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謎のクィン氏 [読書全般]

 朝から昨夜録画した深夜アニメを見る。スマホの充電用のケーブルが傷んで充電できず、妻の充電ケーブルを借りてなんとか充電。
 少し仮眠してから昼前に出かける。再々入院した父の見舞いに上洛。正月、一家そろって祝うことができたらええんやけれど。幸い父は顔色もよく熱も平熱に下がったとのこと。ただまだ絶食していて栄養は点滴でとっている。病院からの帰路、駅前の携帯ショップで充電用のケーブルを買う。Apple純正ではないけれどよいかとたずねられたけれど、そこまでのこだわりはないし、iphoneで使えたらそれでええんで、購入。クレジットカードで払おうとしたら、キャッシュレスはpaypayやないとあかんので現金で払うてほしいといわれる。そこまでpaypay会員を増やしたいかソフトバンク。
 阪急の特急で帰阪。帰宅してから午睡。夕刻起きてきて、妻とアニメなどを見たりして、夕食後は読書。以前の日記に書いたけれど、土日に連続して家でゆっくり過ごせたのはこの半年で1度だけという感じになってしもうた。来週はもう年末年始の休みになるからなあ。
 アガサ・クリスティー/嵯峨静江・訳「謎のクィン氏」(ハヤカワクリスティー文庫)読了。久しぶりに古典ミステリを読もうと手にとった。ご隠居さんといった風情のサターウェイト氏が行く先々で謎のクィン氏に出会う。そこで起こった怪事件に関するヒントをクィン氏があたえ、サターウェィト氏が解決するというパターンの連作短編集。事件は必ず男女の関係が原因となっているもの。サターウェィト氏は人間観察の達人という設定で、ワトスン役とホームズ役をかねるというのもなかなかおもしろいんやけれど、クィン氏の存在がかえって邪魔になっているものもある。また、クリスティがまだ30代で70歳に近い老人男性の一人称で書いている無理があるというようにも感じた。原著のままの形で出版されているため、別の短編集におさめられているクィン氏の登場する作品が収録されてへんのも残念な点かも。そのためにわざわざ2冊もクリスティーの短編集を買い足す気にはならんから、日本独自編集で本書に未収録の2作もおさめてほしかった。特にクリスティー最後の短編になったというクィン氏の最後の短編は入れとかなあかんでしょうと思うね。クリスティーマニアのためだけの文庫やないんやからね。まあ、クリスティー社との出版契約の関係上それは無理なのかもしれんけれど。
 本書からは男女関係の機微というものは残念ながら感じ取れず、クリスティーがオカルトと同様、ロマンスも実は得意やなかったんやないかと感じさせられた。でも好きなのは好きらしく、書きたくなるのですね、きっと。本書の中にも降霊会や占いなどが事件解決の鍵になるものがあったりするけれど、今ひとつ生かし切れてへん。
 ポアロやミスマープルばかり書くのが嫌になって、毛色の違うものを書こうとしたけれど、ご本人が思うほど成功してへんという印象が残りました。やっぱり私は同時代のミステリならばエラリー・クィーンの方が性に合うみたい。

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鬼灯ほろほろ [読書全般]

 冬休みを前に生徒たちは浮ついていて授業にならん。ひとコマだけでもへろへろになる。午後からは事務作業中心。保護者から奨学金に関する電話がかかってきたりして、対応に追われる。学生支援機構の委託している民間業者の対応のまずさをもろにくらうのは生徒や保護者であり、担当の教員なんであります。
 定時に退散。帰宅後、アニメ「GO GOアトム」などを見たり、読書したり。本を読みながらうとうと。かなり疲労がたまっているなあ。明日の朝はゆっくり寝たい。
 霜島けい「鬼灯ほろほろ 九十九字ふしぎ屋商い中」(光文社時代小説文庫)読了。シリーズ第6巻。キャラクターもかたまり、非常に読みやすい。本巻では死んだあと蛙にとりつかれた男の幽霊を助ける「五月雨長屋」、孤児となった男の子を陰で助ける女幽霊との交流を描く「鬼灯ほろほろ」、商家のお嬢さんが地蔵を倒したせいで災いを受けたのを助ける「辻地蔵」の3編を収録。平板なストーリーの表題作よりも、作者独特のほろ苦いユーモア感覚がいきている他の2作が面白い。とはいえ、るいの父のぬりかべ親父の活躍する場面があまりなかったり、冬吾の性格がかなり丸くなってきていたりしているので、シリーズの開始当初よりも内容が薄まってきているような感じを受けた。霜島さんはもともとは万人受けする話を書くタイプやないから、こういう「人情物」はほんまは苦手なんやないかという気がするのですね。そやから「人情」を前面に押し出した表題作が一番平板になってしまうんやないかと愚考する次第。こちらのシリーズよりも「あやかし同心」の方が霜島さんの趣味に合うてるんやないかなあ。次作は「あやかし同心」の番になると思うので、そちらに期待したい。

