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グリコでじゃんけん [日常生活]

 毎週火曜日はコンビニでスポニチを買う。「タイガース川柳」、先週は残念ながら入選せず。シーズン初めは投句が多く、なかなか入選しないのです。毎年だいたい6月くらいにやっと入選というケースが多い。と、なんと今季は2回目で初入選。
 京セラは 俺の庭だよ 糸井弾
 うーむ、これが採用されたか。おそらく糸井選手のホームランを詠んだ句があまり他になかったのかもしれんなあ。週間賞には選ばれなんだけれど、やはり入選すると嬉しいですね。
 今日は離任式。転任していった方々の挨拶にはその人の人柄が出ますねえ。
 帰路、家の近くまで歩いていたら、小学1年生くらいの男の子と女の子がじゃんけんをしながら歩いている。「ぐ・り・こ」と男の子の声。ああ、グーで勝って3歩進んでいるんやなあ。そう思うて見てたら、なんとこの2人、じゃんけんをする時に「ぐ・り・こ」と言うている。パーで勝った子が「ぱ・ら・し・ゆ・う・と」というて進む。え? そこはパイナップルでしょう。
 また「ぐ・り・こ」のかけ声でじゃんけん。グーで勝った子がなんというか、興味しんしん。「ぐ・り・ん・ぴ・い・す」やて。グリーンピース! むむむ。それならチョキで勝ったらどうなるのか。ところがこの2人、パーとグーでばっかり勝っていてなかなかチョキで勝たん。やっとチョキで勝った。「ち・よ・こ・れ・い・と」って、普通やん。
 いやあ、この2人が特別なのか、最近の子はこんな風に遊ぶのか。そこらあたりは別の子が遊んでいるのを見てみんとわからんけれど。同様の例をご存知でしたらご教示ください。
 なんにせよ、文化の断絶を感じてしもうたのでありました。それにしても「グリコ」というてじゃんけんするというのはなんか変な感じやなあ。

 4月15日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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月亭可朝の死 [追悼]

 愛すれどTigers「小野、今季初登板初勝利」を更新しました。

 今日は午前中は始業式、午後は入学式。人権担当として両方の式で「いじめ防止基本方針」について説明する。そちらの仕事と並行して、奨学金関係の問い合わせやらなんやらと多忙。ひととおり仕事が終わり、仕事部屋に戻るとなんかぐったり。特に大勢の前で話をするのは疲れるなあ。気温も低く、体育館は特に寒かった。その影響もあるのかな。
 帰宅して、録画したアニメを見たり読書をしたり。
 パソコンに向かい新聞のサイトを開いてびっくり。落語家月亭可朝さんの訃報 に接する。享年80。死因は急性肺線維症。
 去年久々にCDとアナログレコードを出し、可朝健在を示したところやっただけに、ここからもう一度盛り返すかと思うてたんやけれどなあ。「嘆きのボイン」や「借金のタンゴ」など、今ならとても新譜として発売でけんような曲を歌う歌手としての方が印象に残ってる人もいてはると思うけれど、可朝さんはれっきとした落語家でしたぞ。
 カンカン帽に眼鏡、髭のトレードマークで高座に上がることもあったけれど、預かり弟子とはいえ桂米朝の一番弟子ですよ。私は残念ながら生の高座を見ることはなかったけれど、テレビで見た「住吉駕籠」などは落語家としての実力をいかんなく発揮してはった。
 月亭の屋号を復活させ、八方さんという人気者を育て、孫弟子の八天さんは文都の大看板を継いだ。可朝さんがええかげんな落語家やったとしたら、一門なんて作られんと思うよ。
 参議院選挙に立候補してみたり、賭博で逮捕されたりと落語以外の話題が多かったのは事実やけれど、新聞のサイトの訃報記事では“カンカン帽姿で奏でるギター漫談で人気を集めた”とまず書かれてしまうわけで、まあ落語家としては型破りではあるけれど。東京落語ではまずこういうタイプの落語家は出てこんかもね。
 一時期は仁鶴、三枝と並んで若手落語家の人気者とされてたりしたけれど、型破りな分、ファンを選ぶようなところがあったのかもしれんねえ。
 おそらく追悼番組なんかは製作されへんのやろうけれど、せめてNHKくらいはアーカイブの中から「上方落語の会」あたりでその高座姿をちゃんと放送してほしいものです。
 謹んで哀悼の意を表します。

