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世界の神話 [読書全般]

 空き時間は多かったけれど、事務作業や会議の日程調整、放課後の会議とそれなりに細々とやることは多かった。かなり過ごしやすくなってきたとはいえ、日がさしてきたらそれなりに暑いねえ。なんとか定時に退散。
 帰宅後、相撲中継を録画で見る。2敗力士がばたばたと敗れ、残ったのは貴景勝と明生のみ。幕下では照ノ富士6勝目をあげて明後日の全勝優勝を狙えるところまできた。表情に自信が戻りつつあり、体の張りもよくなってきた。早く幕内に戻り、再大関を目指してほしいものです。
 その後はプロ野球中継を追っかけ再生で見る。今日はサンテレビ-ABC-サンテレビ・KBS京都のリレー中継。1点差を逃げ切って連勝。近本が新人の安打記録で長嶋茂雄さんと肩を並べる。この調子で161安打までのばしてプ野球記録第2位までいってくれよ。
 沖田瑞穂「世界の神話」(岩波ジュニア新書)読了。インドに始まり、メソポタミア、エジプト、ギリシア、ケルト、北欧、インドネシア、中国、オセアニアから中南米、そして日本の神話のキモを紹介し、古代の人々が神話にどのような思いをこめていたのか、その共通点と相違点をわかりやすく説く。神話のダイジェストの選択が適切で、同系の神話が伝播していった様子もよくわかる。ゲームやアニメ、ライトノベルなどに用いられる神や伝説などの元ネタは本書を読めばほとんどわかる。そして原型となった神話の方がもちろんおもしろいことはいうまでもない。ええ大人でも知らんことがようけ書いてあり、実にためになる。帯に書かれた「個性的な神々と、美しくも恐ろしく、そして聖なる物語」という惹句が、本書の面白さを端的にあらわしているのです。

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