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嗚呼!! 明治の日本野球 [読書全般]

 出勤したら、学生支援機構より昨日問い合わせた通知の件についての返答がFAXで届いていた。おお、迅速な反応と感心していたが、よくよく読めば、通知の来てへん生徒は以下の条件のいずれかを満たしてへんので選考が1月になる、ということしか書いてへん。生徒個別にどの理由で遅れているかはわからんようになっている。しかも、以前送った文書で、遅延生徒の一覧を確認するよう知らせていたであろうと、まるで担当者の怠慢であるかのようにも読める書きようまでしてある。むかっときたけれど、返答があっただけましと思い直し、通知の来てなんだ生徒向けに文書を作成する。機構が答えてきた条件をそのまま掲載。それしか私にはでけん。全国の学校に同じ文書を送っているんやろうなあ。
 授業はひとコマ。書類未提出の生徒が持ってきた分だけ、育英会や支援機構に送付。まだ未提出の生徒が残っているので、再督促の文書を作成。早く出して落ち着かせてくれよ。
 午後からは会議。終了後は育英会から新たに送られてきた文書の封筒詰め。こちらは告知文だけなんで、返答がこないなどとやきもきする必要はない。年末に向け、細々とした仕事を一つずつ片付けていく。定時に退出。
 帰宅後は録画したアニメを見たり、読書したりして過ごす。
 横田順彌・編著「嗚呼!! 明治の日本野球」(平凡社ライブラリー)読了。10年以上前に出たのを未読のままにしていたけれど、未読本の書棚から引っ張り出して読む。出版されたのは2006年。早慶戦の始まりと中断、野球害毒論とそれに対する反論などを、当時の雑誌や新聞から仮名遣いや漢字などを修正しただけでそのまま掲載し、明治時代の野球を取り巻く環境がどうやったかということを生々しく伝える。まさに横田さんならではという一冊。第一次資料を大量に読みこみ、最も正確に当時の空気を伝えるものを選び出して収録しているわけやから、誰にでもできる仕事やない。日本に野球が伝わったころは、一高が最強やったのを早慶が追い抜き、その対戦がヒートアップして大騒動となり、早慶戦は中止に。さらに新聞の部数アップのために東京朝日新聞が打ち出した「野球害毒論」のばかばかしさと、それに対して押川春浪らの反論。横田さんはこの段階で朝日が勝っていたら、のちの日本野球の隆盛はなかったと書く。そして、本書が出版された当時、近鉄バファローズの消滅、楽天イーグルスの発足、Jリーグの熱狂に比して下降する野球人気という状況があり、明治時代のこういった事件を照らし合わせて日本のプロ野球の行く末を案じている。幸い、地方に分散したパ・リーグの各チームが新たなファンを獲得し現在に至ることになり、横田さんのこの時の心配は杞憂に終わった。それでも本書で横田さんが提起した問題が解決したわけやない。日本の野球史の貴重な資料として価値の高い本である。横田さんを野球殿堂入りの候補に挙げる人はいてへんのかなあ。それだけの価値のあることをやってはったんやと再確認した次第。まだ品切れ絶版になってへんようなので、興味のある方はぜひご一読を。明治時代の空気を味わってほしい。

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障碍者を支えるもの [教育]