 4月15日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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投手交代は難しい [プロ野球]

 うーむ、4月から開始のアニメ、多すぎる。どっちでもええのは見るのをやめるようにしていかんと。別に私はアニメ評論家でもなんでもないんで、すべてのアニメを網羅せんならんことはないわけで。
 午前中はテレビを友とする。しかし「銀河英雄伝説」をいまさらリメイクするのはなんでやろう。前のOVAはテレビ放送されたものをちょこっと見ただけやけれど、そんなにひどい出来でもなかったと思うんやけれど。やるんやったら1年くらいかけて全話完全にアニメ化してもらいたいですね。
 午睡のあと、プロ野球中継を見る。投手陣ががたがた崩れる大乱戦。投手交代というのは決まったら見事、はずれたらゲームにならんという典型的な試合やったなあ。ドラゴンズの森監督は又吉投手を、タイガースの金本監督はマテオ投手をそれぞれ信頼して送りこんだんやけれど、両者ともいつものような投球ができず同じような点のとられ方をしてた。結局最後はタイガースは負けるんやけれど、ドラゴンズの抑えの田島投手もいつもと違いぐたぐだ。そんな中でタイガースの高橋聡、藤川の両ベテラン投手は自分を見失うことなくきっちりと抑えてたんやから、さすがですね。
 筒井清忠「戦前日本のポピュリズム」(中公新書)読了。橋下登場からこのかた、私の政治に関する関心はポピュリズムとデマゴーグについてなんやけれど、別にこれは今に始まった話やない。日本がアメリカと戦争することになったのもポピュリズムという文脈で読むとすっきりする。で、本書は戦前の政治とメディアの関係をポピュリズムという観点から検証したもの。これを読むと、安倍政権が何でこんなに長続きしているかも理解できる。同じ著者の「昭和戦前期の政党政治」(ちくま新書)とあわせて読むとさらにわかりやすくなります。現代政治を読み解くためにもお薦めです。

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午睡を我慢 [日常生活]

 今日は肌寒い一日。天気予報で最高気温15度とあったので、下着も冬仕様。朝から昨夜録画した深夜アニメを見る。「ヒナまつり」などおもしろそうなものがあり、楽しみ。
 月例の京都の医者行き。とにかくよく寝て疲れを残さないように、と当たり前のことを言われる。次回はゴールデンウィークにかかるので1週早く行くことになる。土曜日に祝日が入るのはこういう意味でも困るのです。
 帰宅してプロ野球中継。今日はMBS。土日のデーゲームの中継は放送延長があっても試合終了まで入るかどうかわからんので、午睡は我慢して追っかけ再生の1.5倍速で見る。幸いタイガース打線がドラゴンズの新外国人ジー投手にてこずってくれたのともともと投球テンポの良い秋山投手が投げてたので、放送延長はなくヒーローインタビューまで見られた。毎試合こういうきびきびした展開を期待したいものです。
 タイガースが勝ったので、夕刻気持ちよく午睡。1時間ばかり仮眠のつもりが3時間くらい爆睡。先週はいきなりフル稼働した上に、今日は外出し、しかもけっこう寒かったからなあ。
 いつもなら夕食を終えてテレビをゆっくり見ているというような時間に夕食。急に冷えたので、久しぶりに鍋もの。起きぬけに寝ぼけながら食べたけれど、さぞかし胃腸はびっくりしたことでしょう。
 新聞のニュースサイトではエンゼルス大谷選手が3試合連続ホームランやと報じていた。ああ、藤浪晋太郎、さらに差をつけられてしまうやないか。不調が続くと大きくとりあげるスポーツ紙の影響も大きいかもな。
 ほんまに身辺雑記に終わってしもうたな。まあまだ寝ぼけてるということにしといてください。すんません。

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高畑勲の死 [追悼]

