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夜明けの朝霧 [日常生活]

 朝、窓の外は真っ白。朝靄というのか朝霧というのか。今から四半世紀前に勤務していた亀岡市の秋の朝を思い出すね。晴れの日の朝はいつも霧で前が見えんくらいやった。
 じっとりとした空気にまとわりつかれながら、まだ夜の明けぬ街を歩く。じんわりと冷たい。電車に乗りバスに乗りお山の学校につくころには霧はだいぶ晴れていたけれど、バス停のベンチも路上の自動車も露でじっとり。
 去年の今ごろはもっと冷えこんでいたから、これが霜になっていたかもな。
 朝霧が晴れると好天。ただ、退出するころには雨雲が空を覆う。自宅最寄り駅に着いたら、小雨がぱらぱらと。ほんまにややこしい天候ですこと。
 亀岡の霧の思い出を。私は実家から国道9号線を原チャリに乗って通勤していたのですね。老ノ坂を越えたあたりから霧に包まれる。お気に入りのスタジャンを着て通勤していたんやけれど、袖の部分が白かったのが霧のおかげでずず黒くなってしもうた。霧には自動車の排ガスなどが混じっていて、それの中を通過するわけやから服にもろにつき、繊維の間に入りこんでしまうのですね。そやから白い生地も黒くなる。私にしてはけっこうはりこんだスタジャンやったから、もったいないことをした。それ以来私はジャンパーやコートの類は黒系統のものを着るようになったのであります。
 現在通勤時にきているダウンのコートも黒。汚れ目が目立たんのがよろしいな。
 しかし、夜明け前、霧にかすむ町並みはいつも見る景色とは違い、なんか別な街にいてるみたいやったなあ。松竹新喜劇に「夜明けのスモッグ」という演目があるけれど、こういうイメージなのかしらん。
 さあ、「全校集会」という名の終業式も終わり、明日から3連休。帰宅したらもうぐったり。明日はたっぷり午睡するぞお。

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功労者を守らず [プロ野球]

 今日は封筒への宛名貼りやの書類の封筒詰めやのと内職仕事みたいな仕事が中心。大阪府育英会から、奨学金貸与者向けに送られてきた書類があるのです。貸与している生徒の数が非常に多いので、封筒にいちいち宛名を手書きしていたら大変なんで、ワードでこしらえたラベルを切って糊づけ。それでもかなり時間がかかる。その他年内最後の職員会議など。急に温くなってきたので、また体がついていかれへんやないですか。妙にだるい。
 帰宅して例によって妻とふたりして録画した番組を見る。
 パソコンを立ち上げてニュースサイトをあれこれと見る。
 ジャイアンツがライオンズからFAで炭谷捕手を獲得したので、人的補償として名簿を提出したら、なんとベテランでかつてはエース格やった内海投手がライオンズに指名されて移籍することになった。ライオンズは若いチームなんで、こういう百戦錬磨のベテランを獲得して投手陣の精神的支柱にしたいらしい。
 内海投手はおじいさんがやはり巨人軍の選手やったということで、逆指名で入団してきた選手。近年は二軍生活が多かったけれど、今年は復調して一軍でも活躍した。ジャイアンツとしたら、若手選手を狙うてくると見越してあえて生え抜きの功労者の内海投手をプロテクトのリストから外したんやろうけれど、編成部門のうまさはライオンズの方が一枚上。まあジャイアンツの場合、過去にも江藤内野手や工藤投手のように以前にFAで獲得した選手をプロテクトせずに人的補償で取られてきた経験があるけれど、それも織りこみずみやったのかな。功労者でも容赦なしというところがジャイアンツらしいね。
 タイガースは西投手の人的補償でバファローズに若手の竹安投手を譲り渡すことになった。まだ一軍では1勝しかしてへん投手やけれど、故障が治り体ができたらローテーションに入れるだけの可能性のある選手。ベテランをプロテクトしたら若手が取られるし、ここは難しいところですね。竹安投手の新天地での活躍を心より願うています。
 以前この日記でジャイアンツの若手は新天地で活躍できるチャンスやと書いたけれど、ベテランが指名されてあてが外れた選手も多かったんやないか。いやいやまだカープからの指名もあるから、期待しようやないですか。