 今日は午後から人権担当である私が責任者である教職員研修がある日。朝からプレッシャーを感じつつ、どんよりと曇った空を見上げつつ出勤。空き時間にプロジェクターやワイヤレスマイクなどを会議室に運びこむ。またこういう日に大学予約奨学金の決定通知が送られてきたりするんですよねえ。個別に配布していただけるように担任の先生に預ける。
 ひとコマのみの授業が終わると、すぐにおにぎりで昼食。食べている最中に生徒が何人か仕事部屋にやってきて、自分の分が配られてへんと言う。急いで名簿を確認すると、確かに申しこんでいるのに今回送付されてへん。別に書類不備があったわけやないし、全くもって不可解。学生支援機構に問い合わせておくと約束して、おにぎりを食べてしまい、一服つけたあと会場準備。
 講師は前任校の同僚と卒業生。卒業生は脳性マヒで全介助が必要。言語障害もきつい。それでも大学を卒業したあと、大学院に進み、今は博士課程という努力家であります。障碍のある当事者の体験談を職員に聞いていただくのが一番の研修と考えてセットしたんやけれど、聴きとりにくくても一所懸命語る講師の言葉を聞きとろうとみんな集中してくれていたのを見て、開催したかいがあったと確信。障碍者を支えるものは対等な人間関係にあるという講師の主張がちゃんと伝わったと思う。まずは今年度の大切な仕事をなんとか終えてほっとする。
 と、研修中に保護者から電話があったと事務室から伝言が。奨学金の決定通知が来なかった生徒の母親からです。すぐに連絡を取り、支援機構に問い合わせることを約束する。母親の不安がもろに伝わってきた。支援機構に何度電話しても話し中。全国から問い合わせの電話がじゃんじゃんかかっていると見た。とりあえず通知の来ていない生徒をリストアップし、FAXで支援機構に送付する。明日にはちゃんと返答がくるんやろうなあ。下請けの民間業者に丸投げをしているからこういうことになる。ええかげんにしてほしいですわ。
 少しだけ残業してから退出。同僚から柚子をいただいたので、妻に渡す。さっそく夕食の膳に使われておりました。ああ、ええ香りやなあ。もぎたての柚子の香りで、少しは疲れも癒えたかな。

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いだてん最終回 [テレビ全般]

 今朝はちゃんとアラームも鳴り、通常通りのルーティンで動けた。朝から空はどんより。それでも出勤時には雨には合わず。お山の学校近辺では、午前中から降ったりやんだりを繰り返す。今日は午前中は授業でぱんぱん。しかも終了後、いじられているという生徒から状況を聞きとるという仕事を依頼され、話が終わった時は午後1時をまわってました。30分くらい話をしていた勘定になる。状況を把握でけたのはええけど、さすがに腹が減った。昼食後、郵便物をポストに投函しに行ったりして、やっと一息。午後はぐったりしながらも書類未提出の生徒への督促状を作成したりしてから、定時に退散。帰路、家電店で外付けのDVDドライブを購入したりする。
 帰宅後、土曜に録った「題名のない音楽会」でスターウォーズの音楽を聴いたり、日曜に録ったNHKの明智光秀の特番を見たりする。1時間の番組で、ほとんどが大河ドラマ「秀吉」の明智光秀関連の場面を編集したもの。私は歴代の明智光秀の名場面を次々とたっぷり見せてくれるものと思うて録画していただけに、がっかり。そういうマニアックなことは地上波ではやってくれへんのね。
 夕食後、妻と日曜に録画した大河ドラマ「いだてん」最終回を見る。ついに東京五輪開幕、そして最後は第1話につながっていくみごとに計算しつくされたフィニッシュ。いやあ、楽しませてもらいました。1年通して見ると、嘉納治五郎と古今亭志ん生を軸に描かれた大河ドラマやということがはっきりとわかるようにできている。主人公は金栗四三と田畑政治なんやけれど、明治、大正、昭和と時代が進む中で、この2人をオリンピックをキーワードにしてつないでいくのが嘉納治五郎なのですね。そしてオリンピック以外の世相を志ん生が見せてくれる。この構造がつかめたら、そんなに難しく考えんでも普通の大河ドラマとして見られた。特に人見絹江や前畑秀子らが登場し、日本のアスリートの歴史をたどっていくくだりからは非常にわかりやすかったし、高橋是清、犬養毅、ムッソリーニ、ヒトラー、梅津美治郎、池田勇人、川島正二郎、河野一郎など歴史上の人物もちゃんと描写されている。特に戦後の政治家なんか、お年寄りの視聴者層にとったら同時代の人物なんやから、なじみにくいとかいうことはなかったと思うんやけれど。戦国ものなんか、主人公の家臣団なんて知らん名前ばっかりじゃんね。
 低視聴率やったかもしれんけれど、私や妻はとても楽しませてもろうた。なによりも、宮藤官九郎渾身の仕掛が随所にちりばめられ、そのピースが終盤にバチバチっとはまっていく快感は、これまでの大河ドラマでは味わえなかったものやね。そやから、大河ドラマ枠やなく、「大河ドラマ的」なドラマとして土曜の夜くらいに放送していたら視聴率がどうとかいわれんですんだんやないかなあ。

