SSブログ

佐渡裕と大阪4オケ [音楽]

 今朝は昨夜録画した深夜アニメを見てから少し寝る。昼前に起きて昼食をとり、食後に外出。
 フェスティバルホールで、佐渡裕指揮で大阪の4オケの混成楽団によるコンサートがあり、チケット発売前から予約して購入するくらい楽しみにしていたのです。大阪にはプロのオーケストラが4つあり、大阪フィルハーモニー、日本センチュリー、関西フィルハーモニー、大阪交響楽団が数年前から合同で企画を立てたりしていたんやけれど、今年初めてこの4つのオーケストラが混成チームを組んで演奏会を開いたというわけ。
 曲目はG・ホルスト、組曲「惑星」とR・シュトラウス「アルプス交響曲」。私は特に「惑星」が大好きで、CDも入手できる限り持っております。ところが、生で聴く機会がなかった。一度生で「惑星」を聴きたいと思うていたら、好きな指揮者である佐渡さんによる演奏があるというので、とにかくこの機会を逃さんとこうとチケットを手に入れたのでした。
 フェスティバルホールも改装前は何度も行ってるけれど、改装後はまだ一度も行ってなかったし、これも楽しみにしていた。
 開演前にABCの三代澤アナウンサーの司会で4オケのコンサートマスターによるアンサンブルでサン=サーンスの「死の舞踏」の演奏があったり、指揮の佐渡さんとの漫才みたいなインタビューがあったり。開演直前に妻もなんとか間に合うて来場。そう、久しぶりに妻とのデートでもあったのですが、あれやこれやで私が先に家を出たのでありました。いやあ、一時は間に合わんかとひやひやしたけど、ぶじついてやれやれ。
 演奏に関しては、混成楽団なんでアンサンブルの精緻さというあたりは求められなんだけれど、佐渡さんがとにかく管楽器を強調して力強さを前面にだしたもので、かつては残響などほとんどなかったフェスティバルホールも改装されて音が響くこと響くこと。
 とはいえさすがプロで、「金星」の美しいメロディーも非常によかったし、「水星」も流れるような感じがよく出ていて、急ごしらえの楽団とは思われんほど。「海王星」のコーラスは府立夕陽ヶ丘高校音楽科の生徒たちによるもので、この少女コーラスに若い男性の少し混じった合唱が非常に美しく、これはこれまで大量に聴いてきたCDでは聴かれんすばらしいもの。
 もう一方の「アルプス交響曲」も曲の持つ外面的な響きをじっくりと聴かせる演奏で、特にパーカッションが大活躍。もっともこちらは曲そのものがあまり面白くないので、「惑星」ほど楽しんだわけやないけれど。
 演奏終了後は、くたくたになった佐渡さんを引っ張り出してプレゼントの抽選会。4オケの定演のチケットが当たるというもので、抽選の際に三代澤アナが効果音をパーカッションに無茶振りすると、さすが大阪のオケ、ドラムロールはもちろん、銅鑼やティンパニまで加わるノリ。しっかりと楽しんで帰路につく。妻と中之島散策をしたりして、帰宅。
 帰宅後は録画しておいたプロ野球中継を見る。ここでタイガースが勝っていたら言うことはなかったんやけれど、まあ贅沢は言うまい。
 久々に生のコンサートを堪能した、楽しい一日でありました。

 明日、4月21日(日)は、「たちよみの会」例会です。今月は「フランソア喫茶室」営業再開でもとにもどります。お間違いなきように。多数のご参加をお待ちしています。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