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目覚ましはガラケー [日常生活]

 朝、アラームで目覚めない時どうしているかわかった。私は以前使用していたガラケーをそのまま目覚まし時計代わりに使用しているんやけれど、アラームが鳴ったらすぐに手に取り小さなボタンを押して音を止め、目が覚めた時は二つ折りの携帯を開いてアラームが完全に止まるようにしている。目覚めなかった日には、携帯を握りしめていたんやな。で、鳴るたびにボタンを押していたんやと思う。そのうち完全にアラームモードが終了し、そのまま寝坊したんやないか。
 というのも、私は今朝、アラームが鳴った時に携帯を握りしめ、音を止めてそのまま寝ようとしてはっと気がつき目を覚ましたのです。目が覚めた時、携帯をぎゅっと握りしめていることに気がつき、ああこのようにして握りしめたまま寝ていたんやと気付いた次第。今朝は目覚めることができたんで、むりやり体を起こして携帯のアラームモードを停止し、なんとか寝坊せずにすんだ。それだけ体が休養を欲しているんやなあ。
 というわけで、お山の学校についた段階でもう一仕事終えたような気分になり、それでもなんとかテンションをあげて年内最後の授業をする。明日は短縮授業の関係で持ち授業はなし。明後日は全校集会で、授業はなし。そやから昼食後、なんかもう緊張の糸が切れたみたいになってしまい、やたら眠い。それでも午後から会議があったりして、人目のあるところにいてたおかげでへたらずにすんだ。
 こんな調子で年明けは大丈夫なんかなあと心配になってくる。土曜からの三連休でなんとか疲労を回復させねば。
 帰路、寄り道をして自宅に近いショッピングモールへ。プリンタインクを買うたり、本屋に行ったり。本屋で時間を食うたんで、いつもよりもかなり帰宅が遅くなる。通勤時間が長いから、寄り道する余裕がないんやなあと改めて実感。
 帰宅後、テレビは「まんぷく」を見たくらいで、読みかけの「カササギ殺人事件 上」を読み切ってしまう。感想は下巻を読んでから。けっこうええところで切れていて、すぐにでも続きを読みたいところやけれど、それをしているとまた寝るのが遅くなる。実際、読了後、少しうたた寝をしてしもうたしね。続きは明日の通勤の車中まで辛抱することにして、この日記を書いたらさっさと寝るぞう。
 うーむ、疲れがたまっている時はこんな日記ばかりなってしまうなあ。いかんいかん。でも頭が働かんのです。

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イノシシ切手 [季節ネタ]

 今朝はアラーム音でちゃんと目覚めた。よかったよかった。そやけど体の動きは鈍い。相変わらず風邪気味。まあ、あと少しで年内の持ち授業はすべて終了するんやからと気合を入れる。
 ぼちぼちとマイペースでお仕事。雑事多し。定時で退散。
 帰宅後は例によって妻とともに録画した番組をひたすら見る。
 そればかりではいかんと、年賀状の図案を考える。とはいうてもなかなかええのが思いつかん。いっそのこと12年前と同じデザインで年だけ書き変えたのにしたろうかしらん。
 ここ2年は干支の動物が描かれた古い切手の画像を拡大して張りつけたりなんかしているんやけれど、今年もそれでいくかと画像検索したけれど、なかなかええのがないなあ。花札の図柄という手もあるけれど、これは誰でも思いつきそうやなあ。
 フリーの図案集なんてものから取ってくるのは嫌なのですよ。概して無害で安全なものが多いからなあ。
 ま、まだ少しは日があるから、こちらもぼちぼちとマイペースでいくか。