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マーダーボット・ダイアリー [SF]

 朝、妻に起こされる。いつもよりも45分の寝坊です。アラームに使うている古い携帯電話の電池切れで、目覚ましが鳴らなんだのですね。それでも朝食を取りながら、アニメ「ヴィンランド・サガ」だけは見る。定刻通りに家を出立。妻には迷惑をかけていますわ。おかげでぶじ通常通りの時刻に出勤できた。
 授業はひとコマ。空き時間は奨学金関係の書類送付の準備に使う。全員提出してからとも思うたけれど、そんなことをしていたら締め切りに間に合わん。学生支援機構にはFAXで何名かは送付が遅れると連絡しておく。自分の将来にかかわる書類なのに、なんで締め切りを守られんかなあ。これ以上遅れたら申し込みが取り消しになってしまうと警告しているのに。痛い思いをするのも人生勉強、なんていうてられんと思うぞ。
 午後は会議。ひとつは私が仕切らねばならんものなので、終了後はほんまにへろへろ。会議の記録を作成してから定時に退出。帰宅してから「アフリカのサラリーマン」など、朝に見られなんだアニメを妻といっしょに見る。
 CDプレイヤーは一時棚上げにすることにした。パソコンに外付けのDVDドライブを接続したらこれまで通り使えることに気がついたので。明日にでも電器店に寄ってものを探すとしよう。
 マーサ・ウェルズ/中原尚哉・訳「マーダーボット・ダイアリー 上・下」(創元SF文庫)読了。主人公は警備用のアンドロイドである警備ユニット。かつて大量殺人を犯したことがあるけれど、記憶を消されて、仕事を継続中。殺人ロボットなんで、「マーダーボット」なのですね。お話はこの警備ユニットの一人称で進むんやけれど、その一人称が「弊機」で、ぜんぺんですます調なのがユニーク。さすがベテラン翻訳者で、文章もこなれているし苦いユーモアのニュアンスも伝わってくる。海外作品はほんまに訳者次第やなあと思う。で、このマーダーボットは人間の作ったドラマをダウンロードして、任務中も並行しながらドラマを楽しむというんやから、そこらあたりもユニーク。中編4話の連作やけれど、話が連続しているので1本の長編として読むことができる。
 第1話では惑星調査に出た学者の護衛。ただの護衛やないのです。ハッキングやらなんやらあらゆる手段を駆使して仕事を全うする。妙なプライドがあり、慰安用ボットやペット用ボットを見下してみたり、せっかく雇用者である保険会社から学者が買い取ってくれたのに、そこから逃亡して自分の意思で動こうとする。AIが少しずつ人間に近づいていく過程を描いた物語なんですね。あくどい仕事をする企業から学者を救い出す作戦の妙味、ほどよく挿入されるアクションシーンなど、アイデアてんこ盛りなのに、それらがうるさく感じられず、有機的につながっている。なるほど、米国でヒューゴー・ネビュラ、ローカスと3冠に輝いたのも伊達やないね。徹底した娯楽作品ではあるけれど、たくまざるユーモアと、主人公につきまとう陰の部分の苦みが見事にブレンドされている。どうやら続編は長編で来年に本国で出版予定とのこと。邦訳はちょっと先になるやろうけれど、今から待ち遠しいね。いや、実に楽しく読めました。

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ミンミンは王と民 [日常生活]