 週明けから新学期。その準備に追われる。天候は一日ほとんど雨。帰路にはかなり強く降っていたこともあり、帰宅してからはごろごろしながらプロ野球中継を追っかけ再生で見る。大阪は雨やったけれど、球場は京セラドームなんで関係なし。タイガースは連勝ストップ。明日からまた連勝してくれたらよいのです。
 アニメーション監督高畑勲さんの訃報 に接する。享年82。死因は肺癌。
 まだ小学校に入る前から、母は私を「東映まんがまつり」に連れていってくれた。私の記憶ではたぶん「アンデルセン物語」から「アリババと80匹の盗賊」くらいまでは毎年夏休みと春休みに当時河原町三条にあった「京劇」という東映直営の映画館に連れていってもろうていたと思う。
 「アンデルセン物語」は退屈やったという記憶があったけれど、次に連れていってくれた「太陽の王子 ホルスの大冒険」は子ども心にも凄く夢中になって見たという覚えがある。この映画は小学校に入学した時に学校の講堂での「映画鑑賞会」でもう一度見ることができた。担任の先生に、この映画がどんなに面白いかと語ったんやなかったかなあ。
 カットされてはいたけれど、夏休みにテレビで放送されると必ず見た。高校入学後はおがわさとしさんたちといっしょに上映会に見に行ったりもした。なにしろホームビデオなんてない時代やから、見られる機会を逃したくなかったのです。「長ぐつをはいた猫」「どうぶつ宝島」も同様。この3本を幼い時にリアルタイムで見られたのは幸せなことやったと思う。
 テレビでは友だちが「宇宙戦艦ヤマト」に夢中になっている時に、私は「アルプスの少女ハイジ」を見ていた。そして、「ホルス」も「ハイジ」も高畑勲という人が作った作品やということを知った。「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」、そして「じゃりン子チエ」(劇場版、テレビ版とも)。ここらあたりまでが私の好きな高畑作品かなあ。
 スタジオジブリ設立後はアニメーションの楽しさよりも表現を突きつめていくことを優先させている感じがして、特に「おもひでぽろぽろ」はもう「こらあかん」と思うた。テレビで見た「ホーホケキョ となりの山田くん」もいしいひさいちの原作をいかに解体して再構築するかというような作品に仕上がっていたし(むろん高校時代に放送していた「おじゃまんが山田くん」よりは完成度の上では比べものにはならんのやけれど)、「平成狸合戦ぽんぽこ」は面白かったけれど、ラストがどうも私には納得いかんかった。
 とはいえ、宮崎駿さんと組んだ数多くのテレビアニメは手塚漫画や円谷特撮などとともに私の血肉になっているものばかり。ええ歳して毎日何本もアニメを見続けているのは、その魅力を高畑さんや宮崎さんに刷りこまれたからやと、それだけは間違いないと思うている。
 「太陽の王子 ホルスの大冒険」はビデオでもDVDでも買うて手元に保管している。劇場版の「じゃりン子チエ」もDVDを前任校では毎年生徒たちに見せていた。時代を超えて、生徒たちも楽しんで見てくれた。「ホルス」をリアルタイムで見てなんだら、私の感性はまた違うものになっていたかもわからんな。私の中では非常に大きい存在なのですよ。
 高畑さん、ほんまにありがとうございました。
 謹んで哀悼の意を表します。

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女性も土俵に上がれる! [時事ネタ]

 今日は朝から肌寒い。気温はおそらく平年よりも高いのかもしれんけれど、昨日までがむやみに暑かったからなあ。
 諸般の事情で勤務時間が30分ずれで後ろに。朝、多少は余裕を見て出られるのはええけれど、帰りが遅くなるのもかなわん。遅く出て早く帰れるんやったらええんやけれどね。
 午後からは会議、講習、会議、講習と続き、さすがに疲れた。配慮の必要な生徒がようけ入学してくるので、そういう生徒にどういう対応をすべきか、大学病院の主治医の先生を呼んでの講習やから、出とかんとあかん。私は新入生の授業はあまりない予定やけれど、数少ない授業でそういう生徒を受け持つことになったら、知っとかんと大変やしね。
 大変というたら、大相撲の巡業で市長が土俵上で倒れ、その対応のために女性が土俵に上がったら、場内アナウンスの行司さんが「女性は土俵から降りてください」と言うたというんでまた騒ぎになった。近くにいた観客から指摘されてとっさにアナウンスしたらしいけれど、観客も観客やな。そこでそんな指摘をするかね。幸い市長の容態は大事にはいたらなんだらしいけれど。まあ緊急事態やったら女性が土俵に上がってもええと言うことになったと解釈してええのですね、これ。
 というわけで八角理事長がまた謝罪。妻によるとまたまたテレビのワイドショーでわあわあと騒いでたそうな。
 ほっといたれよ、と思う。なにしろ相撲は民放では中継してへんから、スポンサーに気兼ねすることなく叩ける素材やからね。それよりも自衛隊の日報隠しを叩けよ。カジノ法案の中途半端な妥協案を叩けよ。相撲の巡業の土俵に女性が上がろうが何をしようがそんなの大騒ぎするほどのことかいな。狭い世界の話やないか。
 相撲協会もご難続きやなあ。仏滅と三隣亡と暗剣殺がいっぺんにやってきてるような塩梅ですね。いっぺん全協会員をお払いしてもろうたらどないだ。

