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説得力 [日常生活]

 今日から早くも授業開始。短縮で午前中のみやけれど、私は1コマ当たった。授業というのはエネルギーを使うものなんですねえなんて、今さらながら思う。まあ、芸人さんで言うたら舞台ですからね。塾講師時代を含めて30年くらい「先生」と呼ばれる仕事をしているけれど、長期休業明けの最初の授業というのはいつも緊張してしまう。一声を発したら、すぐにペースが戻るのですけれどね。でも、夏バテ気味でスタミナ不足やから、仕事部屋に戻ったらへたってしまう。ただ、今日はへたってる間はなし。会議の都合で昼食を急いでとらんならん。食べてる最中に生徒がきて、奨学金の相談。9月初めまで入力の予備期間があるので、夏休み中に進路変更を決めた生徒が相談にくるのです。必要最低限の事項を説明。終了後、弁当の残りを食べてしまう。
 午後からは会議。会議終了後はスローペースで事務作業。まあ、明日は短縮授業の関係で受け持ちの授業はないし、会議もないし。明日できることは明日にまわす。心身ともに疲弊している時に大事な仕事はなかなかでけんものです。授業で使うスライドショー用の画像をネットで拾うたりする。
 定時に退出。休暇明け3日目でもうぐったり。蒸し暑いのは思うていたよりもこたえますなあ。
 帰宅後、追っかけ再生でプロ野球中継を見る。今日はABCとサンテレビのリレー中継。ABCのアナウンサーはこの時期高校野球を毎日のように実況中継している。今日は昼は試合がなかったけれども、高校野球からプロ野球に頭を切り替えるのは大変なんと違うかなあ。今日の実況はテレビでは恐らく初めての北條アナウンサー。いつもベンチレポートですからね。でも、ベテラン解説の福本豊さんと有田修三さんがいっぱいしゃべって盛りたてていた。今後の北條アナウンサーの健闘を祈る。タイガースは少ない得点を継投で守り切り、連勝。有田さんが「こういう場面で力を出せるのがジャイアンツに『伝統』があるからなんですよ」とベイスターズの失速との対比でジャイアンツについて語っていたけれど、有田さん自身ジャイアンツのユニフォームを着ていた経験があるので、説得力があるなあ。

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平成怪奇小説傑作集1 [読書全般]

 朝、出勤時は曇り空。地下鉄に乗り、電車が地上にあがったら本降り。バスに乗り継ぐ駅ではざざ降り。お山の学校に着いたころには小やみ。傘は必要ではあったけれど。昼前にはあがる。
 お山の学校は今日から生徒が登校。教室には冷房がついてるから、なんとかなってるんやろう。ただ、全校集会という名の始業式は体育館でやって熱中症になったりしたらあかんので、放送を教室で聞く。私も仕事部屋で聞いていた。もっとも今日は私の出番はないので、仕事部屋で粛々と事務作業や教材作成。前回奨学金の申し込みのでけなんだ生徒がきて、暑い仕事部屋でパソコンに向かい、データ入力。これは救済措置でありまして、採用通知は他の生徒よりも1カ月遅れで着くことになる。放課後はコンピュータ教室で、新たに入れ替えられたパソコンの教員向けの使い方講習に出る。コンピュータ室は冷房がきいているからねえ。いや、そのために行ったわけやないけれども。
 定時に退出。帰宅後、追っかけ再生でプロ野球中継を見る。今日はタイガースが猛打爆発で大勝。いやあ、よかったよかった。
 東雅夫・編「平成怪奇小説傑作集1」(創元推理文庫)読了。平成の30年ちょっとの間に発表された怪奇小説から選りすぐった短編アンソロジー。全3巻で、本書は最初の10年間から。吉本ばななから宮部みゆきまで、豪華なラインナップであります。私は吉田知子「お供え」の自分は何も変わってないと思うているのにまわりがどんどん変化していく恐ろしさとか、近未来の絶望的な状況を描いた篠田節子「静かな黄昏の国」の2篇が特にぞくりときた。むろん他の作品も「傑作集」の名にたがわぬ傑作ぞろい。異界の者や異形の者が出てこなくとも、何気ない日常が救いのない状況に陥っていくようなものが真の恐怖を呼び起こすんやと感じた。これで「平成」という時代の諸相が浮き彫りにされるとかそういうことはないですけれどね。残り2巻も実に楽しみ。

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リスニング仕事部屋 [日常生活]

