休みボケ防止

　長い盆休みも終わり、今日から出勤。昨日まで比較的過ごしやすい気候やったのに、いざ出勤となったら朝から暑い。結局盆休み前と同じように濡れタオルを首に巻いて扇風機でしのぐ。午後から何度かにわか雨が断続的に降る。地べたがぬくもってる所へ短時間雨が降り、日がさして雨が蒸発。そこへまた雨、またすぐやんでまた蒸発。せっかく降っても心地よくはならんぞ。帰宅時も汗だく。
　今日はマイペースで仕事。夏季休業明けの授業で使う教材の作成。とはいえ新規に作るものはほとんどなく、ストックしていたものに手を加えるだけですんだので、それほど労力はいらなんだ。明日は会議。会議の資料も作成。こちらも昨年の同時期に出した資料をそのまま使用できたので楽でした。
　つまりは朝早く起きて、出勤して、仕事部屋で汗をかいて、定時に退勤して……という生活パターンを体に思い出させるために行ったようなものです。いきなり休みボケ、という形で仕事を始めたりしたくないからね。
　帰路、最寄駅から自宅まで歩きながらスマホでプロ野球中継をちら見。今日はテレビ大阪の中継なんで、放送開始時間が遅いのです。こういうことをしているからパケット料金が上がるのだ。ただ、職場で情報科の先生と話をしていたら、やはり購入したてのスマホはパケット料金がかなり多くかかるらしい。うちの場合、２台そろえての課金なんで、登録やらなんやらで２台ともいちいちネットにつながなならんから、そらパケット料金もかかるよね。
　帰宅してしばらくスマホでの中継を見てから、テレビ中継が始まる時間にネット中継を切る。もっともタイガースの失点はテレビ中継開始前ばかり。ネット中継を見ていてよかったともいえる。せっかく１０時近くまで延長がある日なのに、９時までに試合終了。もっともそのおかげで妻といっしょに昨夜録画した「銀魂」などアニメを何本か見られたからよかったけれど。
　台風の影響なのか風は通るけれど、湿度が高いのであまり気持ちよくないなあ。お天気アプリを使うてみたら、明日は最高気温３７度やて。嗚呼！

阪堺電車１７７号の追憶

　愛すれどTigers「大山の決勝打でカープに勝ち越す」を更新しました。

　今日は延長盆休みの最終日。この夏は有給をしっかり使いましたぞ。どうせ冬季休業も春季休業も休暇を消化しきれんというのがわかってるからね。明日はリハビリ出勤。今日くらい過ごしやすい気温やったらええんやけれど、台風接近で湿った空気が入ってくるみたいやしね。
　朝食後、少し寝て、昼ごろ起きて昼食。土日と京都に行ったので疲れていたんかなあ。むろんそれを見越して今日まで休みをとってたんやけれどね。
　午後からは読書。初心者にスマホの使い方を教えるＮＨＫＥテレの「趣味どきっ！」の録画も見る。うーむ、ほんまにガラケーさえ使いこなせておらず、パソコンも触ったことのない人向けみたいな内容なんやなあ、これ。検索の仕方とか、そんなんわかってますから。参考になったのは写真のとり方と編集、くらいかな。
　山本巧次「阪堺電車１７７号の追憶」（ハヤカワ文庫ＪＡ）読了。大阪では唯一残っている路面電車の阪堺電車。昭和の初めに新車として運行された車両１７７号の追想という形で、昭和初期から終戦前後、高度経済成長期からバブル期、そして平成に至る時代の流れに沿って起こったささやかな事件を連作の形で綴りながら、それぞれの事件に登場する人物が何らかの形でつながっているという構成をとる。ミステリ要素が少し入っているけれど、それよりも阪堺沿線に生きる人々の日々の営みの描写が中心になっている。いわゆるどぎつい大阪のイメージやなく、落語の人情噺を思わせるような雰囲気の話やけれど、大阪を知らん人が本書と黒川博行さんの小説を続けて読んだら、頭が混乱するかもしれんねえ。心温まるエピソードみたいなのが少しばかり苦手な私は黒川作品の方が好みではあるけれど。間をとって田辺聖子さんか。でも田辺さんの小説は実はけっこうえぐかったりする。「大阪ほんま本大賞」なる賞を受賞しているけれど、帯に書店員さんの書く推薦文「じんわりと胸が熱くなりました」というほどぐっとはこなんだなあ。ええ話ではあるんやけれど。もう少し毒が混ざってた方がより面白かったかな。ええ人しか出てこん小説というのは苦手なのです。これはもう好き好き、かな。

