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京都まみれ [読書全般]

 今日はテレワーク。おうちでおしごと。午前中は例によって世界遺産関連の番組の録画BDにダビング。アッシジの大聖堂など、面白い素材が手に入ったので、これをいかに授業で使用するか。あれこれと計画をたててみる。教室でプロジェクターに映して見せ、大阪からヨーロッパに旅行するプランをたてさせる、なんてのもええかもしれん。
 午後はパソコンに向かい、資料作成。ただ、この調子やと本格的に授業を再開できるのは早くても6月以降。これらの映像もどれだけ使用できるか。先が見えんのに授業の計画も立てようがない。職場に行こうが自宅にいようがやはりきついものがあるなあ。ウィルス感染のリスクが下がるだけでよしとせねばなるまい。
 夕刻は読書。夜は妻と「未来少年コナン」を見る。モンスリィがハイハーバーに攻めこんできて、あの名セリフ「ラナに、さわるなーっ!」が出る回。私らは今サンテレビで金曜の朝に再放送しているものを見ているんやけれど、なんとNHKが日曜深夜の「キングダム」の枠で「未来少年コナン」の再放送を始めるやないか。こちらはコマーシャルでカットされることがないから、オープニング、エンディング、そしてアイキャッチのパタパタも見せてくれるやろう。この枠もアイキャッチを見るためだけに録画しよう。サンテレビを見られん地域の方たちで、私がここまで日記でネタにしてきたのを読んでいて見たくなったという方は、チャンスですよ。
 井上章一「京都まみれ」(朝日新書)読了。ベストセラーになった「京都ぎらい」から5年、待望の続編。前書きで「東京ぎらい」を書かないかという依頼をすべて断り、またも洛中の人々の心の狭さをこれでもかこれでもかと書きつくす。東京と京都の関係性など、前著とはまた別の視点から洛中をくさす。私は両親が洛中育ち、私は洛外育ちという微妙なポジションにいるので、著者の書くことに同意できるところは多々あるんやけれど、さすがに間を置いているとはいえ2冊目ともなるといささか食傷気味になってしまう。もうそれくらいにしといたれよ、という気持ちになってきた。そして、京都市内の洛外に住んでいる人以外に著者の思いは正確に伝わっているのかとちょっと心配になってきた。というわけで、前巻同様万人にお薦めできる本やないです。

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