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インタビューだけネット中継 [プロ野球]

 日中は暑かった。夕刻雨が降りはじめ、小雨やったけれど風が強く、夜はフリースを羽織る。これが春の寒暖差なんやなあ。
 一日中新年度の準備に追われる。2年ぶりに日本史を担当することになったけれど、教える範囲が広く、3~4枚は新たにプリントを作らねばならん。手持ちの参考書などを見ながら、鎌倉幕府の滅亡やら建武の新政やらについて調べる。NHK大河ドラマ「太平記」のDVDでも借りてみるか。プリントの穴埋めだけの授業はするなと校長が職員会議で言うてはったしな。かというて講釈師みたいにお話を語るだけではいかんらしいからね。歴史の授業で生徒に主体的に学ばせるというのは難しいなあ。私は歴史は専門やないからねえ。
 その他、明日の会議資料の作成やったりなんかばたばた。それでも定時に退出し、帰宅して一息ついてから追っかけ再生でプロ野球中継を見る。今日は地上波の関西テレビが放送。中継の延長はないから、放送時間終了間際にパソコンを立ち上げて「ニコニコプロ野球」のサイトへ。ベイスターズ主催のゲームは画質は悪いものの「ニコニコ生中継」で無料で見られるのはありがたい。
 もっとも、試合はテンポよく進み、放送終了前に試合は終わり。えらいぞ、投手陣。若い小野(T)と飯塚(DB)がテンポよく投げ合い、締まった投手戦を見せてくれたからね。ただ、ヒーローインタビューはテレビの放送時間には入らず、「ニコニコ生中継」で聞きました。パソコンを立ち上げたのは無駄やなかった。
 試合が早く終わったおかげで録画してあったアニメ「斉木楠雄のΨ難」も見られたし。明日はサンテレビの中継です。試合終了まであります。パソコンを立ち上げる必要はありません。ありがたいことです。

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「わろてんか」考 [テレビ全般]

 今日は午後から教育センターで日本学生支援機構の奨学金に関する説明会があり、新年度早々出張。
 去年から毎年システムをいじるもんやから、質問が山のように出て、なかなか収拾がつかん。私も質問があり挙手したけれど、座った席が遠すぎて当ててもらえん。まあ、他の方が私のききたかったことを質問してくれたんでよかったけれど。
 ここで愚痴っても仕方ないけれど、私が倒れたら管理職はどうする気なのかね。知らんぞ、ほんま。
 話題をかえましょう。NHK朝のテレビ小説「わろてんか」の平均視聴率は関東が20%を超えて、関西は20%にとどかなんだそうです。そらまあそうやろうと思う。せっかくのキャストを生かしてへんのやからなあ。しかも吉本せいをモデルにしたのはええけれど、実際に起こった事件の収拾などすべて主人公北村てんの笑顔でまるくおさまるなんて展開は、演芸史にくわしくない人がこれが実話やと信じたらどうしようと思うね。
 吉本が落語を冷遇したことで五代目松鶴が脱退したとか、新興キネマの引き抜きでワカナ一郎はじめ人気者がかなり抜けてピンチになったとか、芸人の間でヒロポンがはやっていたとか、山口組と親密な関係にあったこととか、一人息子が笠置シヅ子と駆け落ちしたとか、史実ではかなりきついことが多いんやけれど、そういうのをすべてきれいごとですましていたもんなあ。「北村笑店からは誰ひとり引き抜きに応じる芸人はいませんでした」と小野アナウンサーのナレーションが一言で片づけた時にはのけぞったよ、私。
 戦後は演芸から手を引いたので、吉本が演芸を再開した時には専属はアチャコだけやったのに、ドラマでは戦後の焼け跡で仮の舞台で喜劇公演を始めるところで終わっている。ドラマやから事実に必ずしも忠実である必要はないけれど、ここまでやられると異世界の上方演芸物語を見せられているような気がしたねえ。
 とにかく笑わすことろが全くないドラマで、関西の方が関東より視聴率が低かったのはようわかる。そこらへん、こっちの視聴者は厳しいね。
 よかったのは小野文恵アナウンサーのナレーションの才を発掘したことと、濱田岳の関西人ぶり。東京出身やとは信じられんほどなじんでましたよ、ほんま。主役の葵わかなはようがんばったと思うね。でも、19歳の若手女優に肝の据わった女興行師の迫力を求めるのは酷というものですよね。