 愛すれどTigers「ジャイアンツに今季4度目のカード3連敗」を更新しました。

 今日から本格的にお仕事再開。前回出勤してから12日ぶりの出勤であります。お山の学校は遠いなあと改めて実感。
 親睦会の会計の仕事、在学中の奨学金に関する事務作業などを午前中にすませ、午後からは会議。一つ仕事をしては時々休みながら、ブルーノ・ワルターのモーツァルトの交響曲などを聴いて心に栄養補給をする。ニューヨーク・フィルとの「プラハ」なんてぐいぐい来て心地よいなあ。
 一人きりの仕事部屋はもう私のリスニングルームですよ。仕事なんかせんとずっと名演にひたっていたいけれど、そうもいかん。あくまで仕事の合間の骨休めですからね。仕事をしている時は聞き流せるような演奏のCDをかけています。具体的に演奏家や曲名はかきませんが。その演奏が好きという人もいてると思うので。
 昼ごろはミストみたいな雨がささっと時おり降るくらいやったけれど、定時に退散するころには本降りに。仕事部屋に置いてあるビニール傘をさして帰る。
 帰宅したらもうぐったり。今日はタイガースの試合もないし、昨日買うたコミック「彼方のアストラ」をちょびちょびと読む。アニメで見て話を知っているけれど、原作はまた違う面白さがある。
 夜はパソコンに向かい、少しかきもの。さあ、明日から生徒たちも来るぞ。朝の通勤バスが一気ににぎやかになるなあ。バス停であまりはしゃぎ過ぎて一般の乗客に迷惑をかけねばよいのですが。

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スマホで執筆 [日常生活]

 今朝はゆっくり目に起きる。土曜の深夜アニメは録画する本数が少ないのと、高校野球で日曜朝の「プリキュア」「ライダー」「戦隊」がないのとで、ゆったりと過ごす。昼前に出かける。今日は「たちよみの会」例会。阪急の特急で上洛。うまく座ることができたので、駅売店で買うた「週刊朝日」を読む。いつもは火曜発売やけど盆休みの関係で昨日発売していたのです。で、次号はさ来週の火曜日発売。それやったら土曜なんて中途半端な日に発売せんと来週の火曜日にいつも通り発売したらええのにね。
 今日は例会参加は私一人。事前に古参Y氏から欠席の連絡をもろうていたので、まあ予想されたことよ。いずれまたかつての常連が懐かしさに戻ってきてくれることを信じて、私は待ち続けるのじゃ。持っていった「本の雑誌」などを読んだり、読みかけの本を読んだりしていたら、読んだ小説に触発されてアイデアが降りてきたので、スマホでショートショートの草稿を書く。こういう時のためにワードのアプリをダウンロードしておいたのです。とはいえまさかこんだけ集中して書けるとは思うてなんだ。明日から推敲して今月末までには「SFハガジン」に寄稿したいものです。
 で、一応結末まで一気に書いたら、もう散会の時間。「丸善」に寄り、新書やムック、コミックなどを購入。アニメで見た「彼方のアストラ」がおもしろいので原作を読んでみたくなったのです。
 早い夕食を取り、阪急の特急で帰阪。復路も座れたので、買うたばかりのムックを読んだりする。というわけで、今日の日記は久々に本の感想はなしです。
 帰宅後、昼間録画しておいたプロ野球中継を見る。ジャイアンツに3連敗。桑田真澄さんの解説を聞きつつ、なりふり構わず彼を投手コーチに招いたらどうやと思う。作戦コーチには古田敦也さんとか。在野で解説している人材を生かさんともったいないやないですか。
 さて、盆休みも終わり、明日から出勤。明後日には生徒が登校してくる。うちの父親なんか、いまだに教師は生徒と同じようにまるまるひと月は休めると思うていたりするけれど、今時はそうもいかんのですよ。

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ピアニストだって冒険する [読書全般]