 今朝は平日ならば大阪北部に向かう電車の車中にいるくらいの時間に起きる。すぐに昨夜録画した深夜アニメを見てから、朝の「プリキュア」「ライダー」「戦隊」のセットを見て(詳細は12月8日の日記を参照してください)、出かける。
 今日は「たちよみの会」例会。古参Y氏が今日は予定していた用事がなくなったので、最後まで着き合うてくれる。「フランソア」で雑談したあと、丸善に行き、そこからしばらく別行動。私は例年のように麩屋町の「大藤」に行って千枚漬けとすぐきをお歳暮に贈る。ついでにささやかなぜいたくとして家用にも小袋に入った千枚漬けを買う。まあ、一年なんとかがんばった自分へのごほうびかな。
 Y氏と合流し、木屋町四条の「ミンミン(漢字は機種依存文字なのでカタカナで書くけど、ばらして表記したら「王民王民」になって何のことやらわからんようになるのでね)」で夕食の後、散会。阪急の特急で帰阪。ちょっと歩いて疲れたので、座れてよかった。帰宅後、しばらくうとうと。けっこう人混みを歩いたからねえ。起きてから昨日録画したアニメ「魔入りました! 入間くん」を見てからパソコンに向かう。
 時間に余裕があれば寺町の電器屋でポータブルCDプレイヤーを見て歩こうかとも思うたけれど、今日は丸善でけっこう文庫本を買い、漬物も買い、ゆっくり食事をしたのでパス。明日、帰宅する時に寄り道して近所の家電量販店に行こうかな。どうもネット通販は実物を見てへんので踏ん切りがつかん。
 というわけで、今日の日記のBGMはパソコンに入れておいたカラヤン指揮ベルリンフィルの「オペラ序曲・間奏曲集」などです。ほんまはCDでカレル・アンチェル指揮チェコフィルのドヴォルザーク交響曲第9番「新世界から」やスメタナ「わが祖国」などを聴きたいんですけどね。相変わらずパソコンのトレイはがーがーうるさいので断念。やすものでええから、とりあえず音の聞こえるものにするか、あるていどちゃんとしたものにするか、まだ迷うております。

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どうするCDプレイヤー [日常生活]

 昨夜は夜中に一度はばかりに起きて寝直したこともあってか、朝に目覚めたのは平日ならお山の学校行きのバスに乗ろうかという時間やった。これくらい朝寝するのは久しぶりですね。
 飽きて朝食を取りながら深夜に録画した「Dr.STONE」「ノー・ガンズ・ライフ」「炎炎ノ消防隊」「歌舞伎町シャーロック」「真・中華一番!」「ハイスコアガールII」「厨病激発ボーイ」を見る。ああ疲れた。
 昼前に外出。月例の京都の医者行き。先週までならば、医者のあとは両親のどちらかの見舞いに行っていたんやけれど、二人とも退院したんで、今日は医者のみ。実家に帰ろうと思うていたんやけれど、母はデイケアサービス、父は老人会で昼は不在なので、そのまま帰阪。梅田にまわり、阪神百貨店のタイガースショップでカレンダーを購入して帰宅。帰宅後、午睡。よう寝ました。
 パソコンを立ち上げて日記を書いたりしているんやけれど、いつもCDをパソコンで聴きながら書きものをしたりネットしたりしている。ここ10日ほど、ついにCDを入れるトレイが傷んできて、CDを再生させると回転する時にやたらでかい音がするようになった。パソコン自体古く、修理に出す気もないので、ポータブルCDプレイヤーを安くで買おうとamazonで検索していたら、どれも評価が低い。音楽を聴くのにはどうも適してへんみたい。
 先週、ショッピングモールの家電量販店で、ポータブルプレイヤーなどを見たりしていて、どうせならラジオやスピーカーもついたものを新たに買う方がええなあと思うたりもして迷っていたんやけれど、さてどうしよう。Amazonで買うと不良品の場合返品が面倒やし、やはり近くの家電量販店で買う方がええかもな。
 いまのところ、パソコンに入れた曲を聴いておりますが、パソコンに入れてへん曲や演奏をCDで聴きたいし、明日はせっかく外に出るんやから、「たちよみの会」の帰りに寺町通りをまわってみるとするかな。
 でもやっぱり迷うんやろうなあ。

 明日、12月15日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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高山俊の誓い [プロ野球]

