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教材作りが楽しい! [日常生活]

 毎年のようにシステムの変わる日本学生支援機構のおかげで無体に忙しかった7月も今日でおしまい。今日は残務処理をしに出勤しに行ったような感じ。親睦会会計の仕事の残りを少し。用事のある先生はたいてい休暇を取ってはって、こちらの仕事が片付くのは来月下旬になるか。あとは休み明けの授業の教材作りなど、久しぶりに学校の先生らしい仕事をした。ああ、教材作成がこんなに楽しいなんて! 定時に退散。次回出勤予定日を仕事部屋の扉にはりつけておく。すんなりと帰宅し、追っかけ再生でプロ野球を見る。今日はサンテレビ、KBS京都とABCのリレー中継。試合はあっさり進んで昨日のような劇的なことも起こらずあっさり負ける。タイガース川柳のひねりようもない。
 てなわけで、仕事も一段落つき、明日からしばらく年休消化。明日はとりあえず休養に専念するか。
 それにしても帰路の車中で読書に集中できず、比較的読みやすい小説なのにほとんどページが進まんのには困った。とにかく仕事部屋は蒸し暑く、それだけで体力を大幅に消耗していたのですね。
 明日は寝る!
 というわけで、せっかく来ていただいたのに中身のまるでない日記を読ませてしまいました。明日はもう少しましになるはずです。

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寝床でラジオはいけません [日常生活]

 朝はまだ少しばかり涼し目。でもお山の学校についたころには汗だく。蒸し風呂のような仕事部屋で扇風機の風に当たりながらひたすら奨学金の事務作業。午前中のうちに、学生支援機構が委託している民間業者へ送付できた。これで8月は安心して休暇をとれる。
 午後からはなかなかエンジンがかからなかったけれど、親睦会の会計の仕事をする。ずっと手をつけられてなんだのをやっとこさできるようになったのです。
 それにしても、何度も書くけれど、自分の本業は何なのかと思うねえ。
 定時に退散。帰宅してプロ野球中継を追っかけ再生で見る。今日はカンテレが中継。9時前に中継終了。寝床にラジオを持っていって中継を聞く。疲れている時に布団はいかんねえ。うとうとしているとアナウンサーが絶叫していて起こされる。どうやらソラーテがサヨナラホームランを打ったらしい。なんでこういう試合の日に限って完全中継やないんかなあ。仕方なしにスマホのDAZNアプリでハイライトを見る。明日の朝の「おはようコール」を録画してゆっくり見よう。でもこういうのはタイムシフトであろうと実況でないとなあ。
 教訓。疲れて帰った日に、寝床でラジオはいけません。

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教養としての平成お笑い史 [読書全般]

 愛すれどTigers「ソラーテがいきなり来日1号ホームラン」を更新しました。

 冷房のない仕事部屋で汗をかきながらひたすら日本学生支援機構へ送付する書類の整理。「申し込みのてびき」なる冊子をちゃんと読めば、切りとり線で必要な書類を切って束ねてホチキス止めをするよう書いてあるのに、ホチキス止めどころか切りとってへん書類がいかに多いか。切りとり線があったら切りたくなるのが人情でしょうに。そうでもないのか。
 すべての生徒の成績を入力し、推薦のフォームを送信。プリントアウトしてから管理職に渡す。明後日までには公印を押して私の手元に戻ってきてくれたら、即学生支援機構に送付できる……というところまでいかず。まあ明日も時間はあるし、腰をすえて作業しましょう。というわけで、定時で退散。
 帰宅後、今日の「なつぞら」を見てから夕食。食後少しばかり読書。妻と録画のたまっているアニメを見たりする。
 ラリー遠田「教養としての平成お笑い史」(ディスカヴァー携書)読了。平成の30年半に起こった芸人関係の話題を年代順に記し、時代の流れとリンクさせたもので、よくまとまっている。時代の記録としてはこういうものがあった方がええことは間違いない。でもね、著者の定義する「お笑い」は「東京のテレビ」のお笑いなのですね。演芸場やライヴに関しては全くページが割かれていない。特に落語や落語家は著者にとっては「お笑い」やないんやろう。枝雀、志ん朝、談志の死は、落語界にとっては大きな事件であると思うんやけれど、一切触れられてへん。天満天神繁昌亭の開場など著者にとっては別世界の出来事なんやろうね。東京では落語ブームがきているという話を聞くけれど、それも無視ですか。でも、参考資料には戸田学さんや立川談志師匠の著作も並んでいるわけやから、全く落語は眼中にないわけでもなかろうに。テレビでの「お笑い史」であれば、平成末期に突如「笑点」が話題になったりしたことも触れといてもええんやないかねえ。むろん、なんでもかんでもつめこむには紙幅がないという事情はあろうけれど。ならば前書きで「落語については割愛する」と明記しておくべきやろうね。あとはまあ、私個人は「お笑い」という表記は好きやなく、香川登志緒さんの使うてはった「笑芸」「笑芸人」という言葉がしっくりくる。やはりこういうたぐいのものを書くならば小林信彦さんとまではいかずとも、もう少し幅広い視点が欲しいところですねえ。