 どうも寝苦しく、今朝も早朝に目覚める。朝は昨夜録画した深夜アニメをたっぷり見てから軽く寝る。昼前には目覚め、パソコンに向かう。
 昼食時、箸休めのつもりでテレビをつけ高校野球中継を見る。星稜高校対智弁和歌山高校の試合をしていたが、これがもう熱戦。食後も妻と二人で延長14回タイブレークサヨナラホームランで星稜が勝つところまでテレビに食らいつくように見てしもうた。星稜の奥川投手、タイガースが指名できたらなあ。くじ運悪いからなあ。
 高校野球の次はプロ野球。今日はデーゲーム。今日のBS日テレの実況は非常にきちっとしていた。昨日のアナウンサーがあかんかったということやねんな。力投の西投手をまたもや援護できず。1点に抑えて負け投手というのはたまらんなあ。
 夕刻は読書。録画した番組を少しばかり見る。とにかく蒸し暑く、じっとしていたらじんわりと汗がにじみ出る。明日は京都は猛暑日の予報。うーむ、たまらんなあ。
 中村紘子「ピアニストだって冒険する」(新潮文庫)読了。著者のピアノはどうもきつくて、CDを聴いてチャイフスキーやラフマニノフのピアノ協奏曲はすごいと思いつつも感動するところまではいかなんだけれど、これまで何冊か書かれたエッセイ集はどれも面白く、最後の一冊となった本書も期待にたがわず楽しく読めた。音楽家の文才という点では、中村紘子さんと岩城宏之さんが双璧やと思いますね。本書を読むと、戦後の日本のクラシック音楽の受容がいかにして行われていったかや、日本人ピアニストの弱点などが非常によくわかる。また、教育者として、コンクール審査員としていかに情熱を注いだか、その使命感には心打たれるものがある。高校を中退して米国留学をしたため、学歴は中卒ということになるんやけれど、ただそれだけで著者を馬鹿にする朝日新聞の記者のエピソードなど、当時の日本の文化資本のなさなどが具体的にわかり、いろいろと考えさせられることも多かった。手書きの原稿やったらしく、これ以上書くのに手を使うとピアノを弾く指が動かなくなるという理由で本書のもととなった雑誌連載は終わっているけれど、口述筆記でええからもっともっと書き残してほしかったなあ。

 明日、8月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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太陽の帝国 [読書全般]

 台風一過というけれど、今日はそんな天気。吹き戻しで風がきつくなるんと違うかと心配していたけれど、夜など凪の状態。ただ、空気は湿っていたらしく、蒸し暑く、妻は洗濯物の乾きが悪いとぼやく。
 朝は録画した深夜アニメなどの番組を見てから、読書。パソコンに少し向かい、昼食を取る。その後午睡。今日もよう寝た。鼻ポンプはつけてても、熟睡はでけてへんのかな。昨日の夜は寝苦しかったもんな。
 夕刻起きてきて、また読書。それからプロ野球中継を見る。今日は東京ドームのジャイアンツ戦なんで、BS日テレ。1点差で惜敗。ただ、試合を押していたのはタイガース。ジャイアンツはたまたまドームランで取った2点の場面しかええとこなしやったのに、実況を聞いていたら大差でジャイアンツが勝ったみたいに聞こえる。ジャイアンツファンはああいう実況で満足するのかな。もし満足しているとしたら、どこかおかしいんと違うかな。青島幸男さんの著書に「だからジャイアンツファンはバカなのだ」(ごま書房)というのがあったけれどね。
 J・G・バラード/山田和子・訳「太陽の帝国」(創元SF文庫)読了。バラード自身の体験をもとに、戦時中の上海で浮浪児となった少年を主人公にその実像を描く。主人公のジムはどちらかというと日本びいき。捕虜として収容所に入れられ、ろくな食事も与えられてへんでも、日本人が自分たちを守ってくれていると信じたがっている。その日本人兵士が平然と民間の中国人を殺すさまも、終戦後、今度は日本兵を中国人が殺すさまも、そして租界生まれで裕福な育ちのジム少年が、浮浪児となり生きるために死体から当たり前のようにものを奪うさまも、虚飾なく描き出す。戦争が人間の心理をいかに狂わせていくかが、ジム少年の視点を通じてこれでもかこれでもかと描写される。バラードは被害者であるはずのジム少年を決して一方的な被害者として描いてへん。英国人やという意識も希薄なのは、租界で生まれ育ったからなのか。スピルバーグ監督によって映画化されているけれど、未見。またテレビで放送されるのを見つけたら録画しておこう。バラードのSFのテーマの原点がここにある。10代前半の多感な時期にこんな経験をしたら、そらぬくぬくと育った者とは価値観がまるで違うのも当たり前ですわなあ。

 8月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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ジョゼと虎と魚たち [読書全般]

