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飛鳥に戻せ [日常生活]

 今日も寒い一日。まああまり温いと入学式の日に桜の花が散ってしもうていたりするからちょうどええのかもしれん。
 昨日の日記で書いた「年度」問題は、「平成31年度」でいくみたい。4月の段階での年を使うということなんやろうね。おそらく元号と西暦の併記になることが多いんやないかな。公文書に元号を使うことを義務付けるんやったら、年度がわりの4月から元号だけでも新しくするとかしてもらわんと不便で仕方ない。慶応以前は一世一元やなかったけれど、即位と同時に改元という規則やなかったんやからね。
 日本会議の人たちは新元号も即位と同時に発表しろとか主張してはるみたいで、それが「伝統」やからなんやそうやけれど、「伝統」というたってたかだか明治以降のことでしょう。復古主義かなんか知らんけれど、それやったら朝廷を置いて憲法を十七条憲法にせよとか髪型はみずらに結えとか洋服を着ずに和服を着ろとか仮名文字を万葉仮名にしろとか都を飛鳥に戻せとか天皇陵は古墳を作れとか、そこまでさかのぼれよと思う。極端やと反論されるかもしれんけれど、「伝統」というものは時代に即して残すものは残し改めるものは改めたうえで、文化として守っていくものなんやないかなあと思うのですね。
 形だけ明治時代にもどして、現代の生活スタイルに合わんことをおしつけられても不便なだけやないかと。
 急激な改革も復古主義も現実から目をそむけているという点ではいっしょやないかなあ。

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