 今朝見た深夜アニメは「BEASTARS」「アサシンズプライド」など。両方ともクライマックス。朝から手に汗握っておりました。
 出勤前にわざわざ疲れるようなことをしていると思わはるでしょうが,帰宅してへろへろになった状態では見られへんし、休みの日は午睡の時間をとりたいしと、通勤時間が長いがためにそれなりに工夫して時間を作っているのです。
 きょうは短縮授業や大掃除のため、持ちゴマの授業はなし。そのかわり来週に向けての準備に追われる。なぜか内線電話がしょっちゅうかかってきて、その度に作業中断。電話の音が鳴るたびにどきりとしてしまう。前にも書いたけれど、私は電話がかかってくるのが好きやないのです。こちらからかけるのも好きやない。相手の都合やとか自分の都合やとかをいわば暴力的に奪うみたいな感じがするもんで。それでも用事があるからかかってくるわけで、取らんわけにはいかんからなあ。特に保護者から奨学金に関する問い合わせがあったりする場合もあるので、そういう電話を拒否するわけにはいかんからね。
 ひととおり準備も終わり、定時に退散。帰宅後は、妻と録画のたまっている「ゲゲゲの鬼太郎」を見たり、サンテレビ「熱血! タイガース党」を見たり。「タイガース党」のゲストは高山俊外野手と守屋功輝投手。高山選手の代打満塁サヨナラホームランの映像は何度見てもしびれるなあ。もっとも、来シーズンから二軍打撃コーチに就任する北川博敏さんが現役時代に近鉄バファローズで放った「代打逆転満塁釣銭なし優勝決定サヨナラホームラン」ほど劇的な一発はないんやけれど。あの試合はたまたまテレビで見てて、ほんまにたまげた。あれ以上劇的なホームランはプロ野球史上他にないからね。800本以上のホームランを放った王貞治選手ですら打ってへん。もっとも王選手が代打ホームランというのは考えられんのですけれど。
 とにかく来季のタイガースには「代打満塁サヨナラホームラン男」がコーチと選手で2人そろうことになる。ノーヒットノーランよりも貴重な記録ですからね。何年かに1本出るかでないかというしろものやもんな。
 とはいえ、高山選手は来年は代打ではなくレギュラーとして劇的な一打をようけ見せてもらいたい。高山選手は来季の目標を聞かれて、「レギュラーを取る」と言うていたけれど、「首位打者を取りにいきます」くらいでかいことを言うてほしいところではあるなあ。今季新人王をスワローズの村上選手と争うた近本光司外野手は去年の入団会見で「盗塁王を取って新人王に」と言うて、ほんまに盗塁王になったしね。新人王もあとわずかで取られなんだけれど、それと同等の働きをしたと認められて「新人特別賞」を受賞しているし。
 守屋投手は「緊張してません」と口では言うていたけれど、テレビで見ててもわかるくらい緊張していたぞ。昨年まではテレビ番組に呼ばれるどころか、一軍でもほとんど実績を残せなんだんやけれど、活躍したらこうやってお座敷がかかるわけで、来シーズンはもっともっといろんな番組からお呼びがかかるような活躍を期待してまっせ。
 とにかくタイガースの試合のないオフシーズンの渇を癒してくれるのは「タイガース党」だけやからね。

 12月15日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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平成怪奇小説傑作集3 [読書全般]

 今朝は「放課後さいころ倶楽部」「旗揚! けものみち」「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」を見てから出勤。どれもわりと気楽に見られるアニメなので、それほど疲れません。
 ただ、お山の学校は自宅よりも2度ほど気温が低いせいか寒く、風邪ひきはなかなかようならん。のどが痛いので、トローチやらのど飴やらをなめなめお仕事。特に授業のあとはのどを酷使しているのでトローチは必需品です。おかげでのどの痛みはいくぶんましになった。午後は研修資料の印刷など。明日は授業はないけれども、まだまだ印刷などに追われそう。定時に退散。今日は電車の中は平穏でした。よかったよかった。
 帰宅して、妻と「ねこねこ日本史」、などを見たりして過ごす。今日の夕方録画したNHK「上方落語の会」の、桂米團治「掛取り」も見たな。しゃれで掛取りを追い返すところは、クラシックの作曲家や音楽用語、歌舞伎調にしゃべりながら落語家の名前を織りこむという米團治さんらしい趣向で楽しめた。久しぶりに生で聞きたいなあ。
 東雅夫・編「平成怪奇小説傑作集3」(創元推理文庫)読了。平成の最後の10年間に発表されたものがおさめられている。これでこのアンソロジーのシリーズは完結。3巻目になって、ようやく平成という時代の様相がはっきりしてきた。2度の震災が怪奇小説を変えたというてええかもしれん。本巻ではとにかく死者の霊が扱われたものが多く、それも怪奇小説というよりも哀愁漂うものがほとんど。大規模な自然災害の恐怖の前には、フィクションでは何を書いても恐怖につながらんのやろう。終盤になってようやくあやかしの現れる小説が続くけれど、それらもぞっとするよりもなにかしら寂しさを感じさせるものがほとんど。これは編者の好みというものやないと思う。震災、豪雨などの天災や、同調圧力、ネット被害などの人災は、ホラー小説の質まで変えてしまったんやないやろうか。同時代に書かれたものだけに、そのあたりはよく理解できるんですよね。さて、新時代のホラーはどのように変わっていくんやろう。

 12月15日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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