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新社会人は目立つ [季節ネタ]

 愛すれどTigers「開幕戦で菅野撃ち」を更新しました。

 新年度の始まりであります。往路の電車ではそれほど目だたなんだけれど、乗り換えたバスはいつもよりもぎっしり。黒いスーツ姿の若い女性たちが目立つ。帰路はバスも電車も新社会人とおぼしき若者たちでいっぱい。学生たちはまだ春休みやから、雑多な若者たちと混じるということがない。リクルートスーツというんですか、あの黒服。がさっとかたまってるから目立つなあ。
 お山の学校にも新転任の教職員がどっさり。私は教科主任ということにいつの間にかなっていて、社会科の転任の方を案内して校内をまわる。その他、会議資料の印刷とホチキス止めなど、一人で黙々と作業をする。そう、私は今季もだだっ広い仕事部屋でひとりぼっちの毎日を送ることになっているのです。仕事内容もこれまでの続き。ただし、奨学金業務は学生支援機構がまたシステムをいじったりなんかしよるから、あれこれと工夫せんならんことになるんやけれどね。
 年度初日ということで、職員会議のほかに細々と会合。その合間を縫うように事務処理。一息つく間はほとんどなく、あっという間に退勤時間。帰宅したらもうへろへろ。
 さて、今季はどんな年になるのかなあ。仕事に追いたてられる日々であることは間違いなさそうであります。

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管理職は大変 [教育]

 今朝の朝刊には大阪府の教職員の人事異動が掲載されている。大阪の場合は教員の数が多いから新聞に掲載されるのは管理職以上。京都にいたころは、京都新聞にはすべての教員の人事異動が掲載されていたため、大阪に移った時はちょっと戸惑うたものです。
 で、小さな字を丹念に追う。
「お、○○さん、××高校の校長かあ」
「うーむ、△△くんは早くも◆◆高校の教頭なんやね」
「あらら、□□さん、校長でもとの学校に戻らはった」
 思わず声に出して読んでいると、横にいた妻が言う。
「普通やったら、あなたも負けんと出世してみたいなことを言うんやろうけど、なんかそんな気になられへん」
 尻を叩く妻やなくてよかった。実際のところ、管理職になったところで各段に給料が上がるというほどではないし、教頭になんかなった日には土日関係なく出勤したり、やたら遅くまで残ってんとあかん上にやたら仕事が多い。そして何よりも授業がなくなる。なんやかんやというて教員の面白さは授業にありますからね。
 もっとも私はこの歳になっても「管理職になる気はないか」と打診されたりすることはなかったし、管理職向きの人間やないというのは自覚しているから、声をかけられても断っていると思う。まあ、新聞見ながら「みなさん大変ですなあ」などと気の毒に思うくらいですわ。
 午前中は「仮面ライダービルド」「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」などを見、午睡のあとはプロ野球中継を見る。タイガースは残念ながら連敗。まあこれから先は長い。四番打者のロサリオが来日初ホームランを打ったし、これからこれから。
 野球を見たあとは読書。上橋菜穂子「獣の奏者 外伝 刹那」(講談社文庫)読了。エリンとイアルが結婚するまでのいきさつなど中編2話ほか。本編に入れると話がそれてしまうので、完結してから外伝として書いたという。つまり、本編には書いてない物語も作者の頭の中にはちゃんとしまわれていたというわけやね。それくらいやないと、奥行きのある物語を紡ぐことはでけんのやろうなあと感じた次第。

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