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朝寝坊 [日常生活]

 参った。朝、妻のスマホのアラームで目覚める。通常、出勤する時間であります。どうあがいてもお山の学校の出勤時間には間に合わん。先週の火曜日に続いての寝坊ですわ。しかも先週はまだまだ間にあうという時間に起きたのに、今日は大幅な朝寝坊。時間休をとって遅刻することにする。幸い1時間目は空き時間。授業に穴をあける心配はない。
 というわけで、急いで朝食をかきこみ、手早く着替えて通常の1時間遅れで出勤。電車は混んでいてなかなか座れんし、バスの乗り継ぎも悪いし。なんとも具合が悪い。
 なんで寝坊したかはだいたいわかる。昨日の「たちよみの会」例会のあと、丸善に寄ったあと、お歳暮を贈るために麩屋町烏丸上ルの「大藤」にまわって、千枚漬けを買いに行ったのですね。その折に失敗して錦市場を突っ切るルートをとったりして、人込みをかき分け汗だくになって歩いたからね。「大藤」から阪急烏丸駅まで歩いて特急で帰阪したけれど、すぐには座れなんだりして帰宅するだけでかなり体力を使うたのですね。休日恒例の午睡もできず、布団にもぐりこんだらすぐに寝入った。おそらくまたもや無意識のうちに自分のアラームは止めてしもうたのでしょう。熟睡しているから炊飯器の炊きあがり音も耳に入らなんだ、と。
 これが前任校やったら30分あれば職場につくから問題ないんやけれど、お山の学校まではその3倍はあるからなあ。今日ほどもっと近い職場に転勤したいと思うた事はなかったですよ。
 無事予定の授業をこなし、午後からは会議。明日の仕事の準備を少しばかりして定時に退散。とにかく早く帰りたい。帰ってだらだらしたい。車中で翻訳ミステリを読んだりしてたら、今度はそれが面白くてもう少しで乗り過ごすところやった。ほんまに今日は自分のリズムで仕事のでけん日でしたわ。今日は早く寝て明日は寝坊せんようにしなければ!
 しかし、ちょっと寝たくらいではほんまに疲れが取れんようになってきた。つくづく年齢を感じたなあ。

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とんちんかん [読書全般]

 朝から例によってテレビを友とし、昼前に出発。今日は「たちよみの会」例会。
 古参会員Y氏が顔を出してくれたけれど、所用のため短時間で帰る。曰く「サンドイッチを食べるために来たみたい」。
 これまた例によって席の空くのを待つお客さんがいてて落ち着かず、散会予定時間の20分前くらいに出る。Y氏と会うために例会を続けているような感じになってきた。時間を短縮したりとか、ちょっと考えんとあかんかなあ。そやけど「丸善」に行って本屋をゆっくりぶらつく時間は今の私には貴重やし、例会をやめたらますます休日の引きこもりに拍車がかかりそうなんで、せっかく細々とでも続けているんやから、例会は続けていきたいなあ。
 「丸善」にまわり、文庫本や新書、マンガなどを買う。「モリアーティ紀元」「因業探偵」「テヅコミ」「乙嫁語り」などなど。相変わらず買う冊数と読むペースの差は開くばかり。帰路の車内では読書。帰宅後、妻と以前録画したアニメを見る。こちらも「デジタル積ん読」が多いので、時間を惜しむように見ているのです。
 霜島けい「とんちんかん あやかし同心捕物控」(光文社時代小説文庫)読了。のっぺらぼうの同心が活躍するシリーズの再開。以前は「廣済堂モノノケ文庫」から2冊出たところで文庫レーベルが消滅し、せっかく面白くなりそうなところで中断していたのが、光文社文庫で新たに立ち上げた「九十九字ふしぎ屋商い中」シリーズが好評やったとみえ、絶版になっていた2冊が復刊され、そしてついにシリーズ再開となったわけで、作者のファンとしては嬉しい限り。ただ、前作から間が空いていたせいか、のっぺら同心の利点を生かした活躍があまり見られなくなっているのは残念。べつに主人公がのっぺらぼうやなくても成立する話になっているんやなあ。江戸に売られてきた少女を見守るおせっかいなあやかしが登場する表題作と、のっぺら同心に人面瘡ができてしまう「憑き物」の2編を収録。もののけのおかしげな活躍ぶりと、そのもののけを当たり前のように受け入れるおおらかさは健在。次巻はもっとのっぺら同心ならではという活躍ぶりを期待したい。ちょっとばかり人情味が強くなっているから手触りが違うのかな。もうすこし毒があってもええと感じた。そやけど物語としてはようできているんで、もののけ好きな人にはお薦めしたい。