 台風が四国に上陸し、瀬戸内海を突っ切って中国地方を縦断、日本海に抜ける。大阪市内では午前中は風が強く、午後から雨が強くなるという、二段構えの攻撃であります。明日の早朝には雨もあがるらしいので、予想していたほどひどくはなかった。まあ、墓参日和とは言えんので、昨日に行っておいてよかった。
 というわけで、今日は一日家にこもってました。朝のうちはテレビを友とし、朝食後は眠くなったので早目の午睡。昼ごろ起きてきて昼食を取り、パソコンに向かうたり、ひたすら読書したり。今日はもともとタイガースの試合は予定が組んでなんだんで、じっくりと読書ができた。
 ただ、一服つけにベランダに出ると、風やら雨やらで非常に吸いにくい。夜は玄関側に出て一服。風雨の影響がないのはええけれど、同じフロアの人が通ったりしたらちょっと恥ずかしいかな。
 気温はそれほど上がらなんだけれど、湿度が高くてしんどかったなあ。明日も家でごろごろの予定であります。
 田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫)読了。ずっと前にテレビで池脇千鶴主演で映画化されたのを見て、一度原作を読んでみようと思うていたけれど、品切れ絶版状況が続いていたりして手にとることもかなわなんだ。先日書店で「田辺聖子追悼コーナー」として平積みになっていたので、やっと手にとることができた。いろいろな形の男女関係を描いた短編が9本収録されている。作者の小説に出てくる男はたいていあかん奴ばっかりなんやけれど(そのものずばり「あかん男」というタイトルの短編集もある)、本書に出てくる男はたいていあかん。女は男なしでも生きていけるけれど、男は女なしでは生きてかれへんというテーマでまとめたのかなという感じ。唯一表題作だけは頼りないけどええ男が出てくる。映画では妻夫木聡が演じてて、これはあかん男やったけれど、映画化に際してかなり変えていることもわかった。映画では池脇千鶴演じるジョゼが、妻夫木聡演じる恒夫に「ごっついやらしいことしよ」と迫るんやけれど、原作のジョゼはわがままなところもあるけれどもう少し可愛い感じの女性として描かれていた。とはいえ、それ以外の作品は男の私が読んでるとさらもうきつい。痛いとこを突いてくる感じで、1編読んでは本を閉じてため息。また1編読んでは本を閉じてうーむとうなる、てなことを繰り返していた。これはもう男性作家には絶対書かれへんなあ。いや、ほんまに田辺聖子という作家の凄みを堪能いたしました。

 8月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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話芸の達人 [読書全般]

 大型台風が接近し、今日の段階で新幹線や飛行機、高校野球などの欠航や順延などが次々と発表されている。予定では明日か明後日にお盆の墓参をする予定やったけれど、それどころやないので、前倒しで急遽今日行くことにした。なるべく早く、と思い、朝食後すぐの朝7時ごろに出発。念のために大きな傘を持っていく。
 京都東山の墓地に着いたころには汗だく。なにしろかんかん照りですねん。雨傘のつもりでもっていった傘は日傘として使いました。例年やと汗びっしょりになるんで着替えのシャツをもっていくんやけれど、今年はそんなことにはなるまい、なにしろ強風の予報やもんなあと思うて持っていかなんだ。はい、びしょびしょです。帰路の阪急の特急は冷房がきいていて、冷えて寒くなってきた。
 昼前に帰阪。自宅最寄り駅あたりでもよう照っていたんで傘をさすけれど、マンションの近くになるとむやみに風が強く吹いてきて傘がおちょこになりそうやったので照ってて暑かったけれど傘をすぼめましたよ。
 帰宅後、昼食。少しパソコンに向かうた後、午睡。それほど長い時間寝ることもなかったんで、起きて読書をしたり、妻と録画した番組を見たり。夕刻はプロ野球中継をサンテレビで見る。気持ちよい逆転劇で快勝。毎日こうやとええのになあ。
 戸田学「話芸の達人 西条凡児・浜村淳・上岡龍太郎」(青土社)読了。関西弁の漫談のスタイルを確立した西条凡児、司会と映画解説で自己のスタイルを確立した浜村淳、トリオ漫才から毒舌芸へとみごとにシフトした上岡龍太郎の3人を中心に、上方演芸における「一人芸」の系譜をたどる。むろん著者のことやから、花月亭九里丸、淀川長治、立川談志、笑福亭鶴瓶など同時代の「話芸の達人」との比較や、実際の芸の書き起こし、存命者には徹底した取材でぐいぐいと読ませる。上方を代表する一人芸の達人を中心に書きながら、上方における「一人芸」の系譜を俯瞰することができるようになっている。文句のつけようがないのです。「一人芸」は「R-1ぐらんぷり」以降、コントにシフトしていくので、先人の築いた話芸の系譜も途切れるかと思うていたら、その「R-1」から濱田祐太郎というしゃべり一本の若手が登場してきたので、著者にはぜひ上岡引退後の「一人芸」についてもたどっていってほしいものであります。あ、そうや。戸田さんは「お笑い」という言葉は一切使うてへんぞ。そこに香川登志緒さんから続く演芸史家としての矜持を感じるのは私だけやろうか。