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時計仕掛けの恋人 [読書全般]

 本日も完全休養日。朝から昨夜録画した深夜アニメを見たり、HD容量を圧迫していたら落語をDVDにダビングしたりする。「プリキュア」「仮面ライダージオウ」「リュウソウジャー」の日曜朝の3点セットを見たあと、無性に眠くなり、気がついたらリビングでゴロ寝。なんとか昼食はとって、午睡。一度寝るとなかなか起きられん。
 夕刻、プロ野球中継を追っかけ再生で見る。初回に先制した時は3連勝もいけるかと思うたら、岩田がぼこぼこに打たれて大敗。ま、落合博光さんも「勝つときは1点差で、負ける時は大敗でいいのよ」と言うてはるから、これもまたやむなし。そやかてこっちは1点取って狂喜しているのに、あちらは一気に7点やもんなあ。残りの8回はおまけみたいなもんです。BS日テレで見ていたんやけれど、赤星さんは来シーズンはジャイアンツのコーチになる約束でもできているのかな。ジャイアンツサイドからの発言がえらく耳についたぞ。
 夕食後は読書。ピーター・スワンソン/棚橋志行・訳「時計仕掛けの恋人」(ヴィレッジブックス)読了。以前読んだ「そしてミランダを殺す」(創元推理文庫)という作品がけっこう面白く、また新刊が訳されるということなので、デビュー作を買うて読んでみた。中年の出版社員が主人公。学生時代に失踪した恋人から連絡があり、相談に乗ったところ、犯罪に巻き込まれ、ついには殺人の容疑までかけられてしまう。さらに今の恋人が暴漢に襲われ、主人公は自ら事件の渦中に飛び込んでいく、というお話。「そしてミランダを殺す」に登場した女性も、本書のもと恋人もサイコパスなのですね。そういう女性のことなど早く忘れて今の恋人を大切にしなさいよ、と主人公に説教したくなる。もっとも、青春時代にひっかかっていた心残りを解決せんといられんという主人公の気持ちもわからんではないけれど、もと恋人に振り回されているのかそれを逆手に取っているのか、そこらあたりどう思うかで読み方も変わってくる。私は最初前者で読んでいたのでいらっときていたけれど、終盤は後者になって読んだので、それなりに楽しめた。とはいえ、「そしてミランダを殺す」ほどドキドキワクワクはしなかったなあ。ちょっとがっかり。

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「なつぞら」とアニメ史 [テレビ全般]

