相撲を見る。高安が連敗。うーむ。私は場所前に優勝候補の筆頭に挙げていたんやけれど、早くも予想を外してしもうたなあ。夕食後は昨日相撲に行ってて見られなんだ「仮面ライダービルド」と「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」を見る。気分は日曜の朝。
 通勤の車中で田中啓文「アケルダマ」(新潮文庫)を読了。田中さんらしい伝奇小説。タイトルの「アケルダマ」は、イスカリオテのユダがイエスを売った金で購入した土地のこと。クリスチャンの方たちから抗議のきそうな内容ではあるけれど、私は門徒なんで面白く読めた。聖書の記述の「変なところ」を啓文流につつくとこういう解釈になるのですね。「水霊 ミズチ」よりもストーリー展開がこなれているのは、それだけ田中さんがキャリアを積んできた証しやろうな。伝奇小説ファンにお薦め。どういう地口で落とすのかと思うて読んでたけれど、まあこの内容で地口オチにはできませなんだなあさすがに。

 3月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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