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危険なヴィジョン3 [SF]

 今日は人間ドックの日。したがって朝食は抜き。水分補給は認められているけれど、水で空腹を満たすというわけにもいかず。しかも新聞休刊日なので、出かけるまでの時間は昨夜録画した深夜アニメをただひたすら見るのみ。
 天六の病院なんで、自宅からも近く、余裕をもって出る。駅売店でスポーツ紙の即売版を買うけれど、読む間もなく到着。私の前に早くも一人待ってはったので、二番目。さくさくと検査は進む。胃カメラも多少えずきはするけれども初めてのんだ時と比べると雲泥の差くらいスムーズ。検査がすべて終わったあと、サンドイッチなどを用意してくれるんやけれど、胃カメラ用の麻酔が切れるまで空腹をこらえて待たんならんくらい早くすんだ。
 スポーツ紙はその間に読んでしまう。食後、お医者の先生に結果を説明してもらうまで30分以上待たんならん。その間はひたすら読書。説明では特に大きな異常はなく、すぐに病院にかからなならんということもないということで、一安心。もっとも、正式な結果が郵送されてくるまでは油断してはいかんのやけれど。
 昼過ぎには帰宅。さすがに疲れたので、すぐに午睡。少しばかり寝て、それから読書。
 夕刻、プロ野球中継はラジオとテレビのリレーで聞いたり見たり。今日はテレビ大阪。植草(長男)アナウンサーが定年前最後の実況ということで、江夏豊さんとの名コンビ復活。それはええけれど、サブチャンネルを使うても延長戦のため試合最後まではいらなんだのは気の毒やった。最後、引き分けるまでラジオで聞く。ああしんど。
 ハーラン・エリスン・編/浅倉久志他・訳「危険なヴィジョン3」(ハヤカワ文庫SF)読了。伝説のアンソロジーもついに完結。本巻はけっこう私好みの作品が多く、どこがおもろいのかわからんというようなものはなかった。バラードやラファティ、ディレーニなどの中にスレッサーのショートショートが混じってたりするのが面白い。で、3巻通じて感じたのは、翻訳によっておもしろさが違うんやないかということ。浅倉さんや大森望さんの訳は非常に文章がこなれていて内容がすんなりと頭に入ってくる。他の方は特に名前はあげんけれど、非常に読みづらい訳もあり何度も読み返してしまうものもあった。まあ、アンソロジーなんでいろんな作家の作品が収録されている上に、すべて書きおろしやったわけやから、自分好みかそうでないか差が出るのは当たり前なんやけれどね。ともかく、50年かけてついに訳業が完成したことを祝いたい。「危険なヴィジョンふたたび」は翻訳の予定はあるんやろうか。もし訳業が完成されたとしてもまた50年後やったら私はたぶん読まれへんと思います。出すなら早くしてね。

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山の日は昨日 [季節ネタ]

 今朝も早めに起床。「ヴィンランディア」など、昨夜録画した深夜アニメを見たりして、朝食を取る。「なつぞら」ではなっちゃんは「魔法使いサリー」ならぬ「魔法少女アニー」の原画を書いていたりする。ここらあたり、原典のもじりもだんだん苦しくなってきてるなあ。
 たまっているアニメを何本か見ていたら無性に眠くなり、昼食前に午睡。昼食後、パソコンに向かいかきもの。それから本を読もうと寝床に入ったらまたしても眠くなり、結局今日は2度も午睡してしもうた。台風が近づいているから、その影響もあるのかな。まあ、明日は人間ドックに行く予定なんで、なるべく体調は安定させておきたいところではあるけれど。それにしても寝すぎやろ。
 夜はプロ野球中継を見る。えらい早いこと試合が進み、3時間もかからん。淡々と、敗れる。
 ところで、私は今日は「山の日」やと勘違いしてたんやけれど、「山の日」は昨日で、今日はその振り替え休日やったんですね。「海の日」があるのに「山の日」がないのはおかしいとかいうてつくられ、8月11日にした根拠も非常にええ加減なもんやのに、なんやしらん山の方は固定なんですね。「海の日」にはちゃんと根拠があったのに知らん間にハッピーマンデーになってた。「山の日」のほうがハッピーマンデーにしてもええくらいやのにな。
 非常にくだらん発想ですが、「山」だけに動かすことができず、「海」は水なんで動かせる、ということなんかしらん。あほくさいけれど、そこらあたりが「山の日」を固定させている真の理由やったりするかもしれんぞ。で、政権が代わった時にハッピーマンデーになり、みな驚いて言うのである。
「山が動いた!」
 そんなアホな。

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