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カレンダー用保険 [日常生活]

 今日は昼前に生命保険の事務所におもむき、契約内容の確認に行く。自宅にきてもらうよりも事務所が比較的近くにあるんで毎年私の方から行っているのです。これまでは原チャリで行っていたんやけれど、長いこと乗ってへんから一度バイク屋でバッテリーを変えてもろうたりせんならん。そんな時間的余裕はないのでバスに乗って行く。というてもバスで5~10分くらいか。
 内容確認のほか、長々と「新商品」についてセールストークを聞く。向こうもお仕事なんで、一応宣伝せんとあかんことになっているんでしょう。私に新たな契約を結ぶ気が全くないことくらい、顔を見たらわかると思います。一通り説明してパンフレットをくれただけで無理にでも契約させるようなこともなし。おかきの詰め合わせと来年のカレンダーをくれたので、バス代のもとは取ったかな。カレンダーはここ2年は仕事部屋で使うているので、今年もいただけるのはありがたいことです。なんかカレンダーのために保険に入ってるような感じですねえ。
 帰りは歩いて帰る。歩くと20分くらいか。まあ運動不足にならんように、というところ。これならもう少し早く出て歩いていったらよかった。
 午後は午睡。今日しっかり寝とかんと、明日は「たちよみの会」やからね。少し運動したおかげで気持ちよく寝られた。とはいえ日中も寒かったから、一度布団にもぐるとなかなか出られませんなあ。

 明日、12月16日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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ラーメン開発はまだ先 [テレビ全般]

 今日はまた一段と冷えこむなあ。下着は長袖シャツとパッチという完全な冬仕様。コートはダウン。授業は入ってへんので、仕事部屋でひたすら事務作業に励む。また、漫研のサブ顧問として、部誌の印刷作業を行ったりする。文化祭の時以来やけれど、漫研顧問らしいことをしたのは今年が初めてと違うかな。
 定時に退散し、まっすぐ帰宅。今日もまず録画した「まんぷく」を見る。栄養食品が軌道に乗りかけたところをやっているけれど、インスタントラーメン発明まではまだまだたどり着きそうにないなあ。実際の安藤百福さんは栄養食の失敗、理事をした信用組合の破産を経て「チキンラーメン」開発に取り組むわけやから、ドラマの立花萬平さんも明日あたりで栄養食が失敗して、来週から新事業に……という流れになりそう。とすると、インスタントラーメンの発明は3月に入ってからくらいか。それとも1月にはインスタントラーメンを発明し、過当競争で経営が苦しくなって、2月の終わりくらいにカップめんを開発し、最後は宇宙食用のラーメン開発くらいで終わるのかな。実在の人物をモデルにしている場合、どこで終わるかもドラマの成否のカギを握っていると思うので、あれこれと想像するのも楽しみでありますね。
 そういう意味では「カーネーション」はすごかったなあ。死んだあとまで幽霊になって登場し、自分がモデルになった朝ドラが始まるところで終わるというメタフィクションみたいな終わり方をしていたんやからねえ。

 12月16日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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大阪的 [読書全般]