 朝から今週の「なつぞら」をまとめて見る。いよいよ「テレビ漫画」の時代に入って、ワンカットだけ「鉄腕アトム」のオープニングがはさまるなどしたけれど、このままいくと手塚先生の出番はないみたいやなあ。実際は「西遊記」と「シンドバッドの冒険」の2作で東映動画とかかわっているんやけれど、そこはおでん屋にはられたポスターに「三国志」というのがあるのがちらりと見えて「ああこれは『西遊記』のかわりやねんな」と思うたけれど、その製作場面はなかったしね。
 このあと長編版では「安寿と厨子王丸」がほとんど出演した俳優(声優)のライブアクションで製作され、宮崎駿さんたちが屈辱を感じ、そして高畑勲さんたちとともに組合運動を強めていき、その中から「太陽の王子ホルスの大冒険」という傑作が生まれていくんやけれど、そこらあたりどう描かれていくのかな。また、どらまでは主人公が意識する相手は高畑勲さんをモデルにしたと思われる「一久さん」みたいな感じなんやけれど、主人公の奥原なつはどうやら奥山玲子さんがモデルらしいので、実際の奥山さんが結婚した相手は小田部羊一さん。そして高畑さんたちは東映から離れて「ルパン三世」、「アルプスの少女ハイジ」などを作っていくことになり、小田部さんたちも行動をともにする。で、奥山さんたちが東映動画で久々に「龍の子太郎」を製作し……という流れになるわけやけれど、あと2ヶ月でそこまで進むというペースやないから、はたしてどこに結末を持っていくのか。このペースやと「太陽の王子ホルスの大冒険」を作ったあたりで終わるんやないかと思いながら見ている。その原型を思わせる短編「ヘンゼルとグレーテル」の製作場面があって、そこで宮崎駿さんをモデルにしたと思われる人物も登場しているしね。
 午前中は昨夜録画した深夜アニメをひたすら見る。「女子高生の無駄使い」が非常にあほらしくて楽しい。
 昼食後、午睡。夕刻、追っかけ再生でプロ野球中継を見る。試合途中で中継が終わったんで、ラジオとDAZNの併用で試合終了まで。今日はマルテのホームランが出るなどして、ジャイアンツに連勝。これもソラーテ効果かな。

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ウォシュレットとプレ金 [日常生活]

 一週間かけて生徒にさせていた奨学金申し込みのネット入力も、今日が最終日。担任の先生方の協力もあり、なんとか予定していたの生徒すべてが入力を完了。予定していた日に無断欠席をした生徒は、担任の先生が呼び出して直接連れてきてくれた。入力できなんだら自己責任、というくらい突き放してもよかったんやけれど、そこはやはり借金してでも進路をしっかりとしたものにしたい生徒たちを助けるのが私の責務ですからね。
 午後は昨日までに入力した生徒たちの成績などのデータをひたすら打ち込む。今日入力した生徒たちの分は来週にならんと入れられん。仕事の完了まではまだまだ先が長いのです。
 ほっとしたらむやみに眠くなり、それでも定時で退散。帰路、駅前の本屋さんで妻の「月刊フラワーズ」を買うて帰れる。
 帰宅したら、今度は家事の手伝い。ウォシュレットの水漏れがひどくなってきたので、妻がマニュアル片手にたまっていた水を抜こうとしていたんやけれど、むやみに栓が固く、苦しんでいた。というわけで、すぐに栓をひねろうとするけれど、これは確かに固いしすぐに指が痛くなる。妻に箸を持ってきてもらい、つまみをはさんで梃子の要領でまわしてみる。最初は箸が折れたりしたけれど、なんとかゆるんで、無事水抜きに成功。きっちり締め直して、復旧。
 へたりつつも、プロ野球中継を見る。おおお、新外国人ソラーテのホームランで勝利! 研究されて穴が見つかるまではこの調子で打ちまくってや。
 とにかくしんどく忙しい1週間やった。土日はゆっくり休むぞう。
 ところで、今日って「プレミアム・フライデー」やったって、みなさん覚えたはりました? 官邸サイドでも口にしなくなったなあ。実情に合わん政策なんてこんなもんです。先の選挙で野党はここらあたりを筒いたらよかったのに、野党の人たちもみんな「プレ金」なんて忘れてたんと違いますか。

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5分間SF [SF]

