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貴ノ富士と貴源治のいじめ [大相撲]

 今朝、日刊スポーツを読んでてびっくり。昨日書いた貴ノ富士への引退勧告の件の続報が載っていた。貴ノ富士は双子の弟の貴源治といっしょになって付き人の力士が物覚えが悪いのに対し、「おまえは障碍者か」とか「ニワトリ」などと呼び、「はい」と返事したら「ニワトリなんだから“コケ”と返事しろ」などと言うていたんやて。ほかにも「私は頭悪いです」と言わてスマホで動画を撮ってみせたり、「腕立て伏せ、罰金、外出禁止のどれかを選べ」と命令したり……。
 悪質ないじめやんか、これ。で、こういうのは貴乃花部屋時代にはなく、千賀ノ浦部屋に移ってから覚えたんやそうな。先代の千賀ノ浦親方はもと舛田山。その時分からやってたんかなあ。当代の親方のもと隆三杉は温厚な人柄で知られている人なんやけれど、まさか当代が部屋を継いでからということはないやろうな。
 協会は貴源治に譴責処分、師匠の千賀ノ浦親方には6カ月間、20%の報酬減額処分を下したそうやけれど、手を出す以上に陰湿で悪質やから、特に貴源治に対しては処分が軽すぎると思う。少なくとも来場所は謹慎させんとあかんやろう。いや、貴源治と貴ノ富士にはもう一度前相撲からやり直させるという処分をとってもええくらいやと思う。そして、協会としてこういう「いじめ」を把握せず放置していた責任をとり、理事長とすべての理事は解職し、平年寄に落とすくらいのことをしてもかまわんのやないか。
 貴ノ富士を引退させてことをすましたとしても、各部屋にこういう悪質ないじめ体質が残っているんやったら、それを一掃させるべきで、手を出すの出さんのという表面的な問題をとりあげて一力士にだけ責任を取らせておしまい、ではすまんと思うよ。
 あと、文科省は管轄の省庁として学校に対する「いじめ対策」と同じ対策を相撲部屋に対してもとるべきやろう。
 このことに対して、まだどの新聞も人権侵害問題として扱うてへんけれど、明日以降、各紙の論調がどうなるのか、注意して見ていきたい。
 不快な思いで出勤。午前中は試験監督が2コマ。少し事務作業をして、午後からは人権教育の研修会で大阪縦断の出張。あびこの教育センターで「集団づくり」に関する授業について他の学校の先生たちと情報交換。
 親方衆も人権研修を教育大にでも行って受けてきたらどないだ。

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