 今日も朝から冷えたなあ。お山の学校の仕事部屋はガスストーブと電気ヒーターの二面攻撃でしっかりと温めて体温が低下せんようにしております。空気の乾燥はやかんをストーブにかけて蒸気を発生させる古来よりの方法で防いでおります。ファンヒーターやとこれがでけんのは不便やね。生徒たちの教室はエアコン完備。ただし空気乾燥対策は加湿器を使用して霧を吹きださせております。インフルエンザ対策、になっているんやろうか。
 あれこれと雑事多し。呼び出した生徒が待てど暮らせどやって来ない。奨学金に関する大切な話やのに、この意識の低さは何やろう。
 新聞によると、今年の漢字は「災」やそうな。確かに災害が多かったもんなあ。地震と台風には困らされた。いずれ今年の日記を読み返そうと思うているけれど、こうやって毎日アップしていると、これはこれで貴重な記録ではあるね。おかげで休校日が増え、時間割変更は行われたものの、曜日によって授業実施回数の多い日と少ない日の差が開いてしもうたのは痛かったなあ。3年生は実数はあと3週間くらいで全課程修了。うーむ、長く感じつつも気がついたらそこまで来ているのですね。
 井上章一「大阪的」(幻冬舎新書)読了。ステロタイプな「大阪」像に対し、なぜそのようなものが現在定着してしもうたのか、文献や実体験を基に考察し、本来の大阪の姿を明らかにしようという試み。著者らしくあれこれと私情をはさみながら真相に迫っていくので謎解きをするように楽しく読める。もともとは産経新聞に連載していたものなので、一冊の本としてはなんとなくまとまりがないのは仕方ないのかな。「安土桃山時代」という呼称はおかしい、「安土大阪時代」と呼ぶべきだというのは同感。どうも関東中心の歴史家たちは大阪を高くとりあげたがらんのやないかと問題提起をしている。いわゆる学術書やないので、専門家から見たら異論も多々あるんやないかと思うけれど、京都で生まれ育ち、大阪で仕事を長らくしている私には首肯できる部分が非常に多かった。でも井上さんの本はどんなに面白くて蒙を啓かされることが多いものでも、アマゾンの読者レビューでは星が不思議に低かったりするんですよね。関西人にしかわからん機微みたいなものが通奏低音のように流れているのが理解でけん人ほど評価が低いんやないかと私は勝手に決めつけているのですが。大阪は「食い倒れ」の町やのに、なんでか全国的には粉ものやホルモン焼き、串カツなどが代表的な食べ物になっているのはおかしいんやないかと感じているような方にお薦めの一冊です。

 12月16日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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少数精鋭? [日常生活]

 愛すれどTigers「2018年を振り返って」を更新しました。

 今朝はアラームでいつもと同じ時間に起きられた。しかし寒さのせいか動きがどうしてものろくなる。今週はもうこんなんばっかりやとあきらめるしかなかろう。
 日本史と倫理の授業はもともと受講者数が少なく、同じメンバーで7名。少数精鋭やと意気ごんで毎回授業をしているんやけれど、今日は参った。4人が欠席で出席者は3名。いくらなんでも少数過ぎるやないですかいね。出席してる生徒たちもあきれて笑うてました。それでもなんとかモチベーションを保って必死のパッチで授業をする。3人ともようちゃんと授業を受けてくれた。当たり前のことやけれど、なんか無性にありがたかったですよ。
 岡篠名桜「芝居巡り 浪花ふらふら謎草紙」(集英社文庫)読了。シリーズ第4巻。3編を収録。主人公の花歩の思い人である千代太郎との縁談など、物語が少しずつ動き始めてきた。ほんわかした雰囲気のシリーズではあるけれど、ここまでの3冊でちりばめていた「謎」が次巻で解き明かされていくのだなあと予感させる一冊になっている。コバルトシリーズ出身の作者らしく、恋する若い女性たちの思いが全面に出た、時代小説のシリーズとしては珍しい展開やないかなあ。

 12月16日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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