国体論

　今日は「たちよみの会」例会。古参Ｙ氏がきてくれて、楽しく雑談。早めに切り上げて丸善へ。寺町をぶらつき、「かつくら」でとんかつを食し、散会。
　帰宅後、プロ野球中継を追っかけ再生で見る。いきなり岩田がバレンティンにホームランを打たれたけれど、ゴロを打たすために投げた低めの球をスタンドに運ばれた。あれを持っていかれたんでは手の打ちようがないね。
　車中で丸善で購入したマンガ、施川ユウキ「バーナード嬢、曰く　４巻」（一迅社）を一気読み。ＳＦ者の琴線に触れるネタがさらに増えたなあ。
　白井聡「国体論　菊と星条旗」（集英社新書）読了。第二次大戦の敗戦で天皇は元首から象徴となり、日本を戦争に突き動かしていった「国体」は天皇から「アメリカ」に移った、という著者の主張を、戦前と戦後の対比、さまざまな文献などから裏付けていく。日本国憲法よりも日米安保条約が上位にあると断じ、今上陛下の退位の「おことば」に隠された陛下の意思を読み解く。
　オバマからトランプに大統領が変わると速攻で渡米してトランプのご機嫌をとる総理大臣の醜態、反米親中親韓を主張すると反日と決めつける「保守」論者などの行動原理が、戦後の「国体」はアメリカであることを露呈させているという説明には首肯せざるを得ない。そして、敗戦時とほぼ同じ状況が近づいていると著者は警告する。それを誰よりも敏感に感じ取っているのが今上陛下であり、「おことば」にはその危機感がこめられているという。
　もし著者の主張が正鵠を射ているとしたら、第２の「敗戦」のあと、次の「国体」はどこに移るのか。気鋭の政治学者による警世の書であると、読了後、頁を閉じて身震いしたのであります。

理容室が消えた

　今日は月例の京都の医者行き。昨日ほど涼しくはなかったけれど、気温ほど暑くなく、歩いていても汗だくになることはなし。来週から仕事と言うと、休み明けの仕事で無理をしないようにと釘を刺される。もちろん無理はいたしません。過ごしやすくなったというても、あの仕事部屋はどうだかねえ。
　帰り、梅田にまわり、阪神百貨店へ。阪神理容室で整髪……のつもりやったけれど、改装工事中のため、なんと理容室が消えている。なんやかんやいうて早くてきちっと仕事をしてくれるところが気にいっていたんやけどねえ。ないもんは仕方ない。
　阪急梅田駅のブックファーストや東梅田の旭屋書店などによって、最寄駅まで戻り、自宅途中にある理容店で整髪してもらう。以前行ったことがあり、値段の割に注文通りカットしてくれへんので、以後は行ってなんだところで、やはり変わってへんかった。次は妻が薦める美容室内の理容店に行こうかなと思うけれど、あそこも一度行ってなんか落ち着かんかったのでやめたんやねえ。ここと決めたところがなくなるのは困ったことです。でもまさか阪神百貨店の理容室がなくなるとはねえ。予想もしてなんだわい。
　帰宅後、読書。夕刻からプロ野球中継を見る。今夜はＢＳフジの放送。最大延長は９時５０分まで。楽勝で全部見られると安心してたけれど、９回裏、ドリスが四球連発で試合が長引き、もし延長戦になったらまたスマホで見んならんところやった。幸いヒーローインタビューも入ったのでほっとしたけれどね。

　明日、８月１９日（日）は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

野球「天皇杯」提言

　今日は気温湿度ともに低く、マンションのベランダはけっこう強い風が吹き、窓を開けていると肌寒く感じられるくらい。秋が近づいてきたんやなあ。おかげで昨日くらいまでは午睡していても寝汗で枕に巻いたタオルがすぐにぐっしょりと濡れたりしたものですが、今日はほとんど汗ばむこともなく、お肌はさらさら。このままこの気候が続いてくれたら、来週から出勤しても仕事部屋で快適に過ごせるんやないかと期待しているんですけどね。でも気象情報ではまた明日から気温が上昇するとか。
　朝食後、少し寝てから、昼食後は妻とともに録画した番組をひたすら見まくる。もっとも見ている裏で映画「ブラジルから来た少年」を録画したりしてるんですからね。今夜も深夜アニメをどっさり録画予約しているし。
　夜はナイター中継。今日はサンテレビで完全中継なんで、スマホに頼らんでもよろしい。でも試合はスワローズに僅差で敗戦。カープが敗れたので、２位のスワローズの自力優勝復活。まあこの時期にマジックナンバーが点灯しても消えたりついたりを繰り返すんですけどね。あくまで数字のマジック。そやからマジックナンバーという。マジックインキのマジックやったら簡単には消えません。
　というても、ここからカープが坂道を転げ落ちるように負け始めるとは思われんので、マジックナンバーがついたり消えたりしている間に数字だけは減っていく、ということになるんやろうねえ。
　高校野球はベスト８が決定。金足農が横浜高に逆転勝利するなど、予想外の勝利もあり。優勝大本命は大阪桐蔭といわれているけれど、高校野球みたいなトーナメントでは何が起こるかわからん。
　野球でもプロアマごちゃまぜにしたトーナメント大会をして、日本シリーズ出場チーム、都市対抗上位チーム、大学野球上位チーム、高校野球優勝チーム、女子プロ野球優勝チームらで争う「天皇杯」みたいな大会を作ったらどうやろうか。プロのみ木製バット、アマは金属バット使用可、とハンディキャップをつけるとかなり面白くなりそうに思うけれど、如何。