 今日も1日奨学金申し込み業務。書式がちゃんとしていない生徒に、明日持ってきなさいと指導したら、アルバイトがあるから来られないと言う。その生徒にとっては自分の長期的な将来よりも目の前のアルバイトの方が大切に感じられるんやろうなあ。なんとかアクロバティックな方法で入力させたけれど、所得を証明するためのマイナンバー提出書を郵便局の窓口で簡易書留で出すようにというと、ポストに投函してはいかんのかと食い下がられる。マイナンバーという非常にデリケートに扱わんならん個人情報に関することについても、その重要性がわかってへんらしい。「そんなんやったら金なんか借りるな!」と怒鳴りつけたいのをひたすら我慢。こんな生徒ばかりやないんです。ほんの一つまみだけなんです。でも、その一つまみのせいでストレスがたまるのはかなわんよ。
 昨日までに申し込んだ生徒の情報入力などをしてから定時に退散。
 今日は天神祭。地下鉄の乗り換え駅はもう人出が多い。祭りを楽しむ気分にもなれんなあ。帰宅して、追っかけ再生でプロ野球中継を見る。外から花火を打ち上げる音が聞こえる。少しだけベランダに出て、花火を見る。花火好きの妻は夕食後の最後のやけくそうちの時にはずっとベランダで花火を堪能していたけれど、私はもうへたってテレビを見るのみ。タイガースは完封負け。よけいストレスがたまるなあ。
 草上仁「5分間SF」(ハヤカワ文庫JA)読了。草上さんクラスのベテラン作家でも、こんなSFクイズかと思わせるようなタイトルをつけんと売れんもんなんかなあ。しかも帯には「このオチを想像できますか?」と書いてあるけれど、草上さんの作風は切れ味の鋭いオチにあるんやないと思うがなあ。それよりも例えば「マダム・フィグスの宇宙お料理教室」などのように、アイデアの展開のさせ方で読ませる作家やと思うんやけれど。それぞれバラエティに富んだショートショートが16本。ドタバタあり、スリラーあり、そして心あたたまるものあり。たとえ最初からオチがわかるように書かれたものであっても、そんなん関係なしに楽しめます。ところで、裏表紙見返しの「草上仁の作品」と書かれたりすとには本書のタイトルし書かれてへん。のきなみ絶版なんやなあ。復刊フェアかなんかの際にせめて「くらげの日」あたりを復刊してくれんもんか。短編やショートショート中心という貴重な存在なんやから、早川書房はもっと草上さんを大切にしてほしいと思うぞ。

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小松左京スペシャル「虚無回廊」 [SF]

 昨日のダメージはそう簡単には取れず。朝食時、NHKEテレ「100分de名著・小松左京スペシャル」を見る。今週は最終回で「虚無回廊」をとりあげる。ゲストに瀬名秀明さんを呼び、作品世界のSF面での深みや、もし完結していたらどうなっていたかなどについて、作家の立場から語ってはった。そこまで行くと、指南役の宮崎哲弥さんも踏みこめん領域やということかな。未完に終わってしもうたのがほんまに惜しい作品やということはたぶんSFを読まん視聴者にも理解でけたんやないかな。ストーリーも簡潔にまとめてあって、読んでみたいと思わせる内容でした。ちなみに、私は当時のブックストアサイト「bk1」の依頼で、全3冊の書評をしております。もし小松さんの目に止まっていたとしたら……いま読み返すと赤面ものですね。とはいえ4回で4話というのは、小松左京という存在を俯瞰できる意味はあるかもしれんけれど、作品世界の奥まで深読みしていくには時間が足りなさすぎたなあ。いずれ「果てしなき流れの果てに」か何か、4週にわたって読み解いてもらいたいものです。そしてその際はぜひ指南役は堀晃さんに!
 今日は2クラス分の生徒の予約奨学金申し込みを行う。助っ人も2人いてくれて、ちょっとあわてる場面もあったけれど落ち着いて対処できた。
 すべて終了したあとは昨日までに入力した生徒のデータ確認など。しんどくてかなりペースは落ち気味。定時に退散。いよいよ梅雨明けということらしく、帰路はむんむんと暑い。帰宅してプロ野球中継を見る。北條のホームランだけで負け。さて、どのタイミングでソラーテを一軍起用するのかな。やはり東京ドームのジャイアンツ戦、なのかな。
 今日は早目に寝ます。ああしんどい。

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田舎のバス [日常生活]