　８月１９日（日）は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

エラリー・クイーンの冒険

　今日も朝から録画した深夜アニメを見たり、残しておきたい番組をＢＤにダビングしたりして過ごし、朝食後、少し寝る。管理職からの電話で起こされる。奨学金に関する教育委員会の調査の締めきりやそうで、それやったら私が前倒しの盆休みをとる前の出勤日にいうてよ。
　昼食後、読書。夕刻、ナイターの開始時間に合わせてスマホで中継を見る。今日は読売テレビで７時から９時までの２時間のみの中継なのです。ＤＡＺＮのお試し期間なので無料。しかし長いことつないでいたせいで早くも速度制限がかかったりなんかして困ったことです。
　夕食後、テレビ中継も終わり、再びスマホで中継を見る。便利といえば便利やけれど、やはりスマホは「携帯電話」やないですね。
　エラリー・クイーン／中村有希・訳「エラリー・クイーンの冒険」（創元推理文庫）読了。新訳版であります。クイーンの本格ミステリの精髄といえる短編が１１編。いずれも一見しただけではわからない謎をクイーンらしく実に論理的に解きほぐしてみせる。長編ではいろいろな要素をとり混ぜて謎を何層にも重ねたりしているけれど、短編ではトリックのみでの勝負となるだけに、ミステリ作家としては腕の見せ所となるんやろう。
　それだけに、例えば猫嫌いのはずの体の不自由な老婆が７匹の黒猫を次々とペットショップに注文する、なんて謎を明確に解読していったりするのですね。クイーンの本格推理をたっぷり堪能できて楽しませてもらいました。「エラリー・クイーンの新冒険」もぜひ新訳で出していただきたいと強く希望いたします。

　８月１９日（日）は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

悪魔の機械はふたたび

　盆休みのおかげで曜日の感覚がおかしくなっております。それでも早朝から起きて深夜アニメを見たりする。昼食まで少し読書しようと寝床で本を開くけれど、昨日の疲れが残っていたのかすぐに熟睡。大好きなクイーンのミステリやから読んでて眠くなることはないのになあ。
　起きて昼食をとり、読書したり録画した番組を見たり。いっぺんにたくさんみたんで、妻は疲れてしもうたか少し寝てしまう。
　結局スマホの設定の続きなどをしてしまい、すぐに夕刻。悪魔の機械がまた増えた。まあある程度カスタマイズできたら、前のガラケーくらいの頻度での使用ということになるかな。
　夜はナイター中継を見る。タイガースの今年のスローガンは「執念」でしょう。首位のカープ戦くらい福留は全試合先発起用し、先発も経験の少ない若い才木やなく、こういう時に経験豊富な岩田を起用するとかでけへんものかなあと、試合前に思うていたけれど、珍しく予想が当たり、敗れてしまい、カープに優勝へのマジックナンバー３２が点灯。遅かれ早かれ点灯するんやからそれが今日になっただけなんやけれど、今日は終戦記念日。そんな日にマジック点灯ですか。偶然とはいえ嫌な感じなあ。まあ、優勝が決まるまでがペナントレース。残り試合はまだ５０もあるんやから、スローガンの「執念」を今こそ発揮してほしいものです。
　というわけで、今日はほんまにだらだらと日を送ってしまいました。うーむ。明日はもう少しまっとうに生きたいものです。

　８月１９日（日）は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

路上がサウナ化

　今日は午後から墓参のために外出。京都東山の墓地まで灼熱の太陽のもと四条河原町からひたすら歩き、汗がどばどば。行きに買うた麦茶のペットボトルは往路で空になり、帰り道の四条通りのコンビニで買うた麦茶も復路途中で飲み干す。
　お墓に手を合わせている途中、遠雷。こちらに雨が来る前にと帰路を急ぐ。帰りの車中で、高槻あたりかかなり強い雨が降っていた。特急で、乗り換え駅を寝過ごし、次の駅で降りて引き返したんやけれど、その間もホームに吹きこんでいた。最寄駅で雨やったらいややなあと思うていたけれど、地下鉄の駅から地上に出たら雨はあがっていた。
　ところが、灼熱の地表に落ちた雨は、上がるとともに水蒸気となって帰路の私を包みこむ。これにはまいった。サウナの中を歩いているみたいなもんですからね。追加でミネラルウォーターを買うて飲んでたんやけれど、すぐにのどが渇く。帰宅したら服は汗でぼとぼと。すぐに浴室のシャワーで水浴び。体に蓄熱してたか、火照ってたまらん。部屋着に着替えてすぐに寝床へ。妻は実家に東京のお兄さんが帰省していて留守。しばらく午睡。
　夕刻、ナイター中継を見る。タイガースがカープに逆転勝利。カープの緒方監督はいつも日刊スポーツの高原記者に「タイガースとはいつも紙一重で勝っている」と言うてはるらしいけれど、その紙一重が今日はタイガースに来たかな。
　雨にあわなんだのはよかったけれど、何リットル汗をかいたのかたまらん墓参でした。

　８月１９日（日）は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

スマートフォンは大変だ

　愛すれどTigers「糸井の特大ホームランでＧ倒」を更新しました。

　午後、妻とともにd社の携帯ショップに行く。結局２０年以上使用しているキャリアでの割引は、他の特典よりも大きかった、ということです。
　ところがですね、見積もりも出していたし機種もiphone8と決めていたにもかかわらず、とにかく乗り換えに関しては確認事項の多いこと多いこと。またスマホで直接登録しなければならないことが多く、この入力が大変。ずっとガラケーを使い慣れていたから、画面を指で軽くタッチしたり滑らせたりというのはほんまに時間がかかる。店員さんは辛抱強く不器用なおっさんに着き合うてくれはったけれど、夫婦２台分ですんでね。なんやかんやで引き渡しまで３時間以上かかる。
　で、帰宅してから私は機種に慣れるためにスマホ依存症の学生と変わらぬくらいの長時間スマホを触りまくり。夕食後は妻といっしょにLINEのダウンロードと設定。これまた時間がかかって仕方ない。
　いやー、おっちゃん、甘かったわ。こない大変やとは思うてなんだ。これ、慣れるまでけっこうかかるんやろうなあ。ただの電話やなく、コンピュータの小型端末なんやから、セットアップもパソコン並みやということは覚悟しとかなあかんかったねえ。いやはやなんとも。

　８月１９日（日）は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

乗り換えの特典

　私は基本的には高校野球はあまり見ないんやけれど、例えば昼食時などはただ黙々と食べるのもさみしいのでテレビをつけて甲子園球場にチャンネルを合わせる。ＮＨＫかＡＢＣかはその時の気分次第。で、試合展開が一方的やったりしたら食後すぐにテレビを切るんやけれど、僅少差で競っていたりしたらついつい最後まで見てしもうたりする。昨日の八戸大光星対明石商の試合なんかずっと見てしもうたりしたものね。
　これがタイガースの試合となると、今日みたいに７点差で負けていても、必ず最後負けが決まるまで見る。負けたことを確かめんと気がすまんのですね。もし１本でもホームランが出て、それがその選手の今季唯一のホームランやったりしたら、見逃してしまうともったいないやないですか。
　私にとって高校野球とタイガースの比重はそれくらい違う、ということです。
　今日はもし星稜と済美の試合を見ていたら、きっと最後まで見てたんやろうなあ。延長１３回満塁ホームランで決着やなんて、タイブレーク制度で最初から走者を置いてとはいえ、満塁にしてホームランやもんね。
　では高校野球を見ないで何をしていたか。妻といっしょにどこの会社のスマホにするのかを検討していたのです。s社は光ファイバーを引くと安くなるとか何かをセットにする営業。a社はスマホを買うたらタブレットを無料で上げますというおまけ攻勢。d社は特になんもないけれど、実は私は２０年以上d社の携帯を使い続けているので、月額の割引料がかなり高かったりするのでした。
　最初はタブレットのおまけに目がくらみかけたけれど、スマホを買うたら別にタブレットいらんやん、ノートパソコンあるのに。
　光ファイバーを引いても、スマホを買うたらパソコンをわざわざ立ち上げることが少なくなるのは目に見えてるからメリットある？
　などなど特典を差っ引いた時、純粋に安くつくのはどこかということで電卓叩いて勘定しました。一応結論は出たれど、一日おいてそれでも気が変わってなんだら明日買いに行くことになりました。さあ、いよいよ熟年夫婦のスマホデビューやぞ。