 今朝はスポニチの「タイガース川柳」で久々に佳作入選。
 ひとつ勝つ ただそれだけが 嬉しくて
 タイガースファンの心情をよく詠んでいて、選者の成瀬さんもほろりときたとコメントしてくれはった。でも、今年はなかなか週間賞に届かんなあ。
 ええことがあれば悪いこともあり。昨日、仕事上でミスをしてしまい、今日は午後から校長に注意された上に雨の中、家庭訪問。行きのバスはうまく乗りつげたけれど、帰りのバスの乗り継ぎが悪くバス停で雨の中1時間弱待つはめに。自腹を切ってタクシーに乗ろうと思うけれど、そのタクシーすら来ない。お山の学校の方がバスターミナルがあったりしてよほど便利やったりする。1時間に1本とかですもんねえ。古い歌に「田舎のバス」というのがあるけれど、おんぼろ車ではないにしてもこの本数は田舎のバス並みです。
 へとへとになって仕事部屋に戻ると、生徒がきて奨学金の書類のチェック。早く帰りたいけれど、そこはじっくりとやらんとあかんところ。結局通常より1時間遅れで退出。残業時間のほとんどがバス待ちというのはいかがなものか。
 帰宅して、プロ野球中継を追っかけ再生で見る。こちらも4時間超の延長戦で引き分け。
 朝、川柳の入選で気をよくしていたのが一転してさんざんな日になってしもうた。気持ちを切り替えて明日はええ日にしたいものです。

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真・輪島伝 [読書全般]

 愛すれどTigers「近本、サヨナラ犠飛で連敗止める」を更新しました。

 スポーツ紙では社会面にかなり力を入れている日刊スポーツでも、選挙よりも吉本興業の方が扱いは大きい。あたりまえか。それでも重度身体障碍者2名が議員になったことを大きくとりあげていた。ここは、かつて障碍児教育にかかわっていた者として、国会議事堂がユニバーサルデザインになるかどうか、しんぞう総理がどれだけ障碍者に理解があるかをはかる試金石になるところやと思う。例によって不用意な野次を飛ばしたとしても、それが社会に与える影響は全く違うものになるしね。
 今日は一日雨模様。午前中から奨学金の事務作業。午後はネット申し込みの2日目で、生徒の細かな質問に手早く答えるよう必死。入力終了後は在学者向けの奨学金に関する事務作業。ほとんど手つかずやったので、やっと郵送できるところまでもっていって、続きは明日。定時に退散。
 帰りの車中ではかなりきつい雨やったので覚悟していたら、駅についたらあがっていた。いつもは帰る時だけ豪雨やったりするのに、変な感じですね。
 帰宅して今朝の「なつぞら」を見たりする。野球がないので、たまっている録画を少しでも見んとね。
 武田頼政「真・輪島伝 番外の人」(廣済堂出版)読了。第54代横綱、輪島大士について、花籠部屋の長女であり、部屋をつぐために輪島と結婚した中島五月さんの視点で書かれたノンフィクション。金と女にだらしなく、場当たり的な人物として輪島は徹底的にダメ人間として描かれる。また、初代若乃花幹士の二子山親方は師匠の花籠親方を自らの権力欲から追い落とそうとした人物として描かれ、貴ノ花満は少し気弱な幼馴染として好意的に描かれる。これはあくまで五月さんから見た輪島であり、二子山親方であり、貴ノ花である。そやから非常に一方的な見方しかしてへんということは割り引いて読まんならんやろう。それでも、輪島の花籠株を担保にしていた事件や、なぜかフットボール部の総監督に就任していたのかという理由もそれなりに納得できる「真相」は語られる。立場上仕方ないんやけれど、好きな人物は徹底的に美化され、嫌いな人物はそこまで書くかというほど貶められていて、あまり気持ちのいい読み物やなかったのは事実。しかしなんです、輪島があのロス疑惑の三浦和義と接点があったとはねえ。当事者やないと語られんことを余すところなく引き出していった著者の手腕をほめるべきか。にしても、ノンフィクションであるなら、こういう一方的なものにしてしまうのは如何なものか。「中島五月・著」としてもええくらい著者の姿が見えてこない。それでええんかなあという引っかかりが残ってしもうた。相撲が好きでたまらんという人はあまり読まん方がええかもしれんよ。裏表すべてわかった上で読める